第36回東海ブロック 新春マラソン 参戦記
 久しぶりの地元のレースです。

 昨年10月のアルプス大町マラソン(ハーフ)、11月の与那国島一周マラソン(25km)、伊賀上野シティマラソン(ハーフ。ただしこちらは欠場)、12月のお伊勢さんマラソン(ハーフ)と走り、今回のハーフマラソンでハーフマラソン以上の距離の大会は5回目。
 別大マラソンまでに走力確認をすることを目的にハーフマラソン以上の大会をいくつか組んでみました。その中で今回は風もほとんど無く、またコースもほぼフラットであり、ここ何回か走った中では一番上手に走れたという感じでした。

 ただし、前日までに脚腰に違和感があったので、体調が悪ければ出場を回避しようとも考えていましたが、前日のマッサージ後に急激に体調が改善されたので、朝方出場に踏み切りました。いつもお世話になるI先生ありがとうござました。

 別大までのポイントレースはこれで最後ですが、まずまず気持ちよく走れ、また年代別優勝も飾れ、今回はいろんな意味でまずまずだったと思います。
 
●大会名 第36回東海ブロック新春マラソン
●開催日 平成26年1月12日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
庄内緑地公園内発着(愛知県名古屋市) →詳細地図

大会要項

プログラム


コースマップ

コースガイドはこちら
それぞれクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、5℃くらい
●参加賞 ランニングハンドブック、お楽しみ抽選(ポンチョ)、水(コップ/ゴール後)
●結 果 1時間20分52秒 (21.0975km :総合第8位、男子51歳以上  第1位)
●表 彰 メダル
●過去の戦績
第24回 H14.1.14 ハーフ 1時間17分05秒 年代別第3位 (39歳)
第23回   H13.1. 8   ハーフ   1時間17分55秒   年代別第2位   (38歳)
第22回   H12.1.10   ハーフ   1時間16分51秒   年代別第3位   (37歳)
●交通手段等 【往路】
自宅8:59〜(一般道)〜会場駐車場9:29
【復路】
会場駐車場12:42〜(一般道)〜自宅13:12
●費用
 
参加料 2,500円  
駐車場 540円  (庄内緑地公園)
燃料 422円  (24.5km)/(8.6km/リットル)×148(円/リットル)
合 計 3,462円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(21.0975km 男子(51歳〜)は3位まで)
【21.0975km 10時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
A 男子(〜35歳) 57人 近藤 勇 1゜10’17”
B 男子(36〜50歳) 58人 野中 俊樹 1゜20’08”
★C 男子(51歳〜) 40人 加藤 一郎 1゜20’52”
納富 義宝 1゜30’29”
丹波 一宏 1゜30’46”
D 女子 69人 加藤 千代子 1゜29’31”
【10km 10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
A 男子(〜35歳) 24人 郷津 敏充 34’35”
B 男子(36〜45歳) 15人 大河内 建次 36’45”
C 男子(46〜55歳) 16人 水野 英之 40’19”
D 男子(56歳〜) 10人 石川 勉 45’17”
E 女子 29人 西川 佳那子 40’31”
【5km 10時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者名 記録
A 男子(〜39歳) 12人 平塚 翔太 16’17”
B 男子(40歳〜) 16人 長島 哲浩 16’22”
C 女子(〜39歳) 5人 森 文美恵 29’44”
D 女子(40歳〜) 6人 SUSAN HARRIS 25’36”
【ジョギング】
区分 参加者数 優勝者名  記録
ジョギング 5km 13人 表彰なし
ジョギング 3km 9人  表彰なし
総合計 379人  

12年ぶりのエントリー
 年明けの1月に新日本スポーツ連盟が主催する新春マラソンが、全国各地で開催されている。1月5日(日)は「大阪新春マラソン(大阪府堺市)」「大濠新春マラソン(福岡市)」の2会場。1月12日(日)は「新春マラソン(神奈川)(神奈川県川崎市)」「東海ブロック新春マラソン(名古屋市)」「わかやま新春マラソン(和歌山県和歌山市)」「武庫川新春ロードレース(兵庫県西宮市)」「新春マラソン(北九州)(福岡県直方市)」の5会場。そして1月19日は「滋賀新春マラソン(滋賀県大津市)」の1会場で全国で合計8会場での開催である。
 このように書くとたいそうな大会に見えるが、実際には練習会の雰囲気の大会である。

