2005犬山ハーフマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
調べたところ、9年ぶりの参加でした。コースもすっかり忘れてしまいました。予想もしなかったアクシデントがありました。 ●大会名 2005犬山ハーフマラソン(第27回) ●開催日 平成17年2月27日(日) ●コース 名証グランド発着(愛知県犬山市) ●参加賞 Tシャツ、バーム、スポーツドリンク(MIU) ●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
●結 果 1時間13分50秒(16分55秒、17分34秒、17分28秒、17分56秒、3分57秒) (公認ハーフマラソン男子 総合156位) ●表 彰 なし ●過去の戦績
(往路) 自宅6:45〜会場駐車場(犬山北小学校)7:47 (復路) 会場駐車場11:40〜犬山遊園駅(家族を拾う)〜デニーズ12:00〜(昼食) 〜デニーズ12:40〜日本モンキーパーク着12:50 〜日本モンキーパーク発15:20〜(買い物)〜自宅16:45 ●費用
なんと!9年ぶり出場の犬山ハーフマラソン 平成8年のこの大会の出場を最後に、故障やら調整不足で欠場が多かったこの大会ですが、今年は12月の福岡国際マラソンのBグループの参加標準記録を確保するという目的があったので、比較的順調に練習が消化できこの大会に臨むことができました。気がついたら9年ぶりの参加となっていました。(写真右は受付の様子) 土曜日は学童の役員会が深夜までありました。 体調万全で臨みたい今大会も、前日の学童保育所の役員会での議論が白熱し、終了は深夜12時30分。早々と布団に入ることはできませんでした。 駐車場確保のために早く出発 大会終了後に、家族で日本モンキーパークに出かける約束をしていたので、会場には一足早く車でやって来ました。指定駐車場の「犬山北小学校」は、早朝7時45分頃には、まだグランドの半分ほどしか車が埋まっていませんでしたが、受付をして戻ってきた8時30分頃にはすでに満車になっていました。 豪華メンバー! 今回の犬山ハーフマラソンは5300人規模の大会。うちハーフマラソンの参加者は3688人。さらにそのうち陸連登録(公認記録を取得するのが目的の人たち)での参加者は583人です。 500〜600人規模の大会は珍しくありませんが、通常のロードレースが学校の運動会ならば、今日の大会はサッカーの天皇杯予選のようなものでかなりハイレベルの大会です。今回の優勝者の駒澤大学・藤山哲隆は箱根駅伝6区(区間5位)、6位の日本体育大学・鷲見知彦(豊川工業高出身)は箱根駅伝1区(区間3位)と現役バリバリの大学生も10位に2人入っている。ほかにも箱根駅伝常連校の学生が大挙して参加している。 また、事前には大きく宣伝されていなかったものの韓国のスーパースター李鳳柱(イボンジュ:アトランタ五輪男子マラソン銀メダル、’01ボストンマラソン優勝)や李銀貞(イオンジョン:アテネ五輪女子マラソン韓国代表)など、お隣韓国からもすごい選手を呼んでいる。 スタート前 今日の目標は1時間13分±1分。練習の調子からみてこのあたりが妥当な線かと予測する。 久し振りに大人数の大会なのでスタートに行くまでに混乱しないように注意する。陸連登録者の部門では最終コールがあるので遅れないようにする。登録者だけでも500人を越えるのは異常に多い。 犬山ハーフマラソンが、ここ名証グランドをスタートにする大会になった当時、スタートはこのグランド内であった。スタート直後に右折を2回繰り返し、グランド東側の道路を南下する。今回のコースに変わってからは、スタート地点もグランド東側の道路上になったのでスタート直後の右折2回が無くなりスタート時のトラブルが少ないはずである。(と、安心しきっていたのであろう) 最終コール後、プラカード前で待機。9時50分過ぎにプラカードがスタート地点へ移動していく。係員が何やら注意しているがよく聞こえない。申告記録が1時間15分台なので、スタート場所が今ひとつ。少しずつ空いている場所を探しながら前に行く。全体の3分の1くらいのポジションまで移動できただろうか。これ以上前はぎゅうぎゅうで行くことができない。 天気は晴れ。犬山にしては比較的風の少ない日だ。スタート前のカウントダウンが始まる。 やってしまった!(スタート直後) 「10秒前ー!」静寂が走る。・・・「カチッ」はて?10秒後にピストルがなるはずが聞こえてこない。しばらくしてピストル音。どうも空撃ちだったようだ。気合いの抜けたスタートで、この集団の緊張感も抜けてしまったようだ。そのせいか前が詰まってうまく動けない。ハーフマラソンとはいえスタートも大切である。ロスタイムは少ない方がいいに決まっている。のろのろとした集団がゆっくりと動き出す。早く加速してトップスピードに乗りたい・・・。と思った瞬間、右足かかとが後方のランナーと接触したようだ。バランスを崩しながら数歩踏ん張るが、我慢できずにクラッシュ!以下詳細は、News「117 犬山ハーフマラソンで転倒。