2005トヨカワシティマラソン 参戦記
 今大会は過去6回参加で優勝4回と相性のいい大会です。今日は二部(10km 40歳以上男子)での4連覇を狙って参加しました。体調もよく、40歳の時にこの大会で出したタイムにかなり近づいたタイムで優勝と相性の良さがしっかりと出ました。

●大会名 2005トヨカワシティマラソン
●開催日 平成17年11月20日(日)
●コース 豊川市陸上競技場発着(愛知県豊川市)
全国地図 ・詳細地図 コースは前回(2004年大会)と同じです。
●天 候 晴れ、13℃くらい
●参加賞 Tシャツ、スポーツドリンク(缶)
●結 果 34分16秒(10km、16分56秒−17分20秒)
 (40歳以上優勝、総合第15位)
●表 彰 トロフィー、たて、メダル、賞状2枚
●過去の戦績
H16.11.21 2004 10km 35分02分 (二部 優勝) (42歳)
H15.11.16 2003 10km 35分29秒 (二部 優勝) (41歳)
H14.11.17 2002 10km 33分56秒 (二部 優勝) (40歳)
H 7.11.19 ’95 5km 16分09秒 (四部 第2位) (33歳)
H 5.11.21 ’93 5km 16分22秒 (四部 優勝) (31歳)
H 3.12. 8 ’91 10km 33分17秒 (一部 第5位) (29歳)
●交通手段等
(往路) 自宅7:37〜名古屋IC〜(東名高速)〜音羽蒲郡IC〜コース下見〜会場駐車場8:48
(復路) 会場駐車場12:03〜音羽蒲郡IC〜(東名高速)〜名古屋IC〜自宅13:44
●費用
参加料 2,000円  
燃 料 2,161円   133(km)/8(リットル/km)×130(円/リットル)
高速料金 2,150円  (名古屋IC〜音羽蒲郡IC   800円:ETC通勤割引)
 (音羽蒲郡IC〜名古屋IC 1,350円)
合 計 6,311円  
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
距離   区 分 参加者 スタート時間
10km   一部(中学生以上 男子) 249名 10時30分
二部(40歳以上 男子) 255名 10時35分
  三部(中学生以上 女子) 39名
5km   四部(高校生以上 男子) 152名 10時43分
五部(中学生 男子) 29名
六部(高校生以上 女子) 40名 10時45分
七部(中学生 女子) 9名
ジョギングの部(小学生以上) 795名
    合  計 1,568名  
●上位成績(上位3位まで。10km40歳以上男子は6位まで)
【10km】
一部(中学生以上 男子)
金森純也 17 豊川工業高校 31’56”
渡邊義泰 16 豊川工業高校 32’08”
新門レアンドロ 16 豊川工業高校 32’09”
二部(40歳以上 男子)
加藤一郎 43 愛知県庁クラブ 34’16”
酒井 直 45 足助町FRC 35’58”
堀田佳宏 47 豊橋市役所 36’08”
野本一夫 45   36’13”
鈴木 茂 41 豊川自衛隊 36’24”
川野定男 47 豊川自衛隊 37’12”
三部(中学生以上 女子)
加藤恭子 17 豊川工業高校 37’34”
井原妙重 32 石橋酒店T.C. 41’08”
井上千晴 23 チーム共栄 41’35”
【5km】
四部(高校生以上 男子)
林 育生 18 豊橋技術科学大学 15’40”
山下陽平 16 豊川工業高校 15’47”
都留 正 16 豊川工業高校 15’53”
五部(中学生 男子)
山内栄二 13 豊川市立南部中学校 17’03”
中野友揮 13 豊川市立南部中学校 17’16”
平松弘貴 14 小坂井中学校 17’31”
六部(高校生以上 女子)
亀井久美子 17 豊橋東高等学校 17’01”
鳥居美咲 17 豊橋東高等学校 17’39”
山本唯香 17 豊川工業高校 18’27”
七部(中学生 女子)
二宮悠希乃 14 星城中学校 17’26”
菅沼真衣 13 豊川市立中部中学校 19’43”
加藤博子 13 豊川市立中部中学校 20’53”

四連覇を懸けて・・・

会場の豊川市陸上競技場
 この大会の出場は7回目であるが、40歳になってから現在まで二部(40歳以上男子)で三連覇中。今日は、四連覇に向けて走ることになる。連覇が続けば続くほど負けられない。プレッシャーだ。一つくらいこういう大会があってもいいかと思う。負けるまでは連続して参加し続けようと思う。

初の選手宣誓
 10月の末のこと。夜遅くに帰宅すると、妻・ゆきこが「豊川市役所の鈴木さんっていう人から、『加藤さんは、ここ数年優勝しているから選手を代表して選手宣誓してください』って電話がかかってきたよ。『たぶんいいと思いますけど』と返事しておいたけどね」と。

