第3回相模川芝ざくらマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シャトルバス廃止。最寄り駅から徒歩で会場へ 昨年この大会については、小田急・相武台前駅からシャトルバスの運行で、現地までランナーを運ぶことになっていた。単身赴任中で単身赴任先に自動車を持たない私にとっては、大会参加は公共交通機関と徒歩で行くところに限られている。大会要項の案内通りに小田急/相武台駅で下車しシャトルバスを待っていた。しかしながら、昨年はこのシャトルバスが機能せず、相武台駅で下車してからシャトルバス(といいながら来たのは小型のワゴン車)に乗るまで40分ほど待たされた。理由はともあれ、さすがに40分も待たされるのはかなわない。 今年は、相武台駅前の交通の都合によりシャトルバスの運行は止めるという連絡はあったものの、JR相模線の相武台下駅から徒歩、または小田急・相武台前駅から公共バスで近くまでやってくれば何ら支障はない。 ということで今回は、地下鉄、京王線、JRと乗り継ぎ、JR相模線・相武台下駅までやってきた。そこから先は会場まで徒歩で移動。この日はポカポカ陽気。歩いていても汗ばむほどであったが、JR相武台下駅から会場まで徒歩で15分少々。地図もあらかじめ調べておいたし、このアクセスで十分かと思った次第。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 復帰レースはやはり苦しい この日の神奈川県相模原市付近は、陽気に誘われて気温がぐんぐん上昇。午後1時過ぎには20℃を超えていたように感じる。昨年もこの時期としては暑かったが、今年も昨年と同様、同じような陽気になってしまった。 暖かいのは故障しにくくなるのでありがたい反面、体温が上昇し、体内の熱が逃げにくくなるので、走るのが辛くなってくる。同じ20℃でも春先の20℃と秋口の20℃では、かなり体感に差がある。詳しい説明は不要かと思うが、暑熱馴化(暑熱順化と書く場合もある)が出来ているかいないかの違いによるものだ。 多分、ほとんどの人が同じように感じるかと思うが、4〜5月というのが気温の割にランニングが辛い。汗腺も十分に開いておらず汗もドロドロ。真夏も熱中症が多いが、この時期も意外と馬鹿に出来ない。仮に今日が涼しくても、いずれは暑い日がやってくるので、いつかは体感する。早いか遅いかの違いだけで、今年はこの辛い日がこの日だったということだ。
この日のスタートは13時30分。今日のプログラムで一番最後。炎天下とまでは行かないが、この日行われた1.5km〜20kmまでの種目の中で、一番暑い時間のスタートとなる。 昨年と同様、コースが狭いので、一斉スタートではなく、ショットガンスタートという方式。2〜3人程度が数秒間隔でスタートしていく。スタート地点兼ゴール地点にセンサーマットが敷いてあるので、そこを通過する時間を計測するだけ。スタート時間の差があっても、ゴール時点の通過時間からスタート時点の通過時間を引くだけなので、スタートのロスタイムがカウントされないだけ公平かもしれない。ただし、このスタートの場合、遅くにスタートした選手の中に速く走る選手がいれば、先頭でゴールしても優勝できないという場合もある。見えない相手と戦うという辛さもある。 昨年はもたもたしていたので、ほぼ最後尾からのスタートであったが、今年は二列目からのスタートとなった。
1列目からは走って行った3人は序盤勢いよく走って行ったものの、うち一人は500mもたたずに後方へズルズル。また、私よりも後方からスタートした選手に数人抜かれ、1周目の折り返し地点では6番目のターンとなる。うち一人は女性のようだ。 スピード練習をほとんどやっていないので、スタートからのペースが上がらない。イーブンで走るのでオーバーペースにはならないが、切り替えという意味では武器が一つ減った走りになってしまっている。1周目のタイムは10分32秒。昨年が9分59秒だったので30秒以上遅い。大したペースではないが、結構シンドイ。久し振りのレースなのでそういうように感じる。 輪ゴムを1個係員に投げ渡し、その先の給水所でスポーツドリンクと水を1杯ずつもらい2周目に入る。 この大会の周回数のカウントは、10km以上の距離を走る選手に周回数マイナス1個の輪ゴムを渡し、1周回ずつその輪ゴムを指定のかごに投げ入れる(または係員に渡す)。輪ゴムがなくなったら最終周となり1周まわってゴール。10kmは4周回のため輪ゴムは3個、20kmは8周回のため輪ゴムは7個渡される。5kmは2周回なので輪ゴムを1個渡されそうなところであるが、2周くらいは自分で勘定できるということだろうか。5kmコースは輪ゴムの支給は無しということになっている。
2周目に入る直前に一人大きくペースを落とした選手がいたので抜いていく。走っている途中で故障したか、故障が再発でもしたのであろうか。これで順位が一つ上がる。ただし、前後に併走できるような選手がいなく単独走が続く。 3周目、4周目と集会を重ねるうちに周回遅れの選手が増えてくる。こうなってくると、追い抜くためにジグザクで走ることになるので非常に走りにくい。オマケに堤防道路での歩道区間は狭くなかなか抜いていくのも一苦労4周目の折り返しで後続の選手に抜かれ、順位を一つ下げるもののそのままでゴール。 記録証をもらいに行くものの、「ショットガンスタートのため4分くらい後に順位が確定するので少し待って欲しい」とのこと。
少なくとも3位以内には入っていないので、今回は表彰台に上がることはない。荷物を置いた場所に戻って更衣室で着替えてから記録証の交付場所に行ったところ、「加藤さんは総合5位なので表彰状を出しますね。年代別は1位なのでメダルをお渡しします」と。故障上がりで完走するのがやっとではあったものの、思いがけぬダブル表彰になってしまった。 本日の戦利品
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