第37回荒川smileマラソン 参戦記

 今月2回目の東大島の大会です。
 他の大会でもレポートをしていますが、荒川の河川敷を利用するマラソン大会はいろいろあります。堀切橋付近の他、東大島で開催される大会は多いように見受けられます。特に東大島で開催される場合は、東大島駅からのアクセスを考慮してか、都立大島小松川公園の東側を起点にしているケースが多いです。私のように単身赴任者で、普段、公共交通機関しか使わないようなものにとっては、最寄駅から徒歩で数分のところが会場というのは非常にありがたいです。

 さて大会の方ですが、ちょうど季節の変わり目の日に当たってしまったようで、朝から雨が降り続き気温も昼間なのにどんどん下がるという走るには難しいコンディションでした。この大会の場合、アナウンスが少し低いせいか、参加者が少なめで、私の出場した5kmのエントリーは男女合わせて10名でした。スタートしてしばらくすると、すぐにバラバラとなり、今回は5km中4.5kmくらいは単独走になってしまいました。特に北行きは向かい風で久しぶりに風の抵抗を大きく受けて少々苦労しましたが、全体を通しては大きくペースを乱すこともなく、感じとしてはうまくまとまったレースでした。今回は、10人中2位ということもあり、久しぶりに副賞(シューズバッグ)もいただきました。この大会も近場ですので、これからもちょいちょい参加したいと思います。

●大会名 第37回荒川smileマラソン
●開催日 令和3年10月17日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
都立大島小松川公園東発着(地図)(東京都江戸川区) 

大会要項 
プログラム(なし)
コースマップ
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 雨、14℃くらい
●参加賞 小松菜、リ・ソビーム(試供品)、モンテローザグループ割引券
●結 果 22分26秒(5km 総合 第2位)
●表彰 シューズバッグ(ミズノ製)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【10月17日(日】
徒歩 マンション 10:36 本八幡駅 10:43
地下鉄 本八幡 10:46 東大島 10:59 都営新宿線
徒歩 東大島駅 10:59 会場 11:15
【第37回荒川smileマラソン 5km 12:50スタート】
徒歩 会場 13:30 東大島駅 13:40
地下鉄 東大島 13:46 本八幡 13:59 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 13:59 マンション 14:05
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,000  
地下鉄 544円 (本八幡〜東大島/往復)
合 計 2,544円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km男子は3位まで (★は加藤が参加した部門
【30km−10時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 18人 角田 直哉 2゚04’06”
女子 1人 田中 秀美 3゚02’32”
【21.0975km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 33人 立山 宏一 1゚17’57”
女子 5人 宮島 亜希子 1゚33’21”
【10km−11時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 15人 宮竹 南央哉 35’50”
女子 6人 トリーズ りえ子 55’27”
【5km−12時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子 7人 宮竹 利史哉 18’44”
加藤 一郎 22’26”
吉田 匡希 24’45”
女子 3人 小槻 有菜 25’54”
【3km−13時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
親子 2組 宮崎 拓之・宮崎 文拓 13’24”
総合計 92人  

今週も東大島
 冒頭にも説明したように、この東大島の都立大島小松川公園の東側の荒川河川敷をコースとする大会の開催は多い。今年の6月から今回参加するだけで4大会目となる。公共交通機関を利用する者にとっては便利なところである。
 が、以前から気になっていたのが、雨天となった場合の選手の控え場所である。公園の東側で河川敷の道路のすぐ横で近くには体育館のようなものもなく、選手はずぶ濡れとなってしまう。大会によっては橋の下をメイン会場にしたり、主催者がそれなりにテントを用意して雨をしのいでいる場合もあるが、そもそもそれは主催者の好意。過度な期待をしてはいけない。

