第2回相模川芝ざくらマラソン 参戦記

 平成30年も3ヶ月が終了し、とうとう今日から4月です。時が経つのは早いですね。
 今日から千葉県市川市の単身赴任生活も3年目に突入しましたが、ランニングに関してもマンネリ化しないように新しい大会を求めて神奈川県相模原市に遠征してきました。相模原市は関東ではありますが、本八幡から会場までは片道約2時間。決して近くはありません(今日はシャトルバスに40分も待たされ、実質は2時間半以上)。

 大会会場の相模川の堤防ですが、ソメイヨシノは満開。というか既に散り始め。今年は開花が早かったですね。桜吹雪の中を走るというなかなか味わい深いものでした。また、下を見れば芝桜が満開。鮮やかな絨毯といった感じです。1周2.5kmのコースを4往復するものですが、少々暑かったことを除けばこの時期ならではのコースのせいで気持ちよく走ることが出来ました。
 なお、この大会はコース幅が狭いこともあり、一斉スタートではなく2〜3人ずつを数秒おきに時差でスタートさせるショットガン方式を採用しています。ゴールをして記録証をもらうまで自分の順位がよくわかりません。
 私の場合は、12〜13番目にスタートをし、ゴール時は4番目でしたが、記録証をもらったところで総合3位ということがわかり、年代別1位と合わせて久しぶりのダブル入賞でした。今日は、参加者にも恵まれた感はありますが、一応アスリートの看板は出していますので、これを弾みにまだまだ頑張りたいと思います。
 

