第4回上野恩賜公園早朝元気マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上野恩賜公園 冒頭にも述べたように、上野恩賜公園はもともと宮内省の御料地だったものが下賜(恩賜)されたもの。上野恩賜公園は、1924年(大正13年)に東京市へ恩賜されている。面積は53万m2なので東京ドーム(約4.7万m2)の11〜12個分の広さということになる。名古屋には庄内緑地公園というマラソンのイベントが多く開かれる公園があるが、こちらの面積が約44万m2なので、いかに上野恩賜公園がいかに広いということがわかるだろう。 この公園の敷地の中には、上野動物園をはじめ国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、上野の森美術館、東京文化会館といった各種文化施設がある。今回のコースも、この文化施設巡りよろしくコースレイアウトしましたといった感じでもある。このように各種文化施設が集中していることもあり、上野恩賜公園は外国人観光客も多いそうだ。 この時期、昼中は暑くなるのでマラソン大会の開催には向いていないのはもちろんであるが、ただでさえ多い観光客に加えてパンダの赤ちゃんが生まれたこともあり、上野動物園に押し寄せる客も多いとのこと。各種施設の開園前にレースを終えるためにも、スタート時間が早くなるのは仕方がない。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 私の参加する10kmのスタートは、午前7時。しかしながらコースの設営に時間が取られたせいか、スタート時間は7時10分に変更される。私は、午前5時半前に会場に到着したが、運営スタッフでも数人は私よりも遅く会場にやって来ている。この時間に公共交通機関で会場にやって来るとなると、自ずと住むところは限られてくるだろう。
6時50分頃からスタッフさんからスタートについての説明があった。この日のスタート方式は「ショットガン方式」とのこと。「ショットガン方式」というのは、各自腕に付けたセンサーを、スタートする際にセンサーにタッチした時点から時間の計測が始まるという方法らしい。一斉スタートの場合であれば、スタート時間からのグロスタイムと、スタート地点からカウントするネットタイムの両方があるが、簡単に言えば全員ネットタイムで計測されるということになる。 スタートしてからのネットタイムで計測するのであれば、焦って前方に並ぶ必要がないと思われるかもしれないが、後方からスタートすると速いランナーは、先にスタートした選手たちを追い抜いていくことになる。コースが狭いところになれば追い抜いていくためにコースをジグザグに走らなければならなくなるためにロスが発生する。速いランナーは、こういった無駄を省くためにも、やはり早めにスタートしていった方が無難だろう。 かくゆう私は直前までトイレに行っていたこともあり、完全に前方のスタートではなかったが、少々割り込ませてもらってスタートの合図から1分以内くらいのところでスタートをした。
チェックポイントを過ぎると、給水所そしてすぐその先には周回チェックのゴムを入れるBOXがある。1周終了後は、ゴムの投函だけで済んだのであるが、2周目は給水をした関係もありちょっとこの付近でもたついてしまった。 この日の天候は曇りながら気温は26℃ほど。さすがに2周が終わった時点で、体のほてりがひどくなり3周目は少々ペースを落とすことにした。この間に3人ほどの同年代の選手は抜き去り、同年代の先行するランナーは一人となった。折り返し地点からすれ違う場所も1周目、2周目に比べて徐々に折り返し地点に近づいていることがわかる。私が有利であることは明らかであったが、スタート時間の差がわからないのでできれば、ゴールまでに抜きたかった。
4周目はペースを上げるつもりであったが、思ったほど脚に余力がなくペースが上がらない。メインストリートは、北から南に向かってコースは少々下っている。つまり折り返ししてからは、登ってくることになるのであるが、ここがなかなか上手く走れきれない。スタート地点から一番遠い西郷隆盛像をぐるっと廻ったところで、先行する同年代の選手の背中がかなり大きくなってきた。残りは500〜600mくらいだろうか。かなり近づいていることは明らかであったが、こっちもかなり辛くなってきた。大噴水そばで残り150mほどの左折地点で数秒程度まで近づいたが、とうとう追いつかなかった。 時差スタートのために、ゴールしても完走証の発行は3分ほど待たないと順位の確定ができないとのこと。汗を拭き拭きしばらくしてから完走証をもらいにいったが総合第22位、年代別では予想通り第1位だった。先週の横濱イヴニングランは練習不足もあって最悪の結果であったが、今週は多少なりともスピード練習をしたこともあって、体の動きが少し良くなってタイムも改善されたのではないかと思った次第。
本日の戦利品
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