2006にっしんわいわい!マラソン・ウォーク 参戦記
 子どもと一緒にジョギングには過去何回か参加していましたが、ランニング(マラソン部門)は意外かもしれませんが初参戦。昨日のポカポカした陽気から一転して肌寒い一日でしたね。先週の不調を引きずるようなレース展開で中盤から失速。部門別では優勝できましたが、まだまだ本調子にはほど遠い出来具合でした。これでロードレースもひと区切り。今週からはいよいよ山岳モードに変わります。
●大会名 2006にっしんわいわい!マラソン・ウォーク
●開催日 平成18年3月12日(日)
●コース デンソー基礎研究所発着(愛知県日進市) 愛知池周回コース
全国地図 ・詳細地図 

●天 候 くもり、10℃くらい
●参加賞 タオル、スポーツドリンク(紙コップ)
●結 果 33分05秒(10km)  (総合第4位、40歳以上男子第1位)
●表 彰 メダル、賞状、選べるギフトセット
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅7:38〜(日進市岩崎経由)〜会場駐車場8:13
(復路) 会場駐車場11:25〜(昼食・スーパー銭湯で入浴)〜自宅15:45
●費用
参加料 1,000円  
燃 料 464円   29(km)/8(リットル/km)×128(円/リットル)
合 計 1,464円  
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
距離   区 分 申込者 スタート時間
約10km
(うさぎの部)
  高校生以上40歳未満男子 106名 9時40分
40歳以上男子 190名
  高校生以上40歳未満女子 22名
40歳以上女子 31名
約9km
(うさぎの部)
  中学生男子 132名 9時50分
中学生女子 27名
約9km   ジョギング・ウォーク 601名 10時00分
約3.5km   ジョギング・ウォーク 749名
    合  計 1,858名  
●上位成績(上位6位まで。記録は主催者発表( )内は、個人の測定によるもの)
【約10km】
高校生以上40歳未満男子 高校生以上40歳未満女子
朝倉辰男 豊田市 32’03” 斉藤真樹子 秋田市  
高井晋也 豊明市   林 恭子 三好町  
大場 真 豊田市   棚橋佐知子 名古屋市  
森 剛人 刈谷市   熊田幸恵 名古屋市 (45’??”)
斉藤裕二 豊田市   坂井田薫 名古屋市  
林 茂 三好町   小山早紀 瀬戸市  
40歳以上男子 40歳以上女子
加藤一郎 名古屋市 (33’05”) 高橋美恵 幸田町  
石原義昭 日進市   谷口由香 豊田市  
斉藤謙二 稲沢市   加藤由記子 名古屋市 44’28”)
斉藤良秋 安城市   森幸代 瀬戸市  
朝田伸彦 名古屋市   小山田幸子 幸田町  
古木吉昭 豊田市   稲垣一子 安城市  

リーズナブルな大会
 わが家から家族連れで出かけるのに近い大会といえば、1月に開催されている「西春・新春チャレンジマラソン」(西春日井郡西春町は師勝町と合併し3月20日から北名古屋市になります。)がありますが、この大会と双璧をなすほどわが家から行きやすい大会が、今回参加の「にっしんわいわい!マラソン・ウォーク」です。
 参加料が1,000円と安く、かめの部(3.5km&9kmのジョギング・ウォーク)は無料です。こども向けのボランティアによる遊ぶ場もあるので小学生くらいまでなら十分楽しめます。また、主催者側も大会当日、ナンバーカード(ゼッケンのこと)と参加賞は配布しますが、パンフレットは配らずこちらもリーズナブル(シンプル?)です。子どもたちが小学校に入学するまで過去5年連続で参加していました。今回は3年ぶりの参加です。

会場の中央にはウルトラマンに出てくるキャラクターのエア・テントが。親が走っている間、順番待ちの列が出来ていました。

地元ボランティアによるゲーム。吸盤のついたボールをぶつけて点数によってお菓子がもらえる吸盤型ダーツ。

古典的な遊び輪投げ。小さい子は前から投げられます。

魚釣り。マグネットのついた竿で魚を釣り上げます。

コース紹介
 メイン会場は、日進市の(株)デンソー基礎研究所だ。交通規制を最小限にし、交通規制のいらない愛知池の周りを走らせるために主催者の日進市が(株)デンソーさんに頼んで場所を借りているようだ。私も仕事でデンソー基礎研究所にいったことがあるが、研究機関のため平日はひっそりとしている。

 大会のコースは、このデンソー基礎研究所を出発し、正門を出ると一旦右折し西進する。米野木駅方面に向かうが300mほどで折り返し、道路を右側通行しながらいま来た道を引き返す。デンソー基礎研究所の前を再び通り過ぎさらに200mほど行くと愛知池に降りることが出来る坂がある。ここを下るとあとは愛知池を右手に見ながら時計回りに一周(約7.2kmとか)する。池の南側にある「東郷町愛知池運動公園」付近に少し上り坂があるがあとはほとんど平坦で走りやすいコースだ。うさぎの部の「10km」はかなりアバウトな距離なので、タイムは参考程度までにしましょう。

一般道から愛知池の周回コースへ降りたところ。一周廻ると写真左側からカラーコーンに沿ってUターンするように坂を登って戻る。

池沿いをすれすれに走るところもある。脇見していると落っこちる?

