第17回とよあけマラソン 参戦記
 調べたところ、10年ぶりの参加でした。コースもすっかり忘れてしまいました。
 平成元年が第1回のこの大会。大会の回数はもう17回になってしまいました。第2回大会に参加した頃が懐かしいですね。当時は、「シティマラソンinとよあけ」と称していて、ゴール前に競馬場の場内を1周していた大会でした。馬場は凸凹で走りにくかった記憶があります。
 さて、大会ですが相変わらずの起伏のあるコースで、なかなか手こずりましたが、昨日の下見の成果がしっかりと出たような気がします。

●大会名 第17回とよあけマラソン
●開催日 平成17年2月11日(金)
●コース  JRA中京競馬場発着(愛知県豊明市)

●天 候  晴れ、5℃くらい
●参加賞 Tシャツ、携帯ストラップ、シャープペンシル
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
スタート時間
10km 一般男子(高校生以上29歳以下男子) 197名 10時00分
男子30歳〜39歳 228名 〃 
男子40〜49歳 254名 〃 
男子50〜59歳 243名 〃 
男子60歳以上 154名 〃 
一般女子 161名 〃 
5km 一般男子(高校生以上) 257名 11時30分
一般女子(高校生以上) 140名
中学生男子 345名
中学生女子 234名
2km 小学生男子4〜6年 431名 10時05分
小学生女子4〜6年 116名
1.2km ファミリージョギング 1,425名 10時05分
合    計 4,185名

●結 果  34分05秒(16分33秒、17分32秒)
       (10km 40歳以上男子 優勝、総合11位)
●表 彰  たて、賞状2枚、メダル、バスタオル(大会ロゴ入り)、ドナ(ブドウ糖タブレット)
●過去の戦績
H7.1.22 第7回 5km 16分28秒 (一般男子総合 3位)
H4.1.19 第4回 10km 34分00秒 (一般男子総合11位)
H3.1.20 第3回 10km 34分54秒 (一般男子総合15位)
H2.1.21 第2回 10km 37分15秒 (一般男子総合33位)
●交通手段等
  (往路) 自宅8:05〜猪高車庫〜西山本通〜(国道302号)〜原〜天白消防署〜ほら貝
      〜滝の水〜尾崎山〜会場駐車場8:52
  (復路) 会場駐車場12:39〜尾崎山〜滝の水〜ほら貝〜天白消防署〜天白公園13:00
      〜(てんぱくプレイパークで木工遊び)〜天白公園14:00〜原〜(国道302号)
      〜旧植田ハウジングセンター〜焼山〜星ヶ丘〜自宅14:40 
●費用
参加料 2,000円
燃 料 613円   39(km)/7(リットル/km)×110(円/リットル)
合 計 2,613円
●上位成績(10km、5kmのみ)
【10km】
**** 高校〜29歳以下男子 ****
高井浩二 愛知工業大学 32’24”
山内広幸 愛知工業大学 32’35”
辻 穂高 愛知工業大学 32’58”
六辻英希 豊明高校陸上部 33’29”
辻本大祐 名古屋工業大学 33’35”
日下部吉彦 愛知工業大学 33’45”
稲垣祐一 愛知学院大学 33’49”
天木和広 惟信高校 33’57”
三澤慶記 東郷町 34’13”
10 荒波順一 愛知工業大学 34’15”
 
**** 男子30〜39歳 ****
畑山久人 館倶楽部 33’02”
近藤正樹 アイシンコラボ 33’35”
山田高弘 トヨタスポーツマンクラブ 34’33”
小田立之 ミズノRC 34’41”
水野嘉久 名古屋鉄道 35’03”
岩田俊成 関工場 35’20”
石井正樹 日酸TANAKA 35’35”
中村和貴 館倶楽部 35’36”
黒田健吾 中津川市 35’40”
10 小松 悟 豊和工業走友部 35’42”
 
**** 男子40〜49歳 ****
加藤一郎 愛知県庁クラブ 34’05”
大宮和男 名古屋市役所 34’41”
岩田眞治 愛知県庁クラブ 34’51”
斉藤良秋 MaxE4RC 35’19”
斉藤謙二 稲沢走友会 35’39”
平野高志 乙川中学校 36’20”
岡本義和 海自OB 36’50”
佐藤久司 天白川走友会 36’58”
神谷 了 エヌエスディRC 37’01”
10 加藤洋司 犬山消防署 37’04”
 
