荒川健康マラソン 参戦記

 久し振りに都内の大会です。
 会場は4月に出場した「葛飾ふ〜てんマラソン」と同じ堀切水辺公園です。主催者が同じですのでコースレイアウトもほぼ同じです。正し今回はメイン種目がフルマラソンで、私はその次に距離の長い30kmに出場してきました。フルマラソン向けの調整練習という位置付けです。先々週の神奈川県川崎市で開催された「第4回多摩川季節のめぐみマラソン」が散々な出来だっただけに、今回は練習方法、事前調整、当日の走り方などを見直してのチャレンジです。30kmくらいの長丁場になると誤魔化しがきかないですね。

 レースの方ですが、気温も10℃くらいと走りやすい気温。風は少々ありましたが、走りに大きく影響を与えるほどのものではありませんでした。往復コースですので、ペースを掴みやすく走りやすかったと思います。

 今日の目標は、4分30秒/kmペース(=22分30秒/5kmでトータル2時間15分)で走ること、総合で6位以内、年代別優勝することの3点でスタートしました。最初の5kmを21分34秒で入り、15km〜20kmが22分06秒で一番遅くなりましたが、5kmあたりでは変動が32秒でおさまり、ほぼイーブンペースで走ることができました。順位も序盤は7位でゴールは5位。年代別でも優勝することが出来、今回は最初に立てた目標を全てクリア。まだヘルニア発症前のレベルの走りには戻っていませんが、久し振りにキチンと走れたような気がします。ただこのペースではサブスリーは相当厳しいという感じです。来年1月にも30kmを走る機会がありますので、そこではもう少しペースを上げて走ってみようかと考えています。
 

●大会名 荒川健康マラソン
●開催日 平成28年11月26日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
堀切水辺公園発着(東京都葛飾区) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、10℃くらい
●参加賞 スポーツリストポーチ
●結 果 2時間11分03秒(30km 総合 第5位、50〜59歳男子 第1位)
●表彰 賞状商品券(500円)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【11月26日(土)】
徒歩 マンション 8:30 京成八幡駅 8:41
京成電鉄 京成八幡 8:45 堀切菖蒲園 9:04
徒歩 堀切菖蒲園駅 9:04 会場 9:20
【荒川健康マラソン 30km 10:40スタート】
徒歩 会場 13:31 堀切菖蒲園駅 14:11 (昼食の時間含む。)
京成電鉄 堀切菖蒲園 14:14 京成八幡 14:35
徒歩 京成八幡駅 14:35 マンション 14:50
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,500円  
京成電鉄 516円 (京成八幡〜堀切菖蒲園/往復)
合 計 5,016円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。30km男子は第6位まで、30km50歳代男子は第3位まで (★は加藤が参加した部門
【42.195km−10時35分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 148名 鈴木 孝 3゜02’35”
男子50〜59歳 (36名) 長澤 宏隆 3゜06’23”
男子60〜69歳 (4名) 奥田 章彦 3゜46’08”
男子70〜79歳 (1名) 大平 勝 4゜24’29”
女子総合 8名 中山 奈々 4゜00’49”
【30km−10時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子総合 39人 佐々木 良章 1゜51’22”
西郷 孝一 1゜56’51”
槇野 浩司 1゜58’48”
手塚 徹 2゜09’55”
加藤 一郎 2゜11’03”
森下 雄斗 2゜18’50”
★男子50〜59歳 (8人) 加藤 一郎 2゜11’03”
松戸 隆直 2゜34’08”
木浦 尊之 2゜43’10”
男子60〜69歳 (6人) 山崎 利夫 2゜48’01”
女子総合 11人 近喰 晶子 2゜19’53”
女子50〜59歳 (3人) 前田 美咲子 2゜26’52”
【10km−13時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 27人 名塚 雄二 40’23”
女子 17人 太田 愛理 49’19”
【3km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
ミニマラソン男子 5人 小林 蒼平 11’40”
ミニマラソン女子 0人 (参加者なし)
親子ペアマラソン男子 10組 本間 大輔/本間 駈琉 14’02”
親子ペアマラソン女子 4組 大倉 和浩/大倉 愛 14’48”
総合計 320人 (←出走者数)

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。

レース
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
1km 4’12” 4’12” 21’34”
2km 8’28” 4’16”
3km 12’47” 4’21”
4km 17’11” 4’24”
5km 21’34” 4’23”
6km 押し忘れ 21’58”
7km 30’20” 8’46”
8km 34’44” 4’24”
9km 39’05” 4’21”
10km 43’32” 4’27”
11km 47’50” 4’18” 21’48”
12km 52’10” 4’20”
13km 56’35” 4’25”
14km 1゜00’55” 4’20”
15km 1゜05’20” 4’25”
16km 1゜09’42” 4’22” 22’06”
17km 1゜14’09” 4’27”
18km 1゜18’34” 4’25”
19km 1゜22’57” 4’23”
20km 1゜27’26” 4’29”
21km 1゜31’47” 4’21” 21’36”
22km 1゜36’09” 4’22”
23km 1゜40’25” 4’16”
24km 1゜44’39” 4’14”
25km 1゜49’02” 4’23”
26km 1゜53’22” 4’20” 22’01”
27km 1゜57’47” 4’25”
28km 2゜02’16” 4’29”
29km 2゜06’45” 4’29”
ゴール 2゜11’03” 4’18”
 今日は、4月に走った「葛飾ふ〜てんマラソン」と同じ堀切水辺公園がメイン会場。コースもここから荒川の河川敷を下流に約2.5km走って戻って来るコースであり、葛飾ふ〜てんマラソンとほぼ同じ。主催者がどちらも「グッドスポーツ」なのでそうなるのも当然のことだろうか。ただし、コースはほぼ同じでも大会名は異なり、また種目もメインがフルマラソン。加えて30kmと長めの距離が中心の大会である。

