第2回多摩川清流マラソンチャリティ大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は名古屋の自宅と川崎の往復 名古屋の自宅のエアコンが故障し、7月中に修理を試みたものの直らず。それから見積りをしてエアコンの交換をすることになったが、電気工事とエアコンの交換工事は9月以降になるとのこと。そして8月末に、電気工事は9月9日(金)、エアコンの取替えは9月12日(月)と決った。 この大会にエントリーをしたのは6月9日(木)。肉離れをするよりも以前であり、この時点では本八幡からこの大会の会場である川崎市まで往復をする予定であったが、エアコン関係の工事がこの大会の前後になったこともあり、電気工事の終了後に一旦本八幡へ移動。一泊した後に大会に出場し、その足で名古屋に戻ってきた。 わざわざ名古屋からこの大会のために川崎まで往復せず「欠場」という選択もあったが、肉離れから走力の回復を早期に目指すには大会の参加は不可欠と判断し、今回は名古屋から川崎の往復を決断したという次第。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。(第9回多摩川季節のめぐみマラソンと同じです。) スタート時間は一考の余地あり この大会の主催者はグッドスポーツという団体。関東各地で大会を主催しているので、私もこの主催者の大会にはよく参加させてもらっている。主催する大会数も多く開催頻度も高いことに加え、エントリーの〆切も結構遅いので、参加がしやすい設定になっている。ここまではよいところであるが、一方、同じ会場同じコースにもかかわらず、大会名称を変えて運営している大会も多い。今回(9月10日)の「多摩川清流マラソン」も、9月23日開催の「リバーサイドマラソン多摩川大会」も10月22日開催の「多摩川季節のめぐみマラソン」も基本コースは同じ。同じとなると各種目のスタート時間も同じにすれば、運営上はパターン化出来るので運営はしやすくなる。 しかしながら、同じコースを走るにしても季節が変わると、気温の上がり方も変わってくる。特に夏場は昼中のスタート時間は競技に向かない。今回、私の出場した10kmは12時ちょうどにに5km部門と同時スタート。ハーフや30kmと比べれば距離が短いだけ、まだマシかもしれないが、さすがにこの時期の12時スタートは辛い。おまけにこのコースは、第三京浜の多摩川橋の下以外は日影になるところは全くない。9月上旬とは30℃を優に超えるような暑さなのでスタート時間について少し配慮が欲しいところかもしれない。
サバイバルレース 冒頭にも説明したように、先週の「第64回季節の荒川ハーフマラソン」で筋持久力が恐ろしいほど低下していることが発覚。先週は3kmであったがこの日は10km。「はて、ペース設定はいかほどにすべきか?」と、こういう状況になれば手探りでペースを決めていくしかないが、今回も思いっきりレベルを下げた設定とし、4分45秒/kmで10kmを走ることにした。10kmで47分30秒である。決して速い設定ではないが、筋持久力が低下しているので、このくらいのペース設定でも問題ないだろうと思う。ただし、昼に近づくにつれて気温がどんどん上昇している。ウォーミングアップ以外は、会場のテント横のわずかな日影で、ストレッチをしたりしながら体力を温存しておく。水もペットボトルで500mL×3本持ってきたが、スタート前までに2本を飲み干してしまう。 こういう夏場の晴天の日に、途中で干からびないようにするには、少々、飲み過ぎぐらいの状態でスタートラインに立たなければならない。目安としては、スタート前にトイレに行って、きれいな色の尿がでていることだ。 スタートの1分前にテント横の木陰からスタート場所へ移動。ギリギリまで体力の温存には成功。この日はスタートのピストルが珍しく2発とも不発。ピストルの弾を取替えて再度号砲。スタートが12時ちょうどから少しばかり遅くなった。 10kmと5kmにエントリーした選手が同時にスタートというプログラム。スタート直後からコースは右へぐるりと曲がり、ほぼUターンするような形でメインコースの河川敷の舗装路をまずは目指す。河川敷の舗装路に出たところで前を走る選手をざっと確認したところ、20人ほどであった。 今日のペースは、先ほども説明したように4分45秒/km。一昔前であれば、マラソンのペース走のようなペースであるが、今の自分のレベル、この日の暑さを考慮すればこのくらいかなというところでのペース設定。最後までこのペースで押し通せるかどうかがこの日のポイントとなる。
2kmを過ぎたところで給水所があるが、早めの給水を心がけここで最初の給水をする。少し走ったところで折返し地点を迎える。10kmと5kmと選手は混在しているが、20番目で折返していく。今日は順位よりもまずはどの程度のタイムで走りきれるかがポイントなのであまり順位は気にしないことにする。3km、4kmと進むにつれて徐々に暑さが堪えてくる。往路は風が吹いていたものの、復路は追い風で体が冷やされない。2周目のこうなるのかと思うとぞっとしてくる。 4km過ぎの多摩川橋下のところでは、このコース2つ目の給水所である。前のランナーが止まって給水を始めたので、少々、避けるようにして私も給水をする。少しばかりロスタイムとなるものの、この日はタイムロスよりも給水をしっかり摂ることを優先しなければならない。
河川敷の舗装路からメイン会場の「諏訪いこいの広場」に戻ってきたところで1周目(5km)が終了。1周目は23分31秒。ペース的にはまずまず予定通り。ただし、思った以上に暑くてかなわない。 2周目に入ると先ほどまでの緊張感が少々薄れたこともあり、ペースが鈍くなる。後方から女性ランナーに抜かれるが、気にせず先にいってもらう。多摩川橋の下では、ホースを持った係員がシャワーを降らせている。こちらにもかけてもらうように両手を広げてアピールしたところ、上半身にかけてくれたが気持ち涼しくなったというところか。 7km先の給水所でこの日3回目の給水。立ち止まって飲んでいる選手もいたが、こちらは走りながら給水をする。2回目の折り返しからは1周目とは違って風が吹くようになった。8kmくらいから後方で足音が聞こえ出す。私のペースが落ちてきているので、追い上げられているということだろう。9kmを過ぎて再び多摩川橋の給水所で給水を摂る。これで4回の給水は全て確保。 残りは700mほどなのでペースを少し上げて走ることにする。すると先ほどまで後方で聞こえていた足音も聞こえなくなっていた。今日は足の筋持久力不足の辛さが6割、暑さによる辛さが4割といったところか。ようやくゴールが近づいてきた。 河川敷の道路を右に曲がって残りは100mほど。草が生えて不整地となって少々走りづらさはあるものの、100mほどであれば気にするほどのことではなかった。 48分25秒でゴール。筋持久力不足と暑さで情けないタイムであるが、まずはゴール出来たというところに意義があった。タイム的には目標を1分ほど下回ったので改善の余地はあるが、概ね目標の決め方としてはよかったのではないか。これから徐々に涼しくなっていくので練習もしやすくなるし、タイムも徐々に改善されていくのだろうと自分自身に期待をしたいところ。
本日の戦利品
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