第14回ほこたハーフマラソン大会 参戦記

 昨年に引き続き、今年最後の大会ということで、茨城県鉾田市まで遠征してきました。
 昨年一度出場しているので鉾田市への交通手段を調べたところ、やはり本八幡→成田→佐原→鹿島神宮→新鉾田といくのが安いものの、早朝出発では接続が悪く、大会当日、大会事務局の用意するシャトルバスに乗ることが出来ず、今回もやむを得ず1泊2日の行程で出かけることにしました。

 さて大会の方ですが、今年最後のレースということで、昨年のリベンジで優勝を目指したいところですが、如何せん練習が不十分過ぎるので、とりあえずは昨年並みのタイム+入賞狙いを目標にしました。スタートしてからしばらくは同年代の選手2人と団子のようにつるんで走りましたが、1km過ぎあたりで私がギブアップ、昨年同様、ジリジリ離されていきます。折り返しでは、総合29番目、年代別では3番目でした。後続には思ったほど年代別の選手もおらず、少々油断してしまったこともあり、残り400mほどから始まる上り坂の途中で、同年代の選手に抜かれ、こちらは追いかけるだけの力が残っておらず、そのまま撃沈。
 終わってみれば、今年も昨年と同様、年代別4位で終わってしまいました。昨年から、そういう意味では全く進歩がないという結果でしょうか。来年こそはレベルアップして再起をかけたいと思っています。

●大会名 第14回ほこたハーフマラソン大会
●開催日 平成30年12月16日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
メモリアルホールやすらぎ前交差点発(地図)鉾田市役所前着(地図)(茨城県鉾田市) 