 名古屋では現在は庄内緑地公園が会場となっているが、愛知万博が開催されるまでは、愛知青少年公園を会場としてこの大会が開催されていた。愛知万博が平成17年(2005年)3月〜9月の開催だったので、少なくとも平成17年1月と、会場の造成をしていた平成16年1月は愛知青少年公園では開催されていない。記憶が薄れているが、前回私が出場した平成14年1月の第24回大会が愛知青少年公園での最後の開催だったかもしれない。

 今回12年ぶりに出場したのも、12年前と同様、別大マラソン前の調整という位置づけである。会場の庄内緑地公園はわが家から自動車で約30分。特別な早起きをすることもなく会場に行くことが出来る。派手な演出や派手な参加賞はないが、目的がハーフマラソンを走ることなので、会場を提供して貰えるだけでありがたいと思う。

受付場所に比較的近いのが、庄内緑地公園の第3駐車場。午前9時30分頃に到着しましたが、駐車スペースには余裕がありました。

第3駐車場から受付テントまでは芝生を徒歩で移動。

これが受付。この日は晴れて風がなかったので、こんな感じでの受付で十分でした。

受付のすぐ隣がお楽しみ抽選会場。ナンバーカードの末尾によって異なる賞品をいただけます。

こちらは給水所。一周約2.3kmの周回コースなので、給水場所はここ1箇所。紙コップにやかんの水をつぎ足します。

横断幕も一応ありました。

芝生上にシートを広げて陣取る人も目立ちました。地下鉄でやってきた人たちでしょうか。

コース紹介(コースガイド) →
こちらを参照して下さい。

不意打ちを食らったスタート
 今日走るハーフマラソンは、一周約2.3kmの庄内緑地公園のサイクリングロードを9周回する。これだけでは約20.7kmであり21.0975kmまで約400mほど足らないので、周回から分岐して300m先がゴール、また分岐点から後方に100mほどのところをスタート地点とし、帳尻を合わせている。
 周回数のカウントは選手個人に委ねられているが、主催者からは輪ゴム9個が先に支給されている。これを腕などに巻いて、一周する度に「輪ゴム回収箱」に投げ込んで、9個が無くなったら分岐点からゴールをするというシステムだ。

 今日の自分の出場するハーフマラソンのスタート時刻は、大会要項では10時40分。しかしながら当日配布されたプログラムの記載では10時30分。ウォーミングアップの時に、黄色のウインドブレーカを着た係員に「ハーフマラソンのスタート時間は10時30分に変わったのですか?」と尋ねると「そうですね。プログラムの記載通りです」という。
 ウォーミングアップもそこそこにスタート場所に行くと、「スタート時刻は10時40分です」という。私の頭の中は「???」。続いて「プログラムを作った人がいい加減なのでスミマセン」とのこと。参加者も決して多くないし公認の大会でもないので、選手たちは怒るというよりもやや呆れた感じ・・・。もともとこんな感じの運営だと思えばさほど腹も立たない。

 このスタート時間が10分延びたことによって、ウォーミングアップや体操に充てる時間が増えた。体を冷やさないようにと思っていたところ、同じ走友会のK保さんがやってきた。プログラムの名簿をシゲシゲと見ていなかったが、彼も今日はハーフマラソンにエントリーをしていたとのこと。しかしながら、脚の調子が悪く今日は出場を取りやめるという。同士が走らないのは寂しいが、焦って無理をして悪化させても仕方がない。今回彼には何枚か写真を撮影してもらったが、日頃走っている姿を写されることが少ないので、カメラマンとして活躍して貰ったのはありがたかった。