●大会名 第2回相模川芝ざくらマラソン
●開催日 平成30年4月1日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
新子先の相模川芝ざくらライン発着(神奈川県相模原市南区) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、20℃くらい
●参加賞 Tシャツ(選べる参加賞から)、REAL EFFECT(2個)
●結 果 41分42秒(10km 総合 第3位、55〜64歳男子 第1位)
●表彰 賞状、メダル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【4月1日(日)】
徒歩 マンション 9:05 本八幡駅 9:13
地下鉄 本八幡 9:20 新宿 9:49 都営新宿線急行
小田急 新宿 10:01 新百合ヶ丘 10:25 小田原線快速急行
百合ヶ丘 10:30 相武台前 10:52 小田原線
シャトルバス 相武台前駅 11:30 会場 11:45
【第2回相模川芝ざくらマラソン 10km 13:30スタート】
徒歩 会場 14:44 相武台下駅 14:57
JR 相武台下 15:00 橋本 15:18 相模線
京王電鉄 橋本 15:26 本八幡 17:13 相模原線、都営線
徒歩 本八幡駅 17:13 マンション 17:23
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,000円  
地下鉄 216円 (小川町〜新宿/往復)(本八幡〜小川町は定期券区間)
小田急 411円 (新宿〜相武台前)
バス 300円 (相武台前駅〜会場)
JR 237円 (相武台下〜橋本)
京王電鉄・地下鉄 636円 (橋本〜新宿〜小川町)(小川町〜本八幡は定期券区間)
キャッシュバック ▼1,000円 (キャッシュバック券)
合 計 4,800円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。
 10km 男子総合は6位まで、10km男子55〜64歳は3位まで (
★は加藤が参加した部門
【20km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 (54人) 亀子 浩靖 神奈川県 1゜15’06”
男子25〜34歳 12人 角田 然 神奈川県 1゜16’00”
男子35〜44歳 15人 村木 真志穂 東京都 1゜28’01”
男子45〜54歳 18人 亀子 浩靖 神奈川県 1゜15’06”
男子55〜64歳 6人 西山 修一 神奈川県 1゜28’50”
男子65〜74歳 2人 佐々木 秀和 神奈川県 1゜42’36”
男子75〜84歳 1人 該当なし
女子総合 (10人) 田中 志津子 神奈川県 1゜45’56”
女子24歳以下 1人 足立 花子 神奈川県 1゜51’09”
女子25〜34歳 1人 鈴木 麻理絵 神奈川県 1゜59’27”
女子35〜44歳 4人 渡部 真理子 神奈川県 1゜59’12”
女子45〜54歳 1人 二神 浩子 東京都 2゜07’39”
女子55〜64歳 2人 田中 志津子 神奈川県 1゜45’56”
女子65〜74歳 1人 榎戸 あい子 東京都 1゜59’14”
駅伝 23組 皆倉JAPAN 神奈川県 1゜05’29”
【10km−13時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
★男子総合 (55人) 岩本 健志 神奈川県 38’37”
中澤 佑太 山梨県 40’07”
加藤 一郎 千葉県 41’42”
枝窪 拓郎 埼玉県 41’58”
趙 英在 東京都 42’38”
大滝 和成 東京都 42’47”
男子24歳以下 1人 金谷 光右 神奈川県 50’58”
男子25〜34歳 11人 中澤 佑太 山梨県 40’07”
男子35〜44歳 13人 岩本 健志 神奈川県 38’37”
男子45〜54歳 12人 浅井 秀治 神奈川県 44’25”
★男子55〜64歳 14人 加藤 一郎 千葉県 41’42”
大滝 和成 東京都 42’47”
山田 啓二 東京都 47’34”
男子65〜74歳 4人 古川 次宏 埼玉県 47’47”
女子総合 (28人) 安島 陽子 東京都 46’21”
女子24歳以下 1人 鈴木 朝子 神奈川県 1゜00’30”
女子25〜34歳 5人 岩本 晶代 東京都 55’15”
女子35〜44歳 10人 樋代 涼子 神奈川県 49’25”
女子45〜54歳 5人 安島 陽子 東京都 46’21”
女子55〜64歳 5人 田村 裕子 神奈川県 50’14”
女子65〜74歳 2人 該当なし
ペア 11組 かぱーず 神奈川県 50’14”
【5km−12時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 (26人) 坂本 裕二 神奈川県 17’58”
男子24歳以下 3人 菅 大樹 神奈川県 21’37”
男子25〜34歳 2人 内藤 啓太 神奈川県 19’28”
男子35〜44歳 6人 坂本 裕二 神奈川県 17’58”
男子45〜54歳 6人 高橋 雅季 静岡県 18’56”
男子55〜64歳 7人 堀内 光雄 千葉県 20’32”
男子65〜74歳 2人 該当なし
女子総合 (19人) 辻川 葉津樹 神奈川県 21’28”
女子24歳以下 2人 辻川 葉津樹 神奈川県 21’28”
女子25〜34歳 3人 奥村 万里子 神奈川県 22’53”
女子35〜44歳 9人 小内 美亜 神奈川県 27’09”
女子45〜54歳 5人 竹田 路子 東京都 24’35”
ペア 22組 チームしろくま 埼玉県 18’16”
【3km−12時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 (14人) 宮竹 南央哉 埼玉県 10’23”
男子24歳以下 4人 宮竹 南央哉 埼玉県 10’23”
男子25〜34歳 2人 小薗 大樹 愛知県 13’05”
男子35〜44歳 1人 片岡 進 神奈川県 17’13”
男子45〜54歳 2人 田口 裕二 神奈川県 13’25”
男子55〜64歳 2人 井上 美明 神奈川県 10’52”
男子65〜74歳 3人 高田 明 静岡県 16’34”
女子総合 (12人) 宮間 多恵子   13’33”
女子24歳以下 3人 刈込 もも 東京都 17’04”
女子25〜34歳 1人 小川 久美子 神奈川県 18’48”
女子35〜44歳 3人 刈込 佳代 東京都 19’43”
女子45〜54歳 4人 片岡 智恵子 神奈川県 18’33”
女子55〜64歳 1人 宮間 多恵子   13’33”
ペア 10組 西岡 直樹ペア   11’18”
【1.5km−11時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
ファミリー 41組 ヒロソマ 神奈川県 6’19”
総合計 − 人  

相模川芝桜ライン
 今回の大会の開催場所は、JR相武台下駅から西へ約1km行った相模原市南区新戸・磯部地先の相模川堤防で、通称「芝ざくらライン」と呼んでいるところです。今年は4月1日から4月20日まで「相模川芝ざくらまつり」が開催されますが、今大会はその初日の4月1日に開催されました。
 芝ざくらは十分にきれいに咲き誇っていましたが、観光客がわんさかというほどではなかったです。初日のせいでしょうか。大会は、このお祭りの主催者の好意を受けてこのイベントの開催中の開催としているとのこと。こういう中での大会運営は大変かと思いますが、続けられることを期待しています。

会場への最寄駅は、小田急の「相武台前」かJRの「相武台下」のいずれか。JR相武台下駅からは会場まで約1kmで徒歩のみ。小田急相武台前駅から会場までは約3.6km。

