第2回駅伝強化長距離競技会 参戦記
 暑い夏の間、試合を避けて気が付けば秋。走るにはとても気持ちのいい気候になってきました。
 さて、久々の知多Gでの記録会。秋口の初戦ということで、今回は、少し様子見をしながら走ることにしましたが、結果的には裏目に・・・。一緒に行った2選手が快走して、私の無念さを晴らしてくれたような感じでしたね。


●大会名 第2回駅伝強化長距離競技会
●開催日 平成19年10月13日(土)
●場  所 知多運動公園陸上競技場(愛知県知多市) ・地図

写真は、応援に駆けつけていただいた中村和史さん撮影・提供。ありがとうございました
●天 候 晴れ、23℃くらい
●結 果 16分51秒44 (4組 12着)(5000m) → 競技タイムテーブル
●表 彰 な し
●過去の戦績
H12.10. 1 5000m 欠場 (38歳)
H11. 6.26 1500m  4分23秒65 (第4組   12着) (37歳)
●交通手段等
(往路) 自宅12:51〜四谷IC〜(名古屋高速)〜笠寺IC〜知多運動公園陸上競技場駐車場13:45
(復路) 知多運動公園陸上競技場駐車場16:25〜(一般道)〜自宅17:25
●費用
参加料 走友会持ち  
燃 料 998円   59.6(km)/8(リットル/km)×134(円/リットル)
高速道路 700   名古屋高速(四谷→笠寺)
合 計 1,698円  
●成績(男子5000m)
【1組】
加藤広大 熱田高・1 17’33”47
伊藤 優 名古屋市消防 17’35”76
新岡智昭 半田高・2 17’55”39
宮地克典 庄内RT 17’59”60
大月 隆史 東海高・2 18’14”86
牧田豊秀 セカンド 18’16”79
柳川貴洋 岡崎高・1 18’18”79
市川 洋 セカンド 18’18”91
森 篤典 豊田北高・1 18’29”61
10 対島浩智 セカンド 18’37”74
11 早川博基 星城高・3 18’59”64
12 永田翔一 豊田北高 19’03”74
13 高橋寿彰 東海高・2 19’22”26
14 林 義孝 星城高・1 19’23”03
15 辻 慶 東海高・1 19’29”01
【2組】
阿部安彦 起工高・1 16’41”13
高橋文浩 庄内RT 17’11”99
栗田佳明 起工高・3 17’23”30
今井和弘 岡崎高・2 17’27”41
荒木基二 旭野高・1 17’37”66
川合 翼 起工高・3 17’39”42
渡部直樹 半田高・1 17’41”70
森 崇人 岡崎高・2 17’44”32
高瀬夏佳 起工高・3 17’51”76
10 黒柳佑介 田口高・3 17’52”32
11 日面彰一 庄内RT 17’54”35
12 高須隆一 天白川走友会 17’57”10
13 櫻井俊輔 旭丘高・1 18’05”28
14 神田貴弘 東海高・2 18’10”54
15 鈴木智貴 半田高・2 18’12”66
16 新美貴士 半田東高・2 18’52”73
17 山崎雄大 旭野高・3 18’22”10
18 大塚康太 起工高・2 18’33”22
19 中村優汰 旭野高・1 18’52”02
20 加藤 優 南山AC 18’58”17
21 佐藤正憲 愛知陸協 19’00”18
22 加藤諒一 起工高・1 19’12”60
【3組】
若山大樹 惟信高・2 16’41”65
峯田雄斗 豊橋工高・1 16’50”89
増野陽公 愛知陸協 16’51”07
永田和寛 半田高・2 16’56”04
山室輝佳 津島高・1 16’57”64
山口幸大 惟信高・2 16’58”71
今井康太 熱田高・1 17’04”05
内田 隼 愛産大工高・1 17’06”19
石川 徹 熱田高・2 17’08”71
10 荒木 詢 岡崎工高・1 17’09”54
11 橋本洋志 刈谷北高・2 17’10”48
12 酒井佳也 豊橋工高・2 17’16’58
13 後藤宏次 津島高・1 17’24”45
14 磯谷善隆 東海高・2 17’35”38
15 西掘綾祐 豊田大谷高・3 17’37”20
