第1回サマークロスカントリー相模原ギオンCUP 参戦記

 相模原市のギオンスタジアム(相模原麻溝公園競技場)が今回のメイン会場ですが、2015年4月にこのギオンスタジアムのまわりにウッドチップコースが整備され、途中にアップダウンもあるのでクロスカントリー仕様になっています。近所に住んでいる方であれば、日々、無料で利用が出来るのでうらやましい限りのコースです。
 今回はスタート・ゴールは陸上競技場でしたが、コースの約半分はこのウッドチップコースなので、大会名も「クロスカントリー」が付いているのは、まずまず頷けます。

 さて、レースの方ですが、夏場の暑さがまだまだ残っている中でのレースで、今回も無理をせずに走ってきました。
 今回は似たようなペースで走る選手がいたので、1周目は付いて走りましたが2周目はその選手のペースが大きく落ちてきたので前に出て走りました。ウッドチップのコースは久しぶりで気持ちが良かったですが、日陰が少なく、この時期としてはまだまだ辛いですね。次のレースは9月になりますが、残暑はいつまで残るのでしょうか。
 

●大会名 第1回サマークロスカントリー相模原ギオンCUP
●開催日 令和5年8月27日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
相模原ギオンスタジアム発着(地図)(神奈川県相模原市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、32℃くらい
●参加賞 タオル(選べる参加賞から)
●結 果 22分30秒(5km 総合 第10位、男子総合 第10位、男子60〜79歳代 第1位)
●表彰 メダル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【8月27日(日)】
徒歩 マンション 8:32 本八幡駅 8:42
地下鉄 本八幡 8:44 新宿 9:26 都営新宿線
小田急 新宿 9:41 相模大野 10:14 小田原線
路線バス 相模大野駅北口 10:20 女子美術大学 10:42 神奈川中央バス
( 10:40 )
徒歩 バス停 10:42 会場 10:51
【第1回サマークロスカントリー相模原ギオンCUP 5km 12:20スタート】
徒歩 会場 13:26 バス停 13:36
路線バス 女子美術大学 13:40 相模大野駅北口 14:06 神奈川中央バス
( 14:02 )
【相模大野駅前/昼食】
小田急 相模大野 14:47 新宿 15:23 小田原線
地下鉄 新宿 15:33 本八幡 16:14 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 16:14 マンション 16:24
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
地下鉄 754円 (本八幡〜新宿/往復)
小田急 774円 (新宿〜相模大野/往復)
路線バス 620円 (相模大野駅北口〜女子美術大学/往復)
合 計 5,148円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子総合は第6位まで、男子60〜79歳は3位まで (★は加藤が参加した部門
【20km−9時00分〜9時05分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録




男子総合 32人 藤松 利之 神奈川県 1゚11'50"
男子19〜39歳 7人 藤松 利之 神奈川県 1゚11'50"
男子40〜49歳 11人 成井 克英 神奈川県 1゚22'24"
男子50〜69歳 14人 平林 朝光 神奈川県 1゚21'38"



男子総合 44人 神田橋 慧一 神奈川県 1゚27'01"
男子30〜39歳 8人 彦坂 靖和 神奈川県 1゚32'58"
男子40〜49歳 10人 神田橋 慧一 神奈川県 1゚27'01"
男子50〜59歳 18人 洪 淳錫 千葉県 1゚39'39"
男子60〜79歳 8人 石井 重和 神奈川県 1゚46'35"
女子総合 8人 出口 園子 東京都 1゚47'01"
女子30〜59歳 8人 出口 園子 東京都 1゚47'01"
駅伝 5組 TMCみじんこ 神奈川県 1゚13'29"
【10km−13時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 39人 古田 尚太郎 神奈川県 36'10"
男子19〜39歳 9人 古田 尚太郎 神奈川県 36'10"
男子40〜49歳 11人 米山 圭一 神奈川県 38'40"
男子50〜59歳 13人 桜井 史 静岡県 37'53"
男子60〜79歳 6人 齊藤 和範 東京都 47'35"
女子総合 4人 片山 沙耶 神奈川県 43'42"
女子19〜49歳 4人 片山 沙耶 神奈川県 43'42"
ペア 3組 はぴくる 東京都 1゚04'10"
【5km−12時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
★男子総合 30人 1 佐藤 裕貴 神奈川県 17'02"
2 田中 雄太 神奈川県 17'22"
3 石川 直 神奈川県 17'32"
4 佐藤 貴仁 神奈川県 18'29"
5 前田 明徳   20'43"
6 小方 雄介 神奈川県 21'13"
10 加藤 一郎 千葉県 22'30"
男子小学生 1人 該当なし
男子中学生 2人 該当なし
男子19〜49歳 14人 佐藤 裕貴 神奈川県 17'02"
男子50〜59歳 8人 前田 明徳   20'43"
★男子60〜79歳代 5人 1 加藤 一郎 千葉県 22'30"
2 山崎 靖雄 静岡県 24'08"
3 驛田 悌二 神奈川県 29'36"
女子総合 5人 保坂 ゆき 神奈川県 28'22"
女子30〜69歳 5人 保坂 ゆき 神奈川県 28'22"
ペア 3組 チームしろくま 埼玉県 22'07"
【3km−12時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
男子総合 16人 宮竹 利史哉 埼玉県 10'09"
男子小学生 7人 向山 優希   12'16"
男子中学生 1人 渋谷 優人 神奈川県 12'15"
男子19〜69歳 8人 宮竹 利史哉 埼玉県 10'09"
女子総合 3人 小池 亜希子 神奈川県 17'29"
女子小学生 2人 向山 晴菜 神奈川県 18'54"
女子40〜49歳 1人 小池 亜希子 神奈川県 17'29"
ぺア 1組 チームU   15'58"
【1.5km−11時30分〜11時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 14人 宮竹 南央哉 埼玉県 4'30"
男子小学生 6人 鈴木 颯太 神奈川県 5'46"
男子中学生 2人 伊藤 明斗 東京都 4'49"
男子19〜49歳 6人 宮竹 南央哉 埼玉県 4'30"
女子総合 6人 山中 心葉 神奈川県 6'05"
女子小学生 3人 永井 絢女 神奈川県 6'37"
女子中学生 2人 山中 心葉 神奈川県 6'05"
女子19〜29歳 1人 齊藤 恵夏 神奈川県 7'10"
ファミリー 16組 ミルキー46 茨城県 6'01"
総合計 −人  

