第7回多摩川古市場マラソン 参戦記

 2週間前の「第7回柏の葉春らんRunマラソンwithクールノット」に参加した後、風邪をひいてしまいました。持病の副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)がこういうときにひょっこり現れ、しばらく練習を休むことにしました。そのこともあって、この日の大会は、調整なしのぶっつけ本番。

 この日の関東地方は風が強く、走っていても追い風と向かい風がはっきりするようなレースでした。
 また練習を一週間も休んで、少しだけ練習して臨んだだけあって体の動きはすこぶる悪いです。今日はタイム狙いは諦め、とりあえず練習の一環というつもりで走ることにしました。目標をとりあえず10km−45分として頑張らないようにして走ることにしました。
 前半が22分14秒と何とか目標の範囲でおさまっていたものの、後半はペースの維持が苦しくなり22分44秒。トータルでは44分58秒と辛うじて45分以内に納めることが出来ました。

 なおこの日の多摩川の遊歩道はユキヤナギが見事に咲き乱れ、走りながらも楽しむことが出来ました。これから季節も春から夏へ向いますが、走りながらもいろいろな自然の変化が楽しめそうですね。

●大会名 第7回多摩川古市場マラソン
●開催日 令和4年3月26日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
古市場トラック場発着(地図)(神奈川県川崎市) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、17℃くらい
●参加賞 アクエリアス(ペットボトル)、リ・ソビーム、モンテローザグループ割引券
●結 果 44分58秒(10km 総合 第6位、50〜59歳男子 第2位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【3月26日(土)】
徒歩 マンション 6:58 本八幡駅 7:02
JR 本八幡 7:04 市川 7:07 総武線
市川 7:18 新川崎 8:03 総武線快速
徒歩 新川崎駅 8:03 会場 8:36
【第7回多摩川古市場マラソン 10km 10:10スタート】
徒歩 会場 11:42
【JR鹿島田駅そばで昼食】
新川崎駅 12:35
JR 新川崎 12:38 市川 13:17 横須賀線
( 12:33 13:12
市川 13:23 本八幡 13:25 総武線
徒歩 本八幡駅 13:25 マンション 13:30
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
JR 1,298円 (本八幡〜新川崎/往復)
合 計 4,298円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。 (★は加藤が参加した部門
【42.195km−9時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
20歳代男子 17人 鎌倉 嘉純 4゚52’24”
30歳代男子 古野 勝久 3゚14’08”
40歳代男子 大野 実 4゚43’51”
50歳代男子 澤田 新一 4゚07’57”
60歳代男子 阿久津 正人 4゚26’20”
30歳代女子 古野 春香 4゚15’49”
40歳代女子 該当なし
【30km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
20歳代男子 10人 該当なし
30歳代男子 志村 智久 2゚09’58”
40歳代男子 金屋 尚泰 2゚01’47”
60歳代男子 黒川 真道 2゚42’35”
40歳代女子 該当なし
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
20歳代男子 31人 古川 大佑 1゚47’32”
30歳代男子 大内 崇光 1゚37’39”
40歳代男子 田中 謙治 1゚48’56”
50歳代男子 瀬戸 秀文 1゚26’04”
60歳代男子 年森 隆広 1゚51’56”
40歳代女子 濱 優子 1゚47’43”
50歳代女子 湊谷 桂子 1゚55’36”
【10km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
10歳代男子 29人 宮竹 南央哉 34’53”
20歳代男子 関 孝善 49’03”
30歳代男子 佐々木 陽介 39’41”
40歳代男子 内田 定男 36’44”
★50歳代男子 籾山 勇次 39’03”
加藤 一郎 44’58”
60歳代男子 該当なし
70歳代男子 小金 啓志 45’21”
20歳代女子 吉田 実央 57’06”
40歳代女子 加藤 志保 48’30”
【5km−10時10分スタート】
 区分 参加者数 優勝者氏名 記録
10歳代男子 15人 宮竹 利史哉 18’03”
20歳代男子 斎藤 一路 17’32”
30歳代男子 高木 由明 21’53”
40歳代男子 富樫 直樹 19’19”
50歳代男子 稲田 正治 26’37”
60歳代男子 小野 春彦 19’47”
10歳代女子 細野 珠愛 27’13”
40歳代女子 谷 佐知子 24’19”
50歳代女子 斎藤 美由紀 23’54”
【1km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子5歳以下  20人 古根 祐吾 5’51”
男子6〜7歳 詫摩 伊織 4’28”
男子8〜9歳 水野 遥斗 3’55”
男子10歳以上 紀内 南希 3’37”
女子5歳以下 岡本 唯夏 5’18”
女子6〜7歳 前田 あたか 4’48”
女子10歳以上 上條 沙季 3’47”
総合計 122人  