**** 男子50〜59歳 ****
豊川 稔 東レ岡崎 35’45”
中村利夫 トヨタスポーツマンクラブ 36’00”
神谷 留 館倶楽部 36’06”
加藤正彦 安城西部RC 36’08”
黒宮 章 三菱化学四日市 37’54”
飯田和也 大池迷走会 38’31”
宮口 誠 美濃加茂市役所 38’44”
中島隆男 名古屋市 39’02”
加藤浩美 岐阜岩野田走友 39’24”
10 三嶋和昭 三菱自工岡崎 39’32”
 
**** 男子60歳以上 ****
佐藤重義 三愛ランナーズ 36’18”
近藤健志 トヨタSC 38’11”
篠原利彦 鈴鹿RC 38’16”
中島高樹 名古屋市役所 39’49”
金澤 保 東海走友会 40’14”
後藤健介 大垣市役所JCOB 40’29”
鈴木一郎 トヨタSC 40’52”
村松 智 東海走友会 41’49”
石田輝夫 ランナー春日井 42’15”
10 新海正彦 熱田の森 42’52”
 
**** 一般女子 ****
丹羽照美 三菱電機 38’12”
大塚真弓 岡崎西高校 39’27”
大野真由美 天白川走友会 39’42”
曽根原華子 豊明高校陸上部 40’12”
宮口佳子 美濃加茂市 40’53”
梅原恵子 黒石みどり幼稚園 41’07”
河村実千江 名古屋市 41’21”
吉川ひとみ セカンドウィンド 41’35”
山崎 恵 陸上競技部 41’38”
10 樫尾園子 名城ARC 41’44”
 
【5km】
**** 一般男子 ****
中村卓哉 三菱化学四日市 16’07”
宮下 泰 TPAC 16’37”
高塚将人 KSAC 16’43”
山口了平 星城高校 16’46”
岡島博紀 KSAC 17’00”
高木一正 東郷高校陸上部 17’01”
鈴木昌哉 名古屋市役所 17’22”
浅井孝弘 名古屋工業大学 17’26”
池脇信吉 住友ゴムKK 17’26”
10 蜂須賀智弘 どすこい山岳隊 17’31”
 
**** 一般女子 ****
渡辺沙織 惟信高校 17’32”
吉田ルミ 惟信高校 18’01”
内藤由夏 中京大中京高 19’02”
山田絵梨奈 惟信高校 19’30”
後藤万都香 惟信高校 19’31”
市川あずさ 惟信高校 19’37”
伊藤千寿子 名古屋市 19’47”
岩瀬真紀 アクトス大府 19’47”
岡田麻由美 惟信高校 19’51”
10 小塚有香 惟信高校 21’06”
 
**** 中学生男子 ****
小嶌裕貴 沓掛中学校 16’03”
加藤健太 沓掛中学校 16’18”
於久田雄紀 SCひまわり 16’58”
神谷一真 前林中学校 17’08”
加藤裕太 沓掛中学校 17’11”
矢野祥一 沓掛中学校 17’12”
鈴村 凌 沓掛中学校 17’30”
大石直樹 前林中学校 17’39”
山口幸大 はとり中学校 17’49”
10 林 洋平 大府北中学校 17’51”
 
**** 中学生女子 ****
二宮悠希乃 星城中学校 17’07”
加藤麻美 沓掛中学校 17’12”
鈴木祐果 沓掛中学校 18’03”
松本千景 沓掛中学校 18’23”
稲垣冴佳 はとり中学校 18’33”
林 亜沙美 代田中学校 18’48”
山本奈央 新川中学校 18’51”
西脇春奈 西尾市立平坂中学校 18’54”
神谷益子 前林中学校 19’15”
10 伊藤 舞 青山中水泳部 19’21”

今回も前日にコースの下見をしました
 先週の「武豊町ゆめたろうスマイルマラソン」は、初めて参加する大会だったので、入念に下見をしておきましたが、今回の「とよあけマラソン」も参加が10年ぶり。10kmに限っていえば独身時代以来13年ぶりの参加です。こうなってくれば、初参加の大会同様に下見をしておくのが無難です。
 ということで、近場なら大会開催日の前日の土曜日に実施するのですが、今大会は開催が祝日。先週の土曜日は武豊に下見に行っていたため、「とよあけ」の下見をする時間がなくなり、急遽、大会前日の木曜日の午後、休暇を取って下見をしました。
 感想としては、スタートしてから1km過ぎ(帰りは9km手前)の坂が急であること、3回目の折り返し付近の勾配が旧であること等で、全体に平坦なところは少ないもののジェットコースターをイメージするほどの起伏はなく、この2箇所をいかに上手に走るかがポイントになるだろうと感じました。

