足柄大橋開通23周年記念 金太郎マラソン大会 参戦記
 何と今回は20年ぶりの神奈川県遠征です。

 5月はここまで国盗りは2戦2敗。今月最後の大会として一矢を報いたいところでしたが、今回も連戦続きで体調が不十分というよりも、まとまった練習ができていないせいか、中盤からペースが落ちだし失速。前を追いかけるどころか、後続の同年代の選手にも抜かれ、年代別では3位にとどまってしまいました。三週間ほど出場する大会がありませんので、持久力不足が解消できるように準備をしていきたいと思います。

 さて、大会の方ですが神奈川県でも静岡県寄りで富士山がきれいに見えるロケーションのいいところです。酒匂川のサイクリングロードがメインコースで気持ちのいい大会ですが、参加人数からすると少々コース幅が狭いような気がしました。

 また各種目とも年齢区分が10歳ごと(小学生は各学年)で8位までの入賞者が表彰対象ということで、相当数の方が表彰を受けていました。その他、ベストタイム賞というのがあり、昨年度の自己タイムを申請し、そのタイムより同部門で2分以上早いとこちらもメダルがもらえるというものです(入賞者を除く)。広く浅く賞品を配るというのが大会のポリシーのようですね。
 
●大会名 足柄大橋開通23周年記念金太郎マラソン大会
●開催日 平成22年5月16日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
神奈川県立足柄上地区行政センターグランド発着(地図)(神奈川県足柄上郡開成町) 

