第60回東京都北区赤羽マラソン 参戦記

 今回は4週連続の大会の参加となります。
 会場は、荒川にかかる新荒川大橋の高架下になります。最寄駅は都営地下鉄の赤羽岩淵ですが、定期券を利用できるルートの方が安上がりになるので、今回はJR赤羽駅から徒歩で会場に向かいました。

 今回、この大会は初参加ですが、受付時のプログラム無し。参加通知のはがきなど無し。参加賞も希望すれば参加費が200円アップと合理的に大会の運営をしています。記録の計測などはチップを使用しているので、即時に記録証が発行されるので、ランナーにとってはリーズナブルな運営です。私の出場した5kmの参加費は2,000円(参加賞希望者は+200円とエントリーの手続きで別途220円かかるので、実際には2,420円)と、参加費用も最近の大会ではかなり安い部類に入るのではないでしょうか。

 さて、大会の方ですが、スタート時間が9時40分と早めで、だんだん暑くなってきているこの時期としては早い時間帯でありがたかったです。ピーカンの晴れではなく、曇りがちで何とか我慢の出来る天候でした。記録も先週の大会の5kmのタイムを15秒ほどですが早くなり、それなりに手応えがあったと思います。
 

●大会名 第60回東京都北区赤羽マラソン
●開催日 令和3年6月12日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
新荒川大橋高架下発着(地図)(東京都北区) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、25℃くらい
●参加賞 タオル、り・ソビーム、in塩分タブレット(以上受付時)、水(ペットボトル)、給食セット(以上ゴール後)
●結 果 21分44秒(5km 男女総合 第12位、男子 第12位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【6月12日(土)】
徒歩 マンション 6:01 本八幡駅 6:08
地下鉄 本八幡 6:13 岩本町 6:40 都営新宿線
徒歩 岩本町駅 6:43 秋葉原駅 6:49
JR 秋葉原 6:58 赤羽 7:19 京浜東北線
徒歩 赤羽駅 7:21 会場 7:45
【第60回東京都北区赤羽マラソン 5km 9:40スタート】
徒歩 会場 10:25 赤羽駅 10:44
JR 赤羽 10:48 秋葉原 11:07 京浜東北線
徒歩 秋葉原駅 11:07 岩本町駅 11:14
地下鉄 岩本町 11:16 本八幡 11:43 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 11:43 マンション 11:50
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,420 (参加賞付きを選択)
地下鉄 0円 (本八幡〜岩本町/往復/定期券区間)
JR 440円 (秋葉原〜赤羽/往復)
合 計 2,860  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子は第3位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 81人 加賀谷 弥人 1゜16’18”
女子 13人 平山 未歩 1゜46’56”
【10.549km−9時35分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 37人 奥野 直倖 35’43”
女子 8人 落合 新 43’02”
【5km−9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子 29人 山口 拓海 16’00”
牛込 健吾 16’19”
佐々木 俊治 16’55”
12 加藤 一郎 21’44”
女子 5人 伊藤 恵里華 24’58”
【20kmリレー−9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
リレー 10組 ガンバRUNBAエリート 1゜11’35”
総合計 213人  

会場は荒川河川敷

 今回の会場は荒川河川敷。最寄駅は地下鉄の赤羽岩淵駅であるが、私の定期券ルートを考慮すると、JR赤羽駅から徒歩で歩いて行く方がかなり安い。主催者の用意した地図を基に会場まで徒歩で向かう。

 JR赤羽駅の東口を出て、向かって一番左手の奥の方に「1番街」なるアーチがあるが、そこをくぐり抜けて商店街の間を歩いて行く。土曜日の午前7時過ぎなので、開いているお店はない。ところどころに民家らしきものもある。昔から住んでいる人であろうか、完全には商業施設ばかりではないようだ。