16 小林知充 愛産大工高・1 17’41”18
17 福山大輔 豊橋工高・1 17’41”57
18 岡田 久 岡崎工高・3 17’55”54
19 小倉正義 名経大高蔵高・1 17’58”38
20 吉田一希 惟信高・2 18’07”90
21 生駒拓也 岡崎工高・1 18’13”28
【4組】
清家竜一 起工高・3 16’17”87
栄 優介 半田東高・2 16’18”63
鈴木大介 豊橋工高・2 16’27”13
酒井孝喜 国府高・1 16’28”13
入江友広 豊田大谷高・3 16’32”85
松見一郎 庄内RT 16’34”04
木村祐太 刈谷高・2 16’38”64
岡本浩紀 豊橋工高・2 16’39”74
山田翔太 起工高・2 16’43”38
10 坂野友哉 豊田大谷高・2 16’45”31
11 東 純也 名古屋高・1 16’45”31
12 加藤一郎 名古屋市役所走友会 16’51”44
13 青木拓也 岡崎工高・1 16’53”25
14 冨田知希 愛産大工高・1 16’59”84
15 平松大樹 田口高・3 17’01”57
16 糸賀翔太 岡崎高・1 17’09”28
17 里 洋克 岡崎工高・1 17’09”51
18 須蒲修平 名古屋高・1 17’11”41
19 神谷精作 旭丘高・1 17’12”28
20 鈴木雅貴 惟信高・1 17’13”90
21 坂元 翔 起工高・2 17’16”47
22 冨田圭吾 津島高・2 17’33”94
23 羽佐田遼 岡崎工高・3 17’48”47
24 日置祥博 津島高・2 17’59”90
25 藤江慶行 国府高・2 18’18”88
26 井川佳祐 国府高・2 18’45”78
【5組】
武田翔一 豊田大谷高・3 15’41”13
後藤健二 名古屋市役所走友会 15’44”68
古田充紀 豊橋工高・2 15’49”37
柴田幸樹 瑞陵高・1 15’55”80
南郷聡太 豊田大谷高・2 16’01”15
石橋佑規 TPAC 16’02”38
矢野祥一 刈谷高・1 16’10”41
森 洋兵 豊橋工高・3 16’12”76
青木良太 田口高・3 16’14”94
10 山田託也 TPAC 16’16”28
11 松橋和己 旭丘高・2 16’18”39
12 内藤翔太 名古屋市役所走友会 16’28”80
13 深井太洋 旭丘高・2 16’32”32
14 田内 潤 トヨタSC 16’32”57
15 大野真志 瑞陵高・2 16’38”51
16 福永慎哉 庄内RT 16’50”58
17 原 知明 旭丘高・1 16’50”69
18 山下修広 TPAC 16’54”93
19 河村颯太 愛産大工高・1 17’22”13
20 安藤裕太 旭丘高・2 17’27”40
【6組】
宮本斉浩 愛知製鋼 14’48”50
内山恵太 愛知製鋼 15’18”36
磯部敏満 TPAC 15’18”86
西尾修一 トヨタSC 15’23”12
石原幸始 TPAC 15’24”29
藤谷明久 トヨタSC 15’34”83
木村敦史 TPAC 15’38”96
白鷲慶介 TPAC 15’40”21
森山祐幸 TPAC 15’44”90
10 長田拓也 TPAC 15’46”46
11 長田裕也 TPAC 15’48”12
12 渡辺幸司 TPAC 15’50”77
13 高橋真吾 TPAC 15’53”31
14 北川嘉史 TPAC 16’09”32

知多運動公園陸上競技場
 9月上旬にトライアスロン1大会を消化したものの、7月・8月は暑さを避けて大会の出場は見送り。久しぶりの実践となったが、直前の腰痛などで体調は万全とは行かない状態でのスタートになった。

 今回は、久しぶりの知多運動公園陸上競技場。「10」が3つ揃う平成10年10月10日には、ここであの室伏広治のハンマー投げの日本記録(77m35cm)が出ている。現在の日本記録は室伏広治の84m86cm(平成15年6月29日:プラハ)なので、彼自身が日本記録を更新しだした初期のものだ。そうでもなければ、この競技場もフツーの地方の陸上競技場。

