第1回サマークロスカントリー相模原ギオンCUP 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バス停から会場までの近道 今回の会場は、相模原ギオンスタジアム。行き方を調べたところ、小田急・相模大野駅から女子美術大学行きのバスに乗って終点下車ということであった。 そのバスの下車した場所から相模原ギオンスタジアムへのアクセスの方法が、意外と調べても出てこない。Yahoo地図などで徒歩ルートを調べるとかなり大廻りの表示が出てきてしまう。「直線的に見れば、10分も係らずに行けそうではあるが・・・」と思いながら、当日を迎えた。
小田急・相模大野駅は思いのほか大きな駅だった。 相模原市は、207年3月に2町の編入で人口規模が70万人を超える。そして2010年4月に政令市へ移行。神奈川県では、横浜市、川崎市に次いで3番目の政令市となっている。人口は72.5万人。 市の集積度としては分散しており、北側は「橋本」、南側がこの「相模大野」が核となっているようだ。 もっと簡単に、相模大野駅北口から女子美術大学行きのバスに乗れるかと思いきや、バス乗り場を探すのに苦労し、また所定の乗り場への階段もわからず、もう少しで乗り遅れるところだった。
私の乗った相模大野駅北口を10時20分発の女子美術大学行きのバスは、満員には近かったが辛うじて座ることが出来た状態で出発していった。途中で少しずつ乗客を降ろし、終点の女子美術大学で下車したのは、私を含めて2人だった。この日の女子美術大学の正門は閉まっており、もう一人の乗客も持ち物からしてギオンスタジアム方面へ向かう感じであった。こういうチャンスを逃してはならないと思い、その御仁を見失わないように付いていく。もちろん、地図は用意しきたので地図と見比べながら歩いていく。 どうやらこの女子美術大学の敷地と敷地の間に緑道があり、その緑道がギオンスタジアムへの最短コースになっているようだった。この時期、木が茂っている中を歩いて通ることが出来る道なので、涼しくて気持ちが良く「政令市の中にこんな場所があるの?」という感じだった。 緑道を抜けるとテニスコートがあり、その向こう側にはメイン競技場、サブ競技場があるというのが一目瞭然。何とか最短コースでたどり着くことが出来た。 多くの人は、自動車で来場しているようであるが、公共交通機関で訪れる場合は、知っておいた方が良いアクセス方法であるので今回紹介しておきたい。 コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース この日のレースのスタートは12時20分。まだまだ残暑が残る中、日中の一番暑いような時間帯にわざわざスタートをしなくてもよいと思うのであるが、この大会の主催者のスタート時間は、どこで開催される場合もほぼ同じで、20km(ハーフ)は午前9時。1〜3kmが正午の少し前、5kmは正午過ぎ、10kmは13時過ぎというパターン。周回コースを利用するために、ランナーが重ならないようにするという配慮の結果こうなったのであろうが、夏場の5km、10kmにこの時間帯は厳しい限り。高校野球の開催時間も騒がれている昨今、夏場のマラソン大会の開催時間は今後見直されていくだろう。
この日は日差しは、ピークの夏場の時季に比べれば幾分和らいでいる感じはするものの、暑いことには変わりがない。 スタート場所は相模原ギオンスタジアムのトラックの第1コーナー近く。スタート直後にいきなりUターンをするという変則的なコースで陸上競技場内を300mほど時計回りに走り、第2コーナー付近から場外へ出る。しばらく、ジョギングコースを走り、その後ウッドチップコースに突入。ウッドチップはコースの約半分ほど、途中、左右に大きく曲がるところあり、微妙に傾斜を付けるなどしているところありで変化があるので飽きはこない感じ。ウッドチップが終わると再びジョギングコースに入り、陸上競技場には第2コーナー付近から入り今度は反時計回りに走って、スタート地点に戻るというものである。 今回も早めに会場に入って、コースの下見をしていたので、イメージはしやすかった。 なお、ギオンスタジアムの控え室では冷房を効かせてもらっていたので、スタート時間まで、そこで過ごす選手も多い。配慮としては非常にありがたかったと思う。
スタート直後のUターン場所は、さすがに狭くやや混雑したが、その後は選手はばらけて長い隊列になる。ざっと見た感じ10人ほどの選手が前にいる。 今回はタイムの目標設定はしないが、1周目は緩く走り、2周目は余裕があればペースアップしていくというイメージであった。 ところが隊列はばらけたあと、少し前に同じ年代くらいの選手が一人居る。さすがに置いていかれるわけには行かないので、無理をしない範囲で付いていくことにする。前半はやや離れ気味になったところもあったが、1周目の終盤でその選手のペースが遅れてきたところで抜いていくことにする。 このコースの給水箇所は2箇所で、スタートから1,800m付近に1箇所、そして周回チェック後に1箇所の合計2箇所である。この時期、給水は忘れてはならないので、今回は3回給水のチャンスがあったが、全部を利用して給水を行った。
2周目に入ると、前を走る選手との距離が開き、ペースをつかみづらくなる。前から落ちてくる選手が一人、後方から抜いていく選手が一人居たが、その出入り以外は単独走になってしまった。わずか5kmとはいえ、この炎天下のレースは厳しい。陸上競技場に入って残り300mになるところからペースを少々上げるが、この日は之で精一杯だった。ゴールタイムは22分30秒。ここ1週間は腰の張りもあり、練習量も落としていた割には、この炎天下の状況ではまずまずではないか。 それにしても暑い。ゴール後、冷房の効いた控え室に戻っても、なかなか汗が止まらなかった。 本日の戦利品
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