第25回かるがもファミリーマラソン大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
保土ヶ谷区民向けの大会 この大会のネーミングは「かるがもファミリーマラソン大会」。親子参加型の大会であることは、ネーミングから察することはできたが、どういうことに由来してこのネーミングであったのかは不思議であった。 大会当日は、なるべく開会式に間に合うくらいの時間には開場に到着するようにしている。開会式の挨拶も(横浜市)保土ヶ谷区長がしていたことから、この大会が保土ヶ谷区民向けの大会であることを初めて知った。「かるがも」とは、どうも保土ヶ谷区の鳥のことのようだ。人口373万人の横浜市。横浜市内で最大の人口を有する港北区は34万6,000人、保土ヶ谷区でも20万6,000人を抱えるので、余裕でマラソン大会の開催ができるのであろう。ただし、メイン会場となっている三ツ沢公園陸上競技場の所在地は神奈川区。外周のコースの一部を保土ヶ谷区がかじっているようにも見えるので、辛うじてここで開催する大義はあるということだろうか。深く突っ込むつもりはないが、いろいろと調べていくと疑問が少しずつ解決されていく。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 会場に到着してからのコースの下見で、予想以上に手強いと感じたので、今日はとりあえず安全運転で行くことにする。今日のスタートは11時15分。しかしながら前の5kmの選手がまだ戻ってきていないせいか、スタート時間が急遽5分ほど遅くなる。
さて、今日の目標であるが、今年初レース&コースの起伏もそれなりにあるので、タイムは40分切りと少々低めの目標。順位としては入賞(5位)に入ることの二つである。 スタート直後から自分の目の前にはあっという間の人だかり、安全運転で走り出すとこういうことになってしまう。その数ざっと30人以上だろうか。 スタートしてから競技場内を一周半ほど走ると、最後尾の選手に追いつく。そして2周ほどでは、後方のかなりの選手に追いついてしまい、走りづらくなった。横浜国大の学生がロープを持って、選手同士がかぶらないように区分しているが、陸上競技場内を2周半も走るとこういうことが起きてしまう。 さて、陸上競技場の中は平坦で特に問題はなかったが、競技場外でのアップダウンをいかに乗り切るかが今日のポイントとなる。とりあえず、今日は安全運転でレースを始めたので1周目は無理せずに走ることにする。 三ツ沢公園内の緩い登り坂はそれほど堪えることは無かった。朝乗ってきたバス停付近までやってくると、今度は県道13号線に沿って下り坂。コースは歩道なので狭いと言わざるを得ない。 下りきったところから一転して登りが始まるが、ここが今日の一番の難所。スピードは落ちるのはみな一緒であるが、やはり前を走る選手とはジリジリ離されていく感じだ。 ほぼ一番登り詰めたところで、歩道から再び三ツ沢公園内に入っていく。しばらくは平坦であるが、右に見える駐車場が終わる頃から下り坂が始まる。下りながら左へカーブ。陸上競技場の周りをそのまま走るコースとなっている。 下りきってからしばらくすると競技場へ入る入口が見えてきた。左へ2回ほど曲がり陸上競技場へ入る。スタート地点を過ぎて、競技場内を約半周するとゴールの横を通過する。ここまでのタイムは12分36秒。コースは10kmで最初に競技場を2周半(1000m)走って、外周を4周する。外周は計算上は9,000m/4=2,250mなので、ここまでの距離は、3,250mということになる。このタイムが早いのか遅いのか、考えずに走り出してしまったので、あとは体感に任せるしかない。 2周目は1周目と同じような感じで走ったつもりであるが、ややきつくなってきた。3周目はややペースを落とした感じで走っていたところ、後方から2人ほど向かれる。若年層の選手のような感じ。入賞争いには関係ないので放っておく。 そして4周目。安全運転してきただけに多少の余力は残っている。最終周は少しペースを上げていこうと思った矢先に後方から4人ほどの集団に一気に抜かれる。それだけ自分の3周目はゆっくり走っていたということなのだろうか。
見た感じ若年層の選手ばかりであった(と思ったのが間違いだった)ので、年代別の順位に関係しないと思い無理せず走っていた。中盤からペースを上げて、後半に追いつくつもりでいたが、やはり最終周。向こうさんもペースはなかなか落ちない。競技場に入ってもこの4人のうちの誰一人にも追いつくことはなくゴール。記録証をもらうと、タイムは39分44秒、順位は年代別で4位だった。とりあえず、当初の目標は達成した。 しかしながら表彰式で3位のとの差は僅かに4秒。よーく見ると、私が若年層の選手と思っていたランナーがそこにいるではないか。もちろんわかっていても追いつくかどうかは定かではないが、わかっていればレース展開は多少は変わっていたかもしれない。そんなことをこのレースで感じた次第。 番外編 翌日、福岡市内で講習会の開催のため、夕方羽田空港に集まってこの日のうちに福岡へ移動。出張の荷物を持ちながらの大会参加で予想以上に大荷物の移動になってしまいました。
番外編2 3月23日に、主催者から「かるがもマラソン地域記念号外」が送られてきました。新聞一枚です。表面は大会の様子を、裏面は入賞者の写真が掲載されています。私も何とか4位に転がり込むことができたおかげで、掲載されています。 そのほかちょっと驚きだったのが、「横浜マラソンチャレンジ枠−10キロ上位入賞者に横浜マラソン2017のフルマラソン出走権(参加費有償)を付与します」というところです。確かに大会要綱の左上には「横浜マラソンチャレンジ枠対象イベント」と書かれています。そういうことだったんですね。エントリーするかどうかは別として、枠だけでもいただけたのはありがたいです。
本日の戦利品
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