小田急相武台前駅からシャトルバスを運行するとのこと。今回はシャトルバス利用で、小田急経由でやってきました。

改札口を出て、南口の指定の乗り場に向かいます。

駅前にはコンビニが2軒。少し歩いたところに乗り場はありました。

ここでマラソン大会を開催しているわけではありませんが、シャトルバスの運行をしているということをアピールしたいのでしょう。

幟の向こうの緑色のジャンパーを着た人が係員のようです。既に6〜7人が先に待っていました。

アースランクラブという主催者の名前が入った幟でわかりやすく目立つのですが・・・。

私が相武台下駅に到着したのが10時52分。シャトルバスが(というかただのワゴン)がやってきたのは11時28分。ワゴン車に7人乗せたところで、私以下の待っている人は乗れず。2分ほどして、さらにワゴンが来ましたが、また積み残しが発生。40分近く待たされて積み残しばかり。今回は最寄駅から会場までの輸送手段に問題があることが浮き彫りになりました。運行時刻を決めたり、予約制にしたりなど工夫の仕方はいろいろとあるとは思うのですが・・・。今回は事務局に苦情を申し入れしておきました。ちなみに帰りも14時40分頃に、「バスの出発は何時ですか?」と尋ねると何と「15時20分」というではないですか。さすがに帰りはあきれて、JR相武台下駅まで徒歩移動。JR、京王を乗り継いで帰りました。

シャトルバスを降りると、堤防の向こうにはアースランクラブのお馴染みのエア・アーチが見えます。

芝ざくらがきれいと聞いていましたが、堤防の土手のソメイヨシノも満開です。大会では、風でソメイヨシノの花びらが少し舞っていて、桜を見ながら気持ちよく走れました。

芝ざくらがきれいですね。ソメイヨシノの淡いピンクに対し、濃いピンク色で鮮やかです。

芝生の上に陣取っている人が多かったですね。写真中央は男女の更衣室。

違う角度で見るとこんな感じです。写真左側が大会本部。受付のテントもあります。

中央屋や右側が受付テントです。最初の今日である20kmのスタート時間が午前9時。最後の競技である10kmのスタート時間が13時30分ですので、受付も長時間ですね。

こういう背景での表彰式も気持ちが良いかと思います。今回は、何とか総合3位に滑り込んで、ここで表彰していただきました。

荷物置き場には、受付で配布されたビニール袋の中に荷物と番号札を入れて、袋の口を縛って置いておくというシンプルなもの。

各競技種目のスタート約30分前から競技説明会が行われます。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

小規模大会の良さ
 この大会を含めアースランクラブの主催数大会はファンラン派が多い大会なので、シリアスに走るランナーは比較的少ない。先頭を走る選手であってもあまり走力が高くない場合も多い。大会としては体をなしているが、練習会の延長的な雰囲気でもある。
 この日私が出場した10kmはエントリーが83人(年代別は14人)。1月に出場した館山若潮マラソンは、いわゆるマンモス大会ではあるが、こちらの10kmのエントリーが2,619人(年代別は312人)と、エントリー数の桁がそもそも違うのがわかるだろう。

 人数が少なければコンパクトに大会が開催できるメリットがあるし、参加者にもそれなりにメリットがある。例えばトイレの混雑というものはほぼ皆無である。それなりの規模の大会になれば、仮設トイレを主催者が用意するが、それでも順番待ちとなる。この大会でいえば、近くに駐車場がありそのそばに公設のトイレがある。大会の参加者の合計はそれなりの数になるが、スタート時間がかなり分散されているので、選手がラップする時間は短い。主催者も仮設のトイレを設置しなくて済むことになる。会場の選定理由の一つに、近くに公設のトイレのあることが考えられる。そのほか、スタート直前にスタート場所に行ってもさほど混雑はしていない。荷物を早い時間に預けて、寒さの中で震えて待つこともない。こぢんまりとしたレースではこういう恩恵もあるので、マンモス大会ばかり出ている人もこういう大会に出てみるとよいと思う。

レース
 今日のスタートは13時30分。マラソン大会としては非常に遅い時間のスタートである。もちろん午前9時には20km、3kmは12時、5kmは12時40分とコースを共有するので、スタート時間を分散させなければいけないという理由がある。
 この大会のスタートは、ショットガン方式というもので、一斉スタートではなく2〜3人を順番にスタートさせる方式だ。コース幅が狭いので、一斉スタートによりランナーが横に広がらないようにするのが目的だろう。ショットガン方式が採用できるのも、選手のナンバーカードにチップが内蔵されているためである。無線でスタート場所からのタイムを計るので、風や気温のことを考えなければ条件は同じになるという理屈である。分散型タイムレースといったところであろう。

