第24回エフエム福岡・海の中道はるかぜマラソン大会 参戦記
 ランナーで福岡といえば、やはり福岡国際マラソン。昨年12月の福岡国際マラソンは、参加標準記録が変わりましたが、それ以前に従来の参加標準記録が確保できず年末の恒例となっていた福岡遠征も5年でピリオドとなってしまいました。

 今回は、その同じ福岡市内でも海の中道にある「国営海の中道海浜公園」で行われた「海の中道はるかぜマラソン」に参加しました。ここは、福岡国際クロスカントリー大会の会場で有名なところですね。

 初めて行きましたが、260haという広大な敷地で、どこをどういうように走っているのかよくわかりませんでしたね。私は、比較的前の方を走っていたので感じませんでしたが、種目によってはコースの道幅が狭く走りにくいという意見もありました。確かにそうかもしれませんね。

 話は変わりますが、ここにはいろんな施設があります。観覧車あり、サイクリングの施設ありで大会前後に家族連れでのんびりするにはいいところだと思います。

 
 
●大会名 第24回エフエム福岡・海の中道はるかぜマラソン大会
●開催日 平成23年4月10日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
海の中道海浜公園発着(福岡県福岡市) →詳細地図

大会要項

プログラム

コースマップ

コースガイドはこちら
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●天 候 晴、20℃くらい
●参加賞 エコバッグ、メロンパン、ソイ・ジョイ、レトルトごはん
●結 果 17分36秒(5km) (総合第7位、男子40〜49歳 第3位)
●表 彰 メダル、もち吉(煎餅)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
  【4月9日(土)/1日目】
徒歩 自宅 19:19 自由ヶ丘駅 19:30
地下鉄 自由ヶ丘 19:34 本山 19:37 (名城線)
本山 19:41 池下 19:44 (東山線)
【期日前投票/千種区役所】
池下 20:04 名古屋 20:16 (東山線)
夜行バス 名鉄BC 21:00 福岡BT 7:38 (西日本鉄道)
7:50
【4月10日(日)/2日目】
JR 博多 8:08 香椎 8:19 (鹿児島本線)
香椎 8:36 西戸崎 8:56 (香椎線)
徒歩 西戸崎駅 8:56 会場 9:15
【第24回エフエム福岡・海の中道はるかぜマラソン大会/5km−10時50分スタート】
徒歩 会場 11:50 金印公園 13:50
【昼食/金印公園見学】
徒歩 金印公園 14:10 志賀島港 14:25
高速船 志賀島 14:35 博多 15:08 (福岡市営)
徒歩 博多港 15:08 温泉 15:13
【入浴・休憩/みなと温泉 波葉の湯】
徒歩 温泉 19:05 福岡BT 20:10 (途中夕食含む)
夜行バス 福岡BT 20:55 7:23 (西日本鉄道)
7:40
【4月11日(月)/3日目】
地下鉄 7:32 自由ヶ丘 7:52 (名城線)
徒歩 自由ヶ丘駅 7:52 自宅 8:05
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
 
参加料 3,500円  
地下鉄(名古屋市営) 660円 (自由ヶ丘〜池下/池下〜名古屋/栄^自由ヶ丘)
夜行バス 19,000円 (名古屋〜博多BT/往復)
JR 450円 (博多〜西戸崎)
高速線 650円 (志賀島〜博多)
入浴料 700円 (みなと温泉 波葉の湯)
合 計 24,960円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者
【ハーフマラソン−11時00分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 所属 記録
男子高校生・20歳代 323人 平川 剛士 JR西日本 1゜20’24”
男子30歳代 593人 川村 哲夫   1゜17’06”
男子40歳代 485人 江頭 徹 Eランナーズ 1゜16’03”
男子50歳以上 357人 井形 俊章 博多陸友会 1゜21’55”
女子高校生以上 379人 中井 良子 久留米市役所ランナーズ 1゜32’03”
【10km−11時20分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 所属 記録
男子29歳以下 230人 隅川 幸久 福岡陸協 33’12”
男子30歳代 354人 塩川 浩平 トヨタ九州RC 33’45”
男子40歳代 247人 柳生 貴宏 長府遊RUN快 36’34”
男子50歳以上 191人 若林 繁人 筑前新宮RC 37’47”
女子29歳以下 225人 俊野 里美 かけっこ会 43’26”
女子30歳代 211人 山賀 操 博多陸友会 41’14”
女子40歳代 105人 大野 朋子   42’50”
女子50歳以上 65人 中井 万純 ブイサイド 45’00”
【5km−10時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 所属 記録
男子29歳以下 90人 豊永 哲央 長府製作所 16’03”
男子30歳代 98人 金森 匡昭 トヨタ九州組立 15’57”
男子40歳代 89人 小島 成久 ウイングフットRC 16’48”
深町 慎治 博多陸友会 16’59”
加藤 一郎 名古屋市役所走友会 17’36”
男子50歳以上 90人 中野 敏明 古賀マラソンクラブ 17’39”
女子29歳以下 153人 田中 未来 ヤマザキパン福岡 23’47”
女子30歳代 120人 村本 幸子 原北ッ子RC 20’39”
女子40歳代 61人 市村 智子   23’09”
女子50歳以上 45人 糸山 裕美   24’17”
【3km−11時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 所属 記録
男子小学生 135人 日吉田 龍之介 下関市立垢田小 11’17”
男子10歳代 29人 石田 光一 鹿町中学校 10’46”
男子20歳代 20人 木村 政光 叶シ日本高速印刷 9’53”
男子30歳代 47人 川本 晃司 小野田高校 9’32”
男子40歳代 45人 和田 浩二 志免町陸友会 10’15”
男子50歳以上 26人 馬場 照彦 長府製作所駅伝部 10’52”
女子小学生 104人 森林 未来   10’37”
女子10歳代 41人 荒牧 伶苗 中島ミニバスケット 11’20”
女子20歳代 42人 今里 愛香   13’26”
女子30歳代 83人 金光 恵美子   14’38”
女子40歳代 53人 泉 泰子 まいこ小児科クリニック 14’57”
女子50歳以上 24人 橋本 紀江   13’30”
総合計 5,160人  

