第30回砂沼マラソン大会 参戦記

 約一年ぶりの茨城県の遠征です。
 茨城県といっても、日立市を中心とする「県北」、水戸市を中心とする「県央」、つくば市・土浦市を中心とする「県南」、古河市・桜川市・結城市などを中心とする「県西」、太平洋に面し鹿嶋市、神栖市、鉾田市などを中心とした「鹿行(ろっこう)」と大きく分けると5つのエリアに分類されます。今回訪れた下妻市(しもつまし。”しもづま”と濁らないで読む)は県西のエリアに入りますが、東側では「県南」のつくば市に接しています。

 下妻市は、人口約4万3千人の街です。俳優の渡辺篤史、アテネオリンピック女子78kg超級金メダリストの塚田真希、阪神タイガースの大山悠輔などが出身とのこと。また下妻市の特産品としては養豚、梨、米とのこと。特に梨については、会場で試食のものを何切れかいただいたがとても美味しかった。また、カルビーの下妻工場が市内にあり、スポンサーとしてゴール後のお菓子の提供もありました。街には鬼怒川、小貝川が流れていますが、街にどーんとある「砂沼(さぬま)」も観光ネタです。今回のメイン会場になっているのは、この砂沼に隣接した「砂沼サンビーチ」。海に面していない下妻市ですので、夏の間は砂沼サンビーチにわーっと人が押し寄せるのは想像に難くありません。もう一つ観光地としてあげるとしたら「ビアスパークしもつま」でしょう。
 「ビアスパーク」とは、調べましたが語源はよくわかりませんが、レストランに隣接した地ビールのビール工房(ビア)と地下1,500mから湧き出たしもつま温泉(スパ)に公園(パーク)を掛け合わせて「ビアスパーク」としたような気がします。今回は参加賞で温泉の無料券(大人700円→0円)をいただいたので、メイン会場の砂沼サンビーチからビアスパークしもつままで15分ほど歩いて温泉に入ってきたほか、地ビールも楽しんできました。私にとっては「こりゃいい施設だ」という感じでリーズナブルに楽しめました。

 さて大会の方ですが、9時ちょうどに砂沼半周の4.2km、11時05分に砂沼一周の6.4kmと2本走ってきました。時間が開いているので2本走れますね。オマケに参加料も2,000円ですので2種目走っても4,000円です。最近は何本走っても同じようなスピードになってしまいますが、脚の調子が悪いながらも2種目とも何とか入賞してきました。表彰式では、それを知った表彰式のプレゼンターさんが「2種目とも入賞ですね!」と気がついてくれました。2種目とも優勝するともっと目立つのですが・・・。詳しくは以下でレポートします。
 

●大会名 第30回砂沼マラソン大会
●開催日 平成30年11月18日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
砂沼サンビーチ発着(地図)(茨城県下妻市) 

