森林公園deランニングフェスタ2016 参戦記

 3月以来の埼玉県遠征です。
 今回の遠征先は、国営武蔵丘陵森林公園です。東京ドーム65個分の広さという広大な敷地です。名前からしても、この時期としては涼しげな森林を走れるのでは?という期待も込めてエントリーしました。
 東武鉄道・森林公園駅からバスで数分、森林公園の南口に到着。ここで受付をしてから会場まで約1,300mと園内に入ってからもそこそこ距離がありますね。

 レースの方ですが、スタートが11時50分と正午に近く、気温もかなり上昇して厳しい条件でした。
 コースの試走を会場に到着してからしましたが、かなりのところで起伏を繰り返すなかなか大変なコースで、序盤からペースを抑えながら走りましたが、周回を繰り返す度にペースが落ち、このコースの走り方の難しさを実感しました。
 序盤は、10位程度で走っていましたが、周回を繰り返して行くにつれて少しずつ順位を上げ、最終的には男子総合で8位(女性に一人抜かれたので男女総合では9位)でした。給水箇所も1周2.5kmに2箇所と十分な体制です。
 季節柄及びそのコースから好タイムは出ませんが、自然の中を満喫出来る楽しいコースと言えるのではないでしょうか。池袋から約1時間と少々時間はかかりますが、近くにあれば通いたいようなところですね。

●大会名 森林公園deランニングフェスタ2016
●開催日 平成28年9月3日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
国営武蔵丘陵森林公園内発着(地図)(埼玉県比企郡滑川町) 

大会要項 

プログラム

コースマップ

コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、29℃くらい
●参加賞 野菜詰め合わせ
●結 果 42分51秒(10km 総合 第8位、50〜59歳男子 第2位)
●表彰 賞状
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【9月3日(土)】
徒歩 マンション 7:56 本八幡駅 8:05
地下鉄 本八幡 8:10 小川町 8:42 都営新宿線
地下鉄 淡路町 8:47 池袋 9:00 東京メトロ丸の内線
東武鉄道 池袋 9:10 森林公園 10:07 東上線
路線バス 森林公園駅 10:15 森林公園南口 10:20 川越観光バス
徒歩 バス停 10:20 会場受付 10:25
徒歩 会場受付 10:25 会場 10:48
【森林公園deランニングフェスタ2016 10km 11:50スタート】
徒歩 会場 13:03 バス停 13:25
路線バス 森林公園南口 13:48 森林公園駅 13:58 川越観光バス
東武鉄道 森林公園 14:09 和光市 14:53 東上線
和光市 14:54 池袋 15:07 東上線
地下鉄 池袋 15:11 淡路町 15:25 東京メトロ丸の内線
地下鉄 小川町 15:34 本八幡 16:03
徒歩 本八幡駅 16:03 マンション 16:13
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,000円  
地下鉄 0円 (本八幡〜小川町/往復/定期券区間)
390円 (淡路町〜池袋/往復)
東武鉄道 1,440円 (池袋〜森林公園/往復)
川越観光バス 412円 (森林公園駅〜森林公園南口)
合 計 6,242円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10kmは3位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−11時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 212人 田村 拓実 1゜20’28”
男子50〜59歳 (29人) 吉崎 祐一 1゜32’16”
男子60〜69歳 (15人) 小松 隆雄 1゜54’59”
女子総合 35人 鈴木 麻帆 1゜41’27”
女子50〜59歳 (2人) 木村 千春 1゜49’33”
女子70〜79歳 (1人) 金井 博子 1゜59’20”
【10km−11時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子総合 136人 橋本 健利 36’16”
青木 浩二 36’25”
中澤 徹 38’18”
加藤 一郎 42’51”
★男子50〜59歳 (27人) 安本 和成 42’02”
加藤 一郎 42’51”
橋 誠一 44’05”
男子60〜69歳 (9人) 小林 博 47’50”
男子70〜79歳 (3人) 渡辺 功 1゜06’00”
女子総合 36人 長谷川 奈々 41’20”
女子50〜59歳 (9人) 代田 有紀子 51’49”
【5km−11時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 35人 堀 一行 17’21”
女子 27人 高橋 伸枝 24’24”
【2.5km−10時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
ミニマラソン男子 16人 石川 郁弥 9’24”
ミニマラソン女子 10人 長谷 心優 10’52”
親子ペアマラソン男子 38組 北山 俊行/北山 俊太 9’57”
親子ペアマラソン女子 36組 鈴木 聡/鈴木 結莉 10’04”
総合計 655人 (←出走者数)

