足柄大橋開通23周年記念 金太郎マラソン大会 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開成町とは
そもそも開成町はどんな町か。 ウイキペディアで調べたところ、神奈川県内では最小面積の自治体であり、また東日本にある町の中で最小面積(6.56km2)である町であるとのこと。(ただし開成町より面積の小さい市、村はある)。 町の面積が6.56km2ということは、√(6.56)=2.56km、平均的に見れば一辺が2.56km四方で町が構成されていることになる。 名古屋市が約326km2、私の住んでいる千種区が約18km2、私の出身である蒲郡市が約56km2などと比べてもいかにも小さい。 また、開成町のサイトで観光名所たるものも探したが、如何せん面積が狭すぎる。残念ながら食指が伸びるようなものはなかったが、町には小田急「開成」駅があり、小田原、新宿方面へも利便性がよく人口が毎年少しずつではあるが増え続けている町。また、23年前に開通した足柄大橋のおかげで、東名高速・大井松田ICまでわずか3分。酒匂川のロケーションといい、小さな町ではあるが住むにはいいところかもしれない。 足柄大橋 大会名の冠となっている「足柄大橋」。 調べたところ開通したのが、昭和63年3月19日。1988年だから今から22年前(大会名はなぜか23周年記念となっている)。全長674mあり酒匂川をまたいで開成町吉田島と大井町金子を結んでいる。 当時の開成町の広報には「この橋の完成で都市計画道路大井開成積本線(全長4.7キロ)が20余年ぶりにようやく全線開通します。この道路は昭和42年に工事着手し、54年5月に足柄大橋を含む1540mを残し部分開通していたものです。」とある。 開成町から東名・大井松田ICへ3分のアクセスとなるということを考えると、開成町にとっては悲願だったかもしれない。 それを差し引いても、いまだに「足柄大橋開通○○周年記念」と銘打って大会が継続されているのも珍しい。たいていこの手のものは、開通時のみの1回ぽっきりの。100年経ってもこのスタンスで行われるのだろうか。 ちなみにこの「足柄大橋」。「かながわの橋100選」のひとつに選ばれています。
コース紹介 → コースガイドはこちら 車中泊について 前日からこの開成町にいる。今回も車中泊。冬のような寒さもないので、ステップワゴンの車内で寝ていても快適だ。ちょうどいいので車中泊について少し説明をしよう。 昨年6月の「会津美里ふれあい健康マラソン(福島県)を皮切りに昨年は3回、今年はこの大会を含め4回目の車中泊となる。最初は、勝手がわからず不安もあったが、いろんな大会に行ってみると、前日から会場付近の駐車場などに車中泊をしているが意外にたくさんいることがわかった。 私のようにワンボックスワゴンで来ている人は、それなりの装備をして来場しているようであるが、セダンなどの車で来場している人はシートを倒して寝ているだけである。これは仮眠であって疲労がきっちり抜けるかどうかあやしいし、そもそもそれでは窮屈である。 それでは今回、7回目となった車中泊についてどのような準備をしているか少し説明をしよう。
スタート前 昨日は、準備で係員が忙しそうにしていた会場の足柄上地区行政センターグランドであるが、早朝から多くの選手が集まってきた。この大会について、ネットで過去の参加者の声を調べてみると、@アットホームな大会、Aスタート場所が狭い(これ以上参加者を増やすのは限界!)、B雨が降るとどろどろになる というところに集約されるような気がする。 確かに、会場に行ってみるといずれも当たっているような気がする。 @は、コース看板や垂れ幕などが手作り。場内の放送も非常にのんびり。各部の8位までを入賞者として入賞を乱発。さらにベストタイム賞(昨年よりタイムを2分以上短縮)にもメダルをと、他の大会と違ってなるべく多くの人に賞を配ろうと言うところが面白い。 Aは、確かにスタート直後の2回の右折するところの道路幅は非常に狭く危険だと思う。ここは、道路に出たところをスタート地点とすれば解決できるので次年度以降は是非実施して欲しい。 Bは、確かに雨が降るとぐちゃぐちゃになるだろう。今年は晴天でよかったものの、1,000人もの参加者が一斉にスタートすると、砂埃はそれはそれで大変なものだった。
話は変わるが、この会場から見える富士山がいい。 静岡県や山梨県ではないが、この足柄地方からも富士山を十分に見ることができる。これだけでも得した気分になる。
さて、本日のスタートは10時05分。最長の15kmの部の次のスタートである。 15kmの部のエントリーは1,000人弱。この人数でスタートしてから50mほど先で左に曲がる。グランドから道路に出るところの幅が5mほどだろうか。間違いなく、ここで渋滞をする。タイムを競う選手は、とにかく前に並ばないといけない。何度も言うが、選手のケガや事故のことを考えると、この大会のスタート場所は変えた方がいいと思う。
レース 15kmの部がスタートし、しばらくしてスタート場所に行ったが、さすがに10kmだけで1,000人を超えるエントリーだけあって、スタート場所はかなり混んでいる。何とか2列目くらいに混ぜてもらう。 10時05分にスタートのピストルが鳴るが、今日もスタートはうまく切れた。 グランドから2回左折し、一般公道に出るがここで既に大きな集団ができる。先週は5km、今週は10kmなので今週はペースに気を使わねばならない。 最初の1kmの通過は3分24秒。体感では3分20秒くらいであるが、やや遅い。今日はどうも体が重いようだ。この辺りから、少しずつ集団が分かれだす。同年代の選手もこの中に一人いたので、一緒に行かねばならない。 しかし、今日はずるずると早々と後退。集団に加われずに単独走となる。先週が涼しかっただけに、今日の気温がとても暑く感じる。
そう思いながらも調子が上がるどころか、今日はペースの維持が精一杯だ。足柄大橋を一旦下り、反対側の歩道に向かっていくと、20分前にスタートした15kmの部の選手たちと合流し出す。向こうは既に10km以上走ってきている。疲れた顔をしている選手が多くペースが合いそうだ。ここで彼らをペースメーカーに使うのにちょうどいいと思い利用させてもらった。10km部門の選手は、この後ゴールまでの間に抜くことはなかったが、後半は彼らのおかげでペースを持ち直した。 36分02秒。タイム的にはまったく満足できないが、今日のレースは終わった。結局総合第13位、年代別では第3位で20年ぶりに出場した神奈川県のレースを飾ることができなかった。次回は、どこで国盗りを狙おうか?
松田町健康福祉センター・健楽の湯 会場周辺に、観光できそうな施設が見あたらなかったので、せめて風呂くらい入って帰宅しようと考えた。あらかじめ、この周辺を調べておいたが、温泉がありそうでなかなか見あたらない。 しかしながら、隣町の松田町には「健康福祉センター・健楽の湯」が」ある。大会前日も利用したが、大会前日はガラガラ。大会当日の日曜日も利用者が数人で、この大会後に利用するにはちょうどいい施設だったので紹介します。多くの人が、アサヒビールの工場見学に行ってしまったので、利用者もあまりなかったかもしれませんね。
本日の戦利品
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