 そして、10時30分にスタートした10km部門の選手が前を通り過ぎたところで、ハーフマラソンの選手は整列する。時計を見ると10時39分を過ぎていた。前方には5km部門の選手も整列している。係員が「前に5km部門の選手が並んでいますが・・・」と説明を半分したところで「パン!」とピストルの音。そして「そのままスタートしてください!」と係員(^0^;)・・・。選手たちはどよめきながらスタートをしていった。何とも締まらない感じで今日のハーフマラソンが始まった。

間が抜けた感じでスタートをするハーフマラソンの選手たち。(K保さん撮影)

ペースメークは理想的な感じ

 今日のこの大会は、2月の別大マラソン前の最終ポイントとなる大会。過去、平成12年の第22回大会、平成13年の第23回大会、平成14年の第24回大会も同様の位置づけで出場している。
 当時は、早朝20kmほど走り込んで、そのまま愛知青少年公園に向かい、フルマラソンの後半をイメージして走っている。今回もそういうスタンスでもよかったのであるが、先週末から臀部からハムストリングスにかけてやや違和感があったので、今回は出場を回避しようかとも考えていたが、大会前日のマッサージにより大きく体調が改善され、大会当日は違和感が消えていたので出場に踏み切ったという次第である。コースも周回コースなので、やめようと思えばいつでも止められるという気楽さもある。

本日のタイム(参考)
周回数 SPLIT LAP
1周回 8’50” 8’50”
2周回 17’38” 8’48”
3周回 26’16” 8’38”
4周回 35’04” 8’48”
5周回 43’50” 8’46”
6周回 52’37” 8’47”
7周回 1゜01’26” 8’49”
8周回 1゜10’20” 8’54”
9周回 1゜19’06” 8’46”
ゴール 1゜20’52” 1’46”
 今日はややゆっくり目で4分/kmの予定で周回しようと考えていた。一周が約2.3kmなので一周あたり9分12秒ということになる。しかしながら最初の1周目を8分50秒で入ってしまったために、このペースで固定して走ることにした。最初の2周は、同じくらいのペースで走る選手が2人ほどいたので、彼らの後ろについて走っていたが、3周目からペースが落ちてきたので自分が前に出て走る。ほどなくこの二人は、離れていってしまった。
 4周目と5周目に、私の前を走っていたハーフマラソンの選手がペースダウンして追い抜いていったので、この2周回で2つほど順位を上げる。この間もペースはほぼ固定され、いい感じで走っていた。
 今日は暑くも寒くもなく、また、風もほとんど吹いていない天候だ。遮るものがあまりない庄内緑地公園での大会としては、ベストコンディションであるといってもいいくらいであろう。

 7周目に入るところで、初めて給水をする。今日は調子がいいので、このまま給水なしでもハーフマラソンを走り切れそうであったが、万が一のペースダウンに備え少しだけ給水をした。
 この7周目のちょうど真ん中あたりで後方から一人の選手が追い抜いていく。同じハーフマラソンの部門の先頭の選手だ。自分が周回遅れになるイメージはしていなかったが、ゴールするまでに周回遅れにさせられたのはこの選手だけだった。

 8周目になるとさすがにやや疲労感が出てきたが、残り1周と自分に言い聞かせて頑張ることにする。最終の9周目の後半にややペースアップをしてゴールに向かった。タイムの途中計算はしなかったが、当初からややハイペースだっただけに「1時間20分が切れればいいな」と思っていたが、さすがにそこまでは甘くなくトータルで1時間20分52秒。公認ではないが、今シーズンのハーフマラソンのベストが出た。フルマラソンのペース走という観点では、やはり4分/km程度で走るべきであったが、体感的には9割程度の感じであったので、そういう意味では収穫があったと言えるかもしれない。

周回する私(K保さん撮影)

周回する選手たち

ゴールする私。1時間20分52秒。総合8位、年代別(男子51歳以上)では優勝でした。(K保さん撮影)

ゴールを目指す選手たち

次々とゴールする選手たち

成績発表は、白紙にマジックで書かれたもの。昔ながらですね。

大会本部に自己申告をして、優勝賞品のメダルをいただきました。表彰式はありません。

1月20日付けの中日新聞(朝刊)に掲載されました。クリックすると拡大します。

本日の戦利品

戦利品はメダル一つ。