第18回とよあけマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今年2月の年代別優勝を受けて、招待選手として参加しましたがフルマラソンの練習過程とあって、スピードが出ずに年代別3位と撃沈してしまいました。
初の招待選手 今年の2月に開催の「第17回大会」で年代別で優勝したことで、今回の「第18回大会」にご招待いただきました。今回は負けてしまいましたが、また参加する機会があれば優勝を目指し、頑張りたいと思います。
さて、今回はさっそくレース展開です。 3年ぶりのフルマラソンである福岡国際マラソンに向けての練習が概ね順調に進んでいる反面、スピード練習の頻度が下がり10km程度の距離に対する不安は残る。 今回の大会は、ホンネから言えば参加は避けたかった大会だ。開催時期も2月から11月と前倒しになり、マラソンの直前。せっかく招待をいただいたのでそれなりに走らなければならなかったのは少々辛かった。 スタート前のプログラムを見ると、同じくラブの岩田さん、名古屋市役所・大宮さん、TPAC林さんなどのメンバーが目に入る。この中で要注意が林さんだ。数回一緒に走っているが、その時はいずれも記憶の中では負けていない。しかしながら自力のある選手なので、今日は要注意だ。前半は、様子見しながら林さんについていくという作戦でスタートラインに立った。
レースは予想通り、数人がスタート直後に飛び出す。きょうは、スタートダッシュはしない。ちょっと消極的な戦法だが、@スタートダッシュをすることによるロス、Aペース配分を考えマラソン向けの練習に徹する の2つの理由でぐっとこらえる。 競馬場のゲートを出る頃には、前に林さんがいることが確認できた。後方にぴたりというほどではないが、5mほど後方を走らせてもらう。登りで追いつき、下りでやや離れるという展開だ。この調子で、第1折り返しから5km地点を通過し、第2折り返しに向かう。 ところが、約6km地点にある第2折り返しで、折り返しの選手を見ると40歳代の選手が一人いた。誰?その差は約100m以上もある。今さらこれでは、ちょっと追いつかない。第1折り返しで見落としたか?正直焦る。 第2折り返しから第3折り返しに向かい再び「間米東」交差点に向かう。ここから第3折り返しに向かう途中で少し厳しい坂を登る。このあたりで林さんに再び追いつく予定が、さらに差が広くなりつつある。今日は心拍数が上がりっぱなし。体調がいまひとつかもしれない。 第3折り返しで「謎の40代選手」とすれ違うが、その差は先ほどより広がっている感じがした。 そうこうしているうちに後方から誰かがやってくる。どうも大宮さん(名古屋市役所)のようだ。意外としぶとい選手だ。7kmあたりだろうか。あと3kmある。 林さんとのさも少し開きつつあるので、これ以上は順位を下げられない。スピードにいまひとつ難のある大宮さんなので、ペースアップして差を広げることにする。第3折り返しからゴールまではほぼ登り一辺倒といってもよい。8km過ぎには、足音も息づかいも聞こえなくなった。 9kmを過ぎて競馬場の駐車場のゲートが見えてきた。前を走る林さんには若干近づくものの、彼も逃げ切り体制に入ったようで追いつかない。「謎の40代選手」は影も形も見えなくなってしまった。 こうして、初の招待選手として参加した「とよあけマラソン」は年代別第3位で幕を降ろすことになった。 新聞には大きく掲載されました いいところもなく終わってしまった「とよあけマラソン」でしたが、新聞には珍しくスタート直後の写真のちょうど真ん中にしっかりと写真が掲載されました。 翌日、いろんな方から「新聞見ましたよ」と声をかけられました。成績も記録もイマイチでしたが、写真による宣伝効果は大きかったようです。 |