大会要項

プログラム

地図


スタート、ゴール
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、気温19℃くらい
●参加賞 Tシャツ、たい焼き、バナナ2本、SOYJOY、お茶(缶)、スポーツドリンク(コップ)
●結 果 36分02秒(10km:一般男子40〜49歳 第3位、総合第13位)
●表彰 賞状、メダル、靴下
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅5:00〜(一般道)〜名古屋IC〜(東名高速)〜大井松田IC〜(一般道)〜会場8:30〜(コース下見/試走/昼食/入浴(松田町健康福祉センター・健楽の湯/買い出し)〜会場駐車場17:30(車中泊)
(復路) 会場駐車場7:38〜会場7:43−(【足柄大橋開通23周年記念金太郎マラソン大会 10km 10時05分スタート】)〜会場11:52〜11:59会場駐車場12:01〜(一般道)〜12:10(入浴/松田町健康福祉センター・健楽の湯)12:35〜(一般道)〜大井松田IC〜(東名高速)〜名古屋IC〜自宅16:12
●費用
参加料 3,000円  
燃 料 6,816円   610.9(km)/12.1(リットル/km)×135(円/リットル)
高速料金 2,000円
 ( ETC割引/名古屋〜大井松田 1,000円)
 ( ETC割引/大井松田〜名古屋 1,000円)
入浴料 1,000円  (松田町健康福祉センター・健楽の湯 500円×2)
合 計 12,816円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者
  (10km 男子40〜49歳以上は8位まで) (
★は加藤が参加した部門
【15km−9時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子19歳以下 6人 山崎 紘 16 不明 小田原総合ビジネス高校 56’15”
男子20歳代 72人 羽原 輝晃 28 ガッチャン 54’09”
男子30歳代 202人 和田 孝司 39 多摩川クラブ 51’28”
男子40歳代 259人 川崎 久生 44 ニチベイ 54’03”
男子50歳代 143人 清水 英夫 58 見次クラブ 57’13”
男子60歳代 104人 小金 啓志 64 川崎OBMC 55’54”
男子70歳代 15人 風間 武 70 愛甲RC 1゜09’24”
女子19歳以下 1人 飯塚 朱音 14 旭が丘中学校 1゜16’04”
女子20歳代 24人 大山 綾子 28   1゜13’41”
女子30歳代 78人 徳野 明子 33   1゜06’28”
女子40歳代 44人 絵野澤 恵 42 MEG 1゜06’09”
女子50歳代 31人 平松 かおり 51 コナ・ウィンド 1゜09’01”
女子60歳代 8人 村田 厚子 62 秦野公園AC 1゜14’12”
女子70歳代 0人 該当者なし 
【10km−10時05分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子19歳以下 8人 久保寺 翔太 16 不明 総合ビジネス高校 39’40”
男子20歳代 85人 品田 大地 29 秦野市役所 33’33”
男子30歳代 190人 鈴木 寿章 30 コトブキMAX 33’56”
男子40歳代 205人 上坂寛之 40 藤沢市 山武 34’38”
星崎 隆 40 小田原市 小田原市陸協 35’37”
加藤 一郎 48 愛知県 名古屋市役所走友会 36’02”
丹羽 利昇 46 足柄上郡 丹羽ッ子クラブ 36’51”
岩田勝彦 44 静岡県 小山病院野球部 37’30”
高井輝幸 43 秦野市 リモコンクラゲ 38’53”
西渕達成 44 藤沢市 湘南RS 38’57”
須田 誠 41 東京都   39’22”
男子50歳代 145人 音峯 正彦 51 不明 住友林業 37’17”
男子60歳代 87人 藤村 泰弘 62 世界留界センター 42’12”
男子70歳代 20人 富永 守三 73   48’59”
女子19歳以下 3人 古澤 薫 19 神奈川衛生学園 43’00”
女子20歳代 54人 善見 聖子 28   40’42”
女子30歳代 93人 柴田 洋子 38   42’13”
女子40歳代 83人 永井 真友美 47 eA茨城 39’57”
女子50歳代 35人 武田 洋子 55 かめの子クラブ 46’59”
女子60歳代 14人 八木 友子 60 チーム勝どん 49’48”
女子70歳代 4人 小室 潤子 72   1゜05’28”
【5km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子中学生 14人 苅田 広野 14 不明   16’59”
男子19歳以下 6人 水島 拓也 16 小田原ビジネス高 17’11”
男子20歳代 60人 齋藤 貢司 26 ガゼル 16’07”
男子30歳代 68人 小村 太志 33 おおさわひでお 15’50”
男子40歳代 72人 斉藤 健児 44 湘南RC 17’23”
男子50歳代 37人 山内 紀夫 51   18’02”
男子60歳代 32人 佐藤 伸一 61   17’52”
男子70歳代 14人 佐々木 久治 74   23’17”
男子80歳以上 4人 浅野 利夫 80 J.C.緑ヶ丘 29’33”
女子中学生 11人 井上 茉莉花 13 TOMOZO 22’53”
女子19歳以下 1人 該当者なし 
女子20歳代 46人 羽場 奈穂美 26 不明   22’53”
女子30歳代 61人 藤木 恭子 35 富士森走友会 21’29”
女子40歳代 43人 山口 美和子 44   21’40”
女子50歳代 26人 塩田 礼子 58   24’27”
女子60歳代 17人 梅沢 純子 64   23’04”
女子70歳代 4人 池田 征子 70   25’29”
女子80歳以上 0人 該当者なし 
【2km−10時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
小学1年男子 18人 稲光 希竜 不明   8’22”
小学2年男子 31人 渡邉 律 国府津小 8’24”
小学3年男子 45人 五十嵐 翔英 国府津小学校 7’48”
小学4年男子 23人 岩城 亮介 函南RC 7’11”
小学5年男子 29人 渡辺 大地 11 北郷小学校 7’13”
小学6年男子 28人 三須 健乃介 11 ★沼津愛鷹小★ 6’57”
小学1年女子 15人 高久 紗耶加 横浜市立長津田 10’34”
小学2年女子 15人 菅田 もも 丹那小学校 8’54”
小学3年女子 15人 松田 鈴音 大阪塚本小 8’05”
小学4年女子 21人 青野 利保 木曜ランナーズ 7’45”
小学5年女子 23人 石橋 菜那 10 函南RC 7’45”
小学6年女子 22人 五十嵐 音羽 11 国府津小学校 7’10”
総合計 2,814人  

