第2回松阪シティマラソン大会 参戦記
 別大マラソンの一週間前ですが、新規開拓ということで三重県松阪市まで足をのばしました。
 昨日は、名古屋市役所駅伝大会にオープン参加。コンディショニングという点では全く無謀な状況ですが、走ってみると後半に疲労を感じたもののまずまずという感じでした


●大会名 第2回松阪シティマラソン
●開催日 平成19年1月28日(日)
●コース 松阪市中部台運動公園発着(三重県松阪市)
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●天 候 晴れ、9℃くらい
●参加賞 タオル、スポーツドリンク(ペットボトル)
●結 果 16分50秒(5km) (41歳〜50歳第2位、総合第5位)
●表 彰 トロフィー、賞状
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅7:13〜四谷IC〜(名古屋高速)〜千音寺IC・名古屋西IC〜(東名阪・伊勢道)〜松阪IC〜会場駐車場8:25〜会場8:30
(復路) 会場11:35〜会場駐車場11:40〜(昼食)〜(みえこどもの城)〜(スーパー銭湯・やすらぎの湯)〜(夕食・スシロー松阪店)16:57〜松阪IC〜(伊勢道・東名阪)〜名古屋西IC・千音寺IC〜(名古屋高速)〜四谷IC〜自宅18:38
●費用
参加料 2,000円  
燃 料 2,872円   243(km)/11(リットル/km)×130(円/リットル)
高速料金 3,860円  (名古屋高速           680円:ETC割引)
 (名古屋西IC〜松阪IC   1,250円:ETC通勤割引)
 (松阪IC〜名古屋西IC   1,250円:ETC通勤割引)
 (名古屋高速           680円:ETC割引)
入浴料 500円   スーパー銭湯「やすらぎの湯
合 計 9,232円  
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
距離   区 分 参加者 スタート時間
10km   一般男子 238名 9時30分
一般女子 28名
5km   一般男子(15〜30歳) 20名 10時05分
一般男子(31〜40歳) 29名
一般男子(41〜50歳) 46名
  一般男子(51歳以上) 41名
一般女子(15〜30歳) 5名
一般女子(31〜40歳) 7名
一般女子(41〜50歳) 8名
一般女子(51歳以上) 11名
3km   中学生男子 31名 10時20分
一般男子(51〜60歳) 17名 9時55分
一般男子(61〜70歳) 17名
一般男子(71歳以上) 10名
一般女子(15歳以上) 16名
一般女子(51〜60歳) 10名
一般女子(61〜70歳) 9名
一般女子(71歳以上) 2名
2km   中学生女子 15名 10時30分
小学生男子(5・6年生) 44名
小学生女子(5・6年生) 26名
ペアジョギング(小学1年生〜4年生までの児童とその保護者) 161組 9時45分
    合  計 952名  
●上位成績(10km、5kmのみ。上位3位まで)
【10km】
一般男子
森 正 33 伊勢市 宮川医療少年院 31’12”
星野 友成 28 川越町 星野ステンレス 31’22”
立花 寛之 33 亀山市 アイリスヒルズ 31’32”
一般女子
下川 友美 36 愛知県   38’47”
出口 悦子 17 松阪市 松阪高校 39’08”
亀山 志保 33 愛知県   42’00”
【5km】
一般男子(15〜30歳)
熊田 大 21 松阪市 びわスポ大 16’12”
栗谷 昴 18 松阪市 稲生高校 16’34”
森 久典 30 津市 ラン・ホリック 16’35”
一般男子(31〜40歳)
羽根 正樹 35 伊勢市 三重県庁AC 16’56”
織田 克昌 34 津市 三重県庁AC 17’17”
関守 陽治 40 松阪市 櫛田川AC 18’22”
一般男子(41〜50歳)
山口 直人 42 伊勢市   16’41”
加藤一郎 44 愛知県 愛知県庁クラブ 16’50”
浜地 守 41 津市 NTN三雲 17’00”
一般男子(51歳以上)
岡崎正次郎 59 鈴鹿市 鈴鹿カレススキ 18’36”
森田 和司 51 伊勢市 美和ロック 18’54”
神戸 浅文 55 大紀町 スポーツ連盟三 20’11”
一般女子(15〜30歳)
丸山 友加里 16 松阪市   22’02”
森西 その 16 松阪市 松阪高等学校 22’50”
市野 比美 20 松阪市   28’20”
一般女子(31〜40歳)
山本 好美 34 松阪市   22’40”
森島 美幸 33 伊勢市   26’01”
鈴木 由紀 37 津市   28’33”
一般女子(41〜50歳)
金谷 由美子 42 津市   22’35”
加藤由記子 44 愛知県 愛知県庁クラブ 22’51”
土肥恵美 41 四日市市   24’28”
一般女子(51歳以上)
多田 恵子 59 東京都 横浜緑走友会 23’49”
森 順子 65 津市   24’58”
松野 弘子 51 鈴鹿市   25’20”

