第3回相模川芝ざくらマラソン 参戦記

 年末年始の帰省中に肉離れを起こしたせいで、今年の1月以降にエントリーしていた大会は、全て欠場。3月下旬くらいにようやく走れるようになり、準備不足は承知の上で今大会に参加しました。4ヶ月ぶりのレースなので、いろんな意味でレース勘がなくなり、いろんなことがやり直しという感じでした。

 会場は昨年と同じ。コースは若干変わったものの、相模川の堤防を走る平坦なコース。故障明けにはちょうどいいフラットなコースでしたが、その分スピードが要求されるコースなので故障明けの身には少々辛いものがありました。

 故障上がりなので43分くらいを目標にしていたのですが、こちらについては目標を大きく下回る結果。ただし、同走のランナーに助けられ、今回はこのタイムで総合5位、年代別1位に転がることが出来ました。

 帰り際には「参戦記を書いている人ですね。昨年のレポートを読んだおかげで、今日は総合3位に入ることが出来ました」と声をかけてもらったり、スタッフさんにも「加藤さん、いつもありがとうございます。」と声をかけてもらったりと、ようやくレースに戻ってきた感じがしました。また、日常生活のリズムという意味でも、ようやく4ヶ月のブランクから解放されたような気がします。
 

●大会名 第3回相模川芝ざくらマラソン
●開催日 平成31年4月7日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
新子先の相模川芝ざくらライン発着(神奈川県相模原市南区) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、20℃くらい
●参加賞 Tシャツ(選べる参加賞から)、リ・ソビームちっぷ
●結 果 44分45秒(10km 総合 第5位、55〜84歳男子 第3位)
●表彰 賞状、メダル
●過去の戦績
第2回   H30.4.1   10km   41分42秒   年代別1位   (55歳)
●交通手段等
【4月7日(日)】
徒歩 マンション 10:05 本八幡駅 10:15
地下鉄 本八幡 10:20 笹塚 10:55 都営新宿線、京王線
京王 笹塚 10:57 橋本 11:30 京王線
JR 橋本 11:38 相武台下 11:58 相模線
徒歩 相武台下駅 11:58 会場 12:15
【第3回相模川芝ざくらマラソン 10km 13:30スタート】
徒歩 会場 14:33 相武台下駅 14:46
JR 相武台下 15:00 橋本 15:18 相模線
京王 橋本 15:38 笹塚 16:13 相模原線
笹塚 16:14 本八幡 16:49 京王線、都営新宿線
徒歩 本八幡駅 16:49 マンション 16:59
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,000円  
地下鉄・京王 1,272円 (小川町〜橋本/往復)(本八幡〜小川町は定期券区間)
JR 474円 (相武台下〜橋本)
キャッシュバック ▼2,000円 (キャッシュバック券)
合 計 3,746円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。
 10km 男子総合は6位まで、10km男子55〜84歳は3位まで (
★は加藤が参加した部門
【20km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 (87人) 湯沢 力斗 東京都 1゜15’25”
男子〜34歳 18人 湯沢 力斗 東京都 1゜15’25”
男子35〜44歳 16人 熊谷 貴浩 東京都 1゜32’16”
男子45〜54歳 28人 高橋 賢   1゜23’45”
男子55〜64歳 18人 堀内 光雄 千葉県 1゜30’35”
男子65〜74歳 7人 横田 一詩 神奈川県 1゜58’48”
女子総合 (19人) 近藤 ゆりか 東京都 1゜43’02”
女子〜44歳 11人 九島 菜奈 神奈川県 1゜45’29”
女子45〜64歳 8人 近藤 ゆりか 東京都 1゜43’02”
駅伝 27組 SUCCESS 神奈川県 1゜07’00”
【10km−13時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
★男子総合 (76人) 亀子 浩靖 神奈川県 37’59”
上田 宏則 神奈川県 38’50”
菊地 卓也 神奈川県 39’37”
小關 泰広 神奈川県 41’13”
加藤 一郎 千葉県 44’45”
土屋 順久 神奈川県 44’52”
男子〜34歳 20人 中村 浩一郎 東京都 45’04”
男子35〜44歳 14人 菊地 卓也 神奈川県 39’37”
男子45〜54歳 23人 亀子 浩靖 神奈川県 37’59”
★男子55〜84歳 19人 加藤 一郎 千葉県 44’45”
池田 真人 東京都 47’14”
芳川 充 神奈川県 47’50”
女子総合 (43人) 中島 麻貴恵   40’58”
女子〜34歳 15人 中島 麻貴恵   40’58”
女子35〜44歳 8人 浅野 和代 神奈川県 46’43”
女子45〜74歳 20人 西谷 奏 神奈川県 45’27”
ペア 20組 KELK 神奈川県 56’21”
【5km−12時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 (39人) 山本 雄 神奈川県 16’53”
男子〜34歳 7人 山本 雄 神奈川県 16’53”
男子35〜44歳 6人 坂本 裕二 神奈川県 18’24”
男子45〜54歳 15人 大森 淳 神奈川県 19’02”
男子55〜74歳 11人 坂本 裕二   21’59”
女子総合 (28人) 遠山 日登美 神奈川県 23’19”
女子〜44歳 10人 小畑 愛実 埼玉県 24’42”
女子45〜54歳 12人 遠山 日登美 神奈川県 23’19”
女子55〜74歳 6人 宮間 多恵子 東京都 26’36”
ペア 14組 おおた   23’21”
【3km−12時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 (19人) 黒部 剛 神奈川県 10’10”
男子〜14歳 6人 黒部 剛 神奈川県 10’10”
男子20〜44歳 6人 猪倉 歩 神奈川県 10’53”
男子45〜74歳 7人 高柴 マイケル 茨城県 10’53”
女子総合 (4人) 後藤 恵美子   12’13”
女子〜34歳 4人 梅村 綾乃 神奈川県 12’32”
女子35歳〜 不明 後藤 恵美子   12’13”
ペア 23組 コイキング 神奈川県 14’03”
【1.5km−11時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
ファミリー 54組 はばたけ叶羽&直幸 神奈川県 6’24”
総合計 − 人  

