第37回荒川smileマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今週も東大島 冒頭にも説明したように、この東大島の都立大島小松川公園の東側の荒川河川敷をコースとする大会の開催は多い。今年の6月から今回参加するだけで4大会目となる。公共交通機関を利用する者にとっては便利なところである。 が、以前から気になっていたのが、雨天となった場合の選手の控え場所である。公園の東側で河川敷の道路のすぐ横で近くには体育館のようなものもなく、選手はずぶ濡れとなってしまう。大会によっては橋の下をメイン会場にしたり、主催者がそれなりにテントを用意して雨をしのいでいる場合もあるが、そもそもそれは主催者の好意。過度な期待をしてはいけない。 ということで、今回は運悪く天候がさっぱりで、朝から降り続く雨の日になってしまい、会場での更衣場所の心配が当たってしまった。近くの公園のトイレで着替えている人もいたが、私は船堀橋下まで移動し、走る前も走った後もここで着替えを済ませる。雨よけのテントを主催者には要求しないが、田の大会でのやっているように船堀橋の下を使っての開催の方が少しは濡れずに出来るのではないかと思った次第。
コース紹介(コースガイド) → 天候が悪かったので調査出来ず、お休みします。 レース この大会は初参加であるが、他の大会とはやや違ってスタート前にストレッチ講習を行うところにある。残念ながら、この日は雨でストレッチ講習は中止になったが、スタートの前に簡単な競技説明を行った後、選手と一緒に軽く体操をしたり、流しをするなどスタートに向けて体調を整えていくというところは非常に好感が持てる。参加者も大人数ではなく、練習会的な感じなのでなせる技かもしれない。 さて、レースであるが、今回のエントリーは5km。コースは、スタートしてから河川敷を北上して500mほどでUターン。スタート地点に戻ってきたところで1km。そのまま南下を続けスタート地点から南へ2kmのところ(スタートしてから累計3km)でUターンして戻ってくるというコースである。 河川敷道路を利用しているので、基本的には平坦であるが、荒川ロックゲート付近で登り降りが発生するのでここだけはアップダウンとなる。
この日の5kmのエントリーは男女合わせて10人。雨天のせいか、3人ほど欠場しているので出走者は7人。練習会的な雰囲気である。12時50分がスタート時間であるが、主催者のカウントダウンでスタートを切る。 一人が飛び出していくが、もう一人小柄な女性も飛び出していく。「高校生?」と思ったがそうではなさそうで、500mもしないうちに後方へ下がっていく。私の前を走る男性は、この東大島の大会ではよく見かける選手。今の私では太刀打ちが出来ないので追いかけることもせずに、マイペースを今回も貫くことにする。 この日は北上する場合が向かい風で、最初の500mはその向かい風の洗礼を受ける。500mの通過は2分03秒。ここでUターンをするのでついでに後方を確認するが、背後にピタリとくっつく選手もおらず、わずか500mで少し差がついている。 Uターン後南下し出すと風向きも変わり、ぐっと走りやすくなる。ただし、3km地点で再度Uターンして戻ってくるので、最後の2kmは少し大変そうになりそうな予感がする。 スタート地点に戻ってきたところで1kmが経過。4分13秒で通過。最初の500mがやや向かい風ではあったものの、ゆったりと入った感じでまずまず。前を走る選手とはどんどん差が開いているが、気にしてもしょうがないので自分のことだけを考える。 船堀橋や都営新宿線の荒川中川橋梁をくぐった先では、コース上の左側に水たまりが出来だしている。雨は降り続いているので、水たまりを走っても濡れることには関係ないが、水たまりはやはり辛いので、水たまりを避けて中央寄りを走ることにする。ちょうどこのあたりは、2週間前に走った「季節の荒川ハーフマラソン」の2つある折り返しのうちの一つの付近である。 2km通過は8分43秒。この1kmは4分30秒とペースはやや落ち気味。 この先に「荒川ロックゲート」があるため、河川敷道路は上り勾配となる。このコースは、大半がフラットであるが、この荒川ロックゲートの前後のみ登り下りの勾配が発生する。私の出場は5kmと短いので、このくらいのアクセントがあるのは心地よい。
荒川ロックゲートを過ぎて下り出す。再び河川敷道路を走ることになるが、向こうからは折り返して走ってくる5kmの先頭の選手とすれ違う。折り返し先はまだ少し先、遠くから折り返しのカラーコーンと折り返し付近に立つ係員が見えてくる。相変わらず、雨は降りしきる。 この日2回目のUターンをする。ちょうど3km地点でもあるが、通過タイムは13分09秒。この1kmは4分26秒と若干ペースアップ。後方の選手をここで確認するが、相当な大差になっていることがわかった。多少ペースが落ちようとも抜かれることもないだろうが、前を走る先頭の選手とはもっと差が出来ているので、完全な単独走になってしまっていた。
3km地点でUターンをすると、最初は緩い向かい風であったが、ゴールが近づくにつれて向かい風が強くなる。最近向かい風の中で走った記憶がなかったので、久しぶりに新鮮さを味わえた気になる。 この日は天候も悪く、コース付近で観戦する人もおらず、本当に閑散としていた。こういう光景も珍しいではないか。練習機のような気分でもあるがゴールまで淡々と走ることにする。 気がつけば4km地点でのラップタイムを取り忘れていた。ゴールは22分26秒だった。 昨日、河口湖で20kmほど走ってきた疲労が若干残っていた上での参加。また天候も天候なので、今の実力からすればまずまずではないか。
ゴールをすると係員の女の子が何やら持ってくる。「入賞ですので、受付で賞品をもらってください」という。そういえば、大会要項には「男女別で3位まで入賞」と書いてあった。こういう少人数の参加の中で入賞というのは少々気が引けるが、ありがたくいただくことにする。 今回は、天候も悪く、初参加としてのこの大会の印象があまりよくなかったが、場所も単身赴任先から近いので、懲りずに日程が合えば参加をしていきたい。また、次回は晴れの日に自転車で行くことが出来るといいと思った次第。 本日の戦利品
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