第40回藍のまち羽生さわやかマラソン 参戦記

 6年ぶりの参加となります。
 羽生市は、埼玉県でも北部にあり群馬県との県境を有する位置ですので、単身赴任先の市川からですと、かなりの早起きになります。乗り換えも含めて片道約2時間かかります。私は、あまり移動時間の長さは気にならないので2時間程度はOKですが、いかんせん単身赴任先には自動車がないので、大会の参加は公共交通機関でアクセスできるところに限られてしまいます。
 この大会の最寄り駅は、東武鉄道・羽生駅ですが、主催者が羽生駅から会場までシャトルバスを出してくれるので、非常に助かります。今回で大会の回数が「40」ですので、これまでの経験が生かされている感じで、運営はスムースな感じがする大会です。今回は、コロナの影響で3年ぶりの開催になります。
 
 さて、レースの方ですが、昨年12月に発症した椎間板ヘルニアが徐々によくなってきているので、先週に続き今週も予定通り、出場することにしました。ただし練習で走っている距離の最長が10kmで、それもジョグのみ。10kmをきちんと走りきれるか少々不安がありましたが、脚も攣ることもなく何とか完走は出来ました。ただし、筋持久力はすっかり落ちてしまったので、1kmを過ぎてからはペースが上がらずもどかしさを感じながら走っていましたが、今日は最後まで走りきることが目的だったので、そのあたりは計画通りでした。

 結果は10kmを45分12秒。年代別では15位という結果でした。
 速報はすぐに掲示されましたが、今大会の60歳代はなかなかレベルが高いです。10位までが入賞ですが、その10位ですら42分10秒。椎間板ヘルニアを発症していなくても10位に入れたかどうか・・・。
 しかしながら今回ラッキーなことに15位のおかげで、各部門の15位に送られる「いちご賞」に当たりました。大会要綱にも書いてありますが「羽生産いちご」をいただけるそうです。後ほど送られてくるみたいですが、楽しみがまた一つ増えました。

●大会名 第40回藍のまち羽生さわやかマラソン
●開催日 令和5年3月12日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
羽生市体育館そば道路発着(地図)(埼玉県羽生市) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ
コースガイドはお休み
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、13℃くらい
●参加賞 ネックウォーマー、アームカバー(以上事前送付)、ポカリスエット、イチゴ、トマト、バナナ、キュウリ、マスク(以上ゴール後)、スーパー銭湯入浴割引券いちご賞(各部15位)
●結 果 45分12秒(10km 総合 第71位、男子60歳代 第15位)
●表彰 なし
●過去の戦績
H29.3.12   第34回   10km   39分34秒  総合 116位     年代別7位   (54歳)   
●交通手段等
【3月12日(日)】
徒歩 マンション 5:16 京成八幡駅 5:24
京成電鉄 京成八幡 5:29 京成高砂 5:39
京成高砂 5:40 押上 5:51
東武鉄道 押上 6:01 東武動物公園 6;50
東武動物公園 6:57 羽生 7;23
シャトルバス 羽生駅 7:28 バス下車場所 7:32
  徒歩 バス下車場所 7:32 会場 7:36
【第40回藍のまち羽生さわやかマラソン 10km 9:30スタート】
徒歩 会場 10:59 バス乗車場所 11:03
シャトルバス バス乗車場所 11:07 羽生駅 11:14
東武鉄道 羽生 11:29 久喜 11:48
久喜 11:53 渋谷 13:22
京王電鉄 渋谷 13:31 明大前 13:38
  明大前  13:47     北野 14:19    
北野 14:20 高尾山口 14:33
【京王高尾山温泉/入浴】
京王電鉄 高尾山口 15:48 笹塚 16:38
京王電鉄・地下鉄 笹塚 16:39 本八幡 17:28
徒歩 本八幡駅 17:28 マンション 17:38
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,000円  
京成電鉄 262円 (京成八幡〜押上)
東武鉄道 817円 (押上〜羽生)
975円 (羽生〜渋谷)
京王電鉄 388円 (渋谷〜高尾山口)
765円 (高尾山口〜本八幡)
入浴料 0円 (京王高尾山温泉/回数券)
合 計 7,207円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子60歳以上は第10位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 所属 記録
男子39歳以下 78人 池田 大樹 上尾市陸協 1゚09'16"
男子40歳代 167人 村田 義広 埼玉陸協 1゚11'52"
男子50歳代 196人 青木 利明 らんじょうかい 1゚18'54"
男子60歳以上 134人 中島 栄   1゚29'00"
女子39歳以下 14人 塩田 麻美   1゚35'31"
女子40歳代 21人 熊谷 清子 かけっこ軍団 1゚36'19"
女子50歳以上 38人 片野 佳子   1゚31'06"
【10km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 所属 記録
中学生男子 4人 井桁 大翔   38'39"
高校生男子 2人 日比野 崇   38'11"
男子39歳以下 82人 行場 竹彦 濃厚とんこつ 32'03"
男子40歳代 109人 藤沢 優一 高見澤 しおだ野 36'10"
男子50歳代 110人 中島 潤 羽生市 36'22"
★男子60歳以上 144人 1 江森 弘明 加須走友会 37'44"
2 石井 英和 ゴキちゃんクラブ 38'15"
3 渡部 則男 川越走友会 38'48"
4 池田 健司 東光高岳マラソン部 39'34"
5 大木 勝行 羽生RC 39'59"
6 大田原 啓 ラン太郎 40'21"
7 荒井 裕 あかね走友会 40'30"
8 服部 一紀 つくばランラボ 40'42"
9 宮本 信男   41'21"
10 橋本 春昭 藤岡ゆっくり走ろう会 42'10"
15 加藤 一郎 名古屋市役所走友会 45'12"
中学生女子 8人 水町 美璃   49'43"
高校生女子 4人 岡田 姫奈 本庄第一高校 40'13"
女子39歳以下 25人 鈴木 郁華 会津中央病院 45'33"
女子40歳代 26人 水町 美保   44'47"
女子50歳以上 66人 渋沢 夏枝 群馬酔走楽団 41'55"
総合計 1,228人  