 う〜ん・・・。なかなか二つ返事できないなぁー!というのが、最初の心境だった。理由はいろいろある。

ースの名物「桜トンネル」。4月には満開だ。
(1) どの大会もほとんど開会式に出たことがない。
(2) 選手宣誓なんておこがましい。
(3) 文章を考えるのが面倒だぁー!
である。

 (1)については、そもそも開会式の時間といえば、ほとんどウォーミングアップの真っ最中の時間帯。平たくいえば、ウォーミングアップに専念したい。四連覇もかかっていることだし・・・。
 (2)について。選手宣誓はパフォーマンスだ。子どもたちが、たどたどしくするところにおもむきがある。40過ぎのオッさんがやっても面白くないものだ。
 (3)選手宣誓に大会側が割いている時間は30秒程度。宣誓そのものに限っていえば長くて15秒程度だ。この中で気の利いた宣誓をしなければならない。そのための文章を決めるのは、意外に時間がかかる。まがいなりにも、選手代表だから、ましてや40過ぎのオッさんだからあまりにも恥ずかしい宣誓ができない。

 いろいろ思いがあったものの、結婚式のスピーチ同様、何事も経験!ということで、翌日には豊川市役所に「快諾!」ということで返事をさせてもらった。内心、結構悩んだのでありました。
 いろいろ考えたあげく、次の文章で選手宣誓をさせていただきました。
宣  誓
 われわれランナー一同は、この大会を開催して頂いた主催者及び関係者に感謝し、応援していただく沿道の方々に感謝し、そして、練習ばかりしていても温かく見守ってくれている家族に感謝しながら走ることを誓います。
  平成17年11月20日 
選手代表 愛知県庁クラブ 加藤一郎  

久々にうまく走れました!そして四連覇達成!
 走る前にプログラムをチェックする。強敵はいないようだが油断はしてはならない。
 11月は、愛知県内でも各地でマラソン大会が多く開催されているので、強い選手は比較的分散される。そういう意味でいえば、トヨカワシティマラソンは穴場の大会であるかもしれない。

 10時35分、第2部、第3部の選手が一斉にスタートする(一部の選手は5分前の10時30分に既にスタートしている)。スタート直後は、後ろで足音が聞こえたが約300m走って競技場から場外へ出て行く頃には既に聞こえなくなっていた。

 今日は、前回の”豊明”の反省もありオーバーペースに注意してイーブン・ペースで走ることにも心がけた。競技場外をぐるっと時計回りに廻って来ると1km地点。高校生の女子マネージャーだろうか、「3分16秒です!」と教えてくれる。非常にゆったりとした入りになった。が、今日もペースは時間でなく心拍数によって走らなければならない。今日の設定もMAX180だ。

 2km地点で5分ほど前にスタートした1部の選手が見え出す。ここからは、1部の選手を抜きながら走らなければならない。2km過ぎで郵便局を左折して姫街道にでるが、ここで交通規制の甘さで、横断歩道を渡っている人と接触しそうになる。公道を走らせてもらっている立場なのであまり強いことはいえないが、勝負を左右することもあるので整理員の方にはちゃんと整理をお願いしたい。


今日の戦利品です!
 さて、今日は非常に天気がいい。ただし、風がややあるのが気になる。2kmから3kmにかけては東進するので問題はないが、3kmあたりからは北進、4km過ぎからは西へと向きを変える。さすがに西向きになるとかなり風を感じるようになる。もちろん、選手みんな条件は同じではあるが、なるべくなら気持ちよく走りたいから風がない方がいい。

 5kmを16分56秒で通過。まずまず予定通り。16分50秒程度までスピードアップしても問題がないが、後半に余裕を持って走るのが今日の目的なのでこのくらいでヨシとする。

 6km、7kmとまだまだ風が強い。7km過ぎからは、南下し追い風になるのでもう少しの我慢。
 予想通り、南下し出すと追い風になってぐーんと走りが楽になる。心拍数もほぼ180で安定している。

 8km過ぎから、右折、左折を頻繁に繰り返しながら、競技場に戻る。曲がるときにちらりと後ろを確認するが、どうも後続の選手とはかなり差があるようだ。ひとまず安心!

 9km過ぎて日本車輌製造(株)の前を右折していよいよ競技場が近くなる。タイムはさておいて勝たなければ!競技場にはいると、「二部・40歳以上の選手が入ってきました」とアナウンス。もう誰も来ない!ゴールでは、思わず指を四本立ててゴールした。同一の大会で四連覇は、自身初めてのことだった。

 今日はあまりにも気持ちよく走れてしまった。距離こそ違うけれど、12月4日の福岡国際マラソンに向けて気分良く旅立ちできそうです。