第2回松阪シティマラソン大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
別大マラソンの一週間前ですが、新規開拓ということで三重県松阪市まで足をのばしました。 昨日は、名古屋市役所駅伝大会にオープン参加。コンディショニングという点では全く無謀な状況ですが、走ってみると後半に疲労を感じたもののまずまずという感じでした。
連チャン
一部の参加資格を要する大会(別大、福岡国際など)や連覇が続いている大会(豊川シティ)を除いて、あまり同じ大会に続けるのはあまり好きでない。どちらかといえば行ったところのない大会に参加するのは好きだ。だから今回も松阪までやって来た。ついでに、アフターレースの観光も兼ねて。子どもたちの見聞を広めるという意味でもいいことではないかと思う(こうでもしないと「マラソンに行くぞ〜!」というとこどもたちが嫌がるので、それを回避するという目的でもある)。 部門が多い割に参加者が少なかった ”第2回”の松阪シティマラソン。意外や意外”第2回”?主催者の話によると、市町村合併により昨年を第1回としてリセットしたとのこと。調べてみたところ平成17年1月1日に一志郡嬉野町・三雲町、飯南郡飯南町・飯高町と新設合併し、新しい松阪市となっている。 大会要項では、10kmを除いて部門がかなり細かく分かれている。ちょっと不思議だったのが、例えば”40歳代”といえば「40〜49歳」のこと。通常の大会では、この区分だ。ところがこの大会は区分が「31歳〜」「41歳〜」などと「+1歳」が加わっている。理由はわからないがこのような区分を見たのは初めてだ。
私の住んでいる愛知県ではこのようなタイプの公園は見たことがない。比較的コンパクトな公園で、芝生広場、野球場(松阪市営)、猿舎(猿を飼っていました)、小さな遊園地、フィールド・アスレチックそして大会終了後に訪れた「みえこどもの城(名古屋市の科学館をコンパクトにしたような施設)」があり、遊ぶにはいいところだ。 ただし今日の参加者は約950名とあまり多くない。 松阪市は人口約17万人(市町村合併前の旧松阪市は人口約12万7千人)の街。 松阪は市制施行も昭和8年と古い。もともと商業で発展した街である。松阪といえば松阪牛、松阪競輪・・・(次が出てこない)、本居宣長の出身地。現代ではあべ静江、経団連の初代会長で、トヨタ自動車の前々社長の奥田碩氏も松阪にゆかりのある人物だそうだ。 南北に長い三重県のほぼ中央に位置する。しかしながら三重県は北部(桑名、四日市などは)工業都市、中南部(伊勢、鳥羽)は観光都市、南部(尾鷲、紀伊長島)は漁業の町と性格を異にする。特に三重県は南部に行けば行くほど失業率が高いと聞いている。南部に行くにつれて人口も少なく、今大会も地理的に集客力が弱いという感があった。 レース
子どもたちも大きくなってきたので、今回は夫婦で5kmにエントリー。子どもたちは、この公園の南側の遊具で遊んでいる。 5kmの参加者は合計167人と非常に少ない。 コースはこの芝生広場に大会前日にロープを張ったと思われる急造トラックを、2周と4分の3走ってから外部の道路へ出る。芝生広場のトラックは一周300m程度なので芝生広場で約1kmを走ることになる。ふかふかして気持ちがよく、足にかかる負担が少ない。ただし、雨が降ったあとは芝生に水が多く含まれるのでぐちゃぐちゃして気持ちが悪いだろう。 今日は地元外でのレースなので、同年代の選手をほとんど知らない。名簿を見ると昔数回一緒に走って五分五分だった浜地守さんの名前がある他は強豪はいなさそうだ。とりあえずマークする。
スタート時に少し気になっていたやせ形の選手がしきりとこちらを見る。どうやら40代の選手だ。体型は名古屋市役所・Oさんそっくりだ。こちらもマークされたようだ。折り返しまでは坂を緩く登るが、彼と併走する。他にも選手がいたようだが、だんだんばらけていったようだ。 折り返しでは20歳代の選手と併せて3人でターン。第3位集団だ。折り返し後は今きた道をそのまま戻る。今度は緩い下りであるが、最後に上り坂が待っている。交差点を左折して登り出すと併走していた2人に離され始める。別大向けの練習は登り対策が必要ないので登りの練習はほとんどしていない。そのせいかどんどん離される。今日は無理にペースアップしない。 最後に野球場を半周してホームベース付近でゴール。起伏のややあるコースで16分50秒。距離が正確かどうかわからないがまずまずではないか。22分51秒でゴールした妻・ゆきこも、年代別2位でともに優勝を逃す結果でした。(次回はガンバロー!) 同じ2位でもトロフィーの高さが違う?
うきさと鍋 大会後は、野球場横で主催者の用意した「うきさと鍋」をほおばりました。「うきさと」とは、昭和30年に松阪市に編入した一志郡宇気郷村の「宇気郷(うきさと)」のことのようで、松阪市街地から約30分ほど離れた山あいの地域のことです。 いろいろと調べましたが、うきさと鍋についてはわからず終い。今回いただいた「うきさと鍋」は、竹筒を割ったお椀に豚汁をいれるがごとく、味噌で味付けをした野菜たくさんの汁でした。豚汁は豚肉が入っていますが、うきさと鍋は豚肉の替わりに鶏肉のだんごにゆずが混ぜてあり鶏肉の臭みもぬけ、意外や意外、なかなかの味わいでした。
アフターレースは「みえこどもの城」 大会後は、この中部台運動公園内にある「みえこどもの城」に親子4人で遊びに行きました(もちろん事前に調べておきました)。 「みえこどもの城」とは、三重県立の施設(運営は財団法人・三重こどもわかもの育成財団)です。県立ということもあり入館料は無料。ただし、内部のイベントに参加するためには、低額の料金を支払わなければなりませんが200円とか400円という程度。経済的な負担にはなりません。 午後からの来館でしたので、長男・かずたかはアートスペースで行われていた「◆ひる工作メニュー しゃくとり虫であやつり人形 12:00〜12:45(200円)」に、長女・ゆかこはサイエンスルームの「◆お菓子なサイエンス 電気パンをやこう! 13:00〜 ※当日1Fにて申込み要(200円)」に参加しました。ものづくりという点では愛知県が全国をリードしていますが、三重県も力を入れているようです。二人とも短い時間でしたが十分に楽しめたようでした。(よかった!)
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