第60回東京都北区赤羽マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会場は荒川河川敷 今回の会場は荒川河川敷。最寄駅は地下鉄の赤羽岩淵駅であるが、私の定期券ルートを考慮すると、JR赤羽駅から徒歩で歩いて行く方がかなり安い。主催者の用意した地図を基に会場まで徒歩で向かう。 JR赤羽駅の東口を出て、向かって一番左手の奥の方に「1番街」なるアーチがあるが、そこをくぐり抜けて商店街の間を歩いて行く。土曜日の午前7時過ぎなので、開いているお店はない。ところどころに民家らしきものもある。昔から住んでいる人であろうか、完全には商業施設ばかりではないようだ。
「1番街」を抜けたところで右に曲がって、100mほどで赤羽交差点。環八通りと交差する大きな交差点。交差点の角には、地下鉄・赤羽岩淵駅の出口がある。交差点を渡りさらに400mほど歩くと新荒川大橋に出る。この橋の下を最初に流れている川は「新河岸川(しんがしがわ)」という川。荒川に並行するように流れている川幅の狭い川である。新河岸川を越えると荒川が見えてくるが、すぐさま橋の途中で右折して、土手から降りたところが会場という具合だ。
新荒川大橋の直ぐ下あたりを会場にしたのは、雨の場合に橋の下で雨をしのぐためであろう。また新荒川大橋が目印になるということもあろうし、近くには公設のトイレもある。なかなかよく考えたものではないかと感心した次第。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース レースは9時30分からハーフマラソン、5分後の9時35分からクォーターマラソン、さらにその5分後の9時40分から5kmと20kmリレーがスタートする。スタート時の混乱を避けるために、少しずつ゚時間をずらした感がある。9時40分過ぎにはコース上には、リレーの待機要員を除けば全ランナーが走ることになる。 私も9時30分スタートのハーフマラソンの選手らを見送ってからスタート地点へ移動する。5kmと20kmリレーを合わせて40人程度なので、スタート地点は大して混雑していない。今回もあまり前の方に選手が来ないので、スタートラインの手前に並ばせてもらう。今日の目標設定は特にしないが4週連戦なので、前週と同程度のタイムならOKということにする。
スタートしてすぐさま勢いよく走り出す選手が数名。今日の私はイーブンで走る心がけなので無理に付いてかない。スタートしてほどなく河川敷から堤防道路へ駆け上がる坂がある。距離にして100m弱。勾配としては数%程度だろうか。激坂とはいえるレベルの坂では全くもって違うのであるが、坂道トレーニングをしているわけではないので、案外短くてもきつく感じる。 堤防道路に上がった時点で、私の目の前にはざっと15人ほどのランナーがいる。同時スタートの選手が40人程度なので思った以上に多い数だ。 今日は曇りがちで陽射しは弱い。風もなく走るにはやや暑い感じではあるものの、コンディション的にはまずまずだろう。旧岩淵水門を超えると、大型化した岩淵水門が見えてくる。下見をしたので岩淵水門をぐるっと回った先に1km地点があるのは承知済みだ。まずは1kmの入りを確認するが4分18秒。イーブンペース(のつもり)とはいえ少々遅い感じ。4週連続のため疲労が溜まっているせいか?体感的には悪くは感じないが・・・。
同時スタートの参加者が少ないので、抜きつ抜かれつという感じはない。前方に見えるランナーとの距離が一定の感じでレースが進む。2km地点の通過は8分26秒。この1kmは4分08秒なので10秒ほどペースが上がった計算となる。しかしながら、あの100m足らずの短い上り坂の影響でタイムがこうも変わるのか?最初の1km地点の距離表示が怪しいかもしれないと疑問に思う。 2kmを超えると左手に給水所がある。5kmは短いので給水をこまめに摂る間もなくレースは終わってしますのであるが、少し喉の渇きを覚えるのでテーブルの奥の方の「水」の入った紙コップを一ついただく。小さな紙コップに水がまた半分ほどしか入っていないので、口に含んだ水の量はわずかであった。
折り返してから今度は左側に給水所が出てくる。せっかくなので、ここでも「水」のコップを一つ取り口に含ませる。少しずつであるが、前方のランナーのペースが落ちて後退してきているのがわかる。この調子なら追いつきそうと感じるが、3km地点付近で追いつく。3kmの通過タイムは13分08秒。この1kmは4分42秒。急激にタイムが落ちたことになるが、体感的にはそんなことはない。どうも距離表示の位置が怪しい疑惑がますます濃くなった。 前述の追いついたランナーとは並走することなく私が前に出る。荒い息づかいが聞こえるわけでもないので、どのくらい離れたかはわからない。とはいえ、今日は順位を競うのが目的ではなくタイムを狙うのが目的なので、自分のことで精一杯である。 岩淵水門の手前に4km地点があるが、通過タイムは17分14秒。この1kmのタイムは4分06秒。距離表示の疑惑は確信に変わったが、今日はどうでもよかった。
4kmを過ぎてから一気に体がきつく感じるようになってきた。3km地点で抜いた選手が再び前に出て行く。残りは1kmないのでここからペースを上げていくべきではあるが、復帰4戦目ではそれだけの体のキレもなく、ペースを維持するのがやっとであった。 ゴールは21分44秒。 距離の正確さは不明であるが、前週と比べると15秒ほどは縮んだことになる。とりあえず「前週と同程度のタイムならOK」という部分はクリアした。 7月10日(土)にも再びこの大会に参加予定。季節的には暑くなってくるものの、定期的に記録を取ってもらうにはちょうどいい大会であると感じた次第。 本日の戦利品
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