第30回砂沼マラソン大会 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下妻市と浦安市 下妻市については、冒頭で概略を述べたのでここでは省略する。 今回下妻市はスポーツ交流で浦安市から何人かの選手を受け入れている。上位に入っている選手も多いので、選抜してきているのであろう。 その浦安市と下妻市の関係であるが、浦安市が災害時に、食料や生活必需品、復旧に必要な資機材などを提供することや、人員の派遣などを相互に行う災害時の相互応援の協定を県外自治体と締結していることにあり、その災害時の相互応援の協定の締結先の自治体の一つがこの下妻市である。浦安市が災害協定を締結した自治体は他に、茨城県北茨城市、愛知県弥富市、滋賀県犬上郡豊郷町、長野県茅野市、群馬県高崎市、新潟県新発田市、新潟県小千谷市、茨城県つくばみらい市があるが、一番最初に締結したのはこの下妻市である。 また、下妻市から見た災害時の相互応援の協定を結んでいる自治体は、茨城県内の全市町村と県外は浦安市のみである。若干温度差があるような気もするが、下妻市と浦安市の間にはこのような関係がある。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース(4.2km) 今回、JRで秋葉原へ、秋葉原でつくばエクスプレスへ、そして守谷から関東鉄道へ乗り換えるプランで移動することにしたのであるが、秋葉原での移動に手間取ったこと、秋葉原で関東鉄道との割引切符を買うのに時間がかかってしまったことなどにより、秋葉原で当初乗車予定の列車に乗れなくなってしまった。その関係で、下妻の駅に到着したのは、予定より約30分遅れ。元々タイトなスケジュールであったが会場到着がスタート1時間前となってしまい、完全にコースの下見・試走の時間がなくなってしまった。やむを得ず、最初と最後だけ走ってコースの試走を終える。 今回、9時に4.2km、11時05分に6.4kmと約2時間開いていることに目を付け2レースに出場する。4.2kmと6.4km。2つ合わせても僅かに10.6km。参加料も1種目2,000円なので2種目参加してもさほど財布は気にならない。 ウォーミングアップを終えて、8時50分頃に招集場所に行く。10分前であるが、比較的前の方は空いているので前に並ばせてもらう。5分ほど前になると係員数人がロープをバリケードのように持ちながら集まった選手をスタート場所の方に移動させる。大会によって選手の並ばせ方にはいろいろあるが、この大会はこういう方式をを採用している。スタート間隔が短い場合には、こういう方法が効果的ではないかと思う。
9時ちょうど、ピストルの合図で1種目目の4.2kmが始まる。距離が5kmにも満たないこともあり、スタート後の選手の勢いは最近のレースの中では一番あるような感じだ。スタート後約100mで斜め左へ、さらに10mほどで直角に左へ曲がる。先頭は先に説明したとおりであるが、私はといえば女子高生ランナーに混じってやや後方でペースが上がらず苦しんでいた。
くねくねしたコースを走りながら先を見ると、ざっと見た感じで30人くらいが先にいる。同年代の選手は確認できなかったが2人くらいは先に走っているかもしれない。1km地点に到達する前に2人ほどの同年代の選手に抜かれる。先週はハーフマラソン。スピードの切り替えがうまく出来ていないことに加え、最近右脚のハムストリングスや膝裏に違和感があり、途中で大きな痛みにならないか気にしながら走る。最初は2人ほどの女子高生ランナーと同走していたが、一人には先に行かれ、もう一人はしばらくして後方においていくような感じとなる。
3km地点を過ぎると後方から同年代のランナーに抜かれる。これで年代別の順位は6〜7位くらいだろうか。今日も相変わらず苦しい展開で走ることになる。砂沼を時計回りに走るコースであるが、中盤にさしかかってもくねくねが続くほか、直角に曲がるところも増えてくる。左側に曲がる場合は問題ないが右側に曲がるときは、3年半ほどまえに発症したヘルニアの影響でうまく曲がりづらい。右に大きく曲がる場合は、ややスピードを大きめに落として曲がることになる。 残りの距離も少なくなり、先ほど抜かれた選手には何とか付いていって最後には順位をひっくり返したかった。しかしながら砂沼大橋を過ぎる頃からジワジワと離されはじめ距離を詰められない。こちらも脚がかなり重くなって追い切ることが出来ずにそのままゴール。1レース目は16分29秒、年代別6位。表彰式をすぐに行うとかで会場に連れて行かれる。脚の具合もあまりよくないので、6.4kmコースの試走は中止。着替えて休憩とマッサージをすることとする。 レース(6.4km) 2種目目は6.4km。4.2kmも半端な距離であるが、6.4kmも半端な距離だ。砂沼を半周とか1周とかするのでこうなってしまうのであるが、5kmとか10kmとかに慣れてしまうとこういう中途半端な距離のペース配分を考えなければならないので個人的には面白い距離設定だと思う。 2種目目の6.4kmはこの大会での最長距離。そういうこともあってか、参加者が一番多い種目となっている。 この種目のスタートは11時05分。4.2kmの時と同じように、スタート10分前くらいに招集場所に行くが先ほどと比べると人も多いし、最前列付近は既に占領されている。何とか前から3列目くらいには入れてもらったが、最前列のスタートは切れなさそう。最前列には、スタートしてキチンと走ってくれるだろうと思われるランナーもいたが、警察の外郭団体の連中がPR目的で前の方に並んでいる。こういう人たちが、スタート後にちんたら走って躓いたり後ろから押されて転んだりしてけがをすると、次の年に面倒なことになるので、そういう目的の人たちには、危険なので前に並ばないで欲しい。 11時05分、ピストルの合図と共に2レース目が始まった。距離がやや長くなったせいか、スタート直後の選手のスピードは遅い(ように感じた)。序盤は2時間前に走った4.2kmコースと同じなので、先ほどよりややペースを落としながら走る。今回、見た感じでは私の前の方を走る同年代のランナーは一人であったが、1kmに行くまでに2人ほど、その後もポツリポツリと抜かれて中間で6番目くらいを走る。もちろん同年代以外の選手の方が多く、やはり30人くらいは前の方を走っていた感じだった。
砂沼のちょうど南端付近には、一カ所だけ給水所がある。6.4kmコースのみ給水所であるが、給水を摂るほど喉の渇きもなかったのでそのままスルーする。この給水所を少し過ぎたあたりから、私も少しずつ遅れ出す。このくらいのペースであれば、何とか付いていってゴール前のスプリント勝負になれば勝てるはずであるが、どうも右脚の調子がよくない。今日は2レース、そして終盤なのでペースアップしたいところであるが、ここで肉離れをして長期離脱するわけにはいかないし、この年でヘルニアに続く致命的な故障は避けたい。 無理に付いていくのをここで諦め、後方を確認しながらそのままゴール。やや不完全年少な感じであるが、今日はやむなし。2レース目は25分47秒。年代別ではまたまた6位という結果。
番外編 もともと大会終了後には、砂沼サンビーチから歩いて10分ほどの「ビアスパークしもつま」で700円払って入浴する予定でしたが、大会の参加賞で無料券をいただいたので、何が何でも入ってくることにしました。なかなかいい感じの温泉ですし、大広間でくつろげるので、大会後にはうってつけの施設だと思います。参加料も安いし、交通費もあまりかからないので、来年も出場しようかと思います。
本日の戦利品
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