島根県
 

令和4年10月29日 人口約66万人の島根県、人口約20万人の松江市の玄関であるJR松江駅。山陰本線だけの駅なのでさほど大きくはありません。商業施設シャミネも入っています。(島根県松江市)

令和4年10月29日 珍しい地方百貨店の「一畑百貨店」。残年ながら令和6年1月14日で閉店してしまいました。これで島根県もデパートのない県になってしまいました。(島根県松江市)

令和4年10月30日 島根県庁の北側には国宝・松江城があります。内堀、石垣の景色がいいですね。(島根県松江市)
 

令和4年10月30日 松江城への入口には、堀尾吉晴の像が建っています。堀尾吉晴は、1600年(慶長5年)の関ヶ原合戦の後、出雲・隠岐両国を拝領した子の忠氏と共に、遠江国浜松(静岡県)から月山富田城(広瀬)に入ったが、松江の将来性に着目して城地を移した。豊臣秀吉、徳川家康と二人の天下人に仕え、豊臣政権下では三中老の一人として功績を残しています。孫の忠晴を助け松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築いたということでこの像が建てられたのでしょう。(島根県松江市)
 
令和4年10月30日 松江城の天守は、現存する12天守(備中松山城、姫路城、犬山城、丸岡城、松本城、宇和島城、高知城、丸亀城、彦根城、松山城、松江城、弘前城)の一つです。このうち5天守(姫路城、犬山城、松本城、彦根城、松江城)が国宝に指定されています。外観は4重、内部構造は5階、地下1階となっているほか、内部に井戸や塩蔵を設けるなど実戦を意識して築かれています。(島根県松江市)

令和4年10月30日 国宝・松江城の天守から見た松江市内。宍道湖もしっかりと見ることができますね。(島根県松江市)

令和4年10月30日 「興雲閣」は1903年(明治36年)に竣工。元々は松江市が松江市工芸品陳列所として建てた建物です。1907年(明治40年)に皇太子(後の大正天皇)の山陰道行啓の際に迎賓館の役割を果たしています。興雲閣は松江市内に残る数少ない明治建築として島根県指定有形文化財、松江市歴史的風致形成建造物に指定されてます。(島根県松江市)

令和4年10月29日 一畑電車の「松江しんじ湖温泉駅」。思っていたよりもきれいな駅でびっくり。(島根県松江市)

令和4年10月29日 その松江しんじ湖温泉駅の前には足湯があります。小さなお地蔵さんが見守っています。(島根県松江市)

令和4年10月29日 一畑電車の車両は他社から譲渡したものが多く見られます。(島根県松江市)


令和4年10月29日 こちらは一畑口に停車中の電車(島根県出雲市)

令和4年10月29日 2010年に中井貴一が主演の映画「RAILWAYS」にも登場する一畑口駅。平地でのスイッチバックをする駅は全国でもここだけのようです。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 映画のロケにはもってこいのレトロな雰囲気がいいですね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 2017年(平成29年)4月から無人駅になってしまいました。一日平均乗降人員は103人とか。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 1915年(大正4年)に「小境灘」として開業。その後1952年(昭和27年)に「一畑口」と改称しています。100年以上の歴史がありますね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 一畑口駅から北へ150mほどでしょうか、そこで線路は止まっています。開業当初、当駅は出雲今市(現・電鉄出雲市)方面から一畑寺(一畑薬師)への参詣鉄道を目的とした一畑電気鉄道の中間駅であったが、1928年(昭和3年)4月に北松江(現・松江しんじ湖温泉)方面からの路線が当駅の出雲方面側に付け足されたため、両路線の接続駅となっています。その後、当駅から3.3 km北の一畑駅までの区間は、1944年(昭和19年)12月に戦時下の鉄材供出で営業休止となり、1960年(昭和35年)4月には正式に廃止されているのでこのような形になっています。かつては3.3km先まで延びていたんですね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 全国的にも珍しい、平地のスイッチバック。右手(出雲市側)から来た列車は、この一畑口で向きを変え左手(松江側)に向かっていきます。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 一畑口駅のホームで見つけました。漫画家水木しげるが4歳当時、一畑薬師の信者である景山ふささんに連れられてお参りに行ったそうです。当時は一畑口から3.3km先に一畑駅があり、当時の道筋に目玉おやじのブロンズ像がいくつもあります。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 こちらは一畑薬師。幟が多く立っていますね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 この階段を登った先に本堂があります。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 一畑薬師の本堂。一畑薬師は、平安時代の初期に漁師与市が赤浦海岸の海中から引き上げた薬師如来をご本尊として祀ったのが始まりです。与市の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな幼児が助かったことから「目のやくし」、「子ども無事成長の仏さま」と信仰されています。臨済宗妙心寺派で、ここは一畑薬師教団の総本山になっています。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 一畑薬師からみた宍道湖。標高約200mからの眺望です。大きいので一瞬、海のように見えますね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 一畑薬師の境内にある階段です。紅葉の時期には少し早かったようですが、紅葉の時期には紅葉の名所になっているかと思います。雰囲気がいいですね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 一畑薬師の参道のお土産物屋さんで売っている「一畑まんじゅう」。湯気につられて買ってしまいました。(根県出雲市)

令和4年10月29日 中味はこしあんが入った饅頭です。かぼちゃ、酒粕、きなこがそれぞれ外側の皮に入っているそうです。店屋によっては、他に紫芋の饅頭もあるようです。素朴な感じの味わいで美味しかったです。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 こちらは一畑電車の「出雲大社前」駅です。1930年(昭和5年)2月に開業しています。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 駅舎は鉄筋コンクリート構造です。平成8年(平成8年)に登録有形文化財として登録。また2009年(平成21年)には近代化産業遺産に認定されているそうです。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 壁面のステンドグラス風の窓や天井から吊されている照明が素敵ですね。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 出雲大社前駅から出雲大社への参道です。きれいに整備されていますし、人の通りも多いですね。毎年10月に行われる「出雲全日本大学選抜駅伝」は、正面の出雲大社の鳥居の前を出発して、この通りを走っていきます。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 出雲大社側から見た参道。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 駅伝のスタート位置はここになります。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 この松並木を抜けたところに出雲大社の本殿があります。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 こちらは「拝殿」です。通常は参拝者のご祈祷などが行われます。(島根県出雲市)

令和4年10月29日 しめ縄というのでしょうか、こんな太いものをどうやって作るのでしょうか。(島根県出雲市)

令和4年10月30日 出雲大社付近で食べ損ねた出雲そばですが、松江城の城下の「ちどり茶屋」さんでようやくありつけることになりました。注文したのは「割子蕎麦セット(税込1,100円)」で、割子蕎麦、しじみの炊き込みご飯、しじみ汁という内容です。島根県が凝縮していると思います。(島根県松江市)

令和4年10月30日 合わせて地ビールもいただきました。限定醸造品というので頼んだのが「そばいつぇん」。この「そばいつぇん」は、出雲蕎麦の香り・味わいに合わせ作り上げたビールとかで、ビールに追そばパウダーを振りかけ楽しむことも出来ます。もちろんかけて楽しみました。(島根県松江市)