第10回川崎イルミネーションマラソン 参戦記

 昨年に引き続き3回目の出場です。
 この日は5月としては非常に気温の高い日で、神奈川県内でも最高気温が32℃を超えるほどの日でした。16時スタートの20km部門では熱中症らしき人が1人発生したほか、走らず歩いている人も数人見かけ、例年になく厳しい気象コンディションであったかと思います。

 私の方ですが、18時15分スタート。20km部門と比べて陽はかなり傾き、また風も幾分か吹いてきたこともあり、とても走られないと感じるほどの気象コンディションにはなりませんでした。

 18時15分は、5km部門と2.5km部門の同時スタート。1周2.5kmのコースをそれぞれ2周、1周。2.5kmコースの選手は走るペースが全く違うので、勢いよく走っていきます。私の方はといえば、走り出す前から体が重くスタートしてしばらくして息が上がってしまう感じ。1kmを過ぎる頃から集団から後れだし、単独走で走ることが多かったです。

 タイム的には芳しくはありませんでしたが、夕暮れの幻想的な時間に走るというのはなかなか企画的には面白いかと思います。今年も晴れて太陽が地平線に消えるのを見ながら走れて1年ぶりに川崎にやってきたと実感した次第であります。
 

●大会名 第10回川崎イルミネーションマラソン
●開催日 令和元年5月25日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
川崎市東扇島東公園発着(地図)(神奈川県川崎市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、25℃くらい
●参加賞 リ・ソビームちっぷ、Tシャツ(選べる参加賞から選択)
●結 果 21分14秒(5km 総合 第17位、男子55〜64歳男子 第1位)
●表彰 メダル
●過去の戦績
第9回 H30.5.26 5km 20分35秒 年代別第1位 (56歳)
第7回   H28.5.28    5km   18分46秒   年代別第2位   (54歳)
●交通手段等
【5月26日(土)】
徒歩 マンション 14:12 本八幡駅 14:22
地下鉄 本八幡 14:30 小川町 15:03 都営新宿線
地下鉄 淡路町 15:05 東京 15:08 東京メトロ丸の内線
JR 東京 15:18 川崎 15:35 東海道本線
徒歩 川崎駅 15:35 バス乗り場 15:49
貸切バス バス乗り場 15:59 会場 16:19
【第10回川崎イルミネーションマラソン 5km 18:15スタート】
貸切バス 会場 19:26 バス降車場 19:53
徒歩 バス降車場 19:53 川崎駅 20:04
JR 川崎 20:10 東京 20:28 東海道本線
地下鉄 東京 20:37 淡路町 20:39 東京メトロ丸の内線
地下鉄 小川町 20:43 本八幡 21:12 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 21:12 マンション 21:22
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
地下鉄 0円 (本八幡〜東京/定期券)
JR 604円 (東京〜川崎/往復)
貸切バス 600円 (川崎駅〜会場/往復)
合 計 4,204円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km総合は6位まで、男子55〜74歳は3位まで (★は加藤が参加した部門)。
 【20km−16時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 65人 林 広志 千葉県 1゜19’03”
男子34歳以下 19人 安藤 皓樹 千葉県 1゜31’58”
男子35〜44歳 14人 林 広志 千葉県 1゜19’03”
男子45〜54歳 22人 多田 和則 神奈川県 1゜24’52”
男子55〜74歳 10人 矢口 哲三 神奈川県 1゜36’56”
女子総合 29人 中村 美紀 三重県 1゜39’23”
女子34歳以下 8人 横山 彩乃 東京都 2゜08’49”
女子35〜44歳 11人 島根 明希子 東京都 2゜02’27”
女子45〜64歳 10人 中村 美紀 三重県 1゜39’23”
駅伝 27組 こんまき 千葉県 1゜12’38”
【10km−19時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 159人 小櫃 裕太 埼玉県 34’33”
男子34歳以下 48人 小櫃 裕太 埼玉県 34’33”
男子35〜44歳 39人 柳澤 宏幸 大阪府 38’43”
男子45〜54歳 39人 白井 正和 神奈川県 37’23”
男子55〜84歳 33人 土屋 嘉之 栃木県 44’52”
女子総合 50人 浅岡 友子 東京都 43’43”
女子34歳以下 13人 矢野 結香 東京都 53’17”
女子35〜44歳 15人 朽方 さゆり 神奈川県 47’42”
女子45〜64歳 22人 浅岡 友子 東京都 43’43”
ペア 19組 作戦幹 神奈川県 51’24”
駅伝 15組 Aチーム 神奈川県 38’14”
【5km−18時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
★男子総合 52人 鳥居 邦彦 神奈川県 16’45”
萩原 裕磨 神奈川県 17’09”
秋元 洋希 東京都 17’32”
福井 準 東京都 17’40”
片岡 宏倫 千葉県 17’53”
前田 哲哉 神奈川県 18’23”
17 加藤 一郎 千葉県 21’14”
男子34歳以下 12人 鳥居 邦彦 神奈川県 16’45”
男子35〜44歳 9人 林 広志 千葉県 18’52”
男子45〜54歳 18人 上田 宏則 神奈川県 18’41”
★男子55〜74歳 13人 加藤 一郎 千葉県 21’24”
梅野 貢一 東京都 22’25”
佐生 和彦 東京都 24’02”
女子総合 30人 藤田 理恵 東京都 24’27”
女子34歳以下 8人 村田 琴音 神奈川県 27’47”
女子35〜44歳 6人 増田 実希 神奈川県 30’39”
女子45〜64歳 16人 藤田 理恵 東京都 24’27”
ペア 23組 チーム上條 東京都 18’53”
【2.5km−18時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子総合 7人 滝口 直之 神奈川県 8’36”
女子総合 8人 近藤 菜々 愛知県 8’53”
ペア 7組 筋肉マッチョ   11’02”
【1.5km−15時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
ファミリー 15組 じじしゅん 東京都 7’56”
【1mile−15時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
ドッグランラン 1組 ニコ太郎 神奈川県 11’23”
総合計 − 人  