競馬場で開催する大会
 競馬場をメイン会場にして行われるこの種の大会は、全国的にもあまり聞いたことがありません。競馬場で開催するメリットとしては、
 (1)駐車場が広い
 (2)トイレが多い
 (3)近くに公共交通機関の駅があることが多い
 (4)施設が広く、雨天でも困らない
等があげられます。
 「せっかく競馬場で開催するなら、実際に馬が走っている芝やダートを走りたい」と思われるかもしれませんが、この馬場はなかなかすごいところです。
 今回ジョギングは、この馬場を走ったようですが、第2回大会当時は、10km部門もゴール前に競馬場の場内を1周していた大会でした。馬場はテレビで見る以上に凸凹で走りにくかった記憶があります。まあ、それだけ馬の脚力の強さによって地面がボコボコになってしまうということです。

 その頃のナンバーカード(ゼッケン)は、馬場を走るということで、安全ピンが使えず肩ひもがついた布製のナンバーカードで不評でした。結構、安全ピンでさらに固定している人が多かったことを覚えています。今は、この馬場を走るジョギングの部は、ナンバーカードがシールになっていて衣服に貼り付けるタイプに変わっています。
受付は、馬券売り場にて行っていました。 スタンドも開放。今回はスタート場所に近いのでここに陣取りました。

スタート前
スタート前。右が岩田さん
 今回の大会は2月11日(金・祝)に開催のため、トヨタ自動車関連の会社は出勤日になっているため、トヨタ関連の人でよほどこの大会に出場したい思い入れのある人以外はこの大会には出向いてこない。暦どおりに営業する役所関係者は大挙して参加してくる。
 今大会の参加者で40歳代についていえば、上位を争うメンバーとしては、同じクラブの岩田さん、名古屋市役所の大宮さんあたりがライバルになるが、いずれもここ数年負けた記憶がない。
 今日は自分の体調が決していいとは言えないが、多少の悪さを差し引いてもやはり勝たなければ意味がない。ここまで今年に入って4連勝。昨年末からは5連勝なのでここで連勝を1つでも延ばしたいところだ。

 さて、祝日の金曜日開催にもかかわらず参加者が多い。名簿で確認したところ10kmで1,200人以上いる。人数が多くなればなるほどスタートでの出遅れは致命的になるので、今回も寒い中、スタート場所に9時45分頃には行く。まだ空いているので最前列を確保する。岩田さんもしばらくすると現れる。今日は日ざしがあるからまだいいものの、雨など降っていたらやはりちょっと考え物である。10分ほど前になり大宮さんも現れる。言葉少なめだ。

 見るからに、愛知工業大学(以下「愛工大」)の紫色のユニフォームが目立つ。かつては、地元ということもあって中央発條の選手が大挙してやって来たが、今年は愛工大だ。
 5分前になるとほぼ一杯になってきたが、最前列では押したり割り込みするような感じはない。いつもとやや雰囲気が違う。
 スタート1分前。また10秒前からカウントダウンが始まった(フライングするヤツがいるので止めて欲しいが・・・)。

レース前半
 10時ちょうどにきれいにスタートする。
 いつものごとく、「最初だけ」というのが数人いる。が、競馬場入口ゲートにたどり着く前に失速している。ゲートを出たところで、集団がほぼ整理される。スタート地点から、競馬場の入口ゲートまで約250mほど。愛工大の選手を中心に20人くらいが固まりになった。
 ゲートを出て更に50mほどで直角に曲がる。今回はインコースをとってしまったので、巻き沿いをくらって転倒しないようにややスピードを落とさざるを得ない。さらに約300mほど駐車場の中を走って、いよいよ外周道路へと出て行く。
 概ね1kmを過ぎると、20人くらいの集団から千切れ出す選手が現れる。自分もその一人だ。10年前なら楽勝ついて行けたが、今回は無理をしない。坂を下って「中京競馬場南東」の交差点を鋭角に左折する。ここから「鶴根・榎山」交差点を経由して「間米東」交差点まで緩く下っている。「間米東」交差点は、何て読むのだろうか?昨日からつまらないことが気になる。

 「間米東」交差点を左折して第1折り返しに向かうが、ここで風が向かい風になる。また。コースも緩く登り出す。400mほど行くと左にカーブし始めた頃から風が急になくなる。かわりに道路の勾配がきつくなり出す。この坂を上り詰め、更に少し下った先が第1折り返しとなる。
 先頭グループにいた学生たちもポツリポツリとこぼれてきたので、そういう連中を一人ずつ拾う。