国盗り目的で初の福岡県遠征
 一昨年まで5年連続出場していた福岡国際マラソンの出場資格も途切れた。
 国盗りを始めてから、これまであまり行っていないところを優先して全国を行脚していたため福岡県に国盗りに出かけるのが遅れた。
 しかしながら、いざ出かけようと思うといろいろ迷う。予算、アクセスなどを考慮して、今回はこの「エフエム福岡・海の中道はるかぜマラソン大会」に出場することを決めた。名古屋からでも往復夜行バスで何とか間に合う。

名古屋から乗ってきた夜行バスも早朝、壇ノ浦PA(山口県)で休憩。九州は目の前。(壇ノ浦PAにて)

福岡バスターミナルからJR博多駅へ。博多から香椎まではJR鹿児島本線で移動。(鹿児島本線の車内にて)

香椎でさらに香椎線に乗り換え。香椎発8:36発の列車はまさにマラソン列車だった。(香椎駅にて)

香椎線の終点・西戸崎駅は、会場の海の中道海浜公園への最寄駅。駅から吐き出されるように乗客が大量に出てきた。(西戸崎駅にて)

 夜行バスは、定刻よりも少々早く福岡バスターミナルに到着する。ここはJR博多駅からのアクセスがいいのが特徴だ。
 博多駅で朝食を買い、ホームで列車を待つ。この間にさきほど購入したおにぎりを食べることにする。スタート時間から逆算すると、今のうちに食べておかないといけない。

 博多駅から乗車した列車は混雑していたが、香椎から乗り換えた香椎線の列車はマラソンに向かうランナーでさらに混雑していた。香椎線は非電化の単線路線。反対列車との待ち合わせもあり、距離の割にはゆっくり走る。乗客が少なければのどかな雰囲気が漂う路線なのだろう。

 終点の西戸崎では、大量のランナーが降りる。家族連れもちらほら見える。
 駅舎の写真を撮ったりしながら会場へ向かう。誰もが地図を見ることなく駅から歩いている。大半が地元のランナーだろう。わたしも彼ら、彼女らの後を付いていく。
 エントリーが5,000人規模の大会。これ以外にこの近くで大きなイベントを開催しているはずはない。何も考えずに人の後ろを付いて歩いていくのは嫌いであるが、今日は間違いないだろう。

 しばらく歩いていくと、案の定「大会会場入口」の看板が見えてくる。橋の上にかかっている看板であるが、ふと橋の上から下を見ると駐車場に入る車の列で大渋滞が起こっている。こちらは余裕で会場へ向かう。

 西口ゲート前でハガキを呈示し入場券をもらう。ここからメイン会場まで更に歩いていくが、実際に歩いてみるとまだそれなりに距離があった。
 それにしても今日は天気がいい。初めてこの地にやってくる自分はもちろん、ランナーとしても晴れの天気は気持ちがいい。あとは国盗りが達成できるのか・・・。少々緊張感が薄れてしまうようなポカポカした気候だった。

バッグを持った人がたくさん歩いていきます。まず間違いなく「海の中道海浜公園」へ行くのでしょう。

しばらく歩いていくと看板が見えました。一安心!

ここは海の中道海浜公園の「西口」のようです。

マラソン参加者は、ハガキのチェックを受けると入場券をもらえるみたいです。

ここで入場券をもらいます。

入場ゲートから大会のメイン会場までもそれなりに距離がありました。

面白いオブジェだなあと思っていたら「陶芸展」を行っていたようです。

チューリップの時期ですね。思わず見とれてしまうほどです。

ようやく受付場所にやってきました。今日はカテゴリがたくさんで受付ブースも広いです。

スポンサーの一つ共栄火災の気球がよく目立ちます。

気球は二つ

天気もよく、あちこちに参加者が芝生の上でくつろいでいます。

コース紹介(コースガイド)
こちらを参照して下さい。

練習不足&風邪ひきさんのレース
 気温が20度まで上昇する中、レースは終わりました。結果は年代別(40才代)で3位でした。

 この大会はハーフ、10km、5km、3kmを併せて5000人以上の参加者があります。スタートで出遅れないようにするために、スタート10分前にスタート場所の位置取りに行きましたが、これはバッチリ。最前列に並べました。

 5km部門は10時50分にスタートです。スタートと同時に5〜6人が前に出ます。ほとんどが20才代、30才代の若者。しかしながらその中には最前列付近にいた40才代の選手もいます。「付いて行かねば」と思うものの、こちらもかなりハイペースなので差が縮まりません。1kmの通過は3分7秒。今の自分の力ではハイペースどころかオーバーペース。しかしながら国盗りがかかっているので少しでも付いていかなければなりません。

 しかしながら2km、3kmと過ぎるにつれて徐々に差が開いていきます。3.4km地点に折り返しがありますが、そこで確認すると前を走る選手は6人。40才代の選手は1人かと思いきや、何と2人!残り1kmと少しで明らかに150m以上離れています。国盗りはすでに黄信号。逆に後続ランナーとの差も相当開いていることがわかりました。

 結局ゴールまでの順位は変わらず。体調がイマイチの中、平坦なコースに助けられ、タイムは17分36秒。かろうじて3位の入賞だけは死守してきました。また福岡県には来ないといけないですね。

志賀島


本日の戦利品


戦利品はメダルとお煎餅のみとこぢんまり