11時45分スタートの1.5kmファミリーのスタート前
写真のように2〜3人ずつ、ウエーブでスタートしていきます。この大会では、この方式をショットガンスタートというそうです。写真は12時45分から始まった5km部門。

 私の場合は12〜13番目くらいでスタートをする。前の方に並ぶのは比較的走力のある選手であるし、主催者側も「速い人は前に来てください」とアナウンスしている。とはいえ、一番前になると後続との様子がわからないので、先頭から少し間を置いてからのスタートが良いと思う。折り返しがあれば、前を走る選手は目標になるし、追いつけば勝ちは明らか。追いつけなくても差が縮まっていることがわかれば良い。私の場合は、集団走でなくともペースメイクは出来るのでショットガン方式は全く問題ない。駅伝の2区以降の走者と思えば良い。

 スタートしてから数百メートルの間に先にスタートした選手を数人抜いていく。一般道に降りて、再び堤防道路にあがるが、徐々に折り返し地点が近づく。ここで前から来る選手の数を数える。1周目は7番目で折り返すことになった。また、私よりも前に1人の同年代の選手がいることがわかった。とりあえず年代別でトップになるには、この選手にゴールまでに追いつけばいいことになる。おそらく後続から追い上げてくる選手はいないだろうから、とりあえずこの選手だけをターゲットにすれば良い。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
2.5km 9’59” 9’59”
5km 20’29” 10’30”
7.5km 31’06” 10’37”
ゴール 41’42” 10’36”

 折り返し後はソメイヨシノの花吹雪、土手を見下ろせば芝ざくらが視界に飛び込んでくる鮮やかな世界であるコースを一気に南下する。風はやや向かい風になってしまったが、なかなかこういうタイミングでレースを走ることは少ない。
 1周目の通過タイムは9分59秒。いまの走力からすると、ほぼ予定通り。2周目になると思いのほか早く、先ほどの同年代の選手に追いつく。あとは無理せず離すだけである。2周目の折り返しでは6番目で通過。2周目の通過タイムは20分29秒。この1周はちょうど10分30秒。まずまず予定通り。
コース上のソメイヨシノがきれいですね。満開!

 3周目に入ると周回遅れの選手が増え、だんだん前を走る選手の位置関係がわかりにくくなってきた。周回遅れの選手とそうでない選手とは、明らかにスピードが違うので何となく違いはわかるが、いちいち気にしながら走るのも面倒である。
 最終周の折り返しで前のランナーの数を数えたが、私はどうも4番目のようだった。途中で気がつかないうちに2人ほど抜いたようだ。3番目を走るランナーとの距離も徐々に縮まってきている。ゴールまでに抜ければ、間違いなく3位になるだろうとは予測できるが、徐々に差は縮まるものの、ゴールまでは少し追いつきそうもない。

私も2枚ほど撮っていただきました。ありがとうございます。

とにかく鮮やかです。天気も良く、こういうロケーションで走ることがでいるのは、一年でもわずかに数日でしょうか。今年は早咲きの桜に助けられました。

気温も高めで給水所は忙しかったと思います。

ゴールする選手たち

チップでの計測なので、ゴール後の記録証の交付は迅速です。

その後は選べる参加賞から一つを選択。この日はピンク色のTシャツがあったので、カミさん用にMサイズを一着いただきました。
選べる参加賞は、ほかにもボトルやちょっと???というものもありました。

小規模な大会ということもあって、久し振りに総合で表彰台に上りました。

一人だけオッちゃんですね。

バックが鮮やかです。

 41分42秒でゴール。
 とタイム的にはサッパリであったが、久しぶりに全体の前の方で走ることが出来た。そういう意味では非常に気持ちが良かった。また、天気も良く、コースも時折桜吹雪が舞う絶好の花見ロードであった。
 ゴールしてしばらくしてから記録証をもらいにいったが、順位としては総合第3位、年代別は第1位と久し振りにダブル入賞をした。また、総合3位になったこともあり、久し振りに表彰台の一番下ではあるが、表彰をしてもらうことが出来た。

本日の戦利品

左が総合3位の表彰状。右が年代別第1位のメダル。平成30年になって初めての優勝です。

選べる参加賞から今回はTシャツを選択。アースランクラブの主催の大会にここ2年出場していますが、ピンク色のTシャツが置いてあったのは今回が初めてです。カミさん用にMサイズを選びました。右側は、参加賞のREAL EFFECT。こちらは2個いただきました。

この日使用したナンバーカード(左)と記録証(右)。