大会要項 

プログラム


コースマップ
コースガイドはこちら
(第13回大会に同じ)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、5℃くらい
●参加賞 干し芋(3つの参加賞から選べる/引換券と交換)、焼き芋、スポーツドリンク(ペットボトル)(以上ゴール後)、フライドポテト、豚汁、モツ煮(以上無料配布)
●結 果 19分57秒(5km 総合 第30位、男子55〜64歳 第4位)
●表彰 賞状
●過去の戦績
第13回   H29.12.17   5km   19分44秒    第4位    (55歳)
●交通手段等
【12月15日(土)/1日目】
徒歩 本八幡 13:20 京成八幡駅 13:32
京成電鉄 京成八幡 13:39 京成成田 14:21 京成本線
徒歩 京成成田駅 14:24 成田駅 14:28
JR 成田 14:41 佐原 15:13 成田線
佐原 15:57 鹿島神宮 16:18 鹿島線
鹿島臨海鉄道 鹿島神宮 16:22 新鉾田 16:58 大洗鹿島線
徒歩 新鉾田駅 16:58 ホテル 17:15
【ホテルさわや/泊】
【12月16日(日)/2日目】
徒歩 ホテル 8:22 会場 8:35
【第14回ほこたハーフマラソン大会 5km 10:10スタート】
シャトルバス 会場 12:21 新鉾田駅 12:26
鹿島臨海鉄道 新鉾田 12:39 鹿島神宮 13:17 大洗鹿島線
JR 鹿島神宮 13:23 香取 13:40 鹿島線
香取 13:47 成田 14:28 成田線
徒歩 成田駅 14:28 京成成田駅 14:34
京成電鉄 京成成田 14:39 京成八幡 15:24 京成本線
徒歩 京成八幡駅 15:24 マンション 15:34
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
京成電鉄 1,194円 (京成八幡〜京成成田/往復)
JR・鹿島臨海鉄道 2,840円 (成田〜新鉾田/往復)
宿泊料 7,330円 (ホテルさわや/一泊朝食付き)
宿泊補助 ▲5,000円 (職場福利厚生)
合 計 9.364円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子55歳〜64歳は8位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子34歳以下 125人 井上 将男 ひたちなか市 ごじゃっぺRC 1゜16’07”
男子35〜44歳 194人 脇本 大輔 銚子市 山武農RC 1゜14’27”
男子45〜54歳 199人 高橋 玄洋 常陸太田市 日立大沼卓球 1゜17’56”
男子55〜64歳 142人 江森 弘明 加須市 加須走友会 1゜19’25”
男子65歳以上 55人 谷 義夫 八王子市 マゴメ 1゜25’39”
女子34歳以下 20人 内桶 あさ美 いわき市   1゜27’14”
女子35〜44歳 44人 佐藤 彩 石岡市 石岡公園RC 1゜35’43”
女子45〜54歳 44人 飯嶋 真琴 茨城町 千波湖朝ラン会 1゜36’34”
女子55歳以上 30人 齋藤 美恵子 ひたちなか市 茨城エルダー 1゜48’32”
【5km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子34歳以下 48人 鬼澤 大地 鉾田市 鉾田第一高等学校 16’14”
男子35〜54歳 80人 及川 勝利 守谷市 ライトゴロ 17’38”
★男子55〜64歳   33人 池田 博 桜川市 関彰商事(株) 19’10”
廣瀬 哲 鹿沼市 広信走友会 19’39”
黒田 大 佐倉市 佐倉陸友会 19’50”
加藤 一郎 市川市 名古屋市役所走友会 19’57”
郡司 正行 鉾田市   21’14”
茂木 透 北区 川越イサヌマン 21’28”
柴田 昌宏 大洗町 米三ワンダーフォーゲル部 21’58”
片瀬 章博 流山市 流山市 22’06”
男子65歳以上 44人 鶴田 有次 小美玉市 美野里クラブ 19’32”
女子34歳以下 24人 幸長 菜央 さいたま市   20’24”
女子35〜54歳 39人 渡邊 由喜 つくば市 ストライズ 20’17”
女子55歳以上 20人 吉田 道子 牛久市   22’36”
【3km−10時20分、10時25分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
中学生男子 169人 岩田 一冴 神栖市 小見川中学校 9’35”
中学生女子 93人 加藤 遥音 鉾田市 大洋中学校 11’10”
【2km−10時40分〜10時52分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学6年男子 26人 布施 尚希 横芝光町 南条小学校 7’15”
小学6年女子 30人 杉山 雫 柏市 東葛RC 7’19”
小学5年男子 39人 石井 琉之介 利根町 東葛RC 7’25”
小学5年女子 36人 山口 紗奈 神栖市 大野原小学校 7’36”
小学4年男子 43人 淺村 蒼士 野田市 東葛RC 7’13”
小学4年女子 34人 加藤 真緒 市原市 市原AC 7’45”
小学3年男子 55人 杉山 龍太郎 柏市 東葛RC 8’00”
小学3年女子 37人 田口 倖菜 伊奈町 伊奈町立小針北小学校 8’02”
【1.2km−9時30分、9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学2年親子男子 57組 石井 康之
石井 捺葵
行田市 行田市立須加小学校 4’34”
小学2年親子女子 37組 松下 貴子
松下 ゆめの
石川町 石川小学校 4’52”
小学1年親子男子 42組 大高 剛史
大高 碧和
鹿嶋市 中野東小 5’05”
小学1年親子女子 42組 利根川 広樹
利根川 仁美
さいたま市   5’15”
総合計 2,059人  

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。(第13回大会に同じ)

ホテルさわやと徳川慶喜
 大会前日の12月15日(土)の鉾田の最低気温は、−3.7℃。この日の最低気温は−4.9℃と2日続きで冷え込んでいる。盆地であるならともかく、比較的海に近いような鉾田でここまで気温が下がるとは思っていなかった。大会当日は雲が多めながらも、日差しがある天候で、この日もおそらく放射冷却で気温が下がったに違いない。
 今回は、大会会場そばの「さわや」に昨年と同様、宿泊をしたので朝はゆっくり出来る。ちなみにこの「さわや」であるが、徳川慶喜が宿泊した宿とホテルの前に表記がある。このことについて調べてみると次のようなことがわかった。

 「1868(慶応4)年1月3日〜1月6日の鳥羽・伏見の戦いに敗れた徳川慶喜は、同年4月11日に江戸城を明け渡し上野寛永寺で,、その後同年4月15日に水戸弘道館へ移って謹慎している。同年7月20日、謹慎していた水戸弘道館から隠居先の駿河の宝台院へ向かう途中、鉾田の田山家で宿泊している。鉾田の田山家に宿泊した慶喜一行は、翌日の7月21日、ホテルさわやの裏を流れる川の田山河岸から船で北浦を経て銚子へ向かい、銚子から海路を駿河へ向った。」とある。

