第25回かるがもファミリーマラソン大会 参戦記

 昨年12月23日のくまがや師走マラソン以来の約2ヶ月ぶりの大会の参加です。
 1月の海外出張や仕事も佳境に入ってきて練習不足も相当な状況ですが、「まあ、とりあえず行ってみよう」ということで横浜まで出かけてきました。陸上競技場を使用するので、勝手に「平坦なところだろう」と思っていましたが、いざ当日試走で走ってみるとコースの半分くらいはアップダウン。こうなると安全運転が鉄則なので、序盤からややペースを落としながらのレースでした。

 ナンバーカードが一枚しかなかったこと、スタート時点からやや遅れて後方を走ってしまったことから、レース中に自分の順位がわからないままでした。中盤では、若年層の選手にやや抜かれながらも、同年代の選手には抜かれず、このままゴール。年代別4位でしたが。表彰式で3位の選手との差が4秒ということが判明。最終周で抜かれた数人の選手のうちの一人が、私の勝手な思い込みで若年層の選手と思っていましたが、実は同年代の選手。粘れば、年代別で3位だったかもしれませんが、2ヶ月ぶりのレースの割りにはそこそこ走れたのかなと。あまり欲張らない方がいいかもと思った次第です。
 

●大会名 第25回かるがもファミリーマラソン大会
●開催日 平成29年2月19日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
三ツ沢公園陸上競技場発着(地図)(神奈川県横浜市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、9℃くらい
●参加賞 タオル、満天の湯500円入浴券、ハーフかき氷無料券
●結 果 39分44秒(10km 総合 第36位、50歳以上男子 第4位)
●表彰 賞状、タオル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【2月19日(日)】
徒歩 マンション 7:08 本八幡駅 7:16
地下鉄 本八幡 7:20 大島 7:31 都営新宿線
大島 7:33 小川町 7:48 都営新宿線
地下鉄 淡路町 7:53 東京 7:56 東京メトロ丸ノ内線
JR 東京 8:11 横浜 8:42 横須賀線
バス 横浜駅西口 8:52 三ツ沢総合グランド 8:59 横浜市営
徒歩 バス停 8:59 会場 9:06
【第25回かるがもファミリーマラソン大会 10km 11:15スタート】
徒歩 会場 12:33 バス停 12:44
バス 三ツ沢総合グランド 12:44 横浜駅西口 12:54 相鉄バス
京急 横浜 13:09 京急蒲田 13:23 京急本線
  徒歩 京急蒲田駅 13:23 日高屋 13:27
【日高屋で昼食】
徒歩 日高屋 13:55 蒲田温泉 14:10
【蒲田温泉/入浴】
徒歩 蒲田温泉 14:40 京急蒲田駅 14:52
京急 京急蒲田 14:54 羽田国際線ターミナル 15:05
飛行機 羽田 16:30 福岡 18:35 ANA263便
地下鉄 福岡空港 18:53 博多 18:59
徒歩 博多駅 18:59 ホテル 19:10
【ホテルルートイン博多駅前/泊】
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用(京急蒲田以降は出張のため費用に算入していません)
参加料 2,500円  
JR 464円 (東京〜横浜)
横浜市営バス 432円 (横浜駅西口〜三ツ沢総合グランド/往復)
京急 237円 (横浜〜京急蒲田)
入浴料 460円 (蒲田温泉)
コインロッカー 300円 (横浜駅)
合 計 4,393円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子50歳以上は5位まで (★は加藤が参加した部門
【10km−11時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子高校生〜29歳 35人 大石 真輝 座間市 ハートブレイク 35’05”
男子30〜49歳 183人 関根 隆 栃木県   32’53”
★男子50歳以上 165人 宮崎 博之 千葉県 TMクラブ 36’44”
佐藤 俊一 横浜市 天王町整体院 38’51”
石川 和仁 横浜市   39’40”
加藤 一郎 千葉県 名古屋市役所走友会 39’44”
田中 俊彦 横浜市 ビーズクラブ 39’52”
女子高校生〜29歳 12人 北村 萌花 横須賀市 新栄高校 36’36”
女子30〜49歳 44人 辻 順子 横浜市 TMクラブ 44’07”
女子50歳以上 34人 加藤 智子 横浜市   42’27”
【5km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
中学生男子 23人 米倉 雄太 川崎市 王禅寺中学校 17’16”
中学生女子 8人 後藤 和咲 保土ヶ谷区   17’58”
男子高校生〜29歳 35人 岡本 拓也 横浜市   15’56”
男子30〜49歳 84人 酒井 和英 川崎市 横浜中央走友会 16’19”
男子50歳以上 69人 大内 弘 千葉県   17’57”
女子高校生〜29歳 19人 吉武 穂乃 横浜市 新栄高校 17’24”
女子30〜49歳 55人 漆原 啓子 小田原市   19’03”
女子50歳以上 31人 薄田 美枝 静岡県   20’30”
【2km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学生1〜3年と保護者 219組 森岡卓也・歓太 海老名市   7’26”
小学生4〜6年と保護者 62組 及川勝弘・直哉 埼玉県飯能市 美杉台小学校 6’50”
男子小学生4〜6年 64人 北林 陸音 愛知県 八幡小 6’48”
女子小学生4〜6年 31人 相馬 凜奈 保土ヶ谷区 チームハヤブサ 7’06”
総合計 1,392人  

