第22回高崎・群馬の森さわやかマラソン大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5月末のデュアスロンを皮切りに3週連続の大会出場です。距離は短くなっているものの、無調整で臨んだため終わってみるとヘロヘロでした。 ●大会名 第22回高崎・群馬の森さわやかマラソン大会 ●開催日 平成17年6月12日(日) ●コース 群馬の森発着(群馬県高崎市) ●参加賞 タオル、ミネラルウォーター(ペットボトル) ●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
●結 果 17分28秒(5km 40歳代男子第5位、総合第12位) ●表 彰 賞状、副賞(ランニングハンドブック) ●過去の戦績 初参加 ●費用
発表がありませんでした。 群馬県の初レース これまでに多くの大会に参加していますが、実際には旅行を兼ねて出かけているものもあります。ありきたりですが、全国47都道府県全部に足を踏み入れてみるということも今後の目標として、まだ制覇していない群馬県に足を踏み入れてみました。今回は、東京に所用で出かけたついでです。 金曜日の夜は大学の同期の藤本家に泊めていただきました。藤本夫婦(写真右)は、6月12日は東京シティロードレース(東京国際マラソンの最後の10kmを走る大会)に出るとか。頑張って! こちらは一宿一飯の恩義もそこそこに9時半には藤本家を出発。高崎へ移動しました。 高崎市は静かな地方都市 群馬といえば、思い出すのはやはり「草津温泉」です。これまでも旅行で数回訪れましたが、いずれも観光地ばかりです。 高崎市は今回初めてやって来ました。高崎市は、人口約25万人の都市で群馬県の南部に位置します。東京からは約100kmの距離に当たります。中学校2年生当時の担任が、この高崎にある市立高崎経済大学の出身だったというくらいのことしか関連のあることは知りません。 高崎市内の様子を知るには高崎市内を走る「市内循環バス・ぐるりん」に乗るのが一番です。前日の土曜日の昼に到着したので、午後から高崎市の浜川運動公園内にある温水プールに行く際に「大八木線」を利用しました。高崎市内も高齢者の方が多いのでしょうか、この「ぐるりん」も公共施設のほか、あちこちの病院を経由しながら廻っていました。約1時間30分に1本と本数は少ないですが1乗車200円の均一料金ですのでお得といえるでしょう。翌日の群馬の森に行く際も「群馬の森線」を利用しましたが、高崎駅から離れると比較的のどかな風景が続きました。
群馬の森は、静かな憩いの場 高崎市内が初めてならば、会場の群馬の森へ行くのも初めてです。みなさんなら「群馬の森」と聞いてどんなイメージだったでしょうか?まあ、無難なところで「群馬県を代表する森だろう」ということくらいはあると思います。少し群馬の森を紹介します。 群馬の森は、建設省の明治百年記念事業で整備された森林公園で「旧東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所」の跡地だそうです。昭和49年から一部供用が開始され公園内には群馬県教育委員会が管理する近代美術館、歴史博物館もあります。公園の広さは26.2ha。今開催されている、愛・地球博(愛知万博)の瀬戸会場が約15haなので概ね2倍、ナゴヤドームの敷地面積が約6.9haなので概ね3倍と思っていいでしょう(ちなみに旧愛知青少年公園で現愛知万博の主会場である長久手会場の面積は約158haだそうです。参考までに大阪の長居公園が約65haとか)。 群馬の森は、群馬県を代表する森林公園なので、行く前は旧愛知青少年公園の広さをイメージしていたので、行ってみたところ広すぎず狭すぎず、サイズ的には気持ちのいい大きさかなと思いました。また、公園内にある近代美術館や歴史博物館がこの森に調和している感じを受けました。長野県に行くと美術館や博物館がこういう森の中に多くありますね。
群馬の森以外のコースは「さわやか」とは言い難いコース 朝一番のぐるりんに乗って会場に行きました。さわやかな晴れです。気温が高くなりそうです。 受付をし大会パンフレットを見てコースを確認すると群馬の森を走るのは最初と最後だけです。それ以外は外へ出るコースでした。公園内の涼しいところを走ることを想像していたので少々がっかり。スタートまで1時間半以上あるので下見を兼ねてコースをゆっくり一度走ってみました。 公園の西側の入口を出て公園の南側にある日本化薬・高崎工場の前を通る。しばらくはこの敷地境界に沿った道路を走る。約1kmで日本化薬の南側を走る烏川の堤防道路に出る。日陰は全くない。500mほどさらに走ると烏川に流れ込む支流・井野川にかかる「鶴亀橋」を渡るがこのあたりがやや登りになる。橋を越えて300mほどで左折し北上。相変わらず左手には日本化薬・高崎工場を見ながら走ることになる。700mほど行くと民家が密集する中を走るがコースは左折右折を繰り返しながら国道354号線に出る。途中に牛小屋が1軒あった。珍しい。国道354号線に出たら左折・西進する。このあたりはやや下りになる。再び井野川にかかる鎌倉橋を越え100mほどで「群馬の森」の北側入口に出る。もちろんここを左折し公園内に入る。しばらくすると残り1kmとなる。あとは南下しながらゴールを目指す。 最後の1kmは公園内を走るので木々に囲まれ涼しさを感じましたが、公園の外周はさすがに6月ともなると日陰もなく「さわやか」というにはほど遠い感じのコースでした。
大会のレベルは思った以上に高いものでした さて、大会です。8時30分に「15kmの部」が先にスタートです。群馬でも高崎は標高の低いところですから既に気温も23〜25℃程度にはなっていたでしょう。こういう距離を競技で走るにはやや暑い気温です。自分は5kmなので、「15kmの部」を見送ってから8時50分にスタートとなりました。 「5kmの部」の参加者は約300名と少ないものスタートは凄まじいものがありました。ピストルが鳴るやいなやすごい勢いでダッシュしている選手が数人います。10年前だったら自分もそうしていたような感じのダッシュです。かなり速いです。ちょっと焦るもののしばらくは付いていきました。1時間前に下見をしたコースのリプレイです。先ほどはジョグなので気が付きにくかったのですが、風もまあまあ吹いています。さすが上州です。これくらいは当たり前? さすがに今は3分/kmのスピードに付いていくのはシンドくなり2kmあたりからジリジリ後退です。おまけに今日は思っていた以上に体調が悪い。心拍数は185以上をキープ。完全にオーバーペース。まあ、タイムを狙う大会ではないのでこのまま我慢して走っているものの昨日のスイムの練習の影響か肩から腕がだるく残り1km強くらいから腹部も気持ち悪くなり大幅にペースダウン。群馬の森に再び戻ってきたあたりからは抜かれ放題の出血大サービスでした。 今年の中では、ほぼ最低の出来のレースでした。いやはや、今日は5kmでよかったと思いました。これが15kmだったら・・・。恐ろしや〜。
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