開成町とは

  面積
(km2)
人口
(万人)
人口密度
(人/km2)
名古屋市  326.43 225.3 6,900
千種区 18.23 15.7 8,630
蒲郡市 56.81 8.1 1,440
開成町 6.56 1.6 2,490
 神奈川県といえば県庁所在地の横浜市、湘南の海岸、観光地として有名な箱根などが全国的に知られているが、今回、この大会のメイン会場である開成町(かいせいまち)は、神奈川県の西部に位置する。今回、この大会に出場するまで、この開成町の存在を知らなかった。

 そもそも開成町はどんな町か。
 ウイキペディアで調べたところ、神奈川県内では最小面積の自治体であり、また東日本にある町の中で最小面積(6.56km)である町であるとのこと。(ただし開成町より面積の小さい市、村はある)。
 町の面積が6.56kmということは、√(6.56)=2.56km、平均的に見れば一辺が2.56km四方で町が構成されていることになる。
 名古屋市が約326km、私の住んでいる千種区が約18km、私の出身である蒲郡市が約56kmなどと比べてもいかにも小さい。

 また、開成町のサイトで観光名所たるものも探したが、如何せん面積が狭すぎる。残念ながら食指が伸びるようなものはなかったが、町には小田急「開成」駅があり、小田原、新宿方面へも利便性がよく人口が毎年少しずつではあるが増え続けている町。また、23年前に開通した足柄大橋のおかげで、東名高速・大井松田ICまでわずか3分。酒匂川のロケーションといい、小さな町ではあるが住むにはいいところかもしれない。

足柄大橋
 大会名の冠となっている「足柄大橋」。
 調べたところ開通したのが、昭和63年3月19日。1988年だから今から22年前(大会名はなぜか23周年記念となっている)。全長674mあり酒匂川をまたいで開成町吉田島と大井町金子を結んでいる。
 当時の開成町の広報には「この橋の完成で都市計画道路大井開成積本線(全長4.7キロ)が20余年ぶりにようやく全線開通します。この道路は昭和42年に工事着手し、54年5月に足柄大橋を含む1540mを残し部分開通していたものです。」とある。
 開成町から東名・大井松田ICへ3分のアクセスとなるということを考えると、開成町にとっては悲願だったかもしれない。

 それを差し引いても、いまだに「足柄大橋開通○○周年記念」と銘打って大会が継続されているのも珍しい。たいていこの手のものは、開通時のみの1回ぽっきりの。100年経ってもこのスタンスで行われるのだろうか。

 ちなみにこの「足柄大橋」。「かながわの橋100選」のひとつに選ばれています。

これが酒匂川にかかる「足柄大橋」。大会のコースは両側の歩道部分を使用。中央から西が開成町、東側が大井町になります。

大井町側には「かながわの橋100選」に選ばれたプレートが貼ってあります。

大井町側には熊に乗った金太郎の像が・・・。

開成町側には猿などの動物を従えた金太郎の像があります。

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車中泊について

 前日からこの開成町にいる。今回も車中泊。冬のような寒さもないので、ステップワゴンの車内で寝ていても快適だ。ちょうどいいので車中泊について少し説明をしよう。

 昨年6月の「会津美里ふれあい健康マラソン(福島県)を皮切りに昨年は3回、今年はこの大会を含め4回目の車中泊となる。最初は、勝手がわからず不安もあったが、いろんな大会に行ってみると、前日から会場付近の駐車場などに車中泊をしているが意外にたくさんいることがわかった。

 私のようにワンボックスワゴンで来ている人は、それなりの装備をして来場しているようであるが、セダンなどの車で来場している人はシートを倒して寝ているだけである。これは仮眠であって疲労がきっちり抜けるかどうかあやしいし、そもそもそれでは窮屈である。