保土ヶ谷区民向けの大会

 この大会のネーミングは「かるがもファミリーマラソン大会」。親子参加型の大会であることは、ネーミングから察することはできたが、どういうことに由来してこのネーミングであったのかは不思議であった。
 大会当日は、なるべく開会式に間に合うくらいの時間には開場に到着するようにしている。開会式の挨拶も(横浜市)保土ヶ谷区長がしていたことから、この大会が保土ヶ谷区民向けの大会であることを初めて知った。「かるがも」とは、どうも保土ヶ谷区の鳥のことのようだ。人口373万人の横浜市。横浜市内で最大の人口を有する港北区は34万6,000人、保土ヶ谷区でも20万6,000人を抱えるので、余裕でマラソン大会の開催ができるのであろう。ただし、メイン会場となっている三ツ沢公園陸上競技場の所在地は神奈川区。外周のコースの一部を保土ヶ谷区がかじっているようにも見えるので、辛うじてここで開催する大義はあるということだろうか。深く突っ込むつもりはないが、いろいろと調べていくと疑問が少しずつ解決されていく。

横浜駅西口から三ツ沢総合グランド方面へは、頻繁にバスが発車するので、アクセスは非常にいいです。

三ツ沢総合グランドバス停から陸上競技場へは、緩い坂を下って200〜300mほど先です。

バス停の近くから富士山がきれいに見えました。

陸上競技場の近くでは、非常に珍しいお菓子の移動販売車や、・・・

あまり大きくはありませんが遊具もあり、小さな子どもたちには格好の遊び場があります。

メイン会場の三ツ沢公園陸上競技場。入口ゲート付近には看板が出ています。

4コーナー付近に、受付があるようです。

3コーナーと4コーナーの間には、電光掲示板があります。大会の様子が逐一表示されるみたいです。

こちらはマッサージ処。1回10分程度。局所的に治療を無料でやってもらえるとか・・・

受付は2km、5km、10kmと分かれて。プラカードを持った女性が立っています。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 会場に到着してからのコースの下見で、予想以上に手強いと感じたので、今日はとりあえず安全運転で行くことにする。今日のスタートは11時15分。しかしながら前の5kmの選手がまだ戻ってきていないせいか、スタート時間が急遽5分ほど遅くなる。


10kmのスタート前。溢れんばかりの参加者でないだけあって、写真撮影をしてからも並べるだけの余裕があった。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
競技場2周半
+外周1周終了
12’36” 12’36”
外周2周終了 21’39” 9’03”
外周3周終了 30’51” 9’12”
ゴール 39’44” 8’53”
 予定より5分遅れの11時20分にスタートのピストルが鳴り響く。ギリギリまでウインドスプリントなどをしてスタート場所に行ったこともあり、スタート位置は最前列ながらもコースの一番外側。陸上競技場内がスタートというのは、こういうときに都合がいい。
 さて、今日の目標であるが、今年初レース&コースの起伏もそれなりにあるので、タイムは40分切りと少々低めの目標。順位としては入賞(5位)に入ることの二つである。

 スタート直後から自分の目の前にはあっという間の人だかり、安全運転で走り出すとこういうことになってしまう。その数ざっと30人以上だろうか。
 スタートしてから競技場内を一周半ほど走ると、最後尾の選手に追いつく。そして2周ほどでは、後方のかなりの選手に追いついてしまい、走りづらくなった。横浜国大の学生がロープを持って、選手同士がかぶらないように区分しているが、陸上競技場内を2周半も走るとこういうことが起きてしまう。

 さて、陸上競技場の中は平坦で特に問題はなかったが、競技場外でのアップダウンをいかに乗り切るかが今日のポイントとなる。とりあえず、今日は安全運転でレースを始めたので1周目は無理せずに走ることにする。
 三ツ沢公園内の緩い登り坂はそれほど堪えることは無かった。朝乗ってきたバス停付近までやってくると、今度は県道13号線に沿って下り坂。コースは歩道なので狭いと言わざるを得ない。
 下りきったところから一転して登りが始まるが、ここが今日の一番の難所。スピードは落ちるのはみな一緒であるが、やはり前を走る選手とはジリジリ離されていく感じだ。
 ほぼ一番登り詰めたところで、歩道から再び三ツ沢公園内に入っていく。しばらくは平坦であるが、右に見える駐車場が終わる頃から下り坂が始まる。下りながら左へカーブ。陸上競技場の周りをそのまま走るコースとなっている。

