第52回季節の荒川ハーフマラソン 参戦記

 7週間ぶりのレースです。

 7月中旬以降は暑くなり体に堪えるということもあり、レースエントリーはせずに秋に備えました。7月、8月は練習のペースを落したこともあり9月は短めの距離からスタートです。

 この日は、小雨で気温は20℃くらいと10月中旬くらいの絶好の気候です。しかしながら、ノースピード練習で挑んでみたところ、返り討ちに遭ったようなレースになってしまいました。今回は、わずか3kmでしたが、結構、辛い3kmでした。

 また、9月は4レースをエントリーしていましたが、この大会以外の3大会は中止または延期ということで、 次回は10月3日のこの大会ということで、約一ヶ月のインターバルが出来てしまいました。少しずつ涼しくなるので、気持ちも入れ替えて来月は好スタートが切れるようにしたいと思います。
 
 なお、この大会は年代別で優勝すると、次回大会には無料招待という特典があります。普通にエントリーすれば、参加料もそれなりに嵩んできますので、ありがたく権利を使わせていただこうかと思います。

●大会名 第52回季節の荒川ハーフマラソン
●開催日 令和3年9月5日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
都道50号線高架下荒川河川敷発着(地図)(東京都江戸川区) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 小雨、20℃くらい
●参加賞 クエリアス(ペットボトル)、リ・ソビーム、モンテローザグループ割引券
●結 果 13分29秒(3km 総合 第3位、50歳代男子 第1位)
●表彰 賞状、次回大会無料招待
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【9月5日(日)】
徒歩 マンション 6:19 本八幡駅 6:32
地下鉄 本八幡 6:35 東大島 6:48 都営新宿線
徒歩 東大島駅 6:48 会場 7:00
【第52回季節の荒川ハーフマラソン 3km 8:30スタート】
徒歩 会場 9:50 東大島駅 9:57
地下鉄 東大島 10:06 本八幡 10:19 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 10:19 マンション 10:29
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 1,720円  
地下鉄 544円 (本八幡〜東大島/往復)
合 計 2,264円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。 (★は加藤が参加した部門) 結果の一覧はこちら
【21.0975km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
20歳代男子 65人 福島 広大 1 ゜20’57”
30歳代男子 土屋 正春 1 ゜22’03”
40歳代男子 田中 真吾 1 ゜27’43”
50歳代男子 福成 忠 1 ゜22’13”
60歳代男子 細田 哲夫 2 ゜09’32”
20歳代女子 林 和佳奈 1 ゜32’47”
30歳代女子 森 千紗 1 ゜37’15”
40歳代女子 池内 明子 1 ゜39’32”
50歳代女子 岡崎 浩子 1 ゜53’58”
【20km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
リレー 3組 サンバーン 1 ゜42’29”
【10km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
30歳代男子 33人 荻原 慶也 37’16”
40歳代男子 市川 健一 48’30”
50歳代男子 高橋 秀樹 41’14”
60歳代男子 江森 弘明 39’21”
70歳代男子 市川 博 53’58”
20歳代女子 該当なし
30歳代女子 皆川 麻美 40’46”
50歳代女子 岡本 幸子 44’49”
【5km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
10歳代男子 32人 葛西 悦星 17’49”
30歳代男性 斎藤 湧歩 16’40”
40歳代男子 高橋 史明 19’24”
50歳代男子 和田 靖 19’58”
60歳代男子 該当なし
70歳代男子 該当なし
80歳代男子 加賀谷 一男 33’00”
30歳代女子 岩崎 佳美 29’53”
40歳代女子 加藤 志保 22’52”
50歳代女子 石井 美絵 31’52”
60歳代女子 該当なし
70歳代女子 市川 キミ子 32’58”
【3km−8時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
〜10歳男子 8人 山田 康太 13’10”
10歳代男子 佐藤 空神 11’24”
20歳代男子 該当なし
★50歳代男子 加藤 一郎 13’29”
60歳代女子 後閑 文子 14’23”
【1km−8時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  記録
6〜7歳男子 23名 中川 友翔 5’18”
8〜9歳男子 原田 歩夢 4’23”
10〜12歳男子 中川 海吏 3’47”
8〜9歳女子 中川 汐莉 4’25”
10〜12歳女子 佐藤 心結 3’54”
総合計 173人  