初参戦の古市場
 今回の多摩川古市場マラソン。当初参加予定はなかったものの、3月開催予定の大会が急遽2つも中止になった関係で、3月上旬にエントリー。3月上旬に3月下旬の大会にエントリーが出来るところは限られている。探したところ、この大会がまだエントリーの受付をしていたので急遽申し込んだという次第。

 場所は川崎市古市場というところの多摩川河川敷にあるトラック場とある。最寄駅は、JR鹿島田駅かJR新川崎駅が紹介されていたので、本八幡から考えると乗換の少ない新川崎に向かい、JR新川崎駅から会場まで徒歩で向うことにする。新川崎も鹿島田もいずれも初めて歩く街。特に鹿島田駅付近は賑やかではあったが、多摩川に近づくにつれて川が近くなってくる雰囲気が漂っている。

 多摩川の土手に上ると、真っ先に目に入ってきたのがユキヤナギの咲き乱れる遊歩道。ちょうど開会の時期にやってきたということだろうが、初めてきたところはそういう印象がいつまでも残る。もちろん、古市場トラック場に設営されたオレンジ色のテントも鮮やかですぐに視界に入ってきた。

新川崎。横浜に向う際は何度も通り過ぎるもののここで降りるのは初めて。

ホームは1面2線で狭い感じ。降りる乗客はあまりいなかった感じでした。

あらかじめ調べておいたように、JR新川崎駅前の交差点を渡ります。

徒歩数分でJR南武線の鹿島田駅に出ます。会場へは踏切をそのまま越えていきます。

鹿島田駅前の商店街を抜けていくと、初めて「古市場」という表示が現れました。

道路沿いに桜の木がありましたが3〜5分咲といったところでした。

こちらは「古市場」交差点。このあたりがいわゆる古市場ということでしょうか。ここもそのまま直進。

三叉路の「古市場小学校」交差点。多摩川が見えなくとも、目の前が堤防道路であることはすぐわかります。

堤防道路からは多摩川の河川敷が見渡せたほか、この時期に咲く白いユキヤナギが印象的でした。オレンジ色のテントは、今大会の受付場所です。

左右にユキヤナギがある中を遊歩道で楽しむことが出来ます。今回の大会はここがコースになっています。

受付場所は古市場トラック場の奥の方です。主催者が同じせいか、姉妹大会の「季節の荒川ハーフマラソン」の時と同じスタッフさんを何人か見かけました。雨よけの施設がないので、雨天時はスタッフも選手も苦労するかもしれません。

スタンプ3個貯まりました
 この大会は、これまで何度か参加している「季節の荒川ハーフマラソン」と同じ主催者が運営している。以前もらったスタンプカードを差し出すと、今回で3回分が貯まったので1回だけ別の大会に無料で参加できるとのこと。とはえ、7月上旬までエントリー済の大会で予定がぎっしり埋まっているので、帰りがけに4月10日(日)の「季節の荒川ハーフマラソン」の3kmをお願いする。

 前日の土曜日も別の場所で大会があるので、あまり負担にならないように決めたが、結局、単身赴任先から比較的近い「季節の荒川ハーフマラソン」に参加と代わり映えのしないことになってしまった。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