連チャン

運良く子ども向けの遊び場がありました
 昨日は、名古屋市役所職員駅伝にオープン参加。走行距離はわずか2.6kmであるが、2日連続の大会となる。昨日はウォーミングアップと考えればいい。そして今日は、三重県は松阪市まで足をのばす。
 一部の参加資格を要する大会(別大、福岡国際など)や連覇が続いている大会(豊川シティ)を除いて、あまり同じ大会に続けるのはあまり好きでない。どちらかといえば行ったところのない大会に参加するのは好きだ。だから今回も松阪までやって来た。ついでに、アフターレースの観光も兼ねて。子どもたちの見聞を広めるという意味でもいいことではないかと思う(こうでもしないと「マラソンに行くぞ〜!」というとこどもたちが嫌がるので、それを回避するという目的でもある)。

部門が多い割に参加者が少なかった
 ”第2回”の松阪シティマラソン。意外や意外”第2回”?主催者の話によると、市町村合併により昨年を第1回としてリセットしたとのこと。調べてみたところ平成17年1月1日に一志郡嬉野町・三雲町、飯南郡飯南町・飯高町と新設合併し、新しい松阪市となっている。
 大会要項では、10kmを除いて部門がかなり細かく分かれている。ちょっと不思議だったのが、例えば”40歳代”といえば「40〜49歳」のこと。通常の大会では、この区分だ。ところがこの大会は区分が「31歳〜」「41歳〜」などと「+1歳」が加わっている。理由はわからないがこのような区分を見たのは初めてだ。


受付の様子。部門が多いのでテントが長い
 大会会場は、松阪市にある「中部台運動公園」。
 私の住んでいる愛知県ではこのようなタイプの公園は見たことがない。比較的コンパクトな公園で、芝生広場、野球場(松阪市営)、猿舎(猿を飼っていました)、小さな遊園地、フィールド・アスレチックそして大会終了後に訪れた「みえこどもの城(名古屋市の科学館をコンパクトにしたような施設)」があり、遊ぶにはいいところだ。
 ただし今日の参加者は約950名とあまり多くない。

 松阪市は人口約17万人(市町村合併前の旧松阪市は人口約12万7千人)の街。
 松阪は市制施行も昭和8年と古い。もともと商業で発展した街である。松阪といえば松阪牛、松阪競輪・・・(次が出てこない)、本居宣長の出身地。現代ではあべ静江、経団連の初代会長で、トヨタ自動車の前々社長の奥田碩氏も松阪にゆかりのある人物だそうだ。
 南北に長い三重県のほぼ中央に位置する。しかしながら三重県は北部(桑名、四日市などは)工業都市、中南部(伊勢、鳥羽)は観光都市、南部(尾鷲、紀伊長島)は漁業の町と性格を異にする。特に三重県は南部に行けば行くほど失業率が高いと聞いている。南部に行くにつれて人口も少なく、今大会も地理的に集客力が弱いという感があった。

レース

9時30分にスタートした10kmの選手。こちらも芝生広場を2周と4分の3走ってから外部道路へ出る。
 来週に別大マラソンを控えているので、今日は足馴らしということもあって5kmにエントリーした。10kmのスタートが9時30分と早いが、5kmは10時05分。少し待ちくたびれた。
 子どもたちも大きくなってきたので、今回は夫婦で5kmにエントリー。子どもたちは、この公園の南側の遊具で遊んでいる。

 5kmの参加者は合計167人と非常に少ない。
 コースはこの芝生広場に大会前日にロープを張ったと思われる急造トラックを、2周と4分の3走ってから外部の道路へ出る。芝生広場のトラックは一周300m程度なので芝生広場で約1kmを走ることになる。ふかふかして気持ちがよく、足にかかる負担が少ない。ただし、雨が降ったあとは芝生に水が多く含まれるのでぐちゃぐちゃして気持ちが悪いだろう。