3年ぶりの開催

 コロナの感染予防の観点で多くの大会が中止になっていた。この大会も第37回、第38回と2年続きで中止。今年は3年ぶりの開催となる。3月のマラソン大会の出場を検討していたところ、6年前にも出場したこの大会が目にとまる。単身赴任1年目で出場した大会の一つであるが、前回のやや印象が薄いこともあり、久しぶりにエントリーした。

 本八幡から電車に揺られて約2時間。東武鉄道・羽生駅で下車。駅前にはシャトルバスが待機と案内にはあったが、駅前のロータリー付近に黄色のジャケットを着た係員らしき人が案内してくれる。その方向を見るとマイクロバスが待機している。そして、そのバスの少し前には、チラシを配る人が・・・。「大会終了後に昼飲みが出来ますよ」というチラシ。そういえば、6年前も同じようなものを配っていたような気がする。

この日は、最寄り駅の一つである京成八幡を5時29分の列車で移動開始。今朝は4時30分に起床です。

早朝なので乗客は少なかったですね。この後、京成高砂、押上、東武動物公園で乗り換えて羽生に向かいます。

東武鉄道・羽生には7時23分に到着。

この駅でこの時間に下車人たちの大半は、マラソン大会の参加者でしょう。時間も早いせいか下車した人は思ったほど多くはなかったです。

トイレを済ませてから改札を出ます。

改札を出たところにはきれいなステンドグラス。その下には、羽生生まれのキャラクターが・・・。6年前にもあった?

駅前のロータリーをぐるっと廻ったところにシャトルバスが待機。その手前では、「昼飲み出来ます!」のチラシを配る居酒屋チェーン店の店員らしき人も。何となくこのあたりから記憶が蘇ってきました。

会場近くでシャルトルバス停まったのが、この「たまご直売」の自販機前。帰りのバスもここから出発なので、目印にはぴったりです。

シャトルバスを下りて会場に向かいますが、何となく見覚えのある景色と感じました。

6年前もこんな感じで歩いて行きましたね・・・。

 シャトルバスは先ほど羽生駅で下車したランナーを乗せて出発。早い便なので、積み残しもなく出発できたようだ。そして、シャトルバスが5分ほど走ったところで会場そばの「たまご直売」の自販機前に到着。ここで全員が下ろされる。会場はここから徒歩で2分ほど。バスは会場の方へ入ると方向転換等が面倒なのであろう。確かに6年前の下車場所も同じだったような気がする
 参加したときの記憶が薄い大会であったが、羽生駅からの移動で何となく6年前の記憶がよみがえってきた気がする。

会場で最初に目についたのが選手への振る舞いブース。ゴール後に振る舞う準備をしていたと思いますが、なかなかの数でした。

こちらはプラスチック容器の中にイチゴとトマトが数個ずつ入っています。ゴール後に頂きましたが、ヘタを取ればその場で美味しく頂けます。

こちらは売り物。イチゴのパック。地元の羽生産でしょう。

こちらも売り物のキュウリ。振る舞いでも頂きました。

こちらも売り物のトマト。トマトは振る舞いで頂きましたが美味しかったです。

近くにはタオルやトレーナーを販売しているブースものありました。

久しぶりにお店がたくさん出ていました。賑やかな演出には欠かせないですね。

さすがにビールを販売しているブースはありませんでした。残念!