森林公園
 「森林公園」とネットで検索すると、いろんな森林公園にヒットする。私の自宅のある名古屋市の近くで森林公園といえば、尾張旭市(厳密に言えば名古屋市守山区にまたがっている)にある「愛知県森林公園」である。公園部の面積は187ha。それほど頻度は高くないが、何度か訪れたことがある。
 今回大会会場となった森林公園は、「国営武蔵丘陵森林公園」といい、国が整備した国営公園の第1号らしい。面積も304haと愛知県森林公園の2倍近くある巨大な森林公園だ。広さの例えとして東京ドーム65個分と謳っているが、あまりにも広すぎてピンとこない。

 この森林公園へのアクセスであるが、池袋から東武鉄道・東上線で約1時間。森林公園駅で下車。土日は、この駅から森林公園南口まで直行バスが運行されている。今回、千葉県市川市の単身赴任先のマンションを午前8時過ぎに出て、会場の受付に到着したのが午前10時25分。埼玉県といえども、なかなか都心から遠いところなので、調べてみると意外と時間がかかることがわかった。
 また、受付場所からメイン会場の運動広場まで南口のゲートからさらに約1.3kmほど歩く。この大会に限らず、森林公園で開催されるマラソン大会に参加される人は、相当時間に余裕を持って行くことを勧める。

池袋から東武鉄道・東上線に乗って約1時間。大会会場の最寄駅である森林公園駅に到着。車両は東武カラーで、毎日通勤で使用している東京メトロ・日比谷線に乗り入れしているものと似た感じ。

駅名は森林公園ですが、この駅から森林公園までは少し距離が離れています。

森林公園駅の改札口。出たところを右側に・・・

森林公園駅の北口に出てきました。このロータリーからバスが発車するとか。

こちらは国際十王バスのバス停。土日は、川越観光バスが森林公園南口まで直行運転をしています。

こちらが乗車した川越観光バス。土日のみ運行で、森林公園南口まで5〜10分程度。私が乗車したときは、ほどなく混んでいました。

森林公園・南口ゲート近くで受付です。

一般で410円の入園料が発生するので、先に入園チケットを渡すために園外で受付をしていたようです。

受付でナンバーカードなどをもらいましたが、仮入園券(右側の青い紙)が同封されていました。これを入口の係員に渡します。

南口から入ると、「マラソン大会 メイン会場まで あと1300m」と驚きの看板。ガイドはありがたいですが、かなり歩かねばと・・・

森林公園という感じですね。良いですね〜!

「あと 1050m」。まだまだ!

「あと 950m」。頑張れー!

「あと 500m」。だいぶ近づいてきました。

係員らしき人がいます。カラーコーンもあるので、このあたりからコースの一部が始まるようです。

人が大勢いるので、ここがメイン会場の「運動広場」のようです。

確かに広大な芝生広場ですね。少々暑かったですが晴れていたので、子どもたちがこの広場で遊ぶのも気持ちがいいことでしょう。

更衣室も準備されています。ただし、中は恐ろしく蒸し暑いです。

スタートまで日陰となるので、この「YOUYOUどりーむハウス」で過ごしました。

木陰のベンチも人気だったようです。

運動広場には、かき氷と焼きそばを売っている屋台や・・・

ちょっとしたものを販売している売店があります。私も持参したスポーツドリンクがなくなってしまったので、追加してここで購入しました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 この日の10km部門のスタートは、午前11時50分。周回コースになるので、なるべく走者がかぶらないようにするために、スタート時間を少しずつずらしたのであろうが、9月上旬の正午近くであれば天気が良ければ気温が相当上がることは間違いない。冬なら暖かい方がいいが、この時期であれば、少なくともスタート時間を午前10時くらいまでにして欲しいと感じたのは、私だけだろうか。そうはいっても、スタート時間を承知の上エントリーしたのだから、自己責任といえばそれまでかもしれない。

 この日の10kmにエントリーした者は、選手名簿がないのでスタート時点ではわからない。集まって来た人数から見ても200人程度だろう。この団体の主催する大会は、小規模ではあるがいろんなところで頻繁に大会を開催しているので、気軽に参加出来るメリットがある。
 みなさん遠慮がちに並んでいたので、今回も最前列に並ばせてもらう。

ハーフマラソンのスタートの様子。2.5kmのミニレースのランナーが先に走っているため、周回レーンを空けているので、スタート場所は鰻の寝床のように縦長になっている。

