第17回津シティマラソン大会 サオリーナ杯2024 参戦記

 久しぶりの三重県の大会です。もともと3連休で帰省をする予定だったところに、スケジュールの空きがあったのでカミさんと一緒にエントリーをしました。自動車で移動した方が便利なので、今回は名古屋の自宅から自動車で移動です。
 三重県で開催される大会の参加は実に10年ぶり。私が単身赴任中ということもありますが、ちょっとご無沙汰になりました。

 今回のメイン会場は、サオリーナこと「津市産業・スポールセンター」です。サオリはご存じ津市出身のレスリング3大会連続の金メダリストの「吉田沙保里」。これに「アリーナ」をくっつけて「サオリーナ」と命名したのでしょう。平成29年(2017年)3月に開業とかで、比較的きれいな建物です。

 この日の種目は10km、5km、2kmの3種類ですが、5kmを選択。5kmでもエントリー数が657人と多くスタート後のゴミゴミにやや苦戦しました。コースは比較的単調なコースですが、往路はコース上を遮るものもなく、完全に向かい風でペースダウン。ゴール近くでは数人とバトルしたものの、ゴールタイムは22分を大きく超えてしまいました。最近は、めっきりアゲインストに弱いです。

 せっかく津までやってきたので、関宿の見学などしてから帰路につきました。
 

●大会名 第17回津シティマラソン大会 サオリーナ杯2024
●開催日 令和6年2月11日(日祝)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
津市産業・スポーツセンター発着(地図)(三重県津市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、7℃くらい
●参加賞 Tシャツ(事前送付)、スポーツドリンク(ゴール後)
●結 果 22分21秒(5km 総合 第106位、男子60歳代 第9位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等 【往路】
自宅6:08〜(一般道)〜四谷IC〜(名高速・東名阪・伊勢道)〜津IC〜(一般道)〜会場駐車場7:22
【第17回津シティマラソン大会 5km 9:20スタート】
【復路】
会場駐車場10:35〜(一般道)〜津IC〜(伊勢道)〜伊勢関IC〜一般道〜(むかい/昼食)〜(一般道)〜関宿(見学)〜(一般道)〜亀山IC〜(東名阪・伊勢湾岸道)〜湾岸長島IC〜(一般道)〜長島アウトレット〜(一般道)〜湾岸長島IC〜(伊勢湾岸道・名二環)〜千音寺IC〜(一般道)〜自宅18:07
●費用
参加料 3,000円  
高速道路 2,220円 (四谷〜名古屋西〜津)
400円 (津〜伊勢関)
880円 (伊勢関〜湾岸長島)
820円 (湾岸長島〜千音寺南)
燃料 2,226円 (206.9(km)/14.5(km/L)×156(円/L)
合 計 9,546円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子60歳代は第8位まで (★は加藤が参加した部門
【10km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子高校生〜20歳代 158人 吉田 亘 鈴鹿市 32'06"
男子30歳代 246人 山田 侑矢 桑名市 32'34"
男子40歳代 384人 小林 弘典 東員町 34'18"
男子50歳代 419人 高野 賢一 奈良県 36'20"
男子60歳代 220人 村田 豊 菰野町 40'26"
男子70歳以上 91人 田中 正則 津市 43'46"
女子高校生〜20歳代 59人 伊藤 明日香 鈴鹿市 39'43"
女子30歳代 53人 伊藤 千文 津市 35'42"
女子40歳代 114人 佐野 亜弓 鈴鹿市 38'01"
女子50歳代 117人 井出 昌子 津市 40'59"
女子60歳代 49人 谷口 知子 津市 46'34"
女子70歳以上 9人 三浦 妙子 鈴鹿市 57'40"
【5km−98時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子中学生 65人 木下 創士郎 津市 18'01"
男子高校生〜20歳代 47人 白頭 徹也 埼玉県 15'23"
男子30歳代 49人 谷口 大樹 大台町 15'32"
男子40歳代 91人 東山 毅 津市 16'23"
男子50歳代 82人 内田 忠雄 伊勢市 18'58"
★男子60歳代 56人 1 中沢 武彦 伊賀市 19'22"
2 小倉 稔 愛知県 20'55"
3 嘉流 昭夫 名張市 21'05"
4 片山 光治 鈴鹿市 21'35"
5 平末 義之 津市 21'45"
6 黒 宏志 伊勢市 21'48"
7 瀬田 昌弘 鈴鹿市 21'55"
8 名越 勝也 川越町 22'08"
9 加藤 一郎 千葉県 22'21"
男子70歳以上 48人 橋 進 京都府 22'34"
女子中学生 11人 岩城 絢奈 志摩市 20'34"
女子高校生〜20歳代 27人 須山 沙奈 松阪市 18'03"
女子30歳代 35人 岩谷 千夏 津市 18'09"
女子40歳代 56人 奥田 陽子 松阪市 25'13"
女子50歳代 53人 川北 麻子 鈴鹿市 22'07"
女子60歳代 21人 1 小倉 紀美 愛知県 21'10"
9 加藤 由記子 愛知県 29'59"
女子70歳以上 15人 田川 六巳 愛知県 30'04"
【2km−9時45分〜9時53分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子小学4年生 72人 関 隼人 松阪市 7'49"
男子小学5年生 83人 稲継 悠仁 津市 7'22"
男子小学6年生 71人 木寅 誠一朗 松阪市 7'31"
男子中学生 26人 山本 十獅朗 津市 7'02"
男子高校生〜20歳代 9人 横尾 武尊 愛知県 6'15"
男子30〜40歳代 37人 渡邉 邦弘 鈴鹿市 6'36"
男子50歳代 31人 関守 陽治 松阪市 6'53"
男子60歳以上 28人 青木 正志 津市 7'48"
女子小学4年生 26人 伊藤 仁菜 愛知県 8'00"
女子小学5年生 36人 林 緩奈 津市 7'50"
女子小学6年生 20人 竹下 愛 静岡県 7'01"
女子中学生 18人 伊勢野 由結 津市 7'17"
女子高校生〜20歳代 6人 橋 あおい 四日市市 9'21"
女子30〜40歳代 30人 大矢 瑛子 津市 9'13"
女子50歳代 24人 水谷 真由美 四日市市 8'29"
女子60歳以上 16人 山田 幸代 津市 10'07"
ジョギング・ウォーキング 885人 表彰なし
総合計 3,993人  