川崎市
 昨年の繰り返しになるが、川崎市は20ある政令指定都市の中で面積が最も小さい。人口は47都道府県中、25位の沖縄県(144万人)を上回る152万6600人。2015年4月に京都市(147万人)を抜き全国第7位となった。
 神奈川県内で横浜市に次いで2番目に人口が多く、都道府県庁所在地以外の市では最大かつ唯一100万人を超えている。財政状況は良く、財政力指数は1.00(平成27年度)で政令指定都市では最も財政に余裕があるとい街。ここまでは昨年と同じ内容。
 ただし今月、ついに神戸市(152万4700人)も抜いて全国第6位の市となった。残るは、横浜市374万人、大阪市272万人、名古屋市232万人、札幌市195万人、福岡市158万人の5市となった。今の勢いで行くと、何年後かには福岡市も川崎市に食われるかもしれない。

この日は東京駅からJRで川崎へ。

川崎では下車する人が目立ちました。
 川崎市といえば、武蔵小杉のタワマン群が有名。ここが川崎市の人口増の一番大きな要因かもしれないが、若い人たちが住みやすいという施策をどれだけ提供出来るかで、人口の増減が決まっていくようだ。他にも、自然、治安(5月28日に川崎市内で通り魔的な事件があったが、治安のいい川崎市内では極めて珍しい事件かもしれない)、アクセス、待機児童などのキーワードが川崎市からは見え隠れする。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース

 この日のスタート時間は18時15分。昨年が18時30分、3年前が17時30分だったので、少しずつスタート時間を変えている。16時スタートの20km部門のランナーとの交錯の回避の他、運行する帰りのシャトルバスの混雑の回避を狙ってスタート時間を調整しているようだ。東扇島公園には、自家用車か公共交通機関(バス)のいずれかしかアクセスの方法がない。大都市の中で走る場所と交通のアクセス良さの両方を満たすとなると、走る場所は限られている。まあ、東京マラソンのように大規模な交通規制を行うともなれば話は別であるが・・・。