大会要項 

プログラム


コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、10.6℃(8時30分現在)
●参加賞 Tシャツ2枚、バッグ2枚、ビアスパーク無料入浴券2枚、ふるさと博物館無料(ナンバーカード提示)、サン・SUNさぬま珈琲カフェ50%OFF券2枚、バナナ・ミカン・ポケットティッシュ、カルビー商品(ゴール後)2個、豚汁、スポーツオーソリティ500円クーポン券
●結 果 25分47秒(6.4km 総合 第29位、一般男子50歳以上 第6位)
16分29秒(4.2km 総合 第34位、一般男子50歳以上 第6位)
●表彰 賞状2枚、メダル2個
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【11月18日(日)】
徒歩 マンション 4:44 本八幡駅 4:50
JR 本八幡 4:59 秋葉原 5:23 総武線
5:20
つくばエクスプレス 秋葉原 5:50 守谷 6:22
関東鉄道 守谷 6:35 水海道 6:46 常総線
水海道 7:05 下妻 7:33 常総線
  徒歩 下妻駅 7:33 会場 8:01
【第30回砂沼マラソン大会 4.2km 9:00スタート】
【第30回砂沼マラソン大会 6.4km 11:05スタート】
徒歩 会場 12:22 ビアスパークしもづま 12:38
【ビアスパークしもづま/入浴・昼食】
コミュニティバス ビアスパークしもづま 14:05 下妻駅 14:19 シモンちゃん
14:21
関東鉄道 下妻 14:26 水海道 14:53 常総線
水海道 14:55 守谷 15:05 常総線
つくばエクスプレス 守谷 15:10 秋葉原 15:50
徒歩 秋葉原駅 15:50 岩本町駅 16:05
地下鉄 岩本町 16:12 本八幡 16:39 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 16:39 マンション 16:49
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,000円 (2,000円×2種目)
JR 302円 (本八幡〜秋葉原)
TX・関東鉄道 2,780円 (TX&常総ライン往復きっぷ)
コミュニティバス 200円 (ビアスパークしもつま〜下妻駅)
入浴料 0円 (ビアスパークしもづま/参加賞の無料券使用)
地下鉄 0円 (岩本町〜本八幡/定期券区間)
合 計 7,282円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。4.2km及び6.4km 一般男子50歳以上は8位まで (★は加藤が参加した部門
【6.4km−11時05分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
一般男子49歳以下 107人 小豆澤 翔 30 つくば市 フジキン 21’52”
★一般男子50歳以上 86人 高久 康裕 55 栃木県 栃木県 23’10”
内田 祐弘 53 千葉県 浦安市 24’31”
富永 裕二 54 日立市 ハイタッチC 24’54”
長浜 太郎 57 千葉県 浦安市 25’00”
本橋 美章 50 つくば市 筑波銀行 25’21”
加藤 一郎 56 千葉県 名古屋市役所走友会 25’47”
渡辺 弘 60 筑西市 中野冷機 25’59”
垣本 耕一 59 千葉県 浦安市 26’05”
一般女子49歳以下 44人 黒澤 夏楠 27 東海村 茨城陸協 23’08”
一般女子50歳以上 28人 内田 済美 51 千葉県 浦安市 27’16”
高校生男子 45人 刈部 将吾 17 群馬県 桐生高校陸上部 20’59”
高校生女子 10人 山本 京伽 16 古河市 下妻第一高校 29’10”
【4.2km−9時00分〜9時25分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢  住所 所属 記録
一般男子49歳以下 51人 牧 啓介 23 つくば市 RUNS 13’51”
★一般男子50歳以上 32人 甘利 昌三 56 龍ケ崎市 龍ケ崎市 15’26”
橋本 康範 54 埼玉県 カナガワRC 15’32”
中村 友信 55 龍ケ崎市 SDXGP 15’38”
龍田 宏明 50 つくば市 大日本印刷駅伝 16’01”
最上 浩昭 57 栃木県 栃木県 16’20”
加藤 一郎 56 千葉県 名古屋市役所走友会 16’29”
塚越 晋也 51 群馬県 群馬県 17’38”
遠西 克雄 61 茨城町 げっぴ会・鹿島 18’18”
一般女子49歳以下 27人 桶田 真喜子 44 牛久市 牛久走友会 17’22”
一般女子50歳以上 13人 岡田 住江 55 下妻市 下妻市 23’13”
高校生男子 69人 嶋村 翔太 16 筑西市 下妻第一高校 14’05”
高校生女子 19人 斎藤 さつき 16 千葉県 取手聖徳女子高 15’02”
中学生男子 269人 高橋 類 14 八千代町 八千代町立八千代第一 14’08”
【2km−10時00分〜10時55分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
中学生女子 239人 川ア 聖奈 12 八千代町 八千代第一中学校 6’47”
小学生男子 60人 小川 奏多 12 神栖市 大野原西小学校 7’02”
小学生女子 50人 福元 可愛 11 筑西市 下館小学校 7’17”
小学生親子C 70組 新井 裕之
新井 陽翔
48 埼玉県 ファイト川越 7’01”
小学生親子B 66組 木村 大希
木村 竜希
30 常総市 石下MBC 8’05”
小学生親子A 71組 石井 康之
石井 捺葵
41 埼玉県 埼玉県行田市 7’17”
小学生親子@ 63組 上野 浩利
上野 帆乃美
40 栃木県 栃木県 9’17”
総合計 1,689人  