サオリーナ
 今回の大会会場は「津市産業・スポーツセンター」。このうちの屋内総合スポーツ施設をサオリーナと呼んでいるとのこと。津市産業・スポーツセンター全体がサオリーナではないようだ。

 この「サオリーナ」の名称であるが、2012年レスリング世界選手権で津市出身の吉田沙保里が10連覇(オリンピックを含めて13連覇)を達成した翌月にあたる平成24年(2012年)10月に発表されたものとか。「津市」で「サオリ」とくれば吉田沙保里と容易に連想できるが、それをスポーツ施設の名称にするというのはなかなかよい。

 なお、この施設は平成29年(2017年)10月に開業なので、現在まで6年と4ヶ月ほどしか経過していないので、施設としては新しくきれいな感じである。

今回は西郊中学校(写真の右側が西郊中学校)が駐車場の指定だったので、自動車を置いて会場まで徒歩移動。

国道23号線の高架の先に会場らしき施設が見えてきました。

写真の建物が「サオリーナ」のようです。建物の横には「SAORINA」のロゴが入っています。

いよいよ中に入ります。

できてからの年数が浅いので、施設としてはきれいですね。

こういうものも館内にりました。一緒に写真を撮影している人が多かったですね。

外観もきれいです。

少々風の強い日でしたが、屋外に陣取る人も多く見かけました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

体調不良と向かい風に苦しむ
 9時ちょうどに10km部門がスタート。こちらは約2,000人がエントリー。スタート場所が広いわけではないので、スタートラインを通過していくのに、ざっと見た感じで1分以上はかかっていた。ゲストの福士加代子さんのトークh相変わらず面白いものの、走ることに関しては当を得ているものが多い。

ゲストの福士加代子さん。いろんな人たちから写真撮影を頼まれていました。

10kmのスタート前の様子。中央分離帯があるので片側車線のみ使用としていますが、参加人数の割にはコース幅が狭いです。

 そして自分のエントリーをした5km部門のスターとは9時20分。こちらのエントリーは10kmに比べると少ない約650人であるが、5kmとしてはかなり多い人数だと思う。今回はカミさんとエントリーしたが、私はBブロック、カミさんはDブロックの割り当て。それぞれ、現在の走力に応じたものかと思う。

 スタートのカウントダウンがあって、一部フライングしていった選手もいたが、やり直すこともなくそのままレースは継続される。会場にやってきてから一度コースを試走してきたが、安濃川を渡る際に安東大橋の前後でアップダウンがあるものの、それ以外はフラットなコースだ。ただし、この日の復路は向かい風になることがわかり、後半にある程度余力を残さないときつくなることがわかった。