いよいよ実践モード

 走友会の内藤さんが早々に競技場で受付。自分は4組であることを知ったので、ゆっくりと家を出る。
 競技場に着いた頃は風がほとんど無かったが、時間が経つにつれて風が吹き出す。とはいえ風速2m程度。大きくタイムに影響するほどのものではない。

 競技は午前中に少しトラブルがあったようで、10分程度送れて進んでいる。
 今回の5000mは目標タイム別で遅い順の組からスタート。私は4組だ。

 14時52分に4組目はスタート。
 かつてはピストルが鳴ると同時に、ダッシュしていい位置取りをしたものであるが、今日は体調もわからないのでできうる限りイーブンペースになるように後方から待機して行く作戦だ。

 100mほどして、外側からやってくる連中と合流する。4組は欠場者が少なく26人と大所帯だ。
 またこの組は高校生が多い。高校生は、最初は早いが中盤からペースががくっと落ちる人が多いので、適当なタイミングを見計らって前に出なければならない。

 2周半まわって最初の1000mが3分18秒。みんなでけん制しているせいか、ペースが遅い。3分15秒で入る予定が狂うが流れに乗りながらこのまま進める。
 2000mの通過が6分36秒。先ほどと同じペースだ。このペースで何とか最後まで行きたい。

 ところが、ホームストレートになると向かい風になるので少しであるがペースが落ちる。このペース変化が辛い。バックストレートになると若干であるが早くなる。

 3000mの通過が9分57秒。前半が遅い分だけ今日は3000mの通過がいつもより遅いが、ペース的にはイーブンに近い。このあたりで”いっぱいいっぱい”になったら「The End」。後半戦は何とか粘りペースアップをしたいと構えてた。3400mくらいから同走の選手が少し遅れ始め、抜くのに手こずっているうちに、その前の集団と離れだしてしまう。3800mくらいから明らかに前の集団と離れだしていく。「ペースアップしているの?」(あとから調べてみると自分のペースが下がっているだけだった)

 4000mは13分23秒。
 「まずい16分40秒を超えるペースになっている。」ここで自分のペースが下がっていることに気が付くが体が動いてくれない。心拍数だけはしっかり上がってくれているが・・・。
 最後の一周は頑張ってペースを上げるがゴールは16分51秒44。自己ワースト2の記録を出してしまった。年齢的な限界か・・・?凹んでいないだけが救い・・・。

他の2選手は自己ベスト更新!

15分台を連発し出した後藤健二さん(前)
 今日、この競技会に参加したのは私を含めて3選手。9月に初の15分台を出して、38歳にして殻を破った後藤健二さんと12月に結婚を控えこちらも上り調子の内藤翔太さんだ。二人とも自分の後の5組のスタートだ。

 5組は15分台後半を目標にしている選手が多い。
 後藤さんはスタートから7人ほどの集団でレースを進める。先月15分53秒の記録を出してからレース展開を心得たような感じの走りだ。3000mの通過も9分19秒。私がベストを出したときのタイムと同じ。15分台はもちろん固い通過タイムであり15分40秒切りも狙えるタイムでもある。いいペースだ。7人の集団が後半崩れ3人になるが、後藤さんは頑張って2番目につけている。先頭とは少しずつ開きが出ているが、かつてのようなずるずる落ち出すような感じはない。ラストの1周もペースを上げて15分44秒68。2レース続けて自己ベストを更新した。子どもさんが生まれてエネルギーが上手に出るようになった感じですね。おめでとう!


社会人になって自己ベストの内藤翔太さん(後)
 さて、一方内藤さんであるが、スタート直後は自分の位置を確かめるように後方からスタート。イーブンで攻めていく戦法か。後藤さんがいいペースで走っているので、後藤さんと差が開く一方の内藤さんが遅く見えるが、ゴールすれば16分28秒80と社会人になってから初の16分30秒切りであり、かつ、社会人になってからの自己ベスト。将来の名古屋市役所走友会の柱になって欲しい選手の躍進でした。こちらもおめでとう!遠慮しないでどんどん前に出て走ってください。