2005トヨカワシティマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今大会は過去6回参加で優勝4回と相性のいい大会です。今日は二部(10km 40歳以上男子)での4連覇を狙って参加しました。体調もよく、40歳の時にこの大会で出したタイムにかなり近づいたタイムで優勝と相性の良さがしっかりと出ました。
四連覇を懸けて・・・
初の選手宣誓 10月の末のこと。夜遅くに帰宅すると、妻・ゆきこが「豊川市役所の鈴木さんっていう人から、『加藤さんは、ここ数年優勝しているから選手を代表して選手宣誓してください』って電話がかかってきたよ。『たぶんいいと思いますけど』と返事しておいたけどね」と。 う〜ん・・・。なかなか二つ返事できないなぁー!というのが、最初の心境だった。理由はいろいろある。
(1)については、そもそも開会式の時間といえば、ほとんどウォーミングアップの真っ最中の時間帯。平たくいえば、ウォーミングアップに専念したい。四連覇もかかっていることだし・・・。 (2)について。選手宣誓はパフォーマンスだ。子どもたちが、たどたどしくするところにおもむきがある。40過ぎのオッさんがやっても面白くないものだ。 (3)選手宣誓に大会側が割いている時間は30秒程度。宣誓そのものに限っていえば長くて15秒程度だ。この中で気の利いた宣誓をしなければならない。そのための文章を決めるのは、意外に時間がかかる。まがいなりにも、選手代表だから、ましてや40過ぎのオッさんだからあまりにも恥ずかしい宣誓ができない。 いろいろ思いがあったものの、結婚式のスピーチ同様、何事も経験!ということで、翌日には豊川市役所に「快諾!」ということで返事をさせてもらった。内心、結構悩んだのでありました。 いろいろ考えたあげく、次の文章で選手宣誓をさせていただきました。
久々にうまく走れました!そして四連覇達成! 走る前にプログラムをチェックする。強敵はいないようだが油断はしてはならない。 11月は、愛知県内でも各地でマラソン大会が多く開催されているので、強い選手は比較的分散される。そういう意味でいえば、トヨカワシティマラソンは穴場の大会であるかもしれない。 10時35分、第2部、第3部の選手が一斉にスタートする(一部の選手は5分前の10時30分に既にスタートしている)。スタート直後は、後ろで足音が聞こえたが約300m走って競技場から場外へ出て行く頃には既に聞こえなくなっていた。 今日は、前回の”豊明”の反省もありオーバーペースに注意してイーブン・ペースで走ることにも心がけた。競技場外をぐるっと時計回りに廻って来ると1km地点。高校生の女子マネージャーだろうか、「3分16秒です!」と教えてくれる。非常にゆったりとした入りになった。が、今日もペースは時間でなく心拍数によって走らなければならない。今日の設定もMAX180だ。 2km地点で5分ほど前にスタートした1部の選手が見え出す。ここからは、1部の選手を抜きながら走らなければならない。2km過ぎで郵便局を左折して姫街道にでるが、ここで交通規制の甘さで、横断歩道を渡っている人と接触しそうになる。公道を走らせてもらっている立場なのであまり強いことはいえないが、勝負を左右することもあるので整理員の方にはちゃんと整理をお願いしたい。
5kmを16分56秒で通過。まずまず予定通り。16分50秒程度までスピードアップしても問題がないが、後半に余裕を持って走るのが今日の目的なのでこのくらいでヨシとする。 6km、7kmとまだまだ風が強い。7km過ぎからは、南下し追い風になるのでもう少しの我慢。 予想通り、南下し出すと追い風になってぐーんと走りが楽になる。心拍数もほぼ180で安定している。 8km過ぎから、右折、左折を頻繁に繰り返しながら、競技場に戻る。曲がるときにちらりと後ろを確認するが、どうも後続の選手とはかなり差があるようだ。ひとまず安心! 9km過ぎて日本車輌製造(株)の前を右折していよいよ競技場が近くなる。タイムはさておいて勝たなければ!競技場にはいると、「二部・40歳以上の選手が入ってきました」とアナウンス。もう誰も来ない!ゴールでは、思わず指を四本立ててゴールした。同一の大会で四連覇は、自身初めてのことだった。 今日はあまりにも気持ちよく走れてしまった。距離こそ違うけれど、12月4日の福岡国際マラソンに向けて気分良く旅立ちできそうです。 |