 第1折り返しは15番目で通過。
 折り返して後方確認するが、岩田さんと大宮さんがほぼ併走。距離としては、50mほど後ろか。4kmほどでこの距離差ならすでに安全圏。
 今来た道を再び戻って第2折り返しの「二村台一丁目」交差点に向かう。
 「間米東」交差点を過ぎてしばらく行くと「5km」の表示。16分33秒。距離が正確かどうかわからないコースなので参考とするがまずまずの滑り出し・・・。

レース後半
 「二村台一丁目」の第2折り返しは13番手で通過。
 再度後方確認する。岩田さんとは70mほど、大宮さんはその後ろ5mくらいのところを走っている。先ほどから1km強でさらに差が開いた。今日はいただきか?
 今日3回目の「間米東」へ向かう。今度も向かい風、ここは粘って走るしかない。

ゴール前のラストスパート

 先月購入したハートレートモニターが、レースでは「いいナビ」として活躍している。
 現状、10kmくらいのレースでは心拍数が180を超え出すと、急激に乳酸が溜まり出すようだ。したがって、ギリギリの178くらいで走るのが一番パフォーマンスを発揮していることになる。ただし、終盤は乳酸が溜まっても一定時間は走れるのでその間だけは心拍数をオーバー180として走る。概ね184〜185位まで上がる。
 今日も、このナビの助けを借りて走る。坂でも心拍数が長時間180を超えないように注意する。下りは負荷が下がるので心拍数も下がる。余裕が出る分だけスピードアップするという具合だ。

 「間米東」交差点から「鶴根・榎山」交差点までは緩く登る。そして「鶴根・榎山」交差点からはフラットからやや下りとなり、第3折り返しの国道1号線「螺貝」交差点の手前200〜300mからは急な下りとなる。

 第3折り返しでは10番手で通過。
 再び後続を確認するが、岩田さんとは100m以上。大宮さんは岩田さんの5mほど後ろを走っている。ますます差が開いた。ここまで離れると安心である。あとは、総合でどのくらいまで順位を上げて走れるかがポイントになる。
 「鶴根・榎山」交差点を左折して、競馬場に向かう。後ろから足音がやや大きくなる。高校生のようだ。まだ2km近く残りがあるので、無理せず走ることにする。
 最後の交差点「中京競馬場南東」を右折するとあと約1.5kmほど。ここからの登りがきつい。あえぎながら登る。再び競馬場の駐車場入口→駐車場→競馬場ゲートを越え、スタート地点に戻ってきた。途中で、楽勝33分台と思っていたが、距離を読み間違えてゴールでは34分を少し超えてしまった。33分台は次回のお楽しみ・・・。
 また、名古屋市役所OBでわが家との親交のある中島高樹さんが60歳代で4位に入賞しました。
40歳代の表彰式。左から自分、大宮さん、岩田さん。
60歳代で4位入賞の中島さん

スーさん登場!
 ジョギング、10kmと終わりあとは5kmのみです。
 現在私が個人的にコーチをしている、「スーさん」こと鈴木昌哉さんが本日5kmに登場です。1月中は土台作りのためスピード練習はなく、ひたすら走り込みと減量の指示をしておきました。時期的にはまだ十分ではありませんが、実践を通して強くなってもらうということでとりあえず、今日の大会でのペース配分などの指示を出しておきました。1月中の走り込みの成果(粘り)とペース配分がうまくできるかがポイントです。

スタート前でやや緊張の面持ち
ゴール前のラストスパート
 結果は17分22秒。一般の部7位入賞です。タイムは、今シーズンの目標にはまだまだ遠く及びませんが、入賞というご褒美を自分で勝ち取ったことが今後につながっていくと思います。まだまだ、始まったばかりなので今後を注目してください。

中京競馬場の新名所
 競馬場というとオヤジの集まりのような印象がありますが、平成14年8月に中京競馬場に名鉄のパノラマカーがやってきました。
 というのも、名鉄の展望列車のパノラマカー。一世を風靡した車両ですが、車体が重く電気をよく食うということと、昭和36年から製造され車両が老朽化してきたことから、続々と廃車になっています。
 まあ、そのパノラマカーを残そうということで、そのうちの3両(先頭車2両、中間車1両)が中京競馬場にやってきました(なぜ中京競馬場かというのは知りません)。先頭車の2両は一般開放され、中間車は「ビュッフェパノラマ」として軽食の販売用に改造されていて今大会では結構賑わっていました。
線路以外で停まっているのも何か変ですが・・・ 中間車両内の軽食販売
食べるのは、外のウッドデッキでね。 こんな看板が・・・。