下妻市と浦安市
 下妻市については、冒頭で概略を述べたのでここでは省略する。
 今回下妻市はスポーツ交流で浦安市から何人かの選手を受け入れている。上位に入っている選手も多いので、選抜してきているのであろう。

 その浦安市と下妻市の関係であるが、浦安市が災害時に、食料や生活必需品、復旧に必要な資機材などを提供することや、人員の派遣などを相互に行う災害時の相互応援の協定を県外自治体と締結していることにあり、その災害時の相互応援の協定の締結先の自治体の一つがこの下妻市である。浦安市が災害協定を締結した自治体は他に、茨城県北茨城市、愛知県弥富市、滋賀県犬上郡豊郷町、長野県茅野市、群馬県高崎市、新潟県新発田市、新潟県小千谷市、茨城県つくばみらい市があるが、一番最初に締結したのはこの下妻市である。

 また、下妻市から見た災害時の相互応援の協定を結んでいる自治体は、茨城県内の全市町村と県外は浦安市のみである。若干温度差があるような気もするが、下妻市と浦安市の間にはこのような関係がある。

この日は本八幡を4時59分の2番電車で秋葉原へ。こんな時間帯でも電車はそこそこ混んでいます。

秋葉原では、つくばエクスプレスに乗り換えです。総武線からつくばエクスプレスの地下ホームまではかなり距離があるので、急いで行けばよかったと少々後悔。

というのは秋葉原駅のつくばエクスプレスのホームは地下のかなり深いところにあります。改札口からエスカレーターをさらに二つ乗り継ぎます。

ちょうど5時30分の列車が発車してしまい、守谷まで一番早い5時50分の列車に乗ることにしました。

5時30分の列車に乗り遅れた理由の一つにこの「TX&常総ライン往復きっぷ」を買うのにもたついたこと。

秋葉原から下妻まで3,640円→2,780円なので860円も安くなります。買わない手はないです

守谷に到着。ここで関東鉄道に乗り換えです。

つくばエクスプレスの駅のすぐ向かいに関東鉄道の守谷駅があります。

関東鉄道は関東圏では数少ない非電化路線。守谷から水海道行き(2両)に乗車。

水海道からはさらに乗り換えて下妻へ向かいます。この先は乗客密度が狭いせいか、1両編成です。

下妻に到着。高校生が大量に下車しましたが、大会会場に向かうのではなく下妻駅そばの下妻第一高校の学生で部活をするためか学校に向かって歩いていきました。

こちらが関東鉄道の下妻駅。ちっちゃな駅ですね。

下妻駅前を西に向かって歩いていきます。商店街のようですが、朝早いせいかほとんどしまっています。

地図を見ながら会場に向かいましたが、途中で砂沼の南端付近を通りがかりました。

SUN・サンさぬま」という商業施設がありました。道の駅ならぬ「散歩の駅」だそうです。2017年5月にオープンなので比較的新しい施設のようです。

時間がないので、砂沼のまわりを歩きながら、コースの下見も兼ねて会場に向かいました。

しばらく歩くと「あと1km」の看板がありました。やはり大会のコース、とりわけ6.4kmコースのようです。

ここでは「あと500m」があります。左側に砂沼サンビーチが見えてきました。ぐるっと回り込まないとは入れないようです。

この先がゴールのようですね。

メイン会場の砂沼サンビーチに到着。

とりあえず受付場所を探します。

会場の設営はこれからみたいです。のんびりしてますね。

会場の外では弁当を売っていました。1,000円ですけど美味しそうな感じ。売れ残っていたら買おうと思っていたら、どうやら売れてしまったようです。

結局、受付場所は砂沼サンビーチではなくて、スタート場所近くの砂沼広域公園の方でした。荷物預かりが、砂沼サンビーチにあるので、受付もこちらの方がいいような気がします。

