第8回塩嶺王城パークライン10マイルマラソン大会 参戦記
 マラソン大会のついでに旅行に出かけたのか、旅行のついでにマラソンに出かけたのか?しかしながらコースは今回もタフでした。グロッキー!
●大会名 第8回塩嶺王城パークライン10マイルマラソン大会
●開催日 平成18年5月28日(日)
●コース 鳥居平やまびこ公園(長野県岡谷市) 発(全国地図 ・詳細地図) 〜信州塩尻農業公園チロルの森〜しだれ栗森林公園〜鳥居平やまびこ公園 ゴール

●天 候 くもり、15℃くらい
●参加賞 ホタルのサブレ(18枚入り)、信州味噌(800g)、白ワイン(350ml)
●結 果 1時間00分04秒(10mile)  (総合第8位、40歳代男子第1位)
●表 彰 トロフィー、賞状
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅6:10〜名古屋IC〜(東名・中央道・長野道経由)〜岡谷IC〜会場駐車場8:50
(復路) 会場駐車場12:30〜諏訪湖オルゴール博物館〜諏訪湖時の博物館〜白樺湖・池ノ平ホテル17:00(泊)
白樺湖・池ノ平ホテル9:20〜白樺湖ファミリーランド〜諏訪湖間欠泉センター〜足湯〜諏訪IC〜(中央道・東名)〜名古屋IC〜自宅17:50
●費用
参加料 3,000円  ※ 今回は旅行を兼ねているので費用を分離して明確に算出できません。 
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
距離   区 分 申込者 スタート時間
10mile    30歳未満男子 26名 10時00分
30歳代男子 47名
40歳代男子 58名
  50歳代男子 57名
60歳以上男子 38名
30歳未満女子 5名
30歳・40歳代女子 15名
50歳以上女子 13名
5km   一般男子 28 10時20分
一般女子 13名
中学生男子 19名
中学生女子 11名
1.8km   小学生男子 32 10時10分
小学生女子 30名
    合  計 392名  
●上位成績(10マイルの部3位まで)
【30歳未満男子】
上島通成 29 辰野町 (株)平井星光堂 52’38”
西中山宏 26 下諏訪町 大和電機工業 55’19”
越田真二 24 上田市 神川小 58’36”
【30歳代男子】
山上 聡 34 上田市 上田市陸協 57’43”
斉藤 悟 38 埼玉県 地底牧場ひつじ 57’58”
唐木弘志 36 下諏訪町 城南小学校 59’13”
【40歳代男子】
加藤一郎 44 愛知県 愛知県庁クラブ 1゜00’04”
北原達也 42 上田市 上田日本無線 1゜01’03”
八木美智夫 41 静岡県 南矢部RC 1゜01’26”
【50歳代男子】
菊池 晃 51 諏訪市 茅野楽走会 1゜03’48”
荒井 弘 51 塩尻市 エプソン 1゜04’32”
中島 傅 51 茅野市 ちの楽走会 1゜04’47”
【60歳以上男子】
大島 強 62 岐阜県 可児木曜クラブ 1゜09’22”
小口親司 70 岡谷市 親陽技研 1゜10’13”
串田栄司 65 山梨県 大月走友会 1゜11’52”
【30歳未満女子】
坂本祐里恵 17 諏訪市 岡谷東スケート 1゜28’07”
丸山真美香 18 下諏訪町 信州豊南短大 1゜29’27”
【30歳代・40歳代女子】
風岡さやか 34 愛知県 庄内RT 1゜08’28”
葦津智恵子 38 埼玉県 地底牧場ひつじ 1゜12’50”
丸山玲子 30 塩尻市   1゜14’34”
【50歳以上女子】
友野優子 50 小諸市   1゜12’30”
中田すみ子 54 山梨県 ゆっくらーず 1゜18’05”
中野ミチ子 60 埼玉県 TSA新宿F 1゜19”22”

家族旅行を兼ねて・・・
 5月27日(土)に子どもたちの通っている小学校で運動会を開催するかわりに、5月29日(月)を代休にするという措置がありました。
 せっかくなので月曜休みを利用して日・月の1泊2日の小旅行に出かけることを企画しました。1泊2日でなおかつマラソン大会にも参加できるという条件で選んだのが今回の大会です。
 マラソン大会が決まったので、その後の旅行先も順番に決まりました。
 5月28日(日)は、他にも「南木曽町・妻籠健康マラソン大会」という選択肢もありましたが、昨年、妻ゆきこが参加しているので、新鮮さを求め長野県岡谷市まで足を伸ばしました。スタートが10時のため逆算すると家を出るのが6時。5時30分起床で子どもたちはちょっぴり早起きをしました。

メイン会場へ向かう家族

開会式風景。左から6番目の青いジャージの上下が招待選手の磯松大輔(コニカミノルタ)