この日の川崎駅前のシャトルバス乗り場ですが、昨年までの川崎駅前の川崎モアーズ前から南西に700mほどのところに移動です。川崎駅から少々歩くことになりました。

今年は参加通知のはがきに「靴のヒカリ」と書いてあったので、何か看板がないかキョロキョロしながら歩いていったところ「靴 ヒカリ」という文字を見つけました。

確かに靴のヒカリ前の歩道には、会場に向かうランナーらしき人たちが何人か並んでいました。この日は暑かったので、みなさん日陰にいます。

しばらくすると観光バスがやってきました。昨年までの路線バス仕様の車両とは大違いです。

16時調度の便です(1分ほどまえに出発しましたが・・・)。ただし、この時間帯は、早めに会場に向かう人のためバスの車内はかなりゆったりしています。

20分ほどで東扇島東公園前に到着。まだ明るい時間帯ですね。

1年ぶりにやってきました。

16時スタートの20km部門の選手らがちょうど走っています。まだまだ暑い時間帯で苦しそうな感じです。

お馴染みドーム状のテントとスタート兼ゴール兼周回チェックのエア・アーチが見えてきました。

お馴染みの受付。

更衣用のテントも、いつものように設けていただきました。

今回で3回目の出場のこの大会ですが、今回も雨天にならず晴れました。

天気がよかったので、芝生に陣取っているランナーが多かったですね。仮に雨天となると避難するところが限られているのが、この会場の難点。

各種目ともスタート15分前に説明会が開催されます。

19時ちょうどスタートの10km部門。この日の日没は18時40分過ぎなので、日没後のスタートになります。

 18時15分、カウントダウンとともにスタート。体が重いこともあるが、ここ数年はスタートダッシュが全くできていない。というか、スタートから水を開けられてしまう。あっという間に、自分の前には20人ほどの選手が視界に飛び込んでくる。
 今回のコースは昨年とは微妙に違うコースだった。ところが大会当日、プログラムのコースから、急遽レイアウトが変わったのであった。20kmコースは1周3.3kmの6周回を、1周2.5kmの8周回にしたのは、給水回数を増やすためのものだというのはわかるが、2.5kmコースは2.5kmコース。プログラムから当日変更にした理由はよくわからない。ただ一ついえるのは、公園内を使っていることもあり、折り返しの回数がやたらと多いことだ。今回、折り返しの回数が、Uターン・鋭角を合わせると、2.5kmの間に7回もある。テクニカルなコースは好きな方ではあるが、フルマラソンのように走る時間が長くなってくると向きを変えるというのは相当負担になってくる。この日も体調がイマイチだったこともあり、結構、この向きを変えるのは非常に負担になった。

暑い日でしたが20km部門は、明るいうちに始まり明るいうちに終了。

20km部門には駅伝でエントリーしているチームも多く、他の部門に比べると応援が多かったですね。

周回チェックのエアアーチの少し先が、駅伝のタスキ渡しのゾーンとなっています。

こちらは私の参加した5km部門。ほぼ日没の時間になってきたので、まわりが暗くなってきました。

ほぼ日没の時間です。少し前、ちょうど真っ赤な太陽が沈むところでした。サンセットマラソンという感じですかね。

後方の製油所にあるフレアスタックも暗くなってきたこともあり、炎が見えるようになってきました。今日は割と激しく燃焼させているみたいな感じです。

給水所は、この2.5kmn周回コースではこの1カ所のみ。16時スタートの20km部門から19時スタートの10km部門まで、ずっと給水作業ありがとうございました。

コース上には、警備会社から派遣されてきた方がコース上の整理をしていました。長時間の整理ご苦労様でした。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’20” 4’20”
2km 8’36” 4’16”
3km 押し忘れ
4km 17’24” 7’48”
ゴール 21’14” 3’50”
 最初の1kmの通過が4分20秒。いくら体調が悪いといえどもさすがに4分20秒は遅い。2.5kmコースは、500mごとにカラーコーンで距離が表示されているが、距離の正確さでいうとどうも怪しいようだ。この主催の主催する大会には、何度も出場しているので、公認コースと銘打っているわけではないので、そのあたりは愛嬌として構えた方が良さそうだ。