開会式の様子。小さな町の大イベントなので市長さんも出席していました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース(4.2km)
 今回、JRで秋葉原へ、秋葉原でつくばエクスプレスへ、そして守谷から関東鉄道へ乗り換えるプランで移動することにしたのであるが、秋葉原での移動に手間取ったこと、秋葉原で関東鉄道との割引切符を買うのに時間がかかってしまったことなどにより、秋葉原で当初乗車予定の列車に乗れなくなってしまった。その関係で、下妻の駅に到着したのは、予定より約30分遅れ。元々タイトなスケジュールであったが会場到着がスタート1時間前となってしまい、完全にコースの下見・試走の時間がなくなってしまった。やむを得ず、最初と最後だけ走ってコースの試走を終える。

 今回、9時に4.2km、11時05分に6.4kmと約2時間開いていることに目を付け2レースに出場する。4.2kmと6.4km。2つ合わせても僅かに10.6km。参加料も1種目2,000円なので2種目参加してもさほど財布は気にならない。
 ウォーミングアップを終えて、8時50分頃に招集場所に行く。10分前であるが、比較的前の方は空いているので前に並ばせてもらう。5分ほど前になると係員数人がロープをバリケードのように持ちながら集まった選手をスタート場所の方に移動させる。大会によって選手の並ばせ方にはいろいろあるが、この大会はこういう方式をを採用している。スタート間隔が短い場合には、こういう方法が効果的ではないかと思う。

10時ちょうどにスタートする中学生女子2kmのスタート前。人数は少なめですが緊張している感じ。

女子中学生ばかりが一斉にスタートしていきます。

 9時ちょうど、ピストルの合図で1種目目の4.2kmが始まる。距離が5kmにも満たないこともあり、スタート後の選手の勢いは最近のレースの中では一番あるような感じだ。スタート後約100mで斜め左へ、さらに10mほどで直角に左へ曲がる。先頭は先に説明したとおりであるが、私はといえば女子高生ランナーに混じってやや後方でペースが上がらず苦しんでいた。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’44” 3’44”
2km 7’51” 4’07”
 3km 11’33” 3’42”
ゴール 16’29” 4’56”
 レースの序盤は砂沼を右側に見ながら沼の岸に沿って作られた周遊コースをくねくねと走る。平坦ではあるが、少しテクニカルな感じのコース。道幅は決して広くはないが1レースで200〜300人規模であれば何とか混乱なく走れそうな感じのコースである。
 くねくねしたコースを走りながら先を見ると、ざっと見た感じで30人くらいが先にいる。同年代の選手は確認できなかったが2人くらいは先に走っているかもしれない。1km地点に到達する前に2人ほどの同年代の選手に抜かれる。先週はハーフマラソン。スピードの切り替えがうまく出来ていないことに加え、最近右脚のハムストリングスや膝裏に違和感があり、途中で大きな痛みにならないか気にしながら走る。最初は2人ほどの女子高生ランナーと同走していたが、一人には先に行かれ、もう一人はしばらくして後方においていくような感じとなる。