 なるほど、徳川慶喜が泊まったとあるので、なるほど準備などさぞかし大変かと思いきや、大政奉還をして、何の権限も無くなった徳川慶喜が、隠居先の駿河(静岡県)に向かう途中、泊まったのが鉾田の田山家だったということである。徳川慶喜が第15代将軍の政権時代に泊まったのであるならいざ知らず、政権から転落して一般人(とまではいかないかもしれないが・・・)になってから泊まったということであれば、さほど自慢のネタにはならないかもしれない。

この日は京成八幡13:39→京成成田と14:21とまずは京成電鉄で移動。ほぼ同じ区間を走るJR本八幡〜成田と比べると、運賃がかなり安い。

京成成田駅で見かける「成田山」の提灯。成田山の総本山の最寄り駅である雰囲気が出ていますね。

京成成田駅からJR成田駅までは徒歩で移動。時間にして5分程度の距離。

こちらはJR成田駅。よくみるとこちらも成田山の提灯が飾られていますね。

成田では成田線で佐原に向かいます。

成田14:41→佐原15:13で移動です。

佐原には定刻に到着。

昨年に引き続き、佐原で乗り換えですが、駅から出ていないので佐原はどんなところかは知りません。

佐原からは鹿島線に乗り換え。佐原発が15:57なので、乗り換え時間が44分も出来てしまいました。

鹿島神宮には16:18に到着。JRはここまで。

鹿島神宮では、隣のホームに停まっている鹿島臨海鉄道に乗り換えです。乗り換えの待ち時間は4分。

見ての通り、乗客は少ないです。経営的には厳しいでしょうが、乗客としては空いていて広々としています。

新鉾田には16:58に到着。冬至に近いこの日、新鉾田に到着した頃には、すっかり暗くなってしまいました。

新鉾田駅では、上り下りの列車の待ち合わせをして。いるところでした。

高架となっている新鉾田駅。

15分ほど歩いたところにある「ホテルさわや」。昨年に引き続き今年も宿泊。

一泊朝食付きで7,330円。ベッドが2つある洋室で広々としていました。

夕食は頼んでいなかったので、さわやで紹介していただいたうちのお店の中から、定食があるということで行ってみました。

全く勝負させてもらえず
 ウォーミングアップ、ストレッチなどをして10時過ぎにスタート地点へ向かう。この大会は、スタート場所をゴールの予想タイムごとに分けてプラカードを持った係員の前に並ばせるという方法を採用している。こうなれば焦ってスタート地点に行くことはない。若い子に混じって20分以内というところに並ばせてもらう。
 ハーフマラソンが出発したあとの10時10分に一斉にスタートをする。
 スタート直後はやや下り坂。それもあってか、スタート直後のスピードは速い。今回はほぼ最前列に並ばせてもらったので、後ろからやってくる同年代の選手も視野に入りやすい。ナンバーカードが2枚支給されているので、私と同年代の「5300番台」の選手の確認も容易だ。
 スタートしてしばらくすると、昨年優勝したI田さんが左手に見える。その後ろを、5300番台の選手がくっついている。私も含めて1kmくらいまでは3人で走って行ったが、私にとっては少々ペースが速めであったので、私の方がペースを落として離脱する。1kmの通過タイムは3分40秒。このタイムで押していければ、トータルで18分20秒であるが、今はそれだけのタイムを出すだけの練習が出来ていない。

朝食後、徒歩で会場の鉾田市役所へ歩いていきます。ホテルさわやからほどなくして、残り1km地点が現れます。

会場の鉾田市役所。入口には昨年同様、門松が飾られていました。もうすぐ正月ですね〜!

昨日は静かだった鉾田市内でしたが、この日の会場はとても賑わっていました。

事前に連絡しておいた選べる参加賞から、干し芋をいただきました。昨年と同じですが、さすがに茨城産は美味しいです。

今年も健在の手荷物預かり所。広くてナンバーカードの末尾ごとに分かれているので、ありがたいです。今年も利用させていただきました。

鉾田市からのブースもありました。昨年不評だった「ほこまる焼き」の姿は今年はありません。反省されたようです。

今年は昨年なかった「ほこたメンチ」というお店がありました。

昨年に引き続き福祉バザーのお店が目立ちます。なぜか売り物としては、お皿が多かったような気がします・・・。

選手向けにコーヒーの無料配布。粉コーヒーのようでしたが・・・。

こちらは、まさにお祭り気分ですね。賑やかでよろしい!