 今日は地元外でのレースなので、同年代の選手をほとんど知らない。名簿を見ると昔数回一緒に走って五分五分だった浜地守さんの名前がある他は強豪はいなさそうだ。とりあえずマークする。

今日は共に年代別2位でした。
 スタート直後、数名が第1集団で前に行くが、今日はやや遅れて第2集団で構えることにした。ただし距離が5kmと短いので悠長には構えられない。芝生広場を出てアスファルト道路に出る頃には第1集団にいた数人が落ちてきて第2集団が少し膨れる。公園外の道路は起伏がある。2kmを過ぎる頃から前に出て集団を引く形になる。
 スタート時に少し気になっていたやせ形の選手がしきりとこちらを見る。どうやら40代の選手だ。体型は名古屋市役所・Oさんそっくりだ。こちらもマークされたようだ。折り返しまでは坂を緩く登るが、彼と併走する。他にも選手がいたようだが、だんだんばらけていったようだ。
 折り返しでは20歳代の選手と併せて3人でターン。第3位集団だ。折り返し後は今きた道をそのまま戻る。今度は緩い下りであるが、最後に上り坂が待っている。交差点を左折して登り出すと併走していた2人に離され始める。別大向けの練習は登り対策が必要ないので登りの練習はほとんどしていない。そのせいかどんどん離される。今日は無理にペースアップしない。
 最後に野球場を半周してホームベース付近でゴール。起伏のややあるコースで16分50秒。距離が正確かどうかわからないがまずまずではないか。22分51秒でゴールした妻・ゆきこも、年代別2位でともに優勝を逃す結果でした。(次回はガンバロー!)

同じ2位でもトロフィーの高さが違う?

左が私の、右がゆきこのいただいたトロフィー。高さが違います。
 家に帰って来て初めてわかったのですが、同じ2位でもトロフィーの高さが微妙に(約2cmくらい)違います。よーく見てみるとゆきこのいただいたトロフィーの人物の胸のあたりが膨らんでいます。それから腕振りで前に出ている手が左右逆。男子用と女子用と分けているんですね。トロフィーの高さの違いは、人物の高さの違いということが初めてわかりました。発見!

うきさと鍋
 大会後は、野球場横で主催者の用意した「うきさと鍋」をほおばりました。「うきさと」とは、昭和30年に松阪市に編入した一志郡宇気郷村の「宇気郷(うきさと)」のことのようで、松阪市街地から約30分ほど離れた山あいの地域のことです。
 いろいろと調べましたが、うきさと鍋についてはわからず終い。今回いただいた「うきさと鍋」は、竹筒を割ったお椀に豚汁をいれるがごとく、味噌で味付けをした野菜たくさんの汁でした。豚汁は豚肉が入っていますが、うきさと鍋は豚肉の替わりに鶏肉のだんごにゆずが混ぜてあり鶏肉の臭みもぬけ、意外や意外、なかなかの味わいでした。

うきさと鍋を待つ行列
これがうきさと鍋。竹筒が珍しいのかな?

アフターレースは「みえこどもの城」
 大会後は、この中部台運動公園内にある「みえこどもの城」に親子4人で遊びに行きました(もちろん事前に調べておきました)。
 「みえこどもの城」とは、三重県立の施設(運営は財団法人・三重こどもわかもの育成財団)です。県立ということもあり入館料は無料。ただし、内部のイベントに参加するためには、低額の料金を支払わなければなりませんが200円とか400円という程度。経済的な負担にはなりません。
 午後からの来館でしたので、長男・かずたかはアートスペースで行われていた「◆ひる工作メニュー しゃくとり虫であやつり人形 12:00〜12:45(200円)」に、長女・ゆかこはサイエンスルームの「◆お菓子なサイエンス 電気パンをやこう! 13:00〜 ※当日1Fにて申込み要(200円)」に参加しました。ものづくりという点では愛知県が全国をリードしていますが、三重県も力を入れているようです。二人とも短い時間でしたが十分に楽しめたようでした。(よかった!)

後方の建物が「みえこどもの城」

「しゃくとり虫であやつり人形」にチャレンジ!

完成した「しゃくとり虫」。下は終わってから粘土で作った戦艦大和(左)とゴジラ(右)

こちらはパン作りに挑戦。卵や小麦粉を混ぜる手付きがいいと褒められました。

乳パックの箱を利用してパンを焼きます。

時間にして約15分。ちょっとカステラのような食感のパンが出来ました。味もなかなか!