本八幡→岩本町は定期券区間。岩本町〜秋葉原は徒歩移動。秋葉原→赤羽はJRで移動。

赤羽駅では乗り換えることこれまでに何度かあったものの、下車するのは初めて。

赤羽駅東口を出たところの向かって一番左手の方に「1番街」というアーチがあります。ここをそのままくぐりぬけます。

早朝の商店街のお店はまだ閉まっていますが、帰りに再び通る頃には開店していて、商店街は賑わっていました。

 「1番街」を抜けたところで右に曲がって、100mほどで赤羽交差点。環八通りと交差する大きな交差点。交差点の角には、地下鉄・赤羽岩淵駅の出口がある。交差点を渡りさらに400mほど歩くと新荒川大橋に出る。この橋の下を最初に流れている川は「新河岸川(しんがしがわ)」という川。荒川に並行するように流れている川幅の狭い川である。新河岸川を越えると荒川が見えてくるが、すぐさま橋の途中で右折して、土手から降りたところが会場という具合だ。

商店街を通り過ぎると交差点がありますが、そこを右折。

環八通りと交差する「赤羽交差点」を過ぎて400mほどで新荒川大橋が見えてきます。新荒川大橋を超えた向こうは埼玉県川口市になります。

新荒川大橋を渡っていると最初に見えてきたのは新河岸川(しんがしがわ)。荒川に並行して流れる川です。

新河岸川を越えたところですが、新荒川大橋の途中で右折します。

「あれ?門があって通れない」と一瞬思ってしまいますが、よく見ると右側には、自転車や歩行者が通れるようになっています。

門を超えて直ぐに、河川敷に降りていけるように階段があります。

途中からは獣道になってしまいますが・・・。会場が見えてきました。

私が到着したのは午前8時前。受付開始前で、ちょうどミーティングをしているところでした。この日は雨も降らず、橋の下で雨宿りということもなく済みました。

 新荒川大橋の直ぐ下あたりを会場にしたのは、雨の場合に橋の下で雨をしのぐためであろう。また新荒川大橋が目印になるということもあろうし、近くには公設のトイレもある。なかなかよく考えたものではないかと感心した次第。

コースの試走を終えて戻ってくると受付が始まっていました。カメラを向けると愛想よくピースサインをするお姉さんたち。

橋の下には荷物置場が設置されます。この日は雨が降らなかったものの、時折日が差していたので、橋の下は日除にもなることがわかりました。

表彰などで使用するためのステージ。記念写真の撮影ももちろんOK

スタート前には、一通り注意事項の説明がされました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 レースは9時30分からハーフマラソン、5分後の9時35分からクォーターマラソン、さらにその5分後の9時40分から5kmと20kmリレーがスタートする。スタート時の混乱を避けるために、少しずつ゚時間をずらした感がある。9時40分過ぎにはコース上には、リレーの待機要員を除けば全ランナーが走ることになる。

 私も9時30分スタートのハーフマラソンの選手らを見送ってからスタート地点へ移動する。5kmと20kmリレーを合わせて40人程度なので、スタート地点は大して混雑していない。今回もあまり前の方に選手が来ないので、スタートラインの手前に並ばせてもらう。今日の目標設定は特にしないが4週連戦なので、前週と同程度のタイムならOKということにする。

9時30分スタートのハーフマラソンの部門の選手。

ハーフマラソンの選手は、片道(2.5km+137m)のコースを4往復します。

 スタートしてすぐさま勢いよく走り出す選手が数名。今日の私はイーブンで走る心がけなので無理に付いてかない。スタートしてほどなく河川敷から堤防道路へ駆け上がる坂がある。距離にして100m弱。勾配としては数%程度だろうか。激坂とはいえるレベルの坂では全くもって違うのであるが、坂道トレーニングをしているわけではないので、案外短くてもきつく感じる。
 堤防道路に上がった時点で、私の目の前にはざっと15人ほどのランナーがいる。同時スタートの選手が40人程度なので思った以上に多い数だ。

 今日は曇りがちで陽射しは弱い。風もなく走るにはやや暑い感じではあるものの、コンディション的にはまずまずだろう。旧岩淵水門を超えると、大型化した岩淵水門が見えてくる。下見をしたので岩淵水門をぐるっと回った先に1km地点があるのは承知済みだ。まずは1kmの入りを確認するが4分18秒。イーブンペース(のつもり)とはいえ少々遅い感じ。4週連続のため疲労が溜まっているせいか?体感的には悪くは感じないが・・・。