 午前11時50分。予想外の好天の中、レースは始まった。
 スタート直後にポーンと前に出た選手が数人、その後を私を含めて何人かが追いかけるような形で続く。とはいえ、集団が形成されるようなものではなく、個人個人がマイペースで走っているという感じだ。最初から選手が点在しているといった方がいいだろう。

 300mほど走ると、シャワーが待ち構えている。まだスタートしたばかりなので、あまりありがたく感じないが、周回を重ねるにつれて、この2.5kmに1回のシャワーの存在が大きいことがわかっっていった。この先、コキアの花壇が続くが、それを過ぎるといよいよこのコース最大の登り坂が始まる。1周目は、何とか無難にこの登り坂をこなしていくが、2周目、3周目と周回を重ねると歩きたくなる衝動に駆られてくる。ただし、この登り坂に入ってしまえば、当分の間は森林の中を走るので、幾分かは涼しくなる。

この日のハーフマラソンは、暑い最中のレースとなってしまい、木陰の中を多く走るコースであるものの、過酷なレースとなってしまったため、ペースダウンを余儀なくさせられたランナーが目立ちました。
木陰で涼しそうに見えますが、ひんやりするほどは涼しくありません。ただし、自然の中を走っている感じがとっても気持ちがいいと感じられます。

 序盤は、10番目くらいを走っていた。試走して感じたのであるが、このコースは序盤から飛ばすと後で何倍もツケが回ってくるコースと言える。そのため、入りは控えめの方がいいだろうと考え、ゆったりとした感じで1周目をこなす。最初の1周目は10分16秒。決して早いペースとはいいがたいが、この日の暑さ、このコースの起伏を考えれば、このくらいのペースで4周回出来れば今日はOKだろうかと思う。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1周目 10’16” 10’16”
2周目 20’52” 10’36”
3周目 31’47” 10’55”
ゴール 42’51” 11’04”
 1周目から40分先にスタートしたハーフマラソンの選手が気になっていたが、2周目に入るとハーフマラソンの選手が給水所で立ち止まって給水をするので、走りながらコップを取るのが難しくなってきた。2周目の森林の中での給水に失敗し、以降はやむを得ずこちらも立ち止まって確実に給水をする作戦に変えた。2周目が終わって20分52秒。この1周は10分36秒と先ほどよりも20秒ほどペースが遅い。

 3周目に入ると、前を走る選手も堪らず給水所で立ち止まるようになり、その間にこの選手を追い抜いていく。私に限らず、みな暑さと戦っているようだ。それにしても、控えめに走っているはずにも係わらず、この暑さでペースを上げられないのは苦しかった。脚にはまだ余裕があったが、如何せん、この暑さだけは何ともならない。3周目が終わって31分47秒。この1周はさらにペースが落ちて10分55秒を要した。3周を終えて、相当グロッキーになってきたが、あと1周なので何とか頑張れそうだ。

ゴール近くは応援も多いです。

ゴール前の下り坂を終えて、周回を重ねるランナーたち。

ゴールするハーフマラソンのランナー。ゴールはこの写真で右側のレーン、周回は左側のレーンを走ります。

 4周目も他のランナーと交錯するのを避け、確実に給水をするために立ち止まって紙コップを取りに行く。タイムロスはどんどん増えてしまうが、給水の失敗による肉体的なダメージの増加、それに伴い発生するペースダウンと比べれば、よい選択ではないかと思う。
 1周目と比べれば明らかにペースは落ちてきているが、体感的にはイーブンくらいの感じだった。

 折り返しを過ぎて坂を登って右折すれば、ゴールまで概ね下り坂。ここからペースを上げて、ハーフマラソンのランナーを少しずつ抜いていく。ゴール手前には選手の家族だろうか、多くの人だかりが出来ていた。ゴールタイムは42分51秒。練習不足、暑さ、コースの起伏を考慮すれば、今の実力はこのくらいのタイムだろうか。
 これから少しずつ涼しくなっていくと思うが、少しずつペースを上げて練習をしていかなければならないと感じた次第。

ゴール後は、ゴール近くで記録証がすぐに発行されます。

こちらでゴール後に参加賞の「野菜セット」をいただけます。

森林公園の地元・滑川町で取れたばかりの野菜が準備されていました。

本日の戦利品

参加賞でいただいた野菜。ニンジン1本、ナス2本、キュウリ2本です。大会会場のある滑川町産とか。右は賞状。

早速、次の日のお昼御飯のおかずにしてみました。キュウリはそのままカット。ナスは2本ともスライスして焼き茄子です。ニンジンは・・・どうするか思案中です。中央はツナです。一人暮らしの調理レベルは、こんなもんです。

完走証(左)と、この日使用したナンバーカード(右)