第30回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会 参戦記

 UPRUNの主催する大会は、月例大会と称してはいないものの、ほぼ毎月同じ場所で開催されています。今回出場した、市川江戸川河川敷マラソンですが、先々月が5月22日開催(第28回)、先月が6月20日(第29回)という感じで定期に実施されていますので、記録会的に使うにはもってこいです。

 先々月は復帰初戦で、タイムも皆目見当が付かない状態で臨みましたが、ここ1ヶ月少々で少しずつレース感というか、ペース配分というか、自分の現状のレベルをみながら何となくレースの組み立てが出来るようになってきました。
 今回は、先々月に続き2回目の出場なので、ペース配分に気をつけながら走ってみました。小雨の天候ということもあってこの時期としては気温が上がらず助かりました。また、路面は濡れていたものの、特にスリップすることもなく走ることが出来ました。

 レースは途中から単独走になってしまいましたが(参加者が元々少ないので、大半の選手は単独走)、1kmあたりのペースも14秒の幅におさまり、まあまあいい感じで走れました。ゴールタームも、復帰戦以降ではベストタイムとなりましたが、残念なことにチップの装着を忘れてしまったため、タイムの計測が行なわれず、自分の時計での記録のみとなってしまいました。このあたりもレースから遠ざかっていたためですかね。次回は忘れないようにしたいと思います。
 
 

●大会名 第30回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会
●開催日 令和3年7月4日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
市川緊急用船着場前発着(地図)(千葉県市川市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
(第28回大会と同じです。)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 雨、20℃くらい
●参加賞 バナナ、ビスケット、水(ペットボトル)
●結 果 21分34秒(5km 総合 第4位)
●表彰 なし
●過去の戦績
第28回   R3.5.22   5km   22分58秒   総合4位   (59歳)
●交通手段等
【7月4日(日)】
徒歩 マンション 9:14 バス停 9:17
路線バス 本八幡駅南口 9:20 大洲三丁目 9:35 京成トランジットバス
9:30 )
徒歩 バス停 9:35 会場 9:45
【第30回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会 5km 10:30スタート】
徒歩 会場 11:08 バス停 11:19
路線バス 大洲三丁目 11:23 本八幡駅南口 11:35 京成トランジットバス
徒歩 バス停 11:35 マンション 11:39
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000  
路線バス 440円 (本八幡駅南口〜大洲三丁目/往復/京成トランジットバス)
合 計 3,440  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km総合は3位まで (★は加藤が参加した部門
  結果の一覧はこちら
【30km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
総合 8人 竹内 英樹 2 ゜29’13”
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
総合 13人 岡本 哲哉 1 ゜49’04”
【10km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
総合 26人 井出 岳人 35’35”
【5km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★総合 6人 常木 寛哉 19’00”
諏訪 真人 19’12”
菅原 淳 19’28”
加藤 一郎 21’34”
親子 2組 該当なし
総合計 57人  

雨天のためバスで移動
 単身赴任先の市川市内で開催される大会。会場まで距離にして4〜5km程度。晴れていれば自転車で行く予定だったものの、雨天のためバスで移動。会場まで歩いて行ってもいいものの、スタートまではなるべく体力は温存しておきたいところなので、今回も現地まではバス+徒歩で移動。
 先々月と同じ場所に受付など、会場が設営されているが、今回は雨天のために荷物置場にはテントが設営されている。参加人数が少ないものの、全員がここで雨をしのぐには場所としては少々狭い。土砂降りでないだけに、選手たちは着替えて早々にウォーミングアップをして、スタートまでの時間を潰している感じであった。

この日も5月の時と同じように、本八幡駅南口から京成トランジットバスで移動。

会場の最寄のバス停は「大洲三丁目」。とはいえ、ここから徒歩でまだ10分ほど歩く。

先ほどの一般公道から江戸川河川敷へ繋がる歩道を歩いて行きます。民家と民家の間ですが公道?

先々月と同じ場所に会場が設営されていました。この大会はスタンプカードを提示することによってポイントがたまるシステム。3つ目のスタンプを押してもらいました。

今回は荷物置場にも雨よけのテントが張られました。助かりますね。

堤防道路からみたスタート、ゴール地点。少々、水が溜まっていますね。

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。(第28回大会と同じです。)

イーブンペースで最近のベストであったが・・・

 スタートの20分前の10時10分から競技説明会。5分少々で終わったものの、トイレに行ったり着替えたり、ウインドスプリントをしているうちにスタート時間が迫ってきた。少人数の大会だけにスタート時間のギリギリにいってもあまり困ることがない。このあたりが、少人数大会の良さでもある。今回は、10kmと5kmと合わせて30人程度の参加者。ギリギリにいったにもかかわらず、遠慮がちに並んでいる人が多いんで申し訳ないが最前列に並ばせてもらう。