 フルマラソンの出走予定が10時30分であったが、なぜか5分繰り下げられ、そのあおりを受けて30kmのスタートも5分遅れての10時40分となった。

 スタート場所に並んだランナーの数はざっと見て50人。練習会に少し毛が生えた程度の人数であり、単独走になることは間違いのないような数だった。MCの女性が「もっと前に来て並んでもいいですよ〜!」とマイクを通して喋っている。日頃スタートライン近くに並んだことのない人が多いのか、遠慮がちな様子。その中で平成国際大学のユニフォームを着た選手が一人。おそらく彼が先頭を走るのであろうが、どのくらいのタイムで走るのかやや興味のあるところ。学生の陸上競技部ならば1時間40分程度で走ってもおかしくはないだろう。

 10時40分、ピストルの合図で短い隊列は動き出す。数人が飛び出し、私はその後ろに続く。先頭は、前出の平成国際大学の学生。その後ろにポツリポツリと選手が続き私は7番目だった。ところが2kmになる前に前の選手が遅れだし、すぐさま6番目に昇格。今日の目標の一つが総合で6位以内なので、この順位をキープしたいが、如何せんまだ始まったばかり先はまだまだ長い。

 最初の折り返しをUターンし、スタート地点に戻ってくる途中で、5分前にスタートしたフルマラソンの部門の選手と次々とすれ違う。30km部門は5km×6周であるが、フルマラソン部門は5km×8周+2.195km。つまりスタートして約1.1km程度のところで折り返して1周目を終えるという変則的な周回コースだ。

 今日は前回の30kmレースの「第4回多摩川季節のめぐみマラソン」と違って、時計をあまり見るようにせず、体感にしたがってレースを進めることにした。5kmの通過が21分34秒。予定より1分ほど早いが体感的には無理な感じではない。この時点では30kmを走れるだろうペースと感じる。
 1周目は給水をしなかったが、前回給水が遅れたせいで途中から大きくペースダウンをしたこともあり、コース上の2箇所の給水所では毎回給水を取るようにしていった。2周目に入るとフルマラソンの部門の後ろの方の選手に追いつきだし、隊列が崩れずに塊となっている集団を抜いていくときは、対面通常となっているコースの中央を少しはみ出て走ることになる。10kmの通過は43分32秒。この5kmは21分58秒。良い感じのペースではないか。

 3周目、4周目と良い感じで走るものの、途中で後方からフルマラソンのトップと2番目の選手に抜かれる。自分自身がフルマラソンに換算すれば、3時間を超えるペースで走っているので、サブスリーペースで走っているランナーに抜かれるのは仕方がない。3周目(15km)が1時間05分20秒(5kmあたり21分48秒)、4周目(20km)が1時間27分26秒(5kmあたり22分06秒)とまずまず予定通りだった。ただし体感的には余裕感が減りだし、残りの10kmをいかに走るかに頭の中を整理することになった。
 25kmまでは間違いなくペースは維持できる感じではあったので、ピッチに意識を置きながら脚を運ぶ。給水はキチンと取る。体感に任せて時計をにらめっこはしない。最後の1kmはペースアップをする。こんな感じで頭の中を整理し、残りの10kmを走ることにした。

 この頃、30kmの選手たちはただでさえ少なくバラバラになっているものの、どうも途中で前を走る選手を一人抜いて順位が一つ上がっているようだった。こちらについては、今日の目標が達成できそうな感じになってきた。後続の選手とは、5分以上離れている感じである。
 25kmの通過が1時間49分02秒。この5kmは21分36秒とペースを上げた感はなかったものの1周目と同じようなペースになっていた。スタートから2時間近くたち、風もやや強くなったような気もしたが、30kmを何とか目標のペースで走れそうな感じが出てきたので、終盤は元気が出てきた。予定通り最後の1kmからペースを上げるものの、思ったほどはペースが上がらなかった。ゴールは2時間11分03秒。当初の予定よりも4分ほど早くゴールが出来、平均ペースも4分22秒/kmほどであった。サブスリーペースが4分15秒/kmなので、明らかに今のままではサブスリーが遠いものではあるが、椎間板ヘルニアを発症して来年の2月でもうすぐ2年。ゆっくりではあるが、回復が実感できたレースだったと思う。

今回の会場は4月の「葛飾ふ〜てんマラソン」と同じ堀切水辺公園。荒川の向こうにはスカイツリーがはっきりと見えます。

早朝は雲もなく、快晴という日でした。

受付テント

更衣室の他に、このように荷物預かりもあります。
「せんだいたまや」さんが出店。興味をそそるものはありませんでしたが、副賞のせいで買う羽目に・・・。

スタート前に体操。何の体操でしょうか?

10時スタートの3km部門。

ピンクのナンバーカードがフルマラソン、黄色が30km部門、オレンジが10km部門です。

午後1時に10km部門がスタートすると、コース上がいろんな距離の選手で混在を始めました。

5kmのコース上には2箇所の給水所があります。今回はフルに活用させていただきました。

左側が周回、右側がゴールとなっています。

30kmは6周回、フルは8周回+αです。

本日の戦利品

左から総合5位の賞状、年代別1位の賞状、総合5位の副賞です。

副賞は開けてみると、商品券。大会当日、出店していたスポーツショップ「せんだいたまや」で使用が出来るもの。当日限りということで、急いで使いました。500円というのもシブイですね。

左から記録証、ナンバーカード、参加賞のスポーツリストポーチ