前日下見をしていたら、危険なところに看板を立てたりカラーコーンを並べていました。
コースの西側にある直線道路です。愛知池の堤防といった感じです。左側の芝生斜面は、グラススキーも出来そうな感じのところ。

池の向こうに見えるのがメイン会場のデンソー基礎研究所

池の北西側から見たメイン会場のデンソー基礎研究所。あと残り2kmくらいのところです。

愛知池とは・・

 小学校の社会科の授業で愛知用水の勉強をしたと思いますが少し復習を兼ねておさらいしましょう。

 愛知用水とは、もともと知多半島の干ばつ対策として木曽川から取水している水路で昭和36年に完成したものです。もともと知多半島には大きな川が無く、田畑への水は井戸水や3,000ものため池でしのいでいたようですが、昭和22年に大干ばつがあり大きな被害が出たそうです。これをきっかけに「知多半島に木曽川から水を引こう!」と国に働きかけ世紀の大事業が始まったわけです。
 愛知池とは、全長112kmに及ぶ愛知用水のほぼ中間にある胃袋のような存在で、水を貯めて必要なときに必要な量だけ知多半島方面へ供給する役割を持っています。
(もっと詳しく知りたい方は、水資源機構のHPへ)

先週に引き続き苦戦!今シーズン初優勝!
 さて、レースの方に話を戻しましょう。
 うさぎの部約10kmは9時40分にスタートなので約10分前に集合場所へ向かう。参加者は300〜400人程度なので最前列を確保。

 ピストル一発、気持ちよくスタートした後先頭でデンソー基礎研究所の正門を右折する。後ろから足音が聞こえてくる。第1折り返し前で1人に抜かれ先頭を明け渡す。が今日は、心拍数で180キープで走る目的なのでどうぞお先にと譲る。
 再び、デンソー基礎研究所の前を通過して、愛知池への下り坂からいよいよ愛知池の周回道路に入ってすぐに後ろから二人に追いつかれる。いずれも見るからに20歳代の感じ。一人は少しずつ離れるもののもう一人はペース的には自分と同じだ。名鉄豊田線の下をくぐり愛知牧場付近まではほぼ併走する。現在のところ総合3位だ。
 どんどん南下して、東郷町愛知池運動公園方面に向かうが後ろからまた一人抜かれる。こぎみ良い走りだ。こちらも見るからに20歳代。オジサンはマイペースだ。心拍数も180〜182でこれ以上は上げられない。現在第4位グループ。このあたりは東郷町。愛知池の南半分は東郷町の中を走る。

 併走していた彼がやや苦しそうだ。東郷町愛知池運動公園付近で90度針路を北西に変えるところがありわずかではあるが、ここだけ少し登りになっている。併走していた彼も、ここで離れだし単独第4位になる。
 愛知池の西岸の直線道路の景色は壮観だ。今日は天気がイマイチではあるが晴れると本当に爽快だろう。残り3kmくらいか。後ろからの足音もだんだんしなくなるが、前との距離も50m程度離れている。が、体調としてはかなりきつくなってきた。

 残り1kmを切って愛知池の周回道路から一般道にUターンして戻るところで後続を確認したが、やはり約30mほど離れているもう追いついては来ないだろうが、最後に再びペースアップする。40歳以上の部門ではおそらく優勝であろう。ゴールには、長女ゆかこと熊田さんのところのお姉ちゃんが待機していた。子どもたちの前で少しだけオジサンの年代別優勝シーンをご披露した。

熊田さん4位入賞おめでとう!妻ゆきこも3位入賞

女子40歳未満の部で入賞の熊田さん
 前出の熊田さんは、長女ゆかこの通っていた保育園の同級生けんたくんのお母さんです(いわゆるご近所さん)。ランナー経験は浅いものの今大会では女子40歳未満の部門で入賞されました。おめでとうございます(喜びの声は熊田さんのブログで)。

 ご主人との参加で、ご主人もかなり頑張られたのですが上位の壁は厚く入賞は出来ませんでした。わが家では、妻ゆきこも女子40歳以上で3位入賞。
 熊田パパさん、今日は奥さんにカメラマンにさせられてしまいました。(^^;;
 県庁の同じクラブの友人にこの話をすると、「ウチなんかいつもだからもう慣れました」と(彼の奥さんは、今日の名古屋国際女子マラソンで3時間02分台で完走しています)。熊田パパさんの名誉のためにも付け加えておきますが、熊田パパさん決して遅くありません。いつも前から数えた方が早いところでゴールされています。奥さんも国際女子マラソン目指して頑張ってください!