シャトルバス廃止。最寄り駅から徒歩で会場へ
 昨年この大会については、小田急・相武台前駅からシャトルバスの運行で、現地までランナーを運ぶことになっていた。単身赴任中で単身赴任先に自動車を持たない私にとっては、大会参加は公共交通機関と徒歩で行くところに限られている。大会要項の案内通りに小田急/相武台駅で下車しシャトルバスを待っていた。しかしながら、昨年はこのシャトルバスが機能せず、相武台駅で下車してからシャトルバス(といいながら来たのは小型のワゴン車)に乗るまで40分ほど待たされた。理由はともあれ、さすがに40分も待たされるのはかなわない。
 今年は、相武台駅前の交通の都合によりシャトルバスの運行は止めるという連絡はあったものの、JR相模線の相武台下駅から徒歩、または小田急・相武台前駅から公共バスで近くまでやってくれば何ら支障はない。

 ということで今回は、地下鉄、京王線、JRと乗り継ぎ、JR相模線・相武台下駅までやってきた。そこから先は会場まで徒歩で移動。この日はポカポカ陽気。歩いていても汗ばむほどであったが、JR相武台下駅から会場まで徒歩で15分少々。地図もあらかじめ調べておいたし、このアクセスで十分かと思った次第。

本八幡から笹塚までは、都営新宿線が新宿から先も京王線に乗り入れていることもあり、一気に行ことができます。本八幡から笹塚まで35分。2分待ちで橋本行きの準特急に乗り換えます。

笹塚から橋本までは33分。橋本には11時30分に到着。ここでJR線に乗り換え。乗り換え時間が8分なので急ぎます。

橋本は京王相模線の終点。JR線もあるので降車客は多いです。

橋本ではトイレにもよったので、結構ギリギリの時間になりました。11時38分発の茅ヶ崎行きの列車に乗車。

相武台下には11時58分の到着。橋本から20分。

ランナーらしき人もそこそこ下りていきました。

昨年、帰路のみ利用したJR相武台下駅。こぢんまりとした感じの駅です。

駅前も静かそのもの。コンビニも見あたりません。ただし、会場までの主催者の案内表示を貼ったカラーコーンが設置されていました。

とりあえず指示通りの方向に歩いていきます。

遮断機のない踏切の手前にも表示がありました。ここで踏切を越えます。

用水でしょうか。すぐ左をそのまま歩いていきます。

T字路に再び表示の案内がありました。ここも指示通りに左の方へ向かって行きます。

ここも指示看板があります。この先の変則4差路では案内看板がなかったので、地図とにらめっこをして会場に向かいました。変則4差路にも案内看板を置いて欲しかったですね。