びわじま整形外科のお世話になりました」に書いたとおりの結果になりました。 気を取り直したつもりだったが(〜5km) さすがに転倒して寝ているわけにも行かず、後続のランナーに踏まれないように中止ながら即座に起きあがる。それでもロスタイムが発生している。徐々にこのロスを帳消しにしなければいけない。1kmの看板が気になる。まだかまだかと探す。見つけた!3分25秒。ロスタイムがどのくらいあったかわからないが、ロスタイムなしであれば、ほぼ予定どおりのタイムである。 国道41号線と交差する頃には集団がばらけてポジションがやや安定してくる。庄内RT田中君もいる。スーパ−銭湯五郎丸前を通過して右折、一路南下して工業団地へ向かう。前に名古屋市役所後藤君がいる。ほかにUFJ銀行の疋田選手や積水化学の清水選手らがいる。女子の超一流選手ではない。1時間12分くらいを目指しているのであろうか。しばらく併走していく。 スタート直後の転倒で、左の腰と左の膝横を強打したのでいつもの走る感覚と違うのでペースが速いのか遅いのかがよくわからない。ハートレートモニターの心拍数は179を指しているのでオーバーヒート寸前である。5kmが16分55秒。余裕で17分15秒〜20秒で入る予定が20秒以上早い。転倒した分を差し引けば少なく見積もっても16分50秒くらいで走っていることになる。「こりゃまずい」と思いペースを下げることにする。 落ち着きだした(〜10km) 6kmくらいでは心拍数が175くらいに落ち着く。市役所後藤君は先に走っていくが今の調子で最後まで持つの?人ごとながら少し気になる。工業団地をぐるっと1周して再び北上する。風が向かい風になりペースが落ちてくる。大学生を風よけにしながら何とかしのぐ。再び国道41号を越える10km34分29秒。この5kmは17分34秒。向かい風なのでこんなもんか。心拍数は安定しだした。このままなら目標の1時間13分台は見えてくる。 ペースアップ!(〜15km) 再び犬山市の市街地に入ってくるので応援も多い。名鉄犬山駅西口交差点を右折。しばらくすると12km地点。庄内RT田中君がフラフラしている。集団で一気に抜いていく。少し坂を上り、犬山高校前では一気に下っていく。ここからは木曽川を右手に見ながら堤防道路を走る。スタート直後の転倒はあったもののペースはキープできている。少しばかりではあるが余裕が出てきた。風は追い風のようだ。集団のペースもやや上がる。風が無くなるところでは自分が前に出て集団を牽いたりもする。15km51分57秒。この5kmは17分28秒。少しばかりペースアップした。 スタートのつまずきの影響が・・・(〜ゴール) 16km地点でちょうど折り返すが、この少し前から折り返してくる選手とすれ違い出す。関東の大学生はほとんどわからないが、自分と同世代の選手は気になる。40歳では、先にすれ違ったのは山下さん(TPAC)と下川さん(トヨタSC)くらいか。山下さんとはかなり開いている感じはするものの、下川さんとは今回はさておいて、今後は「何とかなるかな」というくらいの距離だった。ホントスタート時のアクシデントがなかったら面白い展開だったかもしれない。 さて、16kmで折り返し、一路ゴールを目指すが、予想どおり向かい風になる。ここから2km強、堤防道路をまだ走らなければならない。 折り返してしばらくはよかったものの、10〜15kmでペースアップしてきたツケと、スタート直後の転倒の影響か脚の動きが悪くなってきた。少し前に5kmまで同走してきたUFJ銀行の疋田選手が見える。ちょうど追いかけて行くにはいいポジションだ。普段なら近づいていけるはずがなかなか近づかない。むしろやや離れ気味か? 四日市の交差点を左折して、ライン大橋へ向かう。残り約2km。ペースを上げなければいけないのに身体が硬直してきて動きが悪くなってきている。20km1時間9分53秒。かろうじて1時間10分を切っているものの、残りの1.0975kmに4分近くかかりそうな雰囲気だ。 9年前のコースと違い、最後が平坦でよかった。腕を振るが足が全然出ていかない。もう最後は粘るしかない。ゴール前の時計が見えてきた。1時間13分40,41,42・・・49秒くらいか。何とか最低目標の1時間13分台はクリアした。 しかし、ゴールして立ち止まると急激に痛みが走る。スタート後の転倒した時に強打したところだ。ここで初めてまじまじとその箇所を見る。腰のあたりは擦りむいて血が出ている。膝の横は、出血こそ少ないものの少し腫れ上がっている。昼からはモンキーパークへ行かなければならない。脚を引きずりながら会場を後にしたのでした。 家族サービスで日本モンキーパークへ 先々週の犬山シティマラソンで、モンキーパークに行けなかったので、今回は犬山遊園の駅で待ち合わせ、大会終了後に家族と合流してモンキーパークに出かけました。モンキーパークもホント久し振りで、子供たちも以前より成長して今までだったら喜んでいた乗り物も少しずつ大人向けの乗り物に興味を示すようになってきました。 私はといえば、午前の大会で痛めた箇所があまりにも痛く、脚を引きずりながら歩き、休憩ばかりしていました。今日も慌ただしい一日でした。 |