ハーフマラソンは100人弱の参加者数で、今日の大会の中では一番参加者の多い部門になります。

都心では、このような形で開催される小規模な大会が多いですが、毎週のようにあちこちで開催されているので、気楽に参加しやすいメリットがあります。

 同時スタートの参加者が少ないので、抜きつ抜かれつという感じはない。前方に見えるランナーとの距離が一定の感じでレースが進む。2km地点の通過は8分26秒。この1kmは4分08秒なので10秒ほどペースが上がった計算となる。しかしながら、あの100m足らずの短い上り坂の影響でタイムがこうも変わるのか?最初の1km地点の距離表示が怪しいかもしれないと疑問に思う。

 2kmを超えると左手に給水所がある。5kmは短いので給水をこまめに摂る間もなくレースは終わってしますのであるが、少し喉の渇きを覚えるのでテーブルの奥の方の「水」の入った紙コップを一ついただく。小さな紙コップに水がまた半分ほどしか入っていないので、口に含んだ水の量はわずかであった。

5km部門以外の選手たちは、コースを何往復かします。

コースは河川敷の舗装路とはいえ、散歩をしている人もあれば、自転車の練習をしている人もいるので、お互いに接触しないように気をつけなければいけません。

朝方は曇りがちでしたが、時折、陽が差してやや暑くなるときもありました。

20kmリレーの選手たちは、待機ゾーンで仲間を待っています。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’18” 4’18”
2km 8’26” 4’08”
3km 13’08” 4’42”
4km 17’14” 4’06”
ゴール 21’44” 4’30”
 折り返し地点が見えてきたので、折り返すランナーの数を数える。20kmりれーの選手とはナンバーが全く異なっているのですぐに部門ごとの選別が出来るが、5km部門のランナーはすでに11人。私は12番目で折り返し地点を通過する。折り返し地点でのタイムの計測を忘れたので、前半の2.5kmのタイムは不明。

 折り返してから今度は左側に給水所が出てくる。せっかくなので、ここでも「水」のコップを一つ取り口に含ませる。少しずつであるが、前方のランナーのペースが落ちて後退してきているのがわかる。この調子なら追いつきそうと感じるが、3km地点付近で追いつく。3kmの通過タイムは13分08秒。この1kmは4分42秒。急激にタイムが落ちたことになるが、体感的にはそんなことはない。どうも距離表示の位置が怪しい疑惑がますます濃くなった。

 前述の追いついたランナーとは並走することなく私が前に出る。荒い息づかいが聞こえるわけでもないので、どのくらい離れたかはわからない。とはいえ、今日は順位を競うのが目的ではなくタイムを狙うのが目的なので、自分のことで精一杯である。
 岩淵水門の手前に4km地点があるが、通過タイムは17分14秒。この1kmのタイムは4分06秒。距離表示の疑惑は確信に変わったが、今日はどうでもよかった。

ゴール後は、まずはチップの回収があります。

スタート地点のすぐ後ろあたりで、記録証の発行がされます。

ゴール後には、ペッとボトルの水と簡単な給食が配られました。

こちらがその配布物。給食は幾種類かのお菓子が袋詰めされ渡されました。金額的には高いものではありませんが、手間を考えると気が利いているかと思います。

こちらは最初の受付の際にも配られたin塩分タブレット。これから特に暑くなるので、塩分補給には欠かせないですね。

いつもは抽選会をしているようですが、こういう時期なので選手が全員スタートしてから主催者の方でくじ引きした結果を張り出しています。私は残念ながら「ハズレ」でした。

 4kmを過ぎてから一気に体がきつく感じるようになってきた。3km地点で抜いた選手が再び前に出て行く。残りは1kmないのでここからペースを上げていくべきではあるが、復帰4戦目ではそれだけの体のキレもなく、ペースを維持するのがやっとであった。

 ゴールは21分44秒。
 距離の正確さは不明であるが、前週と比べると15秒ほどは縮んだことになる。とりあえず「前週と同程度のタイムならOK」という部分はクリアした。
 7月10日(土)にも再びこの大会に参加予定。季節的には暑くなってくるものの、定期的に記録を取ってもらうにはちょうどいい大会であると感じた次第。

本日の戦利品

左上のタオルは200円を支払った人の参加賞。中央のペットボトルの水のほか、お菓子類はゴール後袋詰めのものを手渡されました。

本日使用したナンバーカード(左)と記録証(右)