ここで「あんころもち(300円)」を購入。あんこがたっぷりで美味しかったです。

ウエア関係のお店も出店していました。

奥が更衣室(控え室)となっている羽生市体育館。手前で貴重品預かり(無料)があり、財布を預かっていただきました。

今回も健康チェックシートの提出の義務づけがありました。コロナも2類から5類へ変わるとのこと。もうすぐこの制度もなくなるでしょうか。

こちらのテントで健康チェックシートを提出して、リストバンドの支給を受けます。

自分で装着しましたが、これが健康チェックシートの提出の目印になります。

ハーフマラソンと10kmが一斉スタート

 さて今回の大会の参加種目はハーフマラソンと10kmの2種目のみ。子ども向けのような親子ジョギングとか小学生を対象にしたような種目はない。最近の市民マラソンでは珍しい部類に入るだろう。市民マラソンというよりか、ロードレースといった方がいいかもしれない。

 また、さらに珍しいのが、ハーフマラソンと10kmの2種目のスタート時刻が同じということである。私は一瞬「えっ?」と思ったが、よくよく考えればスタート位置を持ちタイム(または申告タイム)順に並ばせれば、大きな混乱はないだろうと思った。
 実際のところは、どうもそんな感じにブロックが分かれており、最前列のブロックがハーフマラソン「2001〜2200」、10kmは「1001〜1200」と200人ということになっている。今回、私は「1069」なので、ありがたく最前列のブロックに並ばせてもらう。

 9時30分にハーフマラソン、10kmが同時にスタート。私は最前列から4列目程度の位置からスタートなので、スタート時のロスタイムは1秒ほどであろうか。スタートしてから北西方向に200mほどコースは直線に延びる。交差点を左にやや鋭角に曲がってさらに400mほど先の交差点の左に曲がりコースは東に向かう。さすがに4分/km程度のスピードでは、後方からも次々と抜かれてしまう。今日は、復帰2戦目なので目標は最後まで大きく崩れることなく完走すること。目標設定は低いかもしれないが、復帰2戦目なのでやむを得ない。

スタート場所は羽生市体育館から南へ50mほどいったところの道路上。川にかかる橋のすぐそばです。5km過ぎの折り返し地点で距離調整をしているようなので、スタート=ゴールでちょうど10kmです。

スタートして200mほどで左折。

ここは鋭角に曲がります。

送迎バスが停まった玉子直売所の横を見ながら南下していきます。

角にファミマのある交差点を左折。ここまででスタートしてから約600m。

 話は変わるがコースは今年から変更されている。コースの変更があろうがなかろうが、基本的にはコースの下見を毎回行うのであるが、今回は下見をする時間がなかったこともあるが、まだ長い距離を走ると腰や臀部にやや痛みが走るので走る距離を抑えていることもある。ウォーミングアップを兼ねて「スタート地点〜残り1km〜ゴール」と2km少々は試走したものの、コース全体がどうなっているかわからないぶっつけ本番だった。

 1km地点を4分06秒で通過。タイム的には昨年12月頃と変わらないように見えるが、あまり体には余裕がないような感じであった。
 コースはこの後平坦で進む。日本精工埼玉工場付近でガーミンから2kmの合図が鳴る。8分31秒で通過。この1kmは4分25秒とがくっとペースが落ちる。しかしなgら2kmの看板は見当たらない。ちなみに、以降3km、4kmと距離表示の看板は見当たらず、走っていて距離表示があったのは「5km」、「あと1km(9km)」だけだった。

