第11回いわくら五条川マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
いよいよロードレースシーズンの終盤にかかりましたね。今日は、名古屋市役所走友会の指定大会としていわくら五条川マラソンに参加しました。部門別優勝もさることながら、内部のレースにも勝たなければなりません。ところが・・・、走り始めてしばらくしてわかりましたが今日は体のキレが悪かったですね。調整の難しさをあらためて感じました。
今年で第11回の「いわくら五条川マラソン」。第1回大会は、10年前の平成9年3月だ。当時岩倉市制25周年記念の大会として始まっている。いや、正確にいえば当時は「第1回」はついていない。私は単に1回ポッキリのイベントと思って参加した。ところが、何と翌年には「第2回」と冠をつけて大会を継続しているではないか・・・。 あれから10年。 「いわくら五条川マラソン」は春の訪れを表す「季語」に進化した。
岩倉市とは・・・ 名古屋から北へ名鉄電車でわずか15分。人口約48,000人の街が岩倉市だ。そのアクセスの良さから名古屋のベッドタウンと言っていいかもしれない。 岩倉といえば、大会名にもなっている「五条川」。川の両側に並ぶ桜並木は、もうすぐ一年に一度のお披露目の時期を待っている。日本さくら名所百選にも選ばれているようだ。 そして名古屋コーチン。「名古屋」と名前がついてはいるが、この地鶏の養鶏はこの岩倉で行われているようだ。「岩倉コーチン」が正解?しかし、どこで育ててるの?今大会の参加賞の一つに、「コーチン汁」か「名古屋コーチンの焼き鳥」がある。毎年のことではあるが、焼き鳥には長蛇の列。今年はあきらめコーチン汁をいただく。やはり匂いは・・・。焼き鳥に軍配!
参加者増加中! ついに今大会で参加者が3,000名を突破した。街の規模からすれば、非常に多くの参加者だ。参加料が1,100円(半端な数字は何ですかね?)というのもリーズナブルだ。このことも参加者増加の秘密であるかもしれないが、景気の回復も参加者増加につながっているような気がした。 部内対抗 ここ1年くらいは名古屋市役所走友会のメンバーらと練習を共にしている。昨年の名岐駅伝カーニバルは、愛知県庁クラブから陸連登録替えをして「名古屋市役所走友会」のメンバーとして一緒に走った。2月の名古屋市役所走友会の総会では、「コーチ」として迎えられた。肩書きはちょっと重いような気がするが、若手が多く伸びシロがある選手が多いのは魅力的。これまでの経験やノウハウを彼らに伝えていきたい。また、彼らもそういうものが欲しい。そのあたりの相思相愛(?)関係が成立。来月からはユニフォームも替わる。これからはこの走友会を育てていかなければならない。 さて、今大会は、1月から始まった部内の指定大会の一つだ。 指定大会とは、「月に1つ目標とする大会」で、その位置づけは「練習のモチベーションを持ち続けるため」にある。3月は、この「いわくら五条川マラソン」を指定大会とした。 ただ走るだけでは面白くないので、私の提案で部員のうち「加藤、O宮、K井塚、N藤」と走力が似たり寄ったりの4人が、「今大会でどういう順位となるか予想しよう」ということになった(”いわくらカップ”と命名されてしまった)。賞品は、水曜のアフター練習会での飲み放題。順位予想の人気は?(最後までこの参戦記を読むと結果がわかります(^^) レース さて、そのレースである。 例年は北風が吹き荒れるこの大会であるが、今年は比較的穏やか。しかし、3月になったばかりというのに例年以上に暖かい。もちろん手袋は必要がない。この気候がレースに左右するのか? さて、10km部門は9時25分にスタートした。1,240人(名簿掲載の参加者数)がスタートするには、少し狭い田んぼの中の何の変哲もない道路がスタート場所になる。 スタート後は、自分の位置を確保しなければならないので、スタートダッシュをする。 スタート後約500mで集団は15人ほど。中には30〜31分台で走る選手も数人いる。この集団についていくと明らかにオーバーペースになるので、1km手前でペースを落とす。ペースを落としたところで、O宮さん(名古屋市役所)に追いつかれる。今日は最初から気合いが入っているようだ。(彼は岩倉市民)2km地点くらいまで彼のやや後方を走り様子を見ながら走るが、自分の体調がイマイチと感じる。足の動き、特に股関節の動きと膝から下の張りが残っているせいかスピードに今一つ乗れない。心拍数もかなり高い。レッドゾーンにやや入り気味。これ以上あげることは許されない。仕方がないので少しペースを落とすが案の定、O宮さんとは離れ出す。今日は仕方がない。消極的な作戦であるが、彼が後半落ちてくるのを待つしかない。
