第38回スポーツメイトラン江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東大島
単身赴任になって6年目ですが、これまで一度も降りる用事も無く、私にとってはただの通過駅です。 ただしこの「東大島、都営新宿線の中では珍しい地上駅です。隣の「船堀(ふなぼり)」も地上駅ですので、荒川、中川等の河川の下を掘るのが難しかったのでしょうか。 また、調べてみると、この東大島駅ですが、旧中川の上にホームがかかっているそうです。東大島駅の出口は東側と西側と2カ所ありますが、東側は江戸川区小松川、西側は江東区大島とホーム上に行政区分界があり、ホームには行政区分標がある珍しい駅となっています。 あと、この東大島では、列車が到着するごとに運転手が交替しています。これはよく見かける光景なので知っていました。東大島駅には乗務員基地があるからとのこと。 なお、東大島駅の一日の乗降客数は約32,000人であり、高圧ガス保安法の「第一種保安物件(一日に平均2万人以上の者が乗降する駅の母屋及びプラットホーム)」でもあるというところで東大島駅の話を締めたいと思います。
RUN UPとスポーツメイトラン 東大島駅の小松川口を出て大島小松川公園東の荒川河川敷の会場に向かう。大会前日の土曜日にコースの下見と試走に来たので、道に迷うことはない。違うのは前日との天気くらいだろうか。大島小松川公園の芝生広場は非常に広大。面積は24.9ヘクタール。都内にこれだけの広大な都市公園があるとは驚きであるが、調べたところ1970年代までに化学メーカーが大量のクロム鉱滓を埋めた跡地だったという。埋められた鉱滓には六価クロムが含まれていたため無毒化処理後に埋め戻されて東京都が公園にしたという。また、災害時には防災拠点、公園下は都営新宿線の大島車両基地があるなど、複数の活用方法がされているようだ。
その大島小松川公園を通り抜け、荒川河川敷へ降りる階段の左手にテントが張られていた。昨日は見当たらなかったものであり、どうやら受け付け場所のようだ。受付開始の午前8時30分よりも少し早く来てしまったので、スタート場所の位置などを確認する。 8時30分になったので受付をお願いする。どうやら一番乗りのようである。「スタンプカードありますか?」というので、先月RUNUP市川江戸川大会でもらったものを提示する。カードにはスタンプが押され、2個目のスタンプということで「タオル」をいただく。 ついでに以前から疑問に思っていた「RUN UPとスポーツメイトランと何が違うんですか?」について尋ねると、「運営する法人が違うだけで大会の中身は同じですよ」と。わかったようなわからないような返事だったがあまりしつこく聞くのも面倒なので早々に引き下がる。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース
今回コースとなっている荒川河川敷の道路は、先月の市川大会と比べると自転車のロードの練習やジョギングをしている人が格段に多い。今月初めに参加した赤羽の大会もそんな感じだ。荒川の河川敷は、それだけ道幅も広く整備されているということだろう。 ただし今回は、スタート場所は30km、ハーフを折り返してくる選手や往来する自転車に乗った人たちのために3分の2くらいは空けて、残りの3分の1程度を使用してスタートをする。そのため、スタート時の選手は縦に長い隊列になる。ネットでタイムを計ってくれるのであれば問題は無いが、グロス計測であるのでここは少々文句を言いたい。並ぶのが遅かったこともあり、今回は最前列からのスタート場所は確保できなかった。 主催者のスタートの合図でレースは動き出す。前述のように、スタートが長い隊列になったこともあり、スタート時のタイムロスが1秒少々あった感じ。とはいえ、今日もなるべくイーブンペースを心がける。
最初の1kmが4分4秒。まずまずの感じではあるが、体はシャキッとしないし、雨を期待していたにもかかわらず、曇りのままなので体には熱がこもる感じだ。1kmを過ぎたところで後方から10kmの選手と5kmに参加している高校生くらいの女の子に抜かれる。この大会の5kmには、4人ほど高校生らしき女の子が参加していたが、すでに残りの3人は私の前方100mほどを走っている。3人はつるんでいたが、この子だけがやや遅れた感じになっているが、私はその4人の高校生らしき女の子たちの後塵を拝していることになる。このペースであれば、ある意味仕方が無いところであろう。
2.5kmの折り返しが10分32秒。2倍すれば21分04秒なので、このペースならばまずまずのタイムになるが、やはり最近は後半のタイムの落ち方が大きい。折り返しを過ぎて、後方から10km部門の選手が一人抜いていく。抜かれるたびに、魂まで抜かれる気分になるので、ペースを上げようと思いつつも、むしろ下がっていくような気がする。 3kmを12分46秒(4分22秒/km)、4kmを17分28秒(4分42秒/km)と落ちるところを知らないくらいまでペースが下がっていく。さすがにペースが下がりすぎと思い、少しペースを上げてみるが、体幹にぐっと力が入る感じがしてこない。1km過ぎから3km過ぎまでの間に抜かれた3人の選手たちとの差はどんどん広がり、手が届かないまでになってしまった。
ゴールは、22分00秒。スタートのロスがあったものの、今回は先回の記録を上回ることなく終わってしまった。 背中や腰の張りが最近強くなってきている。30年以上もこんなことをしているので、体にガタは来ているかもしれない。一つしかない体。大事にしていくしかない。最近は、マッサージ器の使用頻度も増えてきているが、ある意味からだが使えている証拠かもしれない。ここ1、2年の遅れの挽回をするには時間がかかるかもしれないが、コツコツと借りを返していくしかない。 本日の戦利品
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