2kmと4.2kmコースはこの砂沼大橋を渡ります。砂沼大橋の中央付近が「あと500m」地点となります。

砂沼大橋を超えたところで右折。この先は全種目とも共通なコースです。

中学生女子の先導車がやってきました。

この子が中学生女子の部の先頭です。腰の位置が高くいいフォームですね。

 3km地点を過ぎると後方から同年代のランナーに抜かれる。これで年代別の順位は6〜7位くらいだろうか。今日も相変わらず苦しい展開で走ることになる。砂沼を時計回りに走るコースであるが、中盤にさしかかってもくねくねが続くほか、直角に曲がるところも増えてくる。左側に曲がる場合は問題ないが右側に曲がるときは、3年半ほどまえに発症したヘルニアの影響でうまく曲がりづらい。右に大きく曲がる場合は、ややスピードを大きめに落として曲がることになる。
 残りの距離も少なくなり、先ほど抜かれた選手には何とか付いていって最後には順位をひっくり返したかった。しかしながら砂沼大橋を過ぎる頃からジワジワと離されはじめ距離を詰められない。こちらも脚がかなり重くなって追い切ることが出来ずにそのままゴール。1レース目は16分29秒、年代別6位。表彰式をすぐに行うとかで会場に連れて行かれる。脚の具合もあまりよくないので、6.4kmコースの試走は中止。着替えて休憩とマッサージをすることとする。

レース(6.4km)
 2種目目は6.4km。4.2kmも半端な距離であるが、6.4kmも半端な距離だ。砂沼を半周とか1周とかするのでこうなってしまうのであるが、5kmとか10kmとかに慣れてしまうとこういう中途半端な距離のペース配分を考えなければならないので個人的には面白い距離設定だと思う。
 2種目目の6.4kmはこの大会での最長距離。そういうこともあってか、参加者が一番多い種目となっている。

 この種目のスタートは11時05分。4.2kmの時と同じように、スタート10分前くらいに招集場所に行くが先ほどと比べると人も多いし、最前列付近は既に占領されている。何とか前から3列目くらいには入れてもらったが、最前列のスタートは切れなさそう。最前列には、スタートしてキチンと走ってくれるだろうと思われるランナーもいたが、警察の外郭団体の連中がPR目的で前の方に並んでいる。こういう人たちが、スタート後にちんたら走って躓いたり後ろから押されて転んだりしてけがをすると、次の年に面倒なことになるので、そういう目的の人たちには、危険なので前に並ばないで欲しい。

 11時05分、ピストルの合図と共に2レース目が始まった。距離がやや長くなったせいか、スタート直後の選手のスピードは遅い(ように感じた)。序盤は2時間前に走った4.2kmコースと同じなので、先ほどよりややペースを落としながら走る。今回、見た感じでは私の前の方を走る同年代のランナーは一人であったが、1kmに行くまでに2人ほど、その後もポツリポツリと抜かれて中間で6番目くらいを走る。もちろん同年代以外の選手の方が多く、やはり30人くらいは前の方を走っていた感じだった。

こちらは親子の部のゴール前。親子の部は、手を繋いでゴールするのが条件だそうです。手前の女の子は先に来てしまって親を待っている状態。

見てたところ2分ほど待たされた感じで、振り向いたときには涙顔になっていましたお父さんもっと頑張れ!

後ろの方は子どもに引きづられるようにやってくる親が目立ちました。

もうすぐゴールですね。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’56” 3’56”
2km 8’05” 4’09”
 3km 11’49” 3’44”
4km 15’59” 4’10”
5km 19’48” 3’49”
6km 23’54” 4’06”
ゴール 25’47” 1’53”
 2km、3kmと過ぎ、先ほどの4.2kmコースとは違って砂沼をどんどん南下する。先ほど抜いて行った同年代の選手のペースが上がらないので、後方から徐々に詰めていく。明らかに距離が縮まりだしたが、さらに後方から一人の同年代のランナーが追いついてきた。自分も楽して走っているわけではないので、先頭を走らずに先に行かせながら様子をうかがう。5kmくらいまでこの調子で走っていたが、最初に脱落したのは2kmくらいで私を抜いていった選手だった。