開会式風景。来賓等の後ろから撮影

スタート場所。結構狭くいきなり登り坂

招待選手は磯松大輔さん
 会場に着いたのはほぼ9時。参加承認のハガキには、「会場の駐車場には9時までに自動車を入れてください」と・・・。あわてて受付をするものの、開会式はちょうど始まっていた。
 地元の有力者の紹介や挨拶が遠くに聞こえていたが、ちょうど会場に着く頃に招待選手の紹介が始まった。
 なんと今大会の招待選手は、磯松大輔さん(法政大→コニカミノルタ)である。「磯松大輔」といえば小柄ながらニューイヤー駅伝常勝チーム”コニカミノルタ”の主将だ。松宮兄弟、ムツリなど磯松大輔よりもずっと強い選手がいるにもかかわらず魅力的な男である。
 大学は、箱根の常連校ではあるが、さほど強くはなかった法政大学で主将を務めている。コニカミノルタにおいても2年目から主将をしているそうだ。現在32歳。
 ニューイヤー駅伝で「常勝」チームとなったコニカミノルタにおいて、いまだレギュラーのポジションを確保していることを考えれば素晴らしい頑張りだ。記録を残した男というよりも記憶に残る男であることは間違いない。(さらに「磯松大輔」を詳しく知りたい方はココをクリック!)

体調最悪、年代別優勝はただメンバーに恵まれただけ

ゴールは自動計測
 金曜日からノドの調子がおかしい。どうやら風邪をひいたようだ。幸いにも熱はない。何とか走れそうだ。ただし、身体がシャキッとした感じがないので不安ではある。

 コースを約1kmほどジョグをしてウォーム・アップをする。
 時間の関係でコースの下見はできない。大会要項にある高低差マップを信用してレースをするしかない。登山マラソンほどではないが、標高差が300mほどあるので後半は辛くなりそうだ。

 午前10時、岡谷市長のピストルの合図でレースが始まった。
 最初の約1kmは上り坂だ。ここで3人の選手が団子状態から抜け出して前へ飛び出る。その後少し距離を置いて2人。そして私という順番だ。従って私は4位グループに位置する。
 ところが1kmを過ぎて下り始めると、徐々にその2人と離れ始める。そうこうしているうちに、後ろから招待選手の”磯松大輔”さんがやって来た。スタート前のアナウンスでは、「磯松さんは競わずに、ゆっくり走りますよ〜」といっていたが、100%とはいわないにしても60%くらいの力で走っている。ジョギングとは決して言えない。

 磯松さんに抜かれ総合で4位グループから総合7位に落ちてしまったが、その後下りが続く間は、後ろからあの磯松さんの走りを見ながら走らせてもらった。小柄ながらもストライドは大きい。また、これといったクセもないいい走りだ。
 この状態がしばらく続いたが、7km付近で再び彼を抜いて総合で6位につける。彼はペース走をしているような走りだ。


疲労困憊でゴール
 8km過ぎからは登りのコースに転じる。
 往復コースではないが、概ね8kmが中間地点となる。前半は抑えたつもりであったが、意外にも脚を使ってしまっている。登り出すと再び磯松さんに抜かれる。他に30歳代の選手にも抜かれ総合8位。
 さほど緩くもきつくもない上り勾配の坂が続く。前半の影響か脚が進まない。磯松さんの背中がどんどん小さくなっていく。

 12km地点からは、かなり急坂が始まる。
 12km地点の少し前に20歳代の選手に1人抜かれたのでこの時点で総合9位。これ以上もう抜かれてはいけない。走りながら「この坂はどこまで続くのだろうか・・・。」と不安になる。
 ところが、12km過ぎから始まったこの坂を登り切ると、一転して下り坂になった。その勾配は”緩やかに続く”といった感じだ。先ほどの抜かれた20代の選手との差はあまり縮まらない。

 ゴールの約1kmほど手前であろうか、歴代優勝者で今回の招待選手になった選手を一人抜く。体調が悪いのだろうか?これで総合8位へ。前走者との距離は変わらずそのままゴールした。気温はさほど高いとは感じなかったが、体調が不十分でゴール時は疲労困憊だった。

 今日とは条件は違うかもしれないが、昨年同年代で優勝した方は56分台。その方が今年参加されていたら完敗である。今回は年代別で優勝したもののすっきりしない感じで終わったレースだった。

新聞社の取材がありました
 大会で入賞したときに、新聞紙上に名前が活字で掲載されるのは珍しくないが、コメントや顔写真が掲載されることはあまりない。今回、地元の「岡谷市民新聞社」から取材を受けました。一週間後くらいに顔写真とコメントが記事として載るそうです。長野方面へおこしの場合は、是非購読して一読を!

新聞社の取材を受けました

表彰式。40歳代男子のベスト3

40歳代男子の入賞者の皆さん