第48回名古屋市民スポーツ祭 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ここ何年か、毎年、出よう出ようと思いながら今回初めて参加しました。中高校生が中心の中で、この種目だけは、マスターズの様相が漂っていました。
瑞穂公園陸上競技場 名古屋グランパスエイトのホームとして、サッカーファンにはおなじみの瑞穂陸上競技場。とはいえメインはやはり陸上競技。わかしゃち国体(平成6年)の主会場であり、名古屋国際女子マラソンのスタートゴールとしてお馴染みである。詳しい説明は省略する。 20代後半から30代前半までは、記録会に参加するために、よくこの競技場に足を運んだものだ。昨年一度ここで走ったものの、なんだか久しぶりの気分だ。 見慣れた風景ではあるが、昨年開催された「愛・地球博」の「愛・地球広場」で使用した大型ハイビジョン映像装置「エキスポビジョン」が移設されたところが目新しい。これで、走っている選手の様子もクローズ・アップされるのでよくわかる。
大差の敗北 先日の富士登山駅伝から、まだスピードモードに変わっていない状態での参加だ。体は重く、体調としては最悪に近い。しかしながらこういう状態でも走っておかなければならないときもある。昨日、マッサージに行ったので多少は回復したが本調子からはほど遠いコンディションだ。 さて、12時過ぎに会場に到着すると牧村さん(名古屋市役所)にばったり会う。サッカー選手であり、スピードランナーだ。今日も楽しい走りを見せてくれると期待をする。 本部でナンバーカードをもらい、12時25分に第1コールをする。ここで選手名簿を初めてもらうが、参加者はなんと全部で22名だ。全部というのはすべての年代、男女共での話だ。これは当然のことながら一斉スタートになるに違いない。 軽くウォーミング・アップして12時50分頃スタート地点に行く。暑い。どうして、オジサン連中にこの昼の一番暑いときに、こういう種目をぶつけるのだろうか。文句を言っている人のいうとおりだと思う。 県庁OBの高木さんが、スタート地点で招集をしていた。相変わらず元気そうだ。 それから名簿には、名前が載っていなかった中山さん(熱田高校教員)がナンバーカードを付けてスタンバッている。「あれ」と思ったが、彼も出場するようだ。締め切り後、申し込んで滑り込みしたのであろう。いきなり今レースの最大のライバルになる。
22名のエントリーであったが、スタートラインに並んだのはわずか11名。それもオジサンたちばかりでマスターズの様相を漂わせている。 スタート直後に中山さんと牧村さんが飛び出す。この辺りまでは予定通りだ。200mほどで中山さんに追いつき後ろをぴたりと張り付く。余裕があれば、ラスト400mから先攻しようと考えた。が、やはりスピード練習が不足している影響がモロに出る。 1000mの通過が3分04秒。 決して早い通過ではないが、最近このくらいのスピードに体が反応していないのでやや辛い。3周終わって1200m過ぎから、体がしんどくなってズルズル離され出す。エキスポビジョンに離され出しているシーンが映され情けない。いいところなく、わずか6分足らずの勝負は終わった。中山さんには完敗であった。 これから涼しくなってからが本番。また明日から、気持ちを切り替え頑張ろうと思う。 |