バス停から会場までの近道
 今回の会場は、相模原ギオンスタジアム。行き方を調べたところ、小田急・相模大野駅から女子美術大学行きのバスに乗って終点下車ということであった。
 そのバスの下車した場所から相模原ギオンスタジアムへのアクセスの方法が、意外と調べても出てこない。Yahoo地図などで徒歩ルートを調べるとかなり大廻りの表示が出てきてしまう。「直線的に見れば、10分も係らずに行けそうではあるが・・・」と思いながら、当日を迎えた。

この日は本八幡を8時44分発の新宿行きで移動開始。

通勤でも使用している都営新宿線。この日の乗車時間は42分。

さらに新宿で小田急に乗り換え。9時41分発の小田原行き快速急行に乗車します。

始発駅ということもあり、余裕を持って座れました。相模大野までの乗車時間は33分。

本八幡を出てから約1時間半で相模大野に到着。

初めてこの駅で下車しましたが、降車客も多く大きな駅でした。

 小田急・相模大野駅は思いのほか大きな駅だった。
 相模原市は、207年3月に2町の編入で人口規模が70万人を超える。そして2010年4月に政令市へ移行。神奈川県では、横浜市、川崎市に次いで3番目の政令市となっている。人口は72.5万人。
 市の集積度としては分散しており、北側は「橋本」、南側がこの「相模大野」が核となっているようだ。
 もっと簡単に、相模大野駅北口から女子美術大学行きのバスに乗れるかと思いきや、バス乗り場を探すのに苦労し、また所定の乗り場への階段もわからず、もう少しで乗り遅れるところだった。

相模大野駅北口の3番乗り場から女子美術大学行きのバスは発車します。

こちらは終点の女子美術大学のバスの降車場所。屋根もありきれいに整備されています。

別の角度から見ると、降車場所はここです。降車してから矢印の方向に階段を上っていきます。

こちらは降車場所から見たところです。まずは階段を上っていきます。

この日の女子美術大学の正門は閉まっていました。ということは、ここで下車した人は大学の関係者ではないということ?

大学の正門の前に緑道があるので、そちらの方にいきます。

写真のように緑多き中を歩いていきます。左右の木の両側は、いずれも女子美術大学の敷地のようですので、この写真のところは、その間を歩いているということになります。

一番奥までいったところで、公道に出ます。横断歩道をここで渡ります。

少し歩くとテニスコートが出てきます。

テニスコートの先を右折します。この先は相模原ギオンスタジアムの敷地になるようです。

ちょうどこの大会のコースを横切る形になります。

相模原ギオンスタジアムが見えてきたら、スタジアムに沿ってそのまま歩いていきます。

観客席も見えてきました。

ここがスタジアムの入口。バスを降りてから7分程度でスタジアムの入口に到着。

 私の乗った相模大野駅北口を10時20分発の女子美術大学行きのバスは、満員には近かったが辛うじて座ることが出来た状態で出発していった。途中で少しずつ乗客を降ろし、終点の女子美術大学で下車したのは、私を含めて2人だった。この日の女子美術大学の正門は閉まっており、もう一人の乗客も持ち物からしてギオンスタジアム方面へ向かう感じであった。こういうチャンスを逃してはならないと思い、その御仁を見失わないように付いていく。もちろん、地図は用意しきたので地図と見比べながら歩いていく。
 どうやらこの女子美術大学の敷地と敷地の間に緑道があり、その緑道がギオンスタジアムへの最短コースになっているようだった。この時期、木が茂っている中を歩いて通ることが出来る道なので、涼しくて気持ちが良く「政令市の中にこんな場所があるの?」という感じだった。
 緑道を抜けるとテニスコートがあり、その向こう側にはメイン競技場、サブ競技場があるというのが一目瞭然。何とか最短コースでたどり着くことが出来た。
 多くの人は、自動車で来場しているようであるが、公共交通機関で訪れる場合は、知っておいた方が良いアクセス方法であるので今回紹介しておきたい。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 この日のレースのスタートは12時20分。まだまだ残暑が残る中、日中の一番暑いような時間帯にわざわざスタートをしなくてもよいと思うのであるが、この大会の主催者のスタート時間は、どこで開催される場合もほぼ同じで、20km(ハーフ)は午前9時。1〜3kmが正午の少し前、5kmは正午過ぎ、10kmは13時過ぎというパターン。周回コースを利用するために、ランナーが重ならないようにするという配慮の結果こうなったのであろうが、夏場の5km、10kmにこの時間帯は厳しい限り。高校野球の開催時間も騒がれている昨今、夏場のマラソン大会の開催時間は今後見直されていくだろう。

