第31回北軽井沢マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
北軽井沢 最初に説明したとおり、北軽井沢は群馬県吾妻郡長野原町にある地名。軽井沢の北にあるので「北軽井沢」であることには間違いないが、なぜこうなったか歴史を紐解くと次のようになる。(出典はウィキペディア)
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 大会当日 宿泊したペンション・エデンが、会場まで距離にして300mほどということもあり、朝はゆっくり出来た。宿泊料は少々高めであったが、単身赴任中で公共交通機関しか使えない身にとって、その利便性を考えると悪い場所ではない。というか、選択肢があまりないというのが実情だろうか。 出かける際に、ペンション・エデンの女将さん(というのか?)が、にこやかに「戻ってこられるのであれば、荷物はお部屋に置いていってもいいですよ」というので、お言葉に甘えて置かせてもらう。実際のところ、走り終わって再び入浴し、着替えたりしていたら11時。いわゆるチェックアウトの時間は過ぎているのであるが、日曜日ということもあり宿泊客はあまりないのであろう。大会終了後は、無料のマッサージ機もかなり利用させてもらい、結果的には、リーズナブルな宿泊料になったような感じだった。 ペンションから少ない荷物で会場へ向かう。ところどころで、吐く息が白くなる。寒いなあと感じていたが、まさか6月になって吐く息が白くなるとは・・・。昨日今日と東京でも寒いようであるが、ここ北軽井沢はさらに輪をかけて寒い日のようである。 受付は、前日に行っているので、大会当日にバタバタすることはなかった。じっくりと構えて、スタートを待てばいい。一つだけ気がかりなのは、昨日の試走で途中からコースを間違えトータルで8kmほどミスコースをしてしまったので、疲労がやや抜け切れていない感があったことだ。そのため、この日はウォーミングアップを短めにし、レースに臨むこととなった。
レース 午前9時にハーフマラソンの選手がスタートする。 私の出場する6.5kmのスタートは9時30分と思い、荷物を預けウォーミングアップをしていたが、9時18分頃にスタート場所にかなり人が集まっているので、心配になって行ってみたところ9時20分がスタート時間だった。思い込みは怖いが、今回はスタート時間に遅れることなく何とか間に合う。
9時20分に号砲一発選手が動き出す。ハーフマラソンに比べると選手層が若いのがこの6.5kmの特徴のようだ。6.5kmという距離は半端な距離であるが、折り返しもなくこの北軽井沢地区をほぼ一筆書きで廻ってくることができるので、この距離にしたのであろう。 スタートしてやはり体が重いと感じる。昨日、コースの試走をしたが、コースミスでかなり余分な距離を走ってしまった影響であろう。すーっと体が前に出る感じがしない。北軽井沢グランドを出て、公道に出たときにはすでに30人ほどの選手が前にいるような感じだった。前半は平坦から下り、後半は一転して上りとなるコースなので、後半に余力を残しておかなければならないのは自明。しかしながら、体が重いことに加え思った以上に苦しい。標高が1,100mという高地を走っているせいであろうか、息の乱れがなかなか直らない。そうこうしているうちに1km地点を過ぎる。3分49秒。最近としては普通のタイムであるが、体に全く余裕がない。 1km地点を過ぎたあたりからは下りが体感できるような感じになる。オーバーペースにならないようにしながら、下り坂を利用して前半はタイムを稼がなければならない。2km(7分56秒で通過)あたりで前を走る同年代(男子50歳以上)らしき選手に追いつく。この日はナンバーカードが1枚のみ支給なので、雰囲気で判断するしかない。背が大きくストライドは大きいので下りは速そうであるが、登りはやや足下が窮屈という感じの選手だ。この選手に追いつくと同じくらいに後方から別の同年代らしき選手に追いつかれる。同年代では何番手かわからないが、ゴールまでにはこの人らよりも一歩でも二歩でも前に出なければならない。
広い道路から左折し別荘地の中を走る。3km地点が現れるが、11分57秒で通過。この1kmは4分01秒。ここまでのやや下ってきたにもかかわらずタイムに反映されていない。 3kmを超えたあたりから下りの勾配がきつくなってきた。先ほどの長身の選手にはここで置いていかれる。ストライドが長い利点を生かしている感じだ。 4km地点付近が、このコースで一番低いところ。15分50秒で通過。この1kmは3分53秒と下りを利用してペースアップした格好になった。が、息もあまり整わず相変わらず、いっぱいいっぱいの状態が続く。
5km、6kmと距離が進むにつれて登り勾配も緩くなるものの、前の選手との差は一向に縮まらず27分53秒でゴール。完走証をもらいに行くが、そこには「第7位」と印刷されていた。前半から中盤まで競っていた長身の選手、後半抜かれたランパンランシャツの選手といい勝負をしていたら何とか6位には食い込んでいたかもしれない。次回頑張ります。
番外編 往路は渋谷から北軽井沢まで高速バスの直行便でやってきたが、復路は正午前後の時間帯に東京方面への直行便がなく、北軽井沢→軽井沢(路線バス)、軽井沢→池袋(高速バス)と乗り継いで帰ることにした。そのうち前半の路線バスであるが、白糸ハイランドウェイを経由して軽井沢駅に向かうルートを走る。途中には、白糸の滝、小瀬温泉、旧三笠ホテル、旧軽井沢などの観光地を経由して軽井沢駅に向かう。軽井沢といえば、昨年の9月に2泊3日の行程で軽井沢に遊びに行っています。うち1泊は軽井沢の老舗旅館の「つるや」に宿泊しました。軽井沢は、このほか走友のNさんや、職場の知り合いの方の紹介で保養所に泊めてもらったりで何度か訪れていますが、昨年9月の家族で旧軽井沢の「つるや」さんに宿泊したのは印象的ですね。今回は、路線バスは旧軽井沢で下車。少しプラプラしながら軽井沢まで歩いて行きました。さすがに日本有数の観光地だけあって、この日も多くの人が旧軽井沢を訪れていました。
本日の戦利品
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