 下りきってからしばらくすると競技場へ入る入口が見えてきた。左へ2回ほど曲がり陸上競技場へ入る。スタート地点を過ぎて、競技場内を約半周するとゴールの横を通過する。ここまでのタイムは12分36秒。コースは10kmで最初に競技場を2周半(1000m)走って、外周を4周する。外周は計算上は9,000m/4=2,250mなので、ここまでの距離は、3,250mということになる。このタイムが早いのか遅いのか、考えずに走り出してしまったので、あとは体感に任せるしかない。

 2周目は1周目と同じような感じで走ったつもりであるが、ややきつくなってきた。3周目はややペースを落とした感じで走っていたところ、後方から2人ほど向かれる。若年層の選手のような感じ。入賞争いには関係ないので放っておく。
 そして4周目。安全運転してきただけに多少の余力は残っている。最終周は少しペースを上げていこうと思った矢先に後方から4人ほどの集団に一気に抜かれる。それだけ自分の3周目はゆっくり走っていたということなのだろうか。

ゴールに向かう選手たち

ゴールの様子は、モニターにも映し出されます。

次々にゴールする選手たち。

ゴール後は記録証が即時交付されます。

ここではスポーツドリンクや水を・・・

ここでは参加賞のタオルの配布を受けます。

 見た感じ若年層の選手ばかりであった(と思ったのが間違いだった)ので、年代別の順位に関係しないと思い無理せず走っていた。中盤からペースを上げて、後半に追いつくつもりでいたが、やはり最終周。向こうさんもペースはなかなか落ちない。競技場に入ってもこの4人のうちの誰一人にも追いつくことはなくゴール。記録証をもらうと、タイムは39分44秒、順位は年代別で4位だった。とりあえず、当初の目標は達成した。
 しかしながら表彰式で3位のとの差は僅かに4秒。よーく見ると、私が若年層の選手と思っていたランナーがそこにいるではないか。もちろんわかっていても追いつくかどうかは定かではないが、わかっていればレース展開は多少は変わっていたかもしれない。そんなことをこのレースで感じた次第。

番外編
 翌日、福岡市内で講習会の開催のため、夕方羽田空港に集まってこの日のうちに福岡へ移動。出張の荷物を持ちながらの大会参加で予想以上に大荷物の移動になってしまいました。

横浜から蒲田へ京急でまず移動。

蒲田駅前の日高屋さんで昼食。

とりあえず今日は優勝ではありませんが、入賞でご褒美に一杯。

以前、走友のN村さんに連れて行ってもらった蒲田温泉に立ち寄り汗を流してきました。

羽田からは、16時30分の福岡行きのANA便で移動。

博多駅前のホテルに到着後、お店を探しました。祇園の「だんじ」というお店が良さそうということで・・・

こちらは刺身の盛り合わせ。樽の木の上に盛ってあります。

こちらは日本一大きい鶏の唐揚げ。聞くと若鶏を一匹揚げたものとか。隣の客も頼んでいたので、「どちらが日本一か?」と尋ねると、「同じ大きさにしています」とはぐらかされてしまいました。

こちらは焼きラーメン。焼きそばとあまり変わらないような感じでしたが、気のせいでしょうか?

二次会は中洲に繰り出し、ラーメンを食べに出かけました。

適当に混んでいる店屋で「さんゆう」というお店をチョイス。

こってり豚骨で、私好みの味でした。お店の選び方としては当たりだったと思います。番外編おしまい。

番外編2

 3月23日に、主催者から「かるがもマラソン地域記念号外」が送られてきました。新聞一枚です。表面は大会の様子を、裏面は入賞者の写真が掲載されています。私も何とか4位に転がり込むことができたおかげで、掲載されています。
 そのほかちょっと驚きだったのが、「横浜マラソンチャレンジ枠−10キロ上位入賞者に横浜マラソン2017のフルマラソン出走権(参加費有償)を付与します」というところです。確かに大会要綱の左上には「横浜マラソンチャレンジ枠対象イベント」と書かれています。そういうことだったんですね。エントリーするかどうかは別として、枠だけでもいただけたのはありがたいです。

表面

裏面

そういえば、表彰後に写真撮影をしてもらいました。こういうように記事になるのを見たのは久し振りです。

横浜マラソンのチャレンジ枠をいただきました。参加するかどうかは未定です。

本日の戦利品

参加料も参加料ですので、賞品もシンプルでした。右はミズノ製のタオル。

完走証(左上)、入浴券ほか(右上)、ナンバーカード(左下)、参加賞のタオル(右下)