メイン会場の相模原ギオンスタジアムの正面入口の先が今回の受付場所のようです。

受付スタイルは毎回同じですが、珍しく涼しい場所での受付でした。

 この日は日差しは、ピークの夏場の時季に比べれば幾分和らいでいる感じはするものの、暑いことには変わりがない。
 スタート場所は相模原ギオンスタジアムのトラックの第1コーナー近く。スタート直後にいきなりUターンをするという変則的なコースで陸上競技場内を300mほど時計回りに走り、第2コーナー付近から場外へ出る。しばらく、ジョギングコースを走り、その後ウッドチップコースに突入。ウッドチップはコースの約半分ほど、途中、左右に大きく曲がるところあり、微妙に傾斜を付けるなどしているところありで変化があるので飽きはこない感じ。ウッドチップが終わると再びジョギングコースに入り、陸上競技場には第2コーナー付近から入り今度は反時計回りに走って、スタート地点に戻るというものである。
 今回も早めに会場に入って、コースの下見をしていたので、イメージはしやすかった。
 なお、ギオンスタジアムの控え室では冷房を効かせてもらっていたので、スタート時間まで、そこで過ごす選手も多い。配慮としては非常にありがたかったと思う。

10km部門のスタート前の様子。少人数とはいえ、スタート場所はやや狭い感じ。

13時15分スタートの10km部門。一番炎天下でのスタートかもしれません。

スタートをしてすぐにUターンをしてコースの向きが変わります。手前は走幅跳用の砂場でしょうか。

Uターン後は、陸上競技場のスタンドの前を走り、時計回りに競技場をまわり第2コーナー付近から場外へ出て行きます。

  本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 周回
1km 4'12" 4'12"  10'52"
2km 8'48" 4'36"
(2.5km) - -
3km 13'24" 4'36" 11'38"
4km 18'14" 4'50"
ゴール 22'30" 4'16"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果4.92kmでした。
 5kmのエントリーは35人。今回はショットガンスタートではなく、一斉スタートというのでスタートの出遅れは許されない。カウントダウンの合図でスタートをする。
 スタート直後のUターン場所は、さすがに狭くやや混雑したが、その後は選手はばらけて長い隊列になる。ざっと見た感じ10人ほどの選手が前にいる。
 今回はタイムの目標設定はしないが、1周目は緩く走り、2周目は余裕があればペースアップしていくというイメージであった。
 ところが隊列はばらけたあと、少し前に同じ年代くらいの選手が一人居る。さすがに置いていかれるわけには行かないので、無理をしない範囲で付いていくことにする。前半はやや離れ気味になったところもあったが、1周目の終盤でその選手のペースが遅れてきたところで抜いていくことにする。
 このコースの給水箇所は2箇所で、スタートから1,800m付近に1箇所、そして周回チェック後に1箇所の合計2箇所である。この時期、給水は忘れてはならないので、今回は3回給水のチャンスがあったが、全部を利用して給水を行った。

競技場を出たあとは、ジョギングコースを走ります。

写真の途中からはウッドチップのコースに変わっていきます。

ウッドチップ専用のコースがよく整備されています。

ウッドチップのコースが終わり、ジョギングコースに戻ってきたところに給水所があります。スタートから約1,800m地点ですが、給水を多くのランナーが摂っていきました。

コースの周回チェック場所を通過する選手たち。

ゴール後は、陸上競技場のスタンドの下の会議室?で記録証の交付が行われます。

各距離の上位3人には、個別に表彰が行われました。

 2周目に入ると、前を走る選手との距離が開き、ペースをつかみづらくなる。前から落ちてくる選手が一人、後方から抜いていく選手が一人居たが、その出入り以外は単独走になってしまった。わずか5kmとはいえ、この炎天下のレースは厳しい。陸上競技場に入って残り300mになるところからペースを少々上げるが、この日は之で精一杯だった。ゴールタイムは22分30秒。ここ1週間は腰の張りもあり、練習量も落としていた割には、この炎天下の状況ではまずまずではないか。
 それにしても暑い。ゴール後、冷房の効いた控え室に戻っても、なかなか汗が止まらなかった。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左上)、記録証(右上)、年代別優勝でいただいたメダル(左下)、選べる参加賞で選んだタオル(右下)。