この小さな橋の架かる交差点のところから先は右側通行になります。

1km地点の表示。大会要項では1kmごとに距離表示があるように書いてありましたが、実際にはこの先「5km」、「あと1km」だけでした。

 3km少し手前でコースは左に曲がる。羽生市立東中学校を左手に見ながらコースは北上。あまり民家もなく風の強い日であれば、ランナーにとっては厳しくなるコースと感じる。
 さらに1km走ったところの交差点を右折。しばらくすると太鼓で演奏しているグループが左手に現れる。沿道には人も少ないので、非常に励みになる。
 そしてこの先、東北自動車道を越えるための跨線橋でコースははじめて登りとなる。距離的にはさほど長いものではないが、ここまで平坦だっただけに少々面食らうことになった。

 折り返してくるランナーも増えてくる。折り返しの手間で5km地点が現れる。22分05秒で通過。ここまでは、まずまず健闘している感じであったが、どう見てもこの2倍のタイムで戻ってこれそうな感じはなかった。折り返しは約70番目でターンをする。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
1km 4'06" 4'06" 22'05"
2km 8'31" 4'25"
3km 13'03" 4'32"
4km 17'37" 4'34"
5km 22'05" 4'28"
6km 26'46" 4'41" 23'07"
7km 31'29" 4'43"
8km 36'05" 4'36"
9km 40'45" 4'40"
ゴール 45'12" 4'27"
 ※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果9.96kmでした。
 折り返してからは、後方から抜かれた同年代らしきランナーと併走する。ちょうどペースを刻んでいくのにいい感じのペースだった。先ほどの東北自動車道を跨ぐ跨線橋では私が少し前に出るものの下ったところで追いつかれる。そうこうしているうちに、後方から女性のランナーにも抜かれる。今日は比較的女性のランナーには抜かれていないが、このタイミングで抜かれるとなるとやや面白くない。併走する同年代らしきランナーよりも、この女性ランナーの方がいいペースで走っている。感心している場合ではないが、徐々に距離が開いていってしまった。

 羽生市立東中学校の横を再び通る。往路とはやや違ったコースで、中学校の敷地のすぐ横を通るコースであったが、この中学校の学生らであろう、ランナー向けに校庭から演奏をしてくれるではないか。沿道での応援が少ないだけに、この演奏はランナーには大きく響きありがたいものだった。

 ニッコーシ・埼玉事業所の前が9km地点。40分45秒で通過。残り1kmを4分14秒で走れば何とか44分台となるので少しペースアップをする。今日は最後の1kmでガーンとペースアップできるほど余裕がないので、最後に右折する交差点から300mでスパートすることにした。併走する同年代ランナーも後方に追いやり、先ほどまで前を走っていた女性ランナーも抜き去りゴールへ一目散と走る。
 ゴールタイムは45分12秒。目標は大きくペースを崩すことなくゴールだったので、目標は達成できた。この日の順位は年代別で15位。入賞の10位には届かなかったものの、各部15位に送られる「いちご賞」はいただくことが出来た。「手ぶらでは帰りませんよ〜

10kmコースの9km地点。ニッコーシという会社の看板の前です。

往路と違って、この交差点を右折してゴールに向かいます。

川沿いを約300mほど走るとゴールです。

ちょうどここがゴールであり、スタート地点でもあります。

ゴールに向かう選手たち。

風もなく走りやすい日でした。

スタート・ゴールが同じ場所という珍しい大会ですね。

ゴールする選手。

ゴール後はチップが回収されます。

そのあと、ドリンクとしてスポーツドリンクが支給されます。

ゴール後は、選手の皆さんは会場でくつろいでいました。天気もよく好記録が出たのではなかったでしょうか。

朝きた時から、この「あんころもち」が気になっていました。昼食代わりに一パック購入しました。

「あんこ」がとても美味しかったですね。

本日の戦利品

今回使用したナンバーカード(左上)。そのほかはゴール後にいただいたものです。右からポカリスエット、トマトとイチゴ、バナナとキュウリ。そしてマスクです。マスクは感染予防ですが、明日からはマスクの着用が緩和されますね。また、スーパー銭湯はナンバーカードの提示で、割引があるようです。

事前送付されてきたネックウォーマー(左)とアームカバー(右)。ネックウォーマーは、羽生の特産である藍染めですね。アームカバーも冬場は重宝するので、こういう参加賞がいいですね。

記録証は各自でダウンロードです。こういう大会が増えましたね。

3月21日に大会事務局から「いちご賞」として羽生産の「紅ほっぺ」が送られてきました。粒も大きくとても美味しそうです。こういうものをいただけるなら、入賞などせずに15位も悪くないと思いました