9月は申込4大会のうち3大会が中止または延期
 歳をとってきたこともあり、夏場の練習や夏場の大会は終わった後の疲労感が涼しいときと比べると数倍にも感じる。疲労をためないためには、やはり涼しい時間や涼しい場所での練習が一番。ただし、早朝の涼しい時間でも結構暑いときもあり、どうしても練習は短く切り上げたくなる。
 結果的には夏場は練習量は落ちることになる。また疲労を溜め込まないためには夏場のレースは避けるのが一番なので、体も少々なまり気味になる。

 今年は7月18日の「第1回横浜あおぞらマラソンin海の公園」を最後に、8月のレースはお休みとし、夏場の無理は回避した。レースの再開は9月4日の「第2回横浜あおぞらマラソンin海の公園」と設定し、9月から徐々にペースを上げていく予定であった。予定通りならば・・・。ところがである。

 東京オリンピックの影響かお盆休みの影響かわからないが、関東地方では新型コロナウイルスの感染者が8月は恐ろしい勢いで増えていた。東京都では感染者が一日5,000人を越える日もあった。
 緊急事態宣言もまったく解除出来る見込みもないこともあり、マラソン大会の主催者らは次々とレースの中止または延期を発表。私が9月に申し込んだ4大会(4日−横浜あおぞら、5日−季節の荒川、18日−立川コスモス、18日−東京ゆうやけ)のうち、この日出場した「第52回季節の荒川ハーフマラソン」以外は、見事に大会が吹っ飛んでいった。コロナ渦で仕方がないことではあるが・・・。

 レースを使いながら体調を上げていくというやり方ではレース数が少なすぎるため、9月19日に開催の「第31回UPRUN市川江戸川河川敷マラソン大会」に急遽エントリー。締切日が9月9日ということで滑り込みセーフというところである。

今回も東大島(ひがしおおじま)
 私の場合、レース選びをする場合、たいていの場合は大会名からまずは開催場所を調べる。その次に、開催種目、エントリー費、スタート時間を調べ、後は、開催場所までのアクセス、そして出場するに当たっての費用(エントリー費、交通費、宿泊費)の算出をする。
 コロナ渦で遠方への大会に参加したくとも、最近は地域限定の大会も多く、今年に入ってからの出場は全て関東圏。交通費も安く宿泊費もかからないので、財布には優しいが河川敷を利用した同じような大会ばかりで面白みには少々欠けるが、しばらくはこういうことが続くとだろうと感じる。

 今回出場した大会の最寄駅は、都営新宿線の「東大島駅」。歩いても5分ほどであろうか。しかしながら大会名の「季節の荒川ハーフマラソン」という文字からは、最寄駅が「東大島」であるとはわからない。
 そもそも「荒川」とは、埼玉県、山梨県、長野県の三県が境を接する甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)に源を発する流路延長173kmの一級河川。東京都北区の岩淵水門で隅田川に分かれるものの、173kmもあればいろんなところで「荒川」と銘打った大会を開催することが出来る。

 最初は「季節の荒川ハーフマラソン」というネーミングから、開催場所が「東大島」とは気がつかなかったが、現在の単身赴任先の本八幡から意外と近いところで開催されているのには驚いた。6月に出場した「スポーツメイトラン江戸川区東大島荒川河川敷マラソン大会」のように少々名前は長いものの、開催場所がすぐにわかるようなネーミングの方が私にとっては都合がいい。
 なお、この二つの大会は、スタート場所は200〜300mほど違うもののコースの半分以上は同じところを走る大会。大会のネーミングって難しいですね。

通勤途中の東大島駅。マラソン大会に出場するためにしか降りたことはありません。

「東大島」と書いて「ひがしおおじま」と濁って読みます。最初は「ひがしおおしま」と思っていましたが、「おおじま」の読み方にも慣れました。

東大島では出口が二つありますが「小松川」出口がこの大会への最寄になります。

こちらが東大島駅の小松川出口。

駅前の横断歩道の向こうには公園があります。今回もとりあえず横断歩道を渡って行きましたが、結果的に遠回りでした。

公園を真っ直ぐ進むと下り坂があります。向こうに見えるのは都道50号線。ここに沿って歩けば会場に行けるはずですが・・・。

とりあえず、都道の下を歩いて行きます。

ここは横断歩道を渡ります。土手の直ぐ向こうが会場のはずですが・・・。

降りられないので右に曲がっていきます。この分岐はもちろん左側へ。

土手に上がりましたが、降りるところは右手の方。これでは会場と逆方向ですが仕方がありません。

ようやく河川敷の道路に降りるところを見つけました。

階段を降りたところで左手を見るとテントらしきものが見えます。ちょっと遠回りになってしまいました。

どうやら受付のテントというのがはっきりしました。

午前7時に到着。受付は午前7時50分からということもあり、まだ本部の設営中でした。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 この大会は今回が初参加。距離は1km〜ハーフまで様々(ただし1kmは小学生のみ)であるが、スタート時間は3km以下が8時30分、5km以上が9時ちょうどとなっている。夏冬関係なく、このくらいのスタート時間の方が一日を有効に利用できるのでありがたい。