 ということで、今回は運悪く天候がさっぱりで、朝から降り続く雨の日になってしまい、会場での更衣場所の心配が当たってしまった。近くの公園のトイレで着替えている人もいたが、私は船堀橋下まで移動し、走る前も走った後もここで着替えを済ませる。雨よけのテントを主催者には要求しないが、田の大会でのやっているように船堀橋の下を使っての開催の方が少しは濡れずに出来るのではないかと思った次第。

天気がよければ自転車で出かける予定でしたが、雨天のためやむなく地下鉄・都営新宿線を利用してお出かけ。

東大島駅の小松川出口の北側の公園内を突き抜けていきます。

他の大会もこのモニュメントの先の階段下で受付をしていましたが・・・

予想通り、他の大会と同じ場所で受付をしています。

ただし、選手の荷物はビニールのシートの上に雨ざらし。受付で荷物を入れるためのビニール袋は渡されましたが、あまり大きな荷物は入らないので、こういう日は荷物は少なめにした方がいいかと思いました。。

こちらは受付。マイカップ持参ですと、次回大会の参加料が500円引きとなる割引があります。もちろん私も持参して、その旨の申告をしました。(ただし、次回大会のみなので、毎月のように参加する場合に限定されます)

コース紹介(コースガイド) →
 天候が悪かったので調査出来ず、お休みします。

レース
 この大会は初参加であるが、他の大会とはやや違ってスタート前にストレッチ講習を行うところにある。残念ながら、この日は雨でストレッチ講習は中止になったが、スタートの前に簡単な競技説明を行った後、選手と一緒に軽く体操をしたり、流しをするなどスタートに向けて体調を整えていくというところは非常に好感が持てる。参加者も大人数ではなく、練習会的な感じなのでなせる技かもしれない。

 さて、レースであるが、今回のエントリーは5km。コースは、スタートしてから河川敷を北上して500mほどでUターン。スタート地点に戻ってきたところで1km。そのまま南下を続けスタート地点から南へ2kmのところ(スタートしてから累計3km)でUターンして戻ってくるというコースである。
 河川敷道路を利用しているので、基本的には平坦であるが、荒川ロックゲート付近で登り降りが発生するのでここだけはアップダウンとなる。

スタート場所近くの緩いスロープを利用して、スタート前の流しも講師と一緒に行います。少人数だから出来るかもしれませんね。練習会ぽくていいですね。

11時20分スタートの10km部門の選手ら。センサーマットの少々後方からスタートします。

スタート直後の様子。スタートしてからは、一旦北上します。

首都高速7号小松川線の荒川大橋が見えてきました。少し手前からカラーコーンが道路中央に並べられています。

折り返し地点が見えてきました。

スタートから500m地点の最初の折り返し。荒川大橋の手前となります。

折り返し後は、スタート地点の方へそのまま戻っていきます。

スタート地点に戻ってくるとちょうど1kmです。写真の左の方に「1km地点」の表示があります。

 この日の5kmのエントリーは男女合わせて10人。雨天のせいか、3人ほど欠場しているので出走者は7人。練習会的な雰囲気である。12時50分がスタート時間であるが、主催者のカウントダウンでスタートを切る。
 一人が飛び出していくが、もう一人小柄な女性も飛び出していく。「高校生?」と思ったがそうではなさそうで、500mもしないうちに後方へ下がっていく。私の前を走る男性は、この東大島の大会ではよく見かける選手。今の私では太刀打ちが出来ないので追いかけることもせずに、マイペースを今回も貫くことにする。

 この日は北上する場合が向かい風で、最初の500mはその向かい風の洗礼を受ける。500mの通過は2分03秒。ここでUターンをするのでついでに後方を確認するが、背後にピタリとくっつく選手もおらず、わずか500mで少し差がついている。
 Uターン後南下し出すと風向きも変わり、ぐっと走りやすくなる。ただし、3km地点で再度Uターンして戻ってくるので、最後の2kmは少し大変そうになりそうな予感がする。

