森林公園deランニングフェスタ2016 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
森林公園 「森林公園」とネットで検索すると、いろんな森林公園にヒットする。私の自宅のある名古屋市の近くで森林公園といえば、尾張旭市(厳密に言えば名古屋市守山区にまたがっている)にある「愛知県森林公園」である。公園部の面積は187ha。それほど頻度は高くないが、何度か訪れたことがある。 今回大会会場となった森林公園は、「国営武蔵丘陵森林公園」といい、国が整備した国営公園の第1号らしい。面積も304haと愛知県森林公園の2倍近くある巨大な森林公園だ。広さの例えとして東京ドーム65個分と謳っているが、あまりにも広すぎてピンとこない。 この森林公園へのアクセスであるが、池袋から東武鉄道・東上線で約1時間。森林公園駅で下車。土日は、この駅から森林公園南口まで直行バスが運行されている。今回、千葉県市川市の単身赴任先のマンションを午前8時過ぎに出て、会場の受付に到着したのが午前10時25分。埼玉県といえども、なかなか都心から遠いところなので、調べてみると意外と時間がかかることがわかった。 また、受付場所からメイン会場の運動広場まで南口のゲートからさらに約1.3kmほど歩く。この大会に限らず、森林公園で開催されるマラソン大会に参加される人は、相当時間に余裕を持って行くことを勧める。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース この日の10km部門のスタートは、午前11時50分。周回コースになるので、なるべく走者がかぶらないようにするために、スタート時間を少しずつずらしたのであろうが、9月上旬の正午近くであれば天気が良ければ気温が相当上がることは間違いない。冬なら暖かい方がいいが、この時期であれば、少なくともスタート時間を午前10時くらいまでにして欲しいと感じたのは、私だけだろうか。そうはいっても、スタート時間を承知の上エントリーしたのだから、自己責任といえばそれまでかもしれない。 この日の10kmにエントリーした者は、選手名簿がないのでスタート時点ではわからない。集まって来た人数から見ても200人程度だろう。この団体の主催する大会は、小規模ではあるがいろんなところで頻繁に大会を開催しているので、気軽に参加出来るメリットがある。 みなさん遠慮がちに並んでいたので、今回も最前列に並ばせてもらう。
午前11時50分。予想外の好天の中、レースは始まった。 スタート直後にポーンと前に出た選手が数人、その後を私を含めて何人かが追いかけるような形で続く。とはいえ、集団が形成されるようなものではなく、個人個人がマイペースで走っているという感じだ。最初から選手が点在しているといった方がいいだろう。 300mほど走ると、シャワーが待ち構えている。まだスタートしたばかりなので、あまりありがたく感じないが、周回を重ねるにつれて、この2.5kmに1回のシャワーの存在が大きいことがわかっっていった。この先、コキアの花壇が続くが、それを過ぎるといよいよこのコース最大の登り坂が始まる。1周目は、何とか無難にこの登り坂をこなしていくが、2周目、3周目と周回を重ねると歩きたくなる衝動に駆られてくる。ただし、この登り坂に入ってしまえば、当分の間は森林の中を走るので、幾分かは涼しくなる。
序盤は、10番目くらいを走っていた。試走して感じたのであるが、このコースは序盤から飛ばすと後で何倍もツケが回ってくるコースと言える。そのため、入りは控えめの方がいいだろうと考え、ゆったりとした感じで1周目をこなす。最初の1周目は10分16秒。決して早いペースとはいいがたいが、この日の暑さ、このコースの起伏を考えれば、このくらいのペースで4周回出来れば今日はOKだろうかと思う。
3周目に入ると、前を走る選手も堪らず給水所で立ち止まるようになり、その間にこの選手を追い抜いていく。私に限らず、みな暑さと戦っているようだ。それにしても、控えめに走っているはずにも係わらず、この暑さでペースを上げられないのは苦しかった。脚にはまだ余裕があったが、如何せん、この暑さだけは何ともならない。3周目が終わって31分47秒。この1周はさらにペースが落ちて10分55秒を要した。3周を終えて、相当グロッキーになってきたが、あと1周なので何とか頑張れそうだ。
4周目も他のランナーと交錯するのを避け、確実に給水をするために立ち止まって紙コップを取りに行く。タイムロスはどんどん増えてしまうが、給水の失敗による肉体的なダメージの増加、それに伴い発生するペースダウンと比べれば、よい選択ではないかと思う。 1周目と比べれば明らかにペースは落ちてきているが、体感的にはイーブンくらいの感じだった。 折り返しを過ぎて坂を登って右折すれば、ゴールまで概ね下り坂。ここからペースを上げて、ハーフマラソンのランナーを少しずつ抜いていく。ゴール手前には選手の家族だろうか、多くの人だかりが出来ていた。ゴールタイムは42分51秒。練習不足、暑さ、コースの起伏を考慮すれば、今の実力はこのくらいのタイムだろうか。 これから少しずつ涼しくなっていくと思うが、少しずつペースを上げて練習をしていかなければならないと感じた次第。
本日の戦利品
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