第38回スポーツメイトラン江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会 参戦記

 2週間ぶりの大会参加です。

 今回は、通勤途中の都営新宿線・東大島駅から徒歩で10分ほどのところが会場。「定期券で行けば交通費はゼロ」ということもあり参加しました。前日にはコースの下見&試走もしてきました。そして大会当日・・・。

 天候は「雨」予想でしたが、雨は全く降らずに曇ったまま。この時期、太陽がさんさんと照っていれば悲惨な結果になるところでした。「曇りならば・・・」と意気込んだものの、後半はペースダウン。まだまだ体が出来ていないことを痛感した次第であります。
 
 とはいえ、交通費が全くかからないところでの大会ですので大会日程を気にしつつ、また参加してみたいと思います。

●大会名 第38回スポーツメイトラン江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会
●開催日 令和3年6月27日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
大島小松川公園東荒川河川敷発着(地図)(東京都江戸川区) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、26℃くらい
●参加賞 タオル、500円クーポン券、ビスケット(以上、受付時)、バナナ、水(ペットボトル)、スナック菓子(ゴール後)
●結 果 22分00秒(5km 総合 第7位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【6月27日(日)】
徒歩 マンション 7:47 本八幡駅 7:53
地下鉄 本八幡 7:56 東大島 8:09 都営新宿線
徒歩 東大島駅 8:09 会場 8:20
【第38回スポーツメイト江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会 5km 10:30スタート】
徒歩 会場 11:10 東大島駅 11:22
地下鉄 東大島 11:26 本八幡 11:39 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 11:39 マンション 11:46
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
地下鉄 0円 (本八幡〜東大島/往復/定期券区間)
合 計 3,000円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km総合は第3位まで。 (★は加藤が参加した部門
  結果の一覧はこちら
【30km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
総合 6人 山本 宗孝 2 ゜12’23”
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
総合 41人 渡辺 伸吾 1 ゜21’13”
【10km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
総合 29人 宮竹 利史哉 36’43”
【5km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★総合 20人 宮竹 南央哉 17’49”
丸尾 擁平 18’04”
吉岡 瞳 18’41”
加藤 一郎 22’00”
親子 5組 宮本 敬文&柊 33’18”
総合計 106人  

東大島
【都営新宿線の歩み】
 年月 開業区間 
昭和53年12月 岩本町〜東大島
昭和55年3月 新宿〜岩本町
昭和58年12月 東大島〜船堀
昭和61年9月 船堀〜篠崎
平成元年3月 篠崎〜本八幡
 「東大島」と書いて、「ひがしおおじま」と読みます。「おおじま」と濁る読み方です。私が毎日通勤で使用する都営新宿線の途中駅です。今大会の最寄駅がこの東大島駅です。通勤定期券を利用することが出来るので、交通費については0円。そのような理由もあり今回参加することにした次第です。

 単身赴任になって6年目ですが、これまで一度も降りる用事も無く、私にとってはただの通過駅です。
 ただしこの「東大島、都営新宿線の中では珍しい地上駅です。隣の「船堀(ふなぼり)」も地上駅ですので、荒川、中川等の河川の下を掘るのが難しかったのでしょうか。

 また、調べてみると、この東大島駅ですが、旧中川の上にホームがかかっているそうです。東大島駅の出口は東側と西側と2カ所ありますが、東側は江戸川区小松川、西側は江東区大島とホーム上に行政区分界があり、ホームには行政区分標がある珍しい駅となっています。

 あと、この東大島では、列車が到着するごとに運転手が交替しています。これはよく見かける光景なので知っていました。東大島駅には乗務員基地があるからとのこと。
 なお、東大島駅の一日の乗降客数は約32,000人であり、高圧ガス保安法の「第一種保安物件(一日に平均2万人以上の者が乗降する駅の母屋及びプラットホーム)」でもあるというところで東大島駅の話を締めたいと思います。

昭和53年12月に開業した都営新宿線の東大島駅。当時は、都営新宿線の終点だった。

駅名標の上の方に行政区分界があります。左側が江東区、右側が江戸川区です。ホームの途中にあるというのは珍しいですね。

東大島駅には、出口が2カ所。東側は小松川口(江戸川区)で、この大会の最寄はこちらの出口になります。

東大島駅の小松川口。都営新宿線では、高架となっているのは、船堀とこの東大島の2駅のみ。

RUN UPとスポーツメイトラン
 東大島駅の小松川口を出て大島小松川公園東の荒川河川敷の会場に向かう。大会前日の土曜日にコースの下見と試走に来たので、道に迷うことはない。違うのは前日との天気くらいだろうか。大島小松川公園の芝生広場は非常に広大。面積は24.9ヘクタール。都内にこれだけの広大な都市公園があるとは驚きであるが、調べたところ1970年代までに化学メーカーが大量のクロム鉱滓を埋めた跡地だったという。埋められた鉱滓には六価クロムが含まれていたため無毒化処理後に埋め戻されて東京都が公園にしたという。また、災害時には防災拠点、公園下は都営新宿線の大島車両基地があるなど、複数の活用方法がされているようだ。

今回の会場へは、東大島駅の小松川口から向かいます。

東大島駅を出たところで、横断歩道を渡ります。

少し歩くと都道50号線(新大橋通り)の高架下をくぐります。

時計のあるところは右へ。

公園はとても広く、左手の芝生広場は非常に広大ですね。都内にこれだけの土地があるとは・・・。

このプラネタリウムのような構造物の先に階段があります。

 その大島小松川公園を通り抜け、荒川河川敷へ降りる階段の左手にテントが張られていた。昨日は見当たらなかったものであり、どうやら受け付け場所のようだ。受付開始の午前8時30分よりも少し早く来てしまったので、スタート場所の位置などを確認する。