受付時間が比較的短いので、選手が集中してしまいどうしても行列が出来てしまいます。

この日は天候が今ひとつのため、テントも受付も船堀橋の下で行われます。

雨天時には体育館のような施設もあるわけではないので、このように橋の下が選手の待機場所になります。やや「密」な感じではありますが・・・。

 今回は3kmにエントリーしたので、1kmの小学生と同時スタートとなる。プログラム上、距離の短いものをまとめたのでこうなるのであるが、小学生の中に大人が数人だけ混じっているのは、小学生から見れば違和感にしか感じないだろう。
 また、さすがに小学生。スタート前から前へ前へと押し合いへし合いでスタートライン付近は賑やかだ。こういう場合はスタート場所は小学生に譲ってあげることにしている。

「ハーフマラソンの部」と「5km、10km、20kmリレー、30kmの部」のスタート前。ハーフはこの位置から左側(荒川の下流方面)へ向けてスタート、残りは同じ位置から右側(荒川の上流方面)ヘ向けてのスタートとなります。

少し角度を変えてみました。。同時刻に逆方向に走り出すというのは珍しい光景です。

 スタートをすると一目散に走り出す小学生が目の前に広がるものの、100mも過ぎないうちに前からボロボロと小学生が落ちてくる。小学校の低学年であれば、1km(1,000m)はとてつもなく長い距離。ペース配分というものが小さいうちは理解できないので、50mも1kmも同じペースで走り出してしまうのであろう。
 1km部門も3km部門もスタート地点から南下し、荒川ロックゲート方向に500m走ったところで折り返すコースになっている。1kmは1往復、3kmは3往復となる。折り返しも数回ならともかく、わずかに500mで5回も折り返すとなるとペースも一定で走るのも結構大変である。

9時30分にスタート。写真はハーフマラソンの選手。

荒川の下流の方に向って走り出します。

この日は雨天で、橋の下がゴール&待機場所で主催者の思惑通りになりました。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
0.5km 1’58” 1’58”
1.0km 4’09” 2’11”
1.5km 6’23” 2’14”
2.0km 8’46” 2’23”
2.5km 11’07” 2’21”
ゴール 13’29” 2’22”

 スタートしてからは1km部門の小学生が大挙して走って行くものの、200mも経たないうちにペースダウン。私も少々つられて走った感があり、最初の500mは少々体感的にきつくなる。
 最初の500mを折り返す頃には、前を走る選手はかなり減ってきた。小学生は全員1km部門かと思いきや、2回目の折り返しでUターンをしていく小学生もいる。小学生で3kmに出てくるというのはかなり足の速い子であろう。結局、終盤まで、私はその小学生と競ることになるが、最後は何とその小学生に離されてしまいゴール。久しぶりのレースは苦いのものとなってしまった。

この日は小雨で、時期的には気温が下がって走りやすくはなりました。

後方は都営新宿線の荒川中川橋梁。私が通勤で通るところです。

次回大会の無料招待

こちらがこの大会のスタンプカード
 ただしいいこともある。
 成績自体は褒められたものではないが、10歳刻みの男女各年代の第1位の選手には次回の無料の招待という枠があり、今回ありがたくその招待を受けることになった。

 今回エントリーが173人で、次回の招待枠に入ったのが34人と少々、招待枠の乱発気味の感じではあるが、主催者がそれでいいと言っているのであるからまあいいだろう。参加料も毎回払っているとそれなりの金額にはなってくるので、参加料が無料になるというのは私のみならず選手としてはありがたい。

 また、この大会でもスタンプカードを発行している。
 繰り返し参加すると何か特典があるようである。リピーターさんには優遇という意味でもいい制度かもしれない。関東はNPO法人などの主催する大会が多いので、自治体の主催する大会とは違って、いろんな意味で小回りをきかせているようだ。

本日の戦利品

本日の参加賞。左がアクエリアス(500mL)、リ・ソビーム、モンテローザグループ割引券

左上は本日使用したナンバーカード。左下は、次回大会の招待状。記録証(中央)、賞状(右)です。