それにしても今日は体が重い。昨日のマッサージがちょっと強すぎたのか?5kmの距離のあやしげな看板を16分13秒で通過。3年前と同タイムの通過だ。ということはO宮さんはかなり快調に走っているということだろう。 ちょうどこのころ後ろから、ヒタヒタとくっついてくる。顔にまーるいメガネの影がくっついている。足音からすぐにK井塚さんとわかる。先月の別大マラソンにも一緒に行っている。くっついて後ろから自分の様子をうかがっているようだ。 八剣橋でUターンするがごとく、走路を五条川の左岸から右岸に移すとK井塚さんはペースを上げる。残り4kmほどのところだ。付いていきたいところであるが、今日は体のキレが全くといっていいほどない。ここで無理すれば潰れるだけ。O宮さんに先行され、続いてK井塚さんに追い越され思わぬ展開になってしまった。このあたりでは順位的には総合で14〜15番手。残りの3km、4kmがとてつもなく長い。
反省 今日のレースの最大の反省点は、大会当日にピークをもってこれなかったことだ。30歳代前半では、大会で外すということがほとんどなかったが、年齢を重ねるにつれてピークに合わせる重要性を感じるようになった。つまりいつもいつもコンスタントに、高いレベルを維持できないということである。練習でよく走れても大会でうまく走れなければ、何のための練習かわからない。試合で最高のパフォーマンスを発揮できるように日頃から、ピークを合わせる練習を心がけなければならない。 今シーズンは、「フルマラソン-駅伝-フルマラソン−5km、10km」と練習方法が異なる2つのタイプのレースに参加していたこともあり、疲労抜きやら練習方法を変えたりと十分にピークを合わせることが出来なかったことも要因かもしれない。 しかし、それ以上にO宮さんが好走したのは大きい。同年齢で走歴こそ私よりかは浅いが、年齢と共にまだ進化しているのがわかる。これからも油断ができない好敵手であることを実感した。同年齢でこれだけ走られると思うと、あらたにやりがいが出来たともいえる。 アフターレース 岩倉市在住のO宮さんの紹介で、コースの約3km地点にある「Cannery Row」という店屋で部員ら8人で昼食。表彰式の後、延々と続いた抽選会でN藤さんの彼女が当てたリポビタンD(1ケース)が最高の賞品とお腹が空いた状態で乗り込むものの、リーズナブルな価格が評判なのか、店の外で少々待たされました。 しかしながらブロンコ・ビリーよろしく、ピザ若しくはスパゲッティーには、サラダバイキング+ドリンクバイキングありで1,000円少々でたっぷりとお腹がいっぱいになりました。 ところで8人で一斉に頼んだピザ&スパゲッティー。頼んだときは「□○※△・・・」とメニューの写真を頼りに頼んだものの、3分とたたずに自分の頼んだものを忘れる人続出!店員も店員で「これなんですか?」というわれわれの問いかけに「すいませ〜ん。聞いてきま〜す!」と・・・。ちょっとカワイゲな店屋でした。 お楽しみ「いわくらカップ」の結果発表 先週の「犬山ハーフで体調降下中」&「国府宮はだかまつりあがり」のN藤さんは人気薄。加藤、O宮、K井塚の人気は割れました。 結果は、@O宮(33分16秒) AK井塚(33分41秒) B加藤(34分03秒) CN藤(35分27秒) でした。延べ11人からの予想で当選は、部員のH野さん1人でした。ごっつあん?だよね。走っている人も必死で、なかなか面白い企画でした。
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