 8時30分になったので受付をお願いする。どうやら一番乗りのようである。「スタンプカードありますか?」というので、先月RUNUP市川江戸川大会でもらったものを提示する。カードにはスタンプが押され、2個目のスタンプということで「タオル」をいただく。
 ついでに以前から疑問に思っていた「RUN UPとスポーツメイトランと何が違うんですか?」について尋ねると、「運営する法人が違うだけで大会の中身は同じですよ」と。わかったようなわからないような返事だったがあまりしつこく聞くのも面倒なので早々に引き下がる。

階段を降りたところにテントが設営されていました。どうやらここが大会のメイン会場のようです。

受付は午前8時30分からで、その前に来てしまったので、まだ準備中でした。

簡易な更衣用のテントも置かれていました。

こちらは荷物置場。雨天を考慮してか、ブルーシートの他にテントも2張り用意されていました。ありがたいですね。

こんな感じで受付が行なわれていました。

コロナ感染対策もあり、体調の異常などのチェックも行なっていました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース

東大島大会では、階段付近でスタート前に簡単な競技説明会を実施。
 さて、レースのスタート時間であるが、先月のRUNUP市川江戸川大会と全く同じで、30kmが9時30分、ハーフマラソンが10時ちょうど、10kmと5kmが10時30分ということで、30分ずつスタート時間をずらしている。主催者側がこのようにパターン化しているのであろう。今回も、30km、ハーフマラソンのスタート後に、10km、5kmの選手を集めて競技説明会→写真撮影というパターンだ。

 今回コースとなっている荒川河川敷の道路は、先月の市川大会と比べると自転車のロードの練習やジョギングをしている人が格段に多い。今月初めに参加した赤羽の大会もそんな感じだ。荒川の河川敷は、それだけ道幅も広く整備されているということだろう。
 ただし今回は、スタート場所は30km、ハーフを折り返してくる選手や往来する自転車に乗った人たちのために3分の2くらいは空けて、残りの3分の1程度を使用してスタートをする。そのため、スタート時の選手は縦に長い隊列になる。ネットでタイムを計ってくれるのであれば問題は無いが、グロス計測であるのでここは少々文句を言いたい。並ぶのが遅かったこともあり、今回は最前列からのスタート場所は確保できなかった。

 主催者のスタートの合図でレースは動き出す。前述のように、スタートが長い隊列になったこともあり、スタート時のタイムロスが1秒少々あった感じ。とはいえ、今日もなるべくイーブンペースを心がける。

10時ちょうどにスタートのハーフマラソンの部門。河川敷の道路の交通量が多いので、スタート場所は縦長となっている。

ハーフマラソンは、約550m先を距離調整のために折り返した後、片道2.5kmのコースを4往復する。

 最初の1kmが4分4秒。まずまずの感じではあるが、体はシャキッとしないし、雨を期待していたにもかかわらず、曇りのままなので体には熱がこもる感じだ。1kmを過ぎたところで後方から10kmの選手と5kmに参加している高校生くらいの女の子に抜かれる。この大会の5kmには、4人ほど高校生らしき女の子が参加していたが、すでに残りの3人は私の前方100mほどを走っている。3人はつるんでいたが、この子だけがやや遅れた感じになっているが、私はその4人の高校生らしき女の子たちの後塵を拝していることになる。このペースであれば、ある意味仕方が無いところであろう。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’04” 4’04”
2km 8’24” 4’20”
3km 12’46” 4’22”
4km 17’28” 4’42”
ゴール 22’00” 4’32”
 2kmの通過が8分24秒。この1kmは4分20秒。今日はこのレベルのペースが維持できればと思っているが、少々辛くなってきている。先に抜かれた2人との間隔は徐々に開いていく。先に抜かれた二人のペースが上がったのではなく、どうも私のペースが落ちているようだ。

 2.5kmの折り返しが10分32秒。2倍すれば21分04秒なので、このペースならばまずまずのタイムになるが、やはり最近は後半のタイムの落ち方が大きい。折り返しを過ぎて、後方から10km部門の選手が一人抜いていく。抜かれるたびに、魂まで抜かれる気分になるので、ペースを上げようと思いつつも、むしろ下がっていくような気がする。
 3kmを12分46秒(4分22秒/km)、4kmを17分28秒(4分42秒/km)と落ちるところを知らないくらいまでペースが下がっていく。さすがにペースが下がりすぎと思い、少しペースを上げてみるが、体幹にぐっと力が入る感じがしてこない。1km過ぎから3km過ぎまでの間に抜かれた3人の選手たちとの差はどんどん広がり、手が届かないまでになってしまった。

給水をする選手たち。曇っていましたが気温はそこそこ高く、頻繁に給水をする必要がありました。

スタート地点で折り返していく選手。ハーフマラソンは4往復なのでここを3回Uターンして行きます。

ゴールする選手。

ゴール後は、本部にて給食が用意されています。

 ゴールは、22分00秒。スタートのロスがあったものの、今回は先回の記録を上回ることなく終わってしまった。
 背中や腰の張りが最近強くなってきている。30年以上もこんなことをしているので、体にガタは来ているかもしれない。一つしかない体。大事にしていくしかない。最近は、マッサージ器の使用頻度も増えてきているが、ある意味からだが使えている証拠かもしれない。ここ1、2年の遅れの挽回をするには時間がかかるかもしれないが、コツコツと借りを返していくしかない。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左)と完走証(右)。

 本日の参加賞。RUNUPまたはスポーツメイトランの参加が2回目で左上のスポーツタオルがもらえるとのこと。