茨城県産のものが並びます。フランク、もつ煮、ハラミ焼き。どれも美味しそうですが、行列が出来ていて味わうことが出来ず。残念!

会場の鉾田市役所からスタート地点までは少々距離があります。早めに移動しなければなりません。

9時30分スタートの1.2km親子の部。スタートから凄い勢いで出ていった親子も何組かあります。

多くの親子ランナーが鉾田市内を駆け抜けます。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’40” 3’40”
2km 7’47” 4’07”
 3km 11’45” 3’58”
4km 15’44” 3’59”
ゴール 19’57” 4’13”
 ペースを落としたこともあって、徐々に距離が離れていくが、I田さんにくっついて走っていた選手も徐々に離され、折り返し地点では3人ともバラバラの状態になっていた。
 後半は、前から落ちてくる選手もなく、また後ろから抜いていく選手もなく「今日はこのままゴールするのかなあ」と思っていたところで残り400mくらいから始まる上り坂が現れる。どの部門においても、ゴール前のこの最後の上り坂が勝負のポイントになるのは間違いなく、前半からやや突っ込んだ感じの私にとっては、脚がパタッと止まった感じになってしまった。

1.2km部門の折り返し地点。右手に山車が見えますね。

反対側から見たところ。大会中は、ここで山車からの笛や太鼓の応援がありました。

さらにゴールに向かっていくとここでも応援が・・・。

近くで見ると笛や太鼓に合わせて演舞が行われていました。地元ならではですね。

 この坂の中盤を過ぎた頃であろうか、後ろから一人のランナーが全く次元の違うペースで登って行くではないか。ナンバーカードは「5300番台」。背中に目がなかったということで反省すべきではあるが、追いつくだけの余力はなかった。タイムは19分57秒。辛うじて20分は切ってきたが、順位は昨年と同様年代別で4位であった。
 今回のレースで平成30年中のレースは全て終了。何とか入賞にはこぎ着けたものの、今回も優勝争いからは全く縁のないレースとなってしまった。いろいろ反省することはヤマほどあるが、「来年こそは・・・」と巻き返しを誓った次第。

ゴールの400mほどまえから始まる上り坂。元気に駆け上がってくる親子が目立ちました。私はヘロヘロでしたが・・・。

ゴール前。ラストスパートですね。

ハーフマラソンの部門の選手はここまで21kmを走ってきました。

お昼に近づくにつれてやや曇ってきました。気温があまり上がらず寒い日でした。

ゴールした皆さん。お疲れ様でした。

ゴール後は、記録証をいただくほか、ここで参加賞の焼き芋をいただきます。

鉾田市の青少年育成市民会議の皆さんは、フライドポテトを、商工会の皆さんはトン汁、どて煮を配ったりと、このあたりの皆さんが一番熱心だったような気がします。

青年部の皆さんのトン汁

女性会の皆さんのどて煮。どちらも美味しかったですよ。

表彰式はこんな感じ。昨年の反省を活かして今年は着替えてからやってきました。部門によりますが、今年もゴールから表彰式まで20分ほどかかっています。ゴール後に選手を足止めする必要はないかと思います。

来年は「茨城ゆめ国体」があるそうです。鉾田市は、スポーツクライミングの競技の実施会場のようです。

デモンストレーションを兼ねてか、クライミングの体験を実施していました。

公共交通機関でやってきた私にとっては、送迎用のシャトルバスはありがたいです。

大会会場の鉾田市役所から、新鉾田駅まで利用させていただきました。ありがとうございました。

本日の戦利品

3位までは副賞とメダルがありましたが、4〜8位は賞状のみ。今年から入賞が6位→8位と広がりました。

こちらはゴール後に配布される「焼き芋」(左)と「スポーツドリンク」(中央)。フライドポテト(右)は、鉾田市青少年育成市民会議の皆さんが無料配布していたもの。焼き芋はもらった時点では温かいので、すぐに食べるといいと思います。

こちらは選べる参加賞で、@どら焼き、A干し芋、B冷やし焼き芋の中から、今年もA干し芋にしました。茨城県産のサツマイモは、特産物というだけあって美味しいですね。

こちらも選手向けに無料で配られていたもの。商工会青年部さんはトン汁(左)、商工会女性部さんはモツ煮(右)を無料で振る舞っていました。この日も冷え込んだので、どちらも大変美味しかったです。

本日使用したナンバーカードと完走証。