第52回季節の荒川ハーフマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9月は申込4大会のうち3大会が中止または延期 歳をとってきたこともあり、夏場の練習や夏場の大会は終わった後の疲労感が涼しいときと比べると数倍にも感じる。疲労をためないためには、やはり涼しい時間や涼しい場所での練習が一番。ただし、早朝の涼しい時間でも結構暑いときもあり、どうしても練習は短く切り上げたくなる。 結果的には夏場は練習量は落ちることになる。また疲労を溜め込まないためには夏場のレースは避けるのが一番なので、体も少々なまり気味になる。 今年は7月18日の「第1回横浜あおぞらマラソンin海の公園」を最後に、8月のレースはお休みとし、夏場の無理は回避した。レースの再開は9月4日の「第2回横浜あおぞらマラソンin海の公園」と設定し、9月から徐々にペースを上げていく予定であった。予定通りならば・・・。ところがである。 東京オリンピックの影響かお盆休みの影響かわからないが、関東地方では新型コロナウイルスの感染者が8月は恐ろしい勢いで増えていた。東京都では感染者が一日5,000人を越える日もあった。 緊急事態宣言もまったく解除出来る見込みもないこともあり、マラソン大会の主催者らは次々とレースの中止または延期を発表。私が9月に申し込んだ4大会(4日−横浜あおぞら、5日−季節の荒川、18日−立川コスモス、18日−東京ゆうやけ)のうち、この日出場した「第52回季節の荒川ハーフマラソン」以外は、見事に大会が吹っ飛んでいった。コロナ渦で仕方がないことではあるが・・・。 レースを使いながら体調を上げていくというやり方ではレース数が少なすぎるため、9月19日に開催の「第31回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会」に急遽エントリー。締切日が9月9日ということで滑り込みセーフというところである。 今回も東大島(ひがしおおじま) 私の場合、レース選びをする場合、たいていの場合は大会名からまずは開催場所を調べる。その次に、開催種目、エントリー費、スタート時間を調べ、後は、開催場所までのアクセス、そして出場するに当たっての費用(エントリー費、交通費、宿泊費)の算出をする。 コロナ渦で遠方への大会に参加したくとも、最近は地域限定の大会も多く、今年に入ってからの出場は全て関東圏。交通費も安く宿泊費もかからないので、財布には優しいが河川敷を利用した同じような大会ばかりで面白みには少々欠けるが、しばらくはこういうことが続くとだろうと感じる。 今回出場した大会の最寄駅は、都営新宿線の「東大島駅」。歩いても5分ほどであろうか。しかしながら大会名の「季節の荒川ハーフマラソン」という文字からは、最寄駅が「東大島」であるとはわからない。 そもそも「荒川」とは、埼玉県、山梨県、長野県の三県が境を接する甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に源を発する流路延長173kmの一級河川。東京都北区の岩淵水門で隅田川に分かれるものの、173kmもあればいろんなところで「荒川」と銘打った大会を開催することが出来る。 最初は「季節の荒川ハーフマラソン」というネーミングから、開催場所が「東大島」とは気がつかなかったが、現在の単身赴任先の本八幡から意外と近いところで開催されているのには驚いた。6月に出場した「スポーツメイトラン江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会」のように少々名前は長いものの、開催場所がすぐにわかるようなネーミングの方が私にとっては都合がいい。 なお、この二つの大会は、スタート場所は200〜300mほど違うもののコースの半分以上は同じところを走る大会。大会のネーミングって難しいですね。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース この大会は今回が初参加。距離は1km〜ハーフまで様々(ただし1kmは小学生のみ)であるが、スタート時間は3km以下が8時30分、5km以上が9時ちょうどとなっている。夏冬関係なく、このくらいのスタート時間の方が一日を有効に利用できるのでありがたい。
今回は3kmにエントリーしたので、1kmの小学生と同時スタートとなる。プログラム上、距離の短いものをまとめたのでこうなるのであるが、小学生の中に大人が数人だけ混じっているのは、小学生から見れば違和感にしか感じないだろう。 また、さすがに小学生。スタート前から前へ前へと押し合いへし合いでスタートライン付近は賑やかだ。こういう場合はスタート場所は小学生に譲ってあげることにしている。
スタートをすると一目散に走り出す小学生が目の前に広がるものの、100mも過ぎないうちに前からボロボロと小学生が落ちてくる。小学校の低学年であれば、1km(1,000m)はとてつもなく長い距離。ペース配分というものが小さいうちは理解できないので、50mも1kmも同じペースで走り出してしまうのであろう。 1km部門も3km部門もスタート地点から南下し、荒川ロックゲート方向に500m走ったところで折り返すコースになっている。1kmは1往復、3kmは3往復となる。折り返しも数回ならともかく、わずかに500mで5回も折り返すとなるとペースも一定で走るのも結構大変である。
スタートしてからは1km部門の小学生が大挙して走って行くものの、200mも経たないうちにペースダウン。私も少々つられて走った感があり、最初の500mは少々体感的にきつくなる。 最初の500mを折り返す頃には、前を走る選手はかなり減ってきた。小学生は全員1km部門かと思いきや、2回目の折り返しでUターンをしていく小学生もいる。小学生で3kmに出てくるというのはかなり足の速い子であろう。結局、終盤まで、私はその小学生と競ることになるが、最後は何とその小学生に離されてしまいゴール。久しぶりのレースは苦いのものとなってしまった。
次回大会の無料招待
成績自体は褒められたものではないが、10歳刻みの男女各年代の第1位の選手には次回の無料の招待という枠があり、今回ありがたくその招待を受けることになった。 今回エントリーが173人で、次回の招待枠に入ったのが34人と少々、招待枠の乱発気味の感じではあるが、主催者がそれでいいと言っているのであるからまあいいだろう。参加料も毎回払っているとそれなりの金額にはなってくるので、参加料が無料になるというのは私のみならず選手としてはありがたい。 また、この大会でもスタンプカードを発行している。 繰り返し参加すると何か特典があるようである。リピーターさんには優遇という意味でもいい制度かもしれない。関東はNPO法人などの主催する大会が多いので、自治体の主催する大会とは違って、いろんな意味で小回りをきかせているようだ。 本日の戦利品
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