第36回東海ブロック 新春マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12年ぶりのエントリー 年明けの1月に新日本スポーツ連盟が主催する新春マラソンが、全国各地で開催されている。1月5日(日)は「大阪新春マラソン(大阪府堺市)」「大濠新春マラソン(福岡市)」の2会場。1月12日(日)は「新春マラソン(神奈川)(神奈川県川崎市)」「東海ブロック新春マラソン(名古屋市)」「わかやま新春マラソン(和歌山県和歌山市)」「武庫川新春ロードレース(兵庫県西宮市)」「新春マラソン(北九州)(福岡県直方市)」の5会場。そして1月19日は「滋賀新春マラソン(滋賀県大津市)」の1会場で全国で合計8会場での開催である。 このように書くとたいそうな大会に見えるが、実際には練習会の雰囲気の大会である。 名古屋では現在は庄内緑地公園が会場となっているが、愛知万博が開催されるまでは、愛知青少年公園を会場としてこの大会が開催されていた。愛知万博が平成17年(2005年)3月〜9月の開催だったので、少なくとも平成17年1月と、会場の造成をしていた平成16年1月は愛知青少年公園では開催されていない。記憶が薄れているが、前回私が出場した平成14年1月の第24回大会が愛知青少年公園での最後の開催だったかもしれない。 今回12年ぶりに出場したのも、12年前と同様、別大マラソン前の調整という位置づけである。会場の庄内緑地公園はわが家から自動車で約30分。特別な早起きをすることもなく会場に行くことが出来る。派手な演出や派手な参加賞はないが、目的がハーフマラソンを走ることなので、会場を提供して貰えるだけでありがたいと思う。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。 不意打ちを食らったスタート 今日走るハーフマラソンは、一周約2.3kmの庄内緑地公園のサイクリングロードを9周回する。これだけでは約20.7kmであり21.0975kmまで約400mほど足らないので、周回から分岐して300m先がゴール、また分岐点から後方に100mほどのところをスタート地点とし、帳尻を合わせている。 周回数のカウントは選手個人に委ねられているが、主催者からは輪ゴム9個が先に支給されている。これを腕などに巻いて、一周する度に「輪ゴム回収箱」に投げ込んで、9個が無くなったら分岐点からゴールをするというシステムだ。 今日の自分の出場するハーフマラソンのスタート時刻は、大会要項では10時40分。しかしながら当日配布されたプログラムの記載では10時30分。ウォーミングアップの時に、黄色のウインドブレーカを着た係員に「ハーフマラソンのスタート時間は10時30分に変わったのですか?」と尋ねると「そうですね。プログラムの記載通りです」という。 ウォーミングアップもそこそこにスタート場所に行くと、「スタート時刻は10時40分です」という。私の頭の中は「???」。続いて「プログラムを作った人がいい加減なのでスミマセン」とのこと。参加者も決して多くないし公認の大会でもないので、選手たちは怒るというよりもやや呆れた感じ・・・。もともとこんな感じの運営だと思えばさほど腹も立たない。 このスタート時間が10分延びたことによって、ウォーミングアップや体操に充てる時間が増えた。体を冷やさないようにと思っていたところ、同じ走友会のK保さんがやってきた。プログラムの名簿をシゲシゲと見ていなかったが、彼も今日はハーフマラソンにエントリーをしていたとのこと。しかしながら、脚の調子が悪く今日は出場を取りやめるという。同士が走らないのは寂しいが、焦って無理をして悪化させても仕方がない。今回彼には何枚か写真を撮影してもらったが、日頃走っている姿を写されることが少ないので、カメラマンとして活躍して貰ったのはありがたかった。 そして、10時30分にスタートした10km部門の選手が前を通り過ぎたところで、ハーフマラソンの選手は整列する。時計を見ると10時39分を過ぎていた。前方には5km部門の選手も整列している。係員が「前に5km部門の選手が並んでいますが・・・」と説明を半分したところで「パン!」とピストルの音。そして「そのままスタートしてください!」と係員(^0^;)・・・。選手たちはどよめきながらスタートをしていった。何とも締まらない感じで今日のハーフマラソンが始まった。
ペースメークは理想的な感じ 今日のこの大会は、2月の別大マラソン前の最終ポイントとなる大会。過去、平成12年の第22回大会、平成13年の第23回大会、平成14年の第24回大会も同様の位置づけで出場している。 当時は、早朝20kmほど走り込んで、そのまま愛知青少年公園に向かい、フルマラソンの後半をイメージして走っている。今回もそういうスタンスでもよかったのであるが、先週末から臀部からハムストリングスにかけてやや違和感があったので、今回は出場を回避しようかとも考えていたが、大会前日のマッサージにより大きく体調が改善され、大会当日は違和感が消えていたので出場に踏み切ったという次第である。コースも周回コースなので、やめようと思えばいつでも止められるという気楽さもある。
4周目と5周目に、私の前を走っていたハーフマラソンの選手がペースダウンして追い抜いていったので、この2周回で2つほど順位を上げる。この間もペースはほぼ固定され、いい感じで走っていた。 今日は暑くも寒くもなく、また、風もほとんど吹いていない天候だ。遮るものがあまりない庄内緑地公園での大会としては、ベストコンディションであるといってもいいくらいであろう。 7周目に入るところで、初めて給水をする。今日は調子がいいので、このまま給水なしでもハーフマラソンを走り切れそうであったが、万が一のペースダウンに備え少しだけ給水をした。 この7周目のちょうど真ん中あたりで後方から一人の選手が追い抜いていく。同じハーフマラソンの部門の先頭の選手だ。自分が周回遅れになるイメージはしていなかったが、ゴールするまでに周回遅れにさせられたのはこの選手だけだった。 8周目になるとさすがにやや疲労感が出てきたが、残り1周と自分に言い聞かせて頑張ることにする。最終の9周目の後半にややペースアップをしてゴールに向かった。タイムの途中計算はしなかったが、当初からややハイペースだっただけに「1時間20分が切れればいいな」と思っていたが、さすがにそこまでは甘くなくトータルで1時間20分52秒。公認ではないが、今シーズンのハーフマラソンのベストが出た。フルマラソンのペース走という観点では、やはり4分/km程度で走るべきであったが、体感的には9割程度の感じであったので、そういう意味では収穫があったと言えるかもしれない。 本日の戦利品
|