10時ちょうどにスタートするハーフマラソンの部門の選手たち。雨天のせいか、出場を見合わせた選手が多かったみたいで、スタートを切った選手は少なかったようです。
 主催者のカウントダウンでレースは始まった。ピストルやホーンなどの鳴り物はなく、静かに隊列は動き出す。
 スタート地点から堤防道路に出るまでは100m弱の上り坂。前回はいきなりここでオーバーペースとなり失速したので、今日は控えめに坂を登っていく。
 坂を登り切って、堤防道路に出たところで右へUターン。ここから約2.4kmほど堤防道路をまっすぐ走っていくことになるが、すでに私の前には8人ほどの選手がいる。いずれの選手も決して速いペースではないが、全く付いていくことが出来ない。今の実力からすれば、前の選手のことよりも自分のペースを守ることが先決。今日も我慢のレースになる。

 500mほど過ぎたところであろうか、後ろから続けざまに2人の選手に抜かれる。いずれも10km部門の選手のようであるが、ペース的には私よりも少し速い。10kmを41分程度で走るペースであろうか。レースを上手に進めるのであれば、同じくらいのペースで走る人たちとグループになって走るのがいいのであるが、さすがにこの人数では自分と同じペースで走る選手はほとんどいない。駅伝に近いような走り方といってもいいだろう。

 1kmの通過タイムが4分13秒。4分一桁くらいで押していきたいところであるが、今日はイーブンで行くので4分10秒強でもとりあえずOK。しかし今日は距離の進み方がなぜか遅く感じる。遠くの方に京葉道路にかかる江戸川大橋が見えてくるがその少し手前が折り返し(2.5km地点)。しかしながら2km地点もなかなかやってこない。
 2kmの通過は8分29秒。この1kmは4分16秒なのでイーブンペースを守っているといっていい。2kmを過ぎたところで給水所があるので、紙コップに入った水をもらう。口に入れたがひんやりして気持ちがいい。

スタート直後に堤防道路へ登る坂があります。

競技開始の20分前に、競技説明会があります。写真のものは10km、5kmの合同の説明会。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’13” 4’13”
2km 8’29” 4’16”
3km 12’56” 4’27”
4km 17’14” 4’18”
ゴール 21’34” 4’20”
 折り返してくる選手の数を数えたが、5km部門では4番目。10km部門と併せたところで9番目であった。前の選手との距離が空いていたが、後続の選手の距離も空いている。どうもこのまま単独走でゴールまで走ることになりそうな感じであった。
 折り返してからは若干向かい風になった感じで、体が風を切る感じがして気持ちがいい。しかし折り返してから緊張感が緩んだせいか、3kmの通過は12分56秒。この1kmは4分27秒かかってしまった。いつもであれば、このあたりで中だるみしてしまうところであるので、少しペースを上げてみることにした。前の選手との差が特段縮まるわけでもなく見た目の変化はなかったものの、体感的にはペースが上がった感じがする。
 4kmの通過は17分14秒。この1kmは4分18秒と少し持ち直した。が、さすがに後半のペースアップは体に堪える。腰のあたりがどーんと重くなってくる。堤防道路からゴールへ向かうところは下り坂なので、その手前までは頑張ろうと気持ちを奮い立たせる。最後は、気分的にはペースアップしたものの惰性で坂を下るような感じになってしまった。

小雨の中を走る選手たち。この時期、涼しくてむしろ走りやすかったではないでしょうか。

ゴールする選手。ゴール付近は水たまりとなって、少々足下が悪かったですね。

反省と収穫

 ゴールは21分34秒。ストップウォッチの計測では、ここ2ヶ月の中ではベストタイムだ。
ただしゴールしてから気がついたが、受付時に手渡されたチップを装着するのを忘れてしまった。入賞に絡んでないので順位などは気にすることはないが、これが年代別でも入賞とかなれば、ちょっとした問題になるところであった。
 復帰戦以降、試合数も大してこなしていないせいか、久しぶりにちょんぼをしてしまった。これもレース感のないせいだろうか。結果はまずまずであったが、大いに反省するところである。

 もう一つ。この日のレースで収穫もあった。
 この日使用したのは、ナイキの「エア ズーム テンポ ネクスト%(以下「テンポ」とする。)。5月23日に幕張のアウトレットで購入してきたシューズだ。レースで使用するのは今回が初めて。

 これまでは通販で購入したナイキの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%2(以下「ヴェイパーフライ」とする。)を使用してきたが、私の衰えた脚ではバネがまだ不足している感じで、「それならば・・・」ということでハーフマラソンくらいで使用してみようと思っていたテンポを使用してみた。

 最後まで、シューズのバネが効いた感じで履き心地はとてもよかった。ただし、右脚にはシューズのせいかそれなりのダメージがきており、日曜日のうちは結構、疲労感が残った。シューズにまだ脚が全然追いついていないせいだろうか、それともシューズの使い方がまだまだのせいだろうか、履き慣れてくればそれなりにタイムが向上するような気もする。今回のようなフラットなコースであれば、ヴェイパーフライよりもテンポの方が私には合っているようだ。

本日の戦利品

参加賞はビスケットとバナナと水(ペットボトル)。さすがに自治体が主催している大会ではないので、スポンサーもなく参加賞は貧弱。記録会と思えば参加賞があるだけまだマシかも。この日はチップの装着を忘れたので、記録証を発行することが出来ませんでした。記録は自分のストップウォッチによるもの(1秒未満のタイムは切り上げ)。