 この1km地点付近は、この公園の海沿いのデッキを走るが散歩をするならば非常に気持ちのいいところである。対岸の工場群の夜景を見るにはやや早いが、もう少し遅くなれば灯りが点灯し、まさにイルミネーションマラソンとなる。
 ただし景色の良さとは裏腹に、この日の最初の1kmは非常にきつかった。もしかしたらウォーミングアップが少々不足していたかもしれない。

すっかり暗くなってフレアスタックの炎がはっきりと見えるようになりました。

少し左側に目をやると工場群の設備に照明が入り、ようやくこの大会のテーマのイルミネーションが見るようになりました。実際に走っていると、なかなか目には入ってきませんけどね。

 2km地点の通過が8分36秒。この1kmが4分16秒で、最初の1kmと比べてペースが落ちているはずなのに1km〜2kmの区間タイムが上がっていることを考えると、距離表示が適当なのはどうやら当たっているようだ。2km過ぎのこのコース唯一の給水所でコップ1杯の飲み物をいただく。5km程度では通常給水をすることはほとんどないが、この日は念のため給水をした。

 1周目が10分22秒。2km〜2.5kmが1分46秒。1kmに換算すると3分32秒。距離表示が適当なのは分かったが、今回はちょっといい加減過ぎるのではないか。

 2周目はほぼ単独走で走っていたが、残りの1kmくらいで後方から若い選手に抜かれる。残りの距離も少ないので、付いていきたいところであるが、如何せん今日はあまりにも体が重い。ペースを上げていくものの、この選手には追いつかずゴール。距離表示の正確さはともかくとして、昨年の20分35秒から39秒も遅い結果となった。さすがに一週間程度では、レベルアップなど大して出来るわけも無く、期待通り?の惨憺たる結果だった。
夕暮れになって、5km部門の選手が続々と帰ってきます。
だんだん幻想的な感じになってきました。

ゴール後は記録証の交付をしててもらいます。

そして選べる参加賞のところで、参加賞をチョイスします。

Tシャツを選ぶ人が多いのでしょうか?Tシャツが目立ちます。今回はカミさんへのお土産に黄色のTシャツ(Mサイズ)をいただきました。

そのほかタオルやボトルもあります。

こちらは安全ピン代わりのものとブランケットのようです。

上位がゴール後、比較的早く表彰式を行われました。写真は20kmコースの駅伝部門です。

午後7時過ぎの帰りのシャトルバスを待つ人々。30分に1本です。近くに「東扇島東公園前」というバス停があり、18時、19時でも川崎駅前行きが1時間あたり5本あります(所要時間38分)。路線バスの料金は210円(ICでは206円)なので、近くのバス停から川崎駅までの路線バスに乗ってもいいかもしれません。

バスがやってきました。7時26分発の便は、補助席を全て使用して、ちょうど乗れたくらいです。積み残しがなくてセーフでした。

本日の戦利品

ゴール後、選べる参加賞で選んだのはTシャツ。ピンクと黄色がありましたが、今回は黄色を選択。サイズはMサイズにしました。カミさんへのお土産の一つにしようかと思います。右は年代別第1位のメダル。

本日使用したナンバーカード(左上)、記録証(左下)と試供品ですが”リ・ソビームちっぷ”(右)。リ・ソビームちっぷは、これまでも何回かいただいているので、近いうちにまとめて一度使ってみようと思います。