前を歩く二人も会場に向かっていた人のようですが、変則4差路で案内がなく、間違った方向に一旦行っていたようですが、コースを修正して戻ってきました。左の写真ではかなり前を歩いていましたが私が追いついた格好に・・・。

アースランクラブのお馴染みのエア・アーチが見えてきました。目の前は既にコースです。

堤防道路に上がると、既に多くの参加者と芝ざくらまつりの客でそこそこ混雑していました。

今年も芝ざくらが一番きれいな時期を選んで大会を開催していただけました。堤防道路のソメイヨシノも満開。こういう素晴らしい条件で走ることが出来る大会は珍しいかと思います。主催者に感謝!

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

復帰レースはやはり苦しい
 この日の神奈川県相模原市付近は、陽気に誘われて気温がぐんぐん上昇。午後1時過ぎには20℃を超えていたように感じる。昨年もこの時期としては暑かったが、今年も昨年と同様、同じような陽気になってしまった。

 暖かいのは故障しにくくなるのでありがたい反面、体温が上昇し、体内の熱が逃げにくくなるので、走るのが辛くなってくる。同じ20℃でも春先の20℃と秋口の20℃では、かなり体感に差がある。詳しい説明は不要かと思うが、暑熱馴化(暑熱順化と書く場合もある)が出来ているかいないかの違いによるものだ。
 多分、ほとんどの人が同じように感じるかと思うが、4〜5月というのが気温の割にランニングが辛い。汗腺も十分に開いておらず汗もドロドロ。真夏も熱中症が多いが、この時期も意外と馬鹿に出来ない。仮に今日が涼しくても、いずれは暑い日がやってくるので、いつかは体感する。早いか遅いかの違いだけで、今年はこの辛い日がこの日だったということだ。

会場には簡易の荷物置き場があります。受付時に支給されたビニール袋に同じく支給されたナンバーの書かれた札を荷物と一緒に入れておいておくだけというもの。

更衣室も簡易ですがあります。右側が男性用、左側が女性用です。

この大会とは直接関係ありませんが、芝ざくらまつりが開催され、テキ屋さんも何軒が出店していました。後方には、5月に開催される「相模の大凧まつり」の凧の骨組みが置かれています。

桜はちょうど満開。昨年は花吹雪の中のレースでしたが、今年はまだ散ることもなく最高の状態だったと思います。

芝ざくらまつりのイベントの一つでしょうか、カラオケ大会も開催されていました。ただしスタート地点に近いので、マラソン大会の主催者側の声が聞きづらいという部分もありましたが・・・。

フリマも。天気がよくてよかったですね。お客さんは少なめだったようですが。こちらも同日開催の芝ざくらまつりの出し物。

こちらは芝ざくらを使った庭園?写真中央やや左は富士山。まわりは富士五湖のようです。こちらも芝ざくらまつりの出し物のようです。

スタート前に選手説明会が開催されます。主な説明は、周回数、周回数のカウント、スタート方式などです。

比較的少人数なので、毎回この方式で行っています。なかなかこまめですね。毎回そう思います。

 この日のスタートは13時30分。今日のプログラムで一番最後。炎天下とまでは行かないが、この日行われた1.5km〜20kmまでの種目の中で、一番暑い時間のスタートとなる。
 昨年と同様、コースが狭いので、一斉スタートではなく、ショットガンスタートという方式。2〜3人程度が数秒間隔でスタートしていく。スタート地点兼ゴール地点にセンサーマットが敷いてあるので、そこを通過する時間を計測するだけ。スタート時間の差があっても、ゴール時点の通過時間からスタート時点の通過時間を引くだけなので、スタートのロスタイムがカウントされないだけ公平かもしれない。ただし、このスタートの場合、遅くにスタートした選手の中に速く走る選手がいれば、先頭でゴールしても優勝できないという場合もある。見えない相手と戦うという辛さもある。
 昨年はもたもたしていたので、ほぼ最後尾からのスタートであったが、今年は二列目からのスタートとなった。