 砂沼のちょうど南端付近には、一カ所だけ給水所がある。6.4kmコースのみ給水所であるが、給水を摂るほど喉の渇きもなかったのでそのままスルーする。この給水所を少し過ぎたあたりから、私も少しずつ遅れ出す。このくらいのペースであれば、何とか付いていってゴール前のスプリント勝負になれば勝てるはずであるが、どうも右脚の調子がよくない。今日は2レース、そして終盤なのでペースアップしたいところであるが、ここで肉離れをして長期離脱するわけにはいかないし、この年でヘルニアに続く致命的な故障は避けたい。
 無理に付いていくのをここで諦め、後方を確認しながらそのままゴール。やや不完全年少な感じであるが、今日はやむなし。2レース目は25分47秒。年代別ではまたまた6位という結果。

ゴール後は砂沼サンビーチ内に誘導され、チップの回収があります。

ここでは協賛企業のカルビーのポテトチップスなどカルビー社製の商品をいただきます。

完走証の交付。ここまで選手の一連の動線が出来ています。

ドリンクサービスコーナーでゴール後の補給を・・・。

その隣では豚汁サービスがありますが、慌てることはありません。余るほどたくさんありましたので・・・。

下妻市は梨の特産地のようで、会場では梨の切り身を配っていました。私も二つほどいただきましたが、甘みたっぷりで非常に美味しかったです。

こちらは2019年に開催する茨城国体のマスコットキャラクターの「いばラッキー」です。結構、人気がある感じでした。

警察の外郭団体も、バナナ、ミカン、ポケットティッシュ等をまとめた袋を配布してPRしていました。

ダジャレ。梨が特産ということでPRのようですね。

番外編
 もともと大会終了後には、砂沼サンビーチから歩いて10分ほどの「ビアスパークしもつま」で700円払って入浴する予定でしたが、大会の参加賞で無料券をいただいたので、何が何でも入ってくることにしました。なかなかいい感じの温泉ですし、大広間でくつろげるので、大会後にはうってつけの施設だと思います。参加料も安いし、交通費もあまりかからないので、来年も出場しようかと思います。

こちらが「ビアスパークしもつま」の入口。地ビール工場が隣接しているので「ビア」、温泉が湧き出ているので「スパ」、外には芝生の公園もあるので「パーク」。これを全部足してビアスパークになったのでしょうか。

イベントはいろいろあるようですね。

今回無料で入浴できた温泉。地下1,500mから天然温泉が湧き出ているそうです。私は露天風呂が好きなので、露天風呂に入れれば合格!

地ビール工場が隣接してあります。珍しいですね。

大広間で飲食が出来るので、自販機で地ビールとおつまみのセットを注文。地ビールはハズレが多いですが、ここの地ビールはまずまず。

ビアスパークしもつまから下妻駅までは、コミュニティバスを利用しました。

あらかじめ調べておいた14時05分の便に乗ります。

ビアスパークしもづまが始発でしたが、私以外に地元のおばあちゃんらしき人が2人乗っていました。途中では親子3人が乗ってきました。

再び下妻からは関東鉄道に乗車。

行きと同じく1両編成です。

車窓から筑波山(877m)が見えました。このあたりでは高い山がないので、実際の高さ以上に高く見えます。

本日の戦利品

本日は2種目出場。2種目とも6位でした。賞品はナシ。

こちらは参加賞のバッグ。ナップサックタイプですね。

こちらは参加賞のTシャツ。2種目エントリーしたので、異なるサイズでお願いしました。

左はゴール後いただいたカルビー商品。下妻市にカルビーの工場がある関係のようです。バナナ、ミカン、ポケットティッシュなどは警察の外郭団体の方が真ん中の袋に入れて配っていました。

季節的にちょうど寒くなってきたので、美味しく豚汁をいただきました。珍しいジャガイモ入りです。3杯いただいてしまいました。

ビアスパークしもつまの無料入浴券とサン・SUNさぬま珈琲カフェ50%OFF券です。ビアスパークしもつまへは元々入浴の予定でしたが、無料券をいただいたのはありがたかったです。

本日使用したナンバーカードと完走証。上は6.4km、下は4.2kmのものです。