反対車線には、三重大学のチアがいます。スタート前後で応援のダンスをしていました。

9時ちょうどにスタートをする10kmの選手たち。Aブロックの選手は早かったですね。

10kmは約2,000人のエントリー。コース幅が狭いので、全員がスタートラインを通過するまでそこそこ時間がかかっていました。

 スターとしてから500mほどで「サオリーナ入口」交差点やってくる。三叉路の交差点でここを左折。そのまま直進をし200mほど先の国道23号線(中勢バイパス)の高架の手前をUターンして向きを変える。今日は、中学生の出走が多いせいか、野球のユニフォームを着た選手を多く見かけた。私よりもずっと早く、どんどん離されてしまっている。
 最初の1kmを4分12秒で通過。入りのタイムとしては悪くはないが、少し早かったようで維持するのがつらくなる。安東大橋の手前で2kmを迎えるが、8分38秒で通過。この1kmは4分26秒とガクンとペースが落ちる。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4'12" 4'12"
2km 8'38" 4'26"
3km 13'16" 4'38"
4km 17'56" 4'40"
ゴール 22'21" 4'25"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果5.01kmでした。
 安東大橋を超えて下っていくと、コースが狭められ折り返しの準備に入る。今日は前を走るランナーが多すぎて、自分が何番目か皆目見当がつかない状態だった。
 折り返し点で向きを変え、今走ってきたところを戻っていく。「すき家」のある交差点で、コースは中央分離帯を越えて反対側車線に移る。ここからは9時にスタートをした10km部門の選手たちと一緒に走ることになるが、抜いていくことはなくほとんど抜かれっぱなしとなった。

 下見の時にわかった向かい風は、本番でも相変わらず吹きまくる。風よけになるような選手もおらず、折り返してからが長く感じた。安東大橋の手前が残り2km。13分16秒で通過。この1kmは4分38秒もかかっている。

 安東大橋を超えてから、向かい風がさらに強くなり、私のペースは落ちたまま。ポツリポツリと後方から抜かれていくが、ペースを上げる余力はない。
 サオリーナが遠くに見えてきたところで残り1kmを迎える。17分56秒で通過。この1kmは4分40秒とさらにペースが落ちる。ただし、このあたりで後方から同年代らしき選手に抜かれたので、ゴールまでには抜き返さねばと後ろを付いていくことにする。

 最初に曲がった、三叉路の交差点を左折すると、ようやく向かい風が収まり走りやすくなる。スタート地点を通り過ぎたあたりでスパートをかける。ゴールまで300mほどであろうか。最後に抜かれてはやはり締まらないので、残りの300mだけは頑張った。そのせいか、先ほど抜かれた選手よりも辛うじて先着してのゴール。タイム的には22分21秒と当初の目標よりも1分ほど遅い結果となった。
 向かい風の分で、多少はタイムは落ちるにしても5kmで+1分はかかりすぎ。アキレス腱の状態も万全ではないので今は仕方が無いかもしれない。

ゴール後は、スポーツドリンクの支給を受けた後、動線はなぜかウイングメッセの展示場へ。飲食を促すための仕組みかもしれません。その展示場ですが、見た感じ盛況でした。

ご当地グルメとして、でかい「津ぎょうざ」を見つけました。

これがその「津ぎょうざ」。写真を撮っているうちに、別の方に買われてしまい、買うことができませんでした。

ほかにも特産品を売っているブースもありました。

このあたりもボチボチといった感じ。

番外編
 レース後は「やはり三重県に来たからには、松阪牛を・・・」ということで、津市内ではないですが竃山市内で松阪牛を食べられるお店をあらかじめ調べておきました。こちらは「むかい」さんというお店。「元祖 肉の水炊き料理」を看板にしているお店です。JR亀山駅から北東へ1kmほどのところの商店街の一つにあるお店です。予約をして出掛けましたが、駅から少々離れているせいか、さして混雑もすることもなくすんなりとお店へ。

JR亀山駅から北東に1kmほどのところに「むかい」さんがありました。

店の前には、やたらと商品の説明があります。

「すき焼」が「寿き焼」と書かれているのがいいですね。

店内に入って3人でこの「すき鍋」を注文しました。

 むかいさんのホームページで見る限りは、店内の机と椅子が昭和の時代のレトロな雰囲気というのがわかりましたが、とりあえずは「松阪牛」を食べることが目的。特選A5ランクの松阪牛のメニューから「松阪牛 すき鍋(税込み3,000円)」を3人で注文。そうそう、この日は長男・かずたかが帰省中で、なぜかマラソン大会に一緒に行くということになったので、3人の行動です。
 注文を受けてから肉を切ったり準備をしているようで、少々、出てくるまで時間はかかりましたが、肉は見るからに美味しそうなものでした。

こちらが出てきた「すき鍋」。松阪牛のA5ランクのものだそうです。見るからに美味しそうです。

肉だけアップしたところ。枚数も多くてお値打ちな感じでした。

 お店の方が「肉の色が変わったらひっくり返してくださいね〜」と説明してくれます。よだれが止まらないのをぐっとこらえて少し待ちます。2分ほどでしょうか、色が変わってきたところでひっくり返して煮えるのを待ちます。
 表裏の色が両方とも変わったところで、玉子の中に肉を投入!少し玉子を付けて口の中に放り込みます。「う〜ん!松阪牛〜!」というような感動の食感!値段もお値打ちで大満足!

本日の戦利品

今回の参加賞は選べる参加賞。10kmはTシャツ、マフラータオル、ランニングポーチの中から選べることになっていました。今回はTシャツを選択。当日、これを着て走っている人も多く見かけました。

この日使用したナンバーカードとゴール後に配られたスポーツドリンク。
記録証はネットからダウンロードしました。私もカミさんも偶然ですが、年代別9位。二人とも入賞に一歩届かず!