各部ともスタートはショットガンスタート。写真は12時40分スタートの5km部門。
一斉スタートでないだけのこともあり、比較的余裕のある感じでスタートをする人が多かった感じです。

スタート後、約50mでUターン。下り坂でスピードが乗ります。

昨年と一部コースが替わり、堤防道路を走る機会が増えました。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
2.5km 10’32” 10’32”
5km 21’45” 11’13”
7.5km 33’11” 11’26”
ゴール 44’45” 11’33”
 今日の目標は43分程度。昨年と比べると1分以上遅いタイムであるが、故障明けのことも考えるとこの程度かと。2.5kmを4周回するので、最初の1周は10分30秒、残りの3周は11分程度という見積もりだ。

 1列目からは走って行った3人は序盤勢いよく走って行ったものの、うち一人は500mもたたずに後方へズルズル。また、私よりも後方からスタートした選手に数人抜かれ、1周目の折り返し地点では6番目のターンとなる。うち一人は女性のようだ。
 スピード練習をほとんどやっていないので、スタートからのペースが上がらない。イーブンで走るのでオーバーペースにはならないが、切り替えという意味では武器が一つ減った走りになってしまっている。1周目のタイムは10分32秒。昨年が9分59秒だったので30秒以上遅い。大したペースではないが、結構シンドイ。久し振りのレースなのでそういうように感じる。

 輪ゴムを1個係員に投げ渡し、その先の給水所でスポーツドリンクと水を1杯ずつもらい2周目に入る。
 この大会の周回数のカウントは、10km以上の距離を走る選手に周回数マイナス1個の輪ゴムを渡し、1周回ずつその輪ゴムを指定のかごに投げ入れる(または係員に渡す)。輪ゴムがなくなったら最終周となり1周まわってゴール。10kmは4周回のため輪ゴムは3個、20kmは8周回のため輪ゴムは7個渡される。5kmは2周回なので輪ゴムを1個渡されそうなところであるが、2周くらいは自分で勘定できるということだろうか。5kmコースは輪ゴムの支給は無しということになっている。

この日は最近では気温が高く、給水所で給水を摂る人が非常に目立ちました。

歩道を走る区間はやや狭く、走りづらかったですがこの人数であれば、まあ、何とかセーフくらいですかね。

ランナーからはあまり芝ざくらは見えませんでしたが、写真を撮ってみると鮮やかさがひときわ際立ちます。

 2周目に入る直前に一人大きくペースを落とした選手がいたので抜いていく。走っている途中で故障したか、故障が再発でもしたのであろうか。これで順位が一つ上がる。ただし、前後に併走できるような選手がいなく単独走が続く。
 3周目、4周目と集会を重ねるうちに周回遅れの選手が増えてくる。こうなってくると、追い抜くためにジグザクで走ることになるので非常に走りにくい。オマケに堤防道路での歩道区間は狭くなかなか抜いていくのも一苦労4周目の折り返しで後続の選手に抜かれ、順位を一つ下げるもののそのままでゴール。
 記録証をもらいに行くものの、「ショットガンスタートのため4分くらい後に順位が確定するので少し待って欲しい」とのこと。

ゴール手前もこんな感じで、一年で今の時期しか見られない鮮やかな景色の中で楽しむことが出来ました。

ゴールするランナー。5km部門の選手です。今日はこの時期としては暑かったですね。

ゴール後は記録証の発行と選べる参加賞の受け取りがあります。

 少なくとも3位以内には入っていないので、今回は表彰台に上がることはない。荷物を置いた場所に戻って更衣室で着替えてから記録証の交付場所に行ったところ、「加藤さんは総合5位なので表彰状を出しますね。年代別は1位なのでメダルをお渡しします」と。故障上がりで完走するのがやっとではあったものの、思いがけぬダブル表彰になってしまった。

本日の戦利品

本日の戦利品として総合5位の賞状(左上)と年代別1位のメダル(右上)。

選べる参加賞からTシャツと参加賞の「リ・ソビームちっぷ」。「リ・ソビームちっぷ」は、最近よくいただくので、少し溜まってきました。