第9回多摩川季節のめぐみマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
二子新地 「確か5年前に参加したはずでは・・・」と、最近はいろんなことの記憶が少しずつ悪くなっているような気もしているが、そうはいっても印象に残っている大会のことくらいは覚えている。単身赴任で5年半ほど前にやってきてからレースで走った最長距離が30km。それが5年前のこの大会である。このときは、会場近くまで路線バスでやってきて、そこから徒歩でやってきた記憶がある。 しかしながら今回は「二子新地」という駅が最寄りでそこから徒歩圏内という。「はて、同じ大会のはずなのに、どうしてアクセスの仕方が変わったのであろうか?」と思っていたが、よくよく調べてみると5年前も多摩川の河川敷の空き地をメイン会場としているものの、今回よりも少し下流の方の空き地をメイン会場にしている。今回は、前回参加したときよりも多摩川の上流側の空き地がメイン会場。どおりでアクセスの仕方が変わっているわけだ。 結論からいえば、鉄道駅からの徒歩の方がいいと思う。関東に限ったことかもしれないが、やはり運行する本数は鉄道の方がバスよりも多い場合が多い。また、バスは1回で運べる人数も制限があるので、会場に向うランナーで路線バスが満員というのも珍しくはない。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース この日は午前9時過ぎに会場入り。5年ぶりに参加となるが、会場もコースも変わっているので、早めに行って試走を行うためである。9時25分の未就学児の400mを皮切りに、9時35分に3km(小学生以下)、9時40分にハーフマラソン、9時50分にフルマラソン、10時50分に30km部門のスタートがあり、私の出場する10kmは一番最後の12時スタート。少々待ちくたびれた感はあるが、3時間前に会場に入ると余裕があっていい。 スタート場所では、40分未満、40〜50分、50〜60分、60分以上と分かれている。全体で100人程度の感じであるが、40分未満のところに並ぶ人が少ない。本来であれば、そのあたりに並びたいところであるが、現状の分相応とすれば40〜50分が妥当。そこに並んだとしてもスタート時のタイムロスはほとんど無い状態。
12時ちょうどにピストルの音でスタートをする。最近の大会では、競技用紙雷管を使用したピストルを使うことが少なくなったが、この大会では昔ながらというかオーソドックスな方法でスタートを実施している。 今回は、スタート直後から時計回りにコースはカーブしている。180度向きを変えるためではあるが、スタート直後からコースがカーブしている大会は珍しい。河川敷道路の脇の「諏訪いこい広場」を利用したメイン会場内を200mほど走ってから河川敷道路に出る。この時点で私の前を走るランナーはざっと10人。付いていくだけの走力はないので放っておくが、ちょうどペースの合いそうなランナーが一人いたのでしばらく付いていくことにする。500mほどで「やや速いかな」と感じたので、このあたりで無理せず離れることにする。結果的にはこれで良かった。最初の1kmが4分14秒。先ほどまで付いていた選手は、おそらく4分一桁くらいのペースではないだろうか。本来ならこのくらいのペースで余裕で付いていかなければならない。
1kmを少し過ぎたところから未舗装路に入る。雨降りの時や、雨上がりであればコンディションが悪くなりそうな走路であるが、この日は水たまりも全くなく、また脚に優しい感じで走るには気持ちのいい路面であった。 2kmを過ぎてしばらくすると、反対側から10km部門のランナーとすれ違い出す。最初の折り返し(約2.6km)が徐々に近づいている証拠。人数を一人ずつ数えたところ、11番目で最初の折り返しをUターンする。ただし、折り返し後に立て続けに2人のランナーにに抜かれる。これで13番目に後退する。 2人のランナーの名前がわからないので、それぞれ「Aさん」と「Bさん」とすると、Aさんとは差が広がる一方、Bさんには何とかついていくことが出来るペース。ちょうどいい感じのペースメーカが出来たことになる。4km過ぎの給水は、第三京浜道路の多摩川橋のちょうど下にある。さすがに気温が上がってきたので少々暑くなってきたので、ここで一杯給水させてもらう。このコースは直線部分が長いので、遠くからもスタート場所のエア・アーチがよく見える。
一周目(5km)は、21分59秒。もう少し遅いペースになるかと思っていたが、予想より速いペース。後半の5kmも22分台でまとめれば、44分台が見えてくる感じだ。2周目に入っても少し前にBさんがいるのでちょうどいいペースメーカーになっている。7km過ぎで今回2回目の給水をとる。さすがに12時を過ぎているのでかなり暑くなってきた。2度目の折り返しが見えてきた頃、うち路から新たなランナーに抜かれる。名前がっわからないので「Cさん」としておこう。約7.6km地点の2回目の折り返しを14番目でターンする。Cさんは勢いがある感じで、Bさんをも抜き去っていく。Bさんも負けじと競り合っている。が、徐々にBさんはCさんから離されていくのが後方から見てわかる。わたしはこのペースには付いていけず、自分のペースを守ることにする。 第三京浜道路の多摩川橋の下の給水所で、この日3回目の給水をとる。ゴールまで1kmを切っているが念のためである。最後はBさんにもかなり離されてしまったが、44分38秒でゴール。当初の控えめな目標の45〜46分台は何とかクリアした。最近の5kmのタイムからすると10kmのタイムも5kmのペースとあまり変わらない。か、むしろペースを守って走った10kmの方がいいような感じでもある。ペース配分など、まだ課題はいろいろ残ってはいるものの、今日はとりあえず目標タイムはクリアできたので、まあ、ヨシとしておこうかと思った次第。
本日の戦利品
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