第1回神奈川あおぞらマラソン 参戦記

 今回は、神奈川県藤沢市への遠征です。

 今回の大会は第1回大会。場所は神奈川県立スポーツセンターというところで、小田急・善行駅から徒歩5分ほどの利便性のよいところですが、残念ながらコースは県立スポーツセンター内のメイン陸上競技場と補助陸上競技場をつなぐ形の1周1.4kmのコースです。交通規制が不要な閉鎖的なコースですが、残念ながら景色の変化が乏しく、面白みとしてはかなり欠けるものでした。そのせいでしょうか、この主催者の実施する同じ神奈川県内の「赤レンガ倉庫」や「海の公園」で行われる大会と比べると参加者がかなり少なかったという印象(実際もそうだった)でした。

 特に私の参加した9.8km(1.4kmコースを7周)は、スタート時間が14時過ぎと全ての種目の中で一番遅く、また参加者もわずかに18人ということもあり、かなり閑散とした中で行われました。またスタートも、バラバラッとスタートしていくので、まさにタイムトライアルと雰囲気で、自分でペースを作って走る練習と思いペース維持を第一に走りました。

 なお、昨日、練習中に左足の踵を痛めてしまい、今日の参加を少し躊躇しましたが、走り出して痛みが増すのであれば、途中で止めようと思い参加することにしました。走ってみると、そこそこ痛みも増さずに走れたので、そのまま7周回走りきってしまいましたが、ゴール後は急激に痛みが増して、歩行にも支障が出るようになってしまいました。会場から善行駅までの道のりも辛かったなぁ・・・。

 しばらく大会参加が続きますが、来週以降は、痛めた箇所の回復を見ながら出場・欠場を決めていきたいと思います。

●大会名 第1回神奈