 スタート地点に戻ってきたところで1kmが経過。4分13秒で通過。最初の500mがやや向かい風ではあったものの、ゆったりと入った感じでまずまず。前を走る選手とはどんどん差が開いているが、気にしてもしょうがないので自分のことだけを考える。
 船堀橋や都営新宿線の荒川中川橋梁をくぐった先では、コース上の左側に水たまりが出来だしている。雨は降り続いているので、水たまりを走っても濡れることには関係ないが、水たまりはやはり辛いので、水たまりを避けて中央寄りを走ることにする。ちょうどこのあたりは、2週間前に走った「季節の荒川ハーフマラソン」の2つある折り返しのうちの一つの付近である。

 2km通過は8分43秒。この1kmは4分30秒とペースはやや落ち気味。
 この先に「荒川ロックゲート」があるため、河川敷道路は上り勾配となる。このコースは、大半がフラットであるが、この荒川ロックゲートの前後のみ登り下りの勾配が発生する。私の出場は5kmと短いので、このくらいのアクセントがあるのは心地よい。

この日はちょっと残念な天候でした。

 荒川ロックゲートを過ぎて下り出す。再び河川敷道路を走ることになるが、向こうからは折り返して走ってくる5kmの先頭の選手とすれ違う。折り返し先はまだ少し先、遠くから折り返しのカラーコーンと折り返し付近に立つ係員が見えてくる。相変わらず、雨は降りしきる。
 この日2回目のUターンをする。ちょうど3km地点でもあるが、通過タイムは13分09秒。この1kmは4分26秒と若干ペースアップ。後方の選手をここで確認するが、相当な大差になっていることがわかった。多少ペースが落ちようとも抜かれることもないだろうが、前を走る先頭の選手とはもっと差が出来ているので、完全な単独走になってしまっていた。

2km地点の手前は、走路の左側が水たまり。黄色のコーンを挟んで反対側は4km地点です。奥の方に見える茶色の建築物が荒川ロックゲート。
反対側から見てもわかるように、かなり水が溜まっています。

 3km地点でUターンをすると、最初は緩い向かい風であったが、ゴールが近づくにつれて向かい風が強くなる。最近向かい風の中で走った記憶がなかったので、久しぶりに新鮮さを味わえた気になる。
 この日は天候も悪く、コース付近で観戦する人もおらず、本当に閑散としていた。こういう光景も珍しいではないか。練習機のような気分でもあるがゴールまで淡々と走ることにする。
 気がつけば4km地点でのラップタイムを取り忘れていた。ゴールは22分26秒だった。
 昨日、河口湖で20kmほど走ってきた疲労が若干残っていた上での参加。また天候も天候なので、今の実力からすればまずまずではないか。

コースを周回する選手。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’13” 4’13”
2km 8’43” 4’30”
3km 13’09” 4’26”
4km 押し忘れ
ゴール 22’26” 9’17”

 ゴールをすると係員の女の子が何やら持ってくる。「入賞ですので、受付で賞品をもらってください」という。そういえば、大会要項には「男女別で3位まで入賞」と書いてあった。こういう少人数の参加の中で入賞というのは少々気が引けるが、ありがたくいただくことにする。

 今回は、天候も悪く、初参加としてのこの大会の印象があまりよくなかったが、場所も単身赴任先から近いので、懲りずに日程が合えば参加をしていきたい。また、次回は晴れの日に自転車で行くことが出来るといいと思った次第。
 

本日の戦利品

今回使用したナンバーカード(左上)。珍しく「1」をいただきました。完走証(右)は、ネットからダウンロードしたものを自分で印刷したものです。左下のものは、入賞賞品の「シューズバッグ(ミズノ製)」。

こちらは参加賞。左上のリ・ソビーム(試供品)とモンテローザグループの割引券は、いろんな大会で配られていますが、この大会でもいただきました。右の「小松菜」は江戸川区の特産品ということでいただきました。小松菜が参加賞の一つというのは珍しいですね。