第6回彩の国マラソン初夏 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
彩湖へ行くのは初めて 冒頭にも述べたように、彩湖に行くのは今回が初めて。主催者がJR武蔵浦和駅からシャトルバスを運行するというので、とりあえずJR武蔵浦和駅まで行けばよいことがわかる。私の単身赴任先の本八幡からだと、一旦、西船橋に出て、そこからJR武蔵野線でぐるりと東京の周囲を左回りに廻っていけばよいことがわかった。「武蔵浦和」まで乗り換えはわずかに1回。 JR武蔵浦和駅の指定の乗り場前には、多くの選手が並んでいる。看板を見なくともすぐにわかるほどの人である。彩湖・道満グリーンパーク近くまで路線バスも走っているが、無料であれば利用するに決まっている。JR武蔵浦和駅から会場そばの公園管理事務所前まで約10分。バスを降りて徒歩で会場まで10分であるが、公共交通機関などで会場までストレス無くアクセスできるのはありがたいと思う。
久しぶりのグッドスポーツさんの主催する大会 コロナ渦で、自治体の主催するマラソン大会は激減したものの、NPO法人などの主催する大会は自治体ほど大規模で行なってないこともあり、微減した感じで開催されている。特に関東地方は人口も多く、練習会を大きくしたような大会が毎週必ずあちこちで開催されているといってもいい。コロナ渦で、自治体の主催する大会がほぼ壊滅状態になっていることを考えれば、どんな形であってもマラソン大会が開催されるのはありがたいことである。 今回、この大会の運営を行なっているのは(株)グッドスポーツ。1都3県を中心にマラソン大会の運営・開催を行なっている。過去にも数度、この(株)グッドスポーツの運営する大会に参加している。大半の大会は、MCとしてものまねアスリート芸人のM高史を起用しているのが特徴でもある。久しぶりにM高史さんにも会ったのであるが、いつものごとく明るく元気であり、今回も大会を盛り上げてくれていた。 今回、参加者数が700人程度とマンモス大会ではないものの、コロナ感染症対策を至るところで講じていたことが印象的。表彰式なし、手洗い奨励、一度取った紙コップのテーブルへの戻しの禁止など、こういう状況下であればやむを得ないだろう。ワクチンの接種が進み、感染者が激減するまではこういう調子であろう。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース
スタート時間が早い場合は、会場入りも相当早い時間になるがそれはやむを得ないと思っている。早く行けば、多少の交通遅延があったとしても、スタートの遅れを回避をすることが出来る。心理的にも余裕が出来るので、会場に早く入ることはオススメであることは間違いない。 今回はスタート時間が11時40分と遅いので、会場に到着するため単身赴任先の本八幡を出発するのはさほど早くもなかったが、この時期スタート時間が遅くになるにつれ気温が上昇してくるので、走るにはあまりてきさない時間帯になってくる。 11時30分時点で、9時25分にスタートしたハーフマラソン部門の2時間超えのランナーと、10時10分にスタートした30km部門のランナーがコース上にはまだ残っている。これからゴールしてくるランナーをさばきながら、5km、10km部門を11時40分にスタートさせなければいけないので、コースである彩湖の歩道にはスタート5分前くらいまで入ることが出来なかった。 M高史さんが、「キロ3分30秒で走る人はここにお並びくださ〜い」といっているが、そこには誰も並ばない。5kmならば17分30秒、10kmなら35分ちょうどのペースなので、普通のマラソン大会であれば0という数ではない。その後ろが「キロ5分」の表示なので、5kmであれば25分、10kmなら50分ということで、整列のさせ方の差がありすぎだ。さすがにM高史さんも「キロ3分30秒とキロ5分では差が大きいですね。じゃあキロ4分の人、ここにお並びください」と機転をきかす。
最近の走力では、1kmでも3分30秒は怪しいところであるが、キロ4分程度であれば少なくとも1km程度は大丈夫だろう。スタートからモタモタすることもなかろうし、後続のランナーに後ろからタックルされることもあるまい。 ということで少々厚かましい感じではあったが、一番前に並ばさせてもらう。今日のスタート時のロスはこれでなくなった。 この大会は埼玉陸協のお手伝い受けているせいか、コースの途中の走路員のおじさんたちは、陸協の人ですよよろしくとハットの白い帽子をかぶっている。スターターも埼玉陸協の人のようで、スタートの合図は久々にピストルだった。 スタートの合図に驚くこともなく、いい感じでスタートが切れた。 ところが、キロ4分といっていたにもかかわらず、どう見てもキロ3分少しくらいのペースで走って行く人間が数人いるではないか。今日の目的は、イーブンで走り2週間前よりもタイムを上げることだった。
最初の1kmまでにざっと20人くらいには前に出られてしまったが、その後は全体のペースが落ち着いてきたせいかほとんど出入りはなくなった。 最初の1kmを3分57秒で通過。とりあえず、キロ4分の約束はここで果たしたことになる。 1kmを通過してしばらくすると、前半の山場のアップダウンが始まる。勾配としては数%程度の緩やかな登りであるが、坂道トレーニングを特段しているわけではないので、急坂のようにきつく感じる。
給水所を通過してしばらくすると、再びアップダウンが始まる。今日は坂がうまく処理できなく、あえぎあえぎ走る。復帰3戦目なので、坂が課題であることもこうして教訓として得られたことになる。 坂を下ったところで、コースは右に逸れ、少し先に折り返し地点がある。ここで折り返してくるランナーとすれ違うが、私と同年代の230番台のランナーが前に一人いる。距離は少し空いている感じだ。折り返した後は、後続のランナーを確認するが、同年代の230番のランナーとは相当な距離があることがわかった。後ろからは追い上げられる心配は無いが、前に追いつくには少々厳しい感じとなった。
下見の時も2km地点の表示が確認できなかったが、本走でもやはり確認できなかった。 再び、湖畔のコースに戻ると3km地点の表示。14分19秒で通過。1km地点はキロ4分を切るペース。途中2回アップダウンを繰り返したけど14分19秒は少々かかりすぎ。距離表示が怪しいのではないかと感じる。その次の4km地点が18分56秒と、この1kmは4分37秒かかっている。こちらの距離表示も大丈夫? 4kmを過ぎて管理橋が見えてくる。あとはこの管理橋のアップダウンをクリアすればゴールは見えてくる。前方には1kmあたりで抜かれた女性の選手に徐々に近づいてきた。「もしかしたらゴールまでに追いつく?」目標が出来ると頑張れるが、復帰第3戦では最後にペースアップするだけの余力はほとんど残っていなかった。 前の選手にはかなり近づいたものの結局追いつかずゴール。タイムは21分59秒とかろうじて22分を切った。
2週間前の大会と比べれば1分ほど早くなっているが、コースも違うしコースも公認コースでもないので、このタイムは参考程度に考えればいいだろう。 とはいえ、少しずつ前進している感は出てきた。しばらくは暑熱馴化ではなく早速馴化してするためにも、大会をスピードトレーニングの場として活用していくのがよいだろうと感じた次第。 本日の戦利品
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