ペース上がらず
 冒頭にも説明したとおりこの大会の2週間ほど前に風邪をひいてしまい、持病の副鼻腔炎が悪化。寝込むほどのものではないが、鼻のあたりが何となくさえない感じなので、起きていてもそこそこ辛い。風邪をひいてしまうというのは、体が弱っている証拠なので、一週間ほど練習を休んだり耳鼻咽喉科に行ったりとするが、劇的には体調は改善されない。若くはないので無理をせず、練習もゆっくりと再開した。さすがに一週間も練習を休むと体は軽くなるものの、持久力が一気に落ちた感じがする。
 この日の目標設定は10kmを45分。練習不足に加え、左足踵も完治はしておらず、時折腰痛もあるので、万全の体調からはほど遠いので今日はこういう設定にした。ただし、この設定の根拠があるわけではなく、あくまでも願望的なもの。走ってみないとわからない。


10時ちょうどにスタートをするハーフマラソンの部の選手。この日は曇っていたものの気温は17℃くらいとやや高めでした。
 フル、ハーフの部は先にスタートし、この日の最後のスタートとなった。とはいえ、5km、10km、30kmの部が合わさっての一斉スタート。それでも人数は30人ほどであろうか。まさに練習会の雰囲気だった。
 10時10分、カウントダウンが終わりスタート位置の一番左側からスタートする。この程度の人数なので、スタート時の混乱はもちろんない。今日は45分というかなり低い目標なので、スタートから力むこともなく走り出す。古市場トラック場を出て、多摩川右岸の遊歩道に出た頃には、前の方に10人ぐらいが走り去っていく。追いかけることもなく今日は淡々と走ることにする。

 1kmほど行ったところで折り返し。ちょうど第二京浜の手前となる。4分31秒で折返すが、この大会は距離表示が一切無いので、このタイムの持つ意味は特にない。
 折返した頃には前を走る10人ほどとの距離は開き、また後続のランナーとの距離もそこそこ開いていることがわかった。
 コースは平坦なのでペースの上げ下げに気を遣う必要も無い。この日は遊歩道のユキヤナギがきれいで走っていても気持ちがよかった。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
第1折り返し 4’31” 4’31” 22’15”
第2折り返し 15’23” 10’52”
1周目 22’15” 6’52”
第1折り返し 27’12” 4’57” 22’43”
第2折り返し 38’25” 11’13”
ゴール 44’58” 6’33”
 ガス橋を越えて300〜400mほどで第2折り返し。
 ここではさらに前との距離が開いてしまったものの、ここまで後方から抜かれることもなくレースは進行している。再びガス橋の下をくぐり、スタートした古市場トラック場に戻る。1周目(5km)は22分15秒。単純に2倍にすれば44分30秒。この日の目標タイムはクリアできることになる。
 しかしながら2周目に入り、第1折り返しまでの間に後方から2人の選手に抜かれる。「どの部門の選手?」と思いつつも、抜かれる際にナンバーカードを確認するといずれも同時スタートをした30kmの部の選手だった。
 5kmを22分15秒というペースは、フルマラソンに換算すると3時間7〜8分程度のペース。フルマラソンの練習として30kmを走るのであれば、まずまずのハイペースのランナーかもしれない。おそらく2周目に入って私のペースが落ちたところで抜かれたのだろうと推測。

古市場トラック場以外は多摩川右岸の遊歩道を走るコースですが、ユキヤナギが咲きほこる中でのレースになりました。

ゴールする選手

 この2人には2周目に入って抜かれたものの、それ以外は単独走だった。2周目の第1折り返しで後方を確認するが100mほど後ろに一人ランナーがいたが、2周目の第2折り返しで後方を確認するとこのランナーが30mほど後方に追い上げ?ているのが確認できた。距離表示がないので自分のペースがわからなかったが、おそらく私のペースが落ちているのであろう。さすがにここまできて抜かれるわけにもいかない。残りの距離を考え、ガス橋まで戻ってきたところでペースを上げる。これが結果的によかったようで、抜かれることなくゴール。タイムは44分58秒。後半の5kmは22分43秒とやはりペースダウンをしていた。
 反省するところは多々あったが、まずは体調を崩さず練習にメリハリを付けるのが最優先ではないかと感じた次第。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左上)、参加賞のリ・ソビーム(左中)、モンテローザグループ割引券(左下)、アクエリアス(ペットボトル)、本日の記録証(右)は、サイトからダウンロードしました。