 それでは今回、7回目となった車中泊についてどのような準備をしているか少し説明をしよう。
(1) 布団の積み込み
 何はともあれ、大会前日はなるべく気持ちよく寝たい。そのための準備は出発前から始まる。
 まずは布団の積み込みである。
 ステップワゴンのサードシートを跳ね上げて、そこにまずブルーシートを敷く。
 そこに自宅から搬出した敷き布団を2枚、掛け布団を1枚、毛布を1〜3枚、枕1つを積み込む。もちろんこれで1人分である。こうして会場に向けてしゅっぱーつ!
(2) 場所探し
 会場に着いて最初に行うのが場所探し。たいていの大会は、来場者用の駐車場を設けているのでそこに駐車しておけばいいが、ごくまれに駐車場を用意していない大会は、会場付近の適当な場所探すことになる。駐車違反にならないようなところ、私有地でないところなどを探すことになるが、一般的には公共の公園の駐車場になることが多い。まずは、この駐車場の場所の目星を付けておく。
 また、夜半、早朝などトイレに行くこともあるので、近くにトイレがあることも場所決めの必須条件だ。
(3) 食料の買い出し
 晩御飯は、適当にどこかで食べればいいが、会場の駐車場に車を入れると食料を朝から調達することが困難になる。従って、前日に食料を調達しておかなければならない。コンビニでもいいが、スーパーマーケットの食料品売場の方が安いので、スーパーマーケットをなるべく探すことになる。場合によっては晩御飯も弁当になることも珍しくもない。
(4) 駐車
 前述の(1)で目星を付けたところに車を停める。
(5) 就寝準備
 車の中で快適に寝るには、やはり自宅で寝るときと同じような条件にしたいところである。
 冷暖房はないが、無理な姿勢で寝るのは避けたいので、私はいつも自宅から布団(敷き布団、掛け布団)、毛布、枕を必ず持ち込んでいる。
 いろいろ試行錯誤したが、敷き布団は2枚、毛布も寒いときは2枚持ち込むことにしている。
 車というものは、寝ていてよくわかったのであるが、家と違って断熱性がよくない。簡単に言えば、冷暖房がな切れ、しばらくすると室内は外気温と同じ気温になってしまう。夜中に気温が0℃になってしまうような環境では毛布2枚ないし3枚は欠かせない。
 もう一つ、敷き布団2枚というのは、私の場合ステップワゴンのセカンドシート、サードシートを全て跳ね上げて車の床に直接敷き蒲団を敷いて寝るので、床はフラットになってはいるものの、どうしても若干の床のフックの出っ張りが背中に当たり気になる。これを解決したのが敷き布団2枚対策。これで出っ張りからの痛みは大幅に軽減されるようになった。
 また、敷き布団は畳一枚(180cm×90cm)ほどの大きさであるが、残念ながらこれはセカンドシート、サードシートを倒したところにきちっと敷けない。床面の横幅は十分であるが、長さが若干足らないので布団の端部が少し反り返るような形しか敷けない。が贅沢はいえない。敷いた敷き布団の対角線上に寝れば、なんとか足をのばして寝ることができる。
 こうして寝る準備ができるのである。
(6) 就寝
 原始時代のように、日が暮れれば寝る。車の中には、テレビやラジオもあるので見ようと思えば見ることはできるのであるが、調子に乗って見ているうちにバッテリーも上がってしまうことも考えられるので、テレビもニュースを15分ほど見る程度。早々とおやすみなさい!

スタート前
 昨日は、準備で係員が忙しそうにしていた会場の足柄上地区行政センターグランドであるが、早朝から多くの選手が集まってきた。この大会について、ネットで過去の参加者の声を調べてみると、@アットホームな大会、Aスタート場所が狭い(これ以上参加者を増やすのは限界!)、B雨が降るとどろどろになる というところに集約されるような気がする。
 確かに、会場に行ってみるといずれも当たっているような気がする。

 @は、コース看板や垂れ幕などが手作り。場内の放送も非常にのんびり。各部の8位までを入賞者として入賞を乱発。さらにベストタイム賞(昨年よりタイムを2分以上短縮)にもメダルをと、他の大会と違ってなるべく多くの人に賞を配ろうと言うところが面白い。
 Aは、確かにスタート直後の2回の右折するところの道路幅は非常に狭く危険だと思う。ここは、道路に出たところをスタート地点とすれば解決できるので次年度以降は是非実施して欲しい。
 Bは、確かに雨が降るとぐちゃぐちゃになるだろう。今年は晴天でよかったものの、1,000人もの参加者が一斉にスタートすると、砂埃はそれはそれで大変なものだった。

会場横に張られた横断幕

受付付近の様子

 話は変わるが、この会場から見える富士山がいい。
 静岡県や山梨県ではないが、この足柄地方からも富士山を十分に見ることができる。これだけでも得した気分になる。

写真中央で雪をかぶっているのが富士山です。

 さて、本日のスタートは10時05分。最長の15kmの部の次のスタートである。
 15kmの部のエントリーは1,000人弱。この人数でスタートしてから50mほど先で左に曲がる。グランドから道路に出るところの幅が5mほどだろうか。間違いなく、ここで渋滞をする。タイムを競う選手は、とにかく前に並ばないといけない。何度も言うが、選手のケガや事故のことを考えると、この大会のスタート場所は変えた方がいいと思う。

スタート前の15kmの部の選手たち。スタート直後50mほど先で直角に左へ曲がる。

スタートして2回ほど左に曲がると公道に出る。この幅なら走るのにはゆったりだ。

レース
 15kmの部がスタートし、しばらくしてスタート場所に行ったが、さすがに10kmだけで1,000人を超えるエントリーだけあって、スタート場所はかなり混んでいる。何とか2列目くらいに混ぜてもらう。

 10時05分にスタートのピストルが鳴るが、今日もスタートはうまく切れた。
 グランドから2回左折し、一般公道に出るがここで既に大きな集団ができる。先週は5km、今週は10kmなので今週はペースに気を使わねばならない。

 最初の1kmの通過は3分24秒。体感では3分20秒くらいであるが、やや遅い。今日はどうも体が重いようだ。この辺りから、少しずつ集団が分かれだす。同年代の選手もこの中に一人いたので、一緒に行かねばならない。
 しかし、今日はずるずると早々と後退。集団に加われずに単独走となる。先週が涼しかっただけに、今日の気温がとても暑く感じる。


今日の心拍数の推移。クリックすると拡大します。
 開成水辺スポーツ公園を抜けると足柄大橋が見えてきた。決して速いペースではないが、今日は足どりが重い。足柄大橋への歩道を上り、Uターンし酒匂川を超える。ここがちょうど6km地点。体にあまり余裕がないところを後ろから同年代の選手に抜かれる。前を追うどころか、同年代では3位に後退してしまった。今日は、優勝は難しいかもしれないが、レースは最後まで何が起きるかわからない。諦めてはいけない。
 そう思いながらも調子が上がるどころか、今日はペースの維持が精一杯だ。足柄大橋を一旦下り、反対側の歩道に向かっていくと、20分前にスタートした15kmの部の選手たちと合流し出す。向こうは既に10km以上走ってきている。疲れた顔をしている選手が多くペースが合いそうだ。ここで彼らをペースメーカーに使うのにちょうどいいと思い利用させてもらった。10km部門の選手は、この後ゴールまでの間に抜くことはなかったが、後半は彼らのおかげでペースを持ち直した。

 36分02秒。タイム的にはまったく満足できないが、今日のレースは終わった。結局総合第13位、年代別では第3位で20年ぶりに出場した神奈川県のレースを飾ることができなかった。次回は、どこで国盗りを狙おうか?

ゴールに向かう選手たち

急激に気温が高くなり、苦しむ選手が多かった

松田町健康福祉センター・健楽の湯
 会場周辺に、観光できそうな施設が見あたらなかったので、せめて風呂くらい入って帰宅しようと考えた。あらかじめ、この周辺を調べておいたが、温泉がありそうでなかなか見あたらない。
 しかしながら、隣町の松田町には「健康福祉センター・健楽の湯」が」ある。大会前日も利用したが、大会前日はガラガラ。大会当日の日曜日も利用者が数人で、この大会後に利用するにはちょうどいい施設だったので紹介します。多くの人が、アサヒビールの工場見学に行ってしまったので、利用者もあまりなかったかもしれませんね。

町営の施設のようですね。

ちょっとわかりにくいところにあるので、事前に場所のチェックが必要です。

受付のお姉さんがヒマそうにしていました。

この先は風呂場です。シャンプー等も備え付けてあります。

本日の戦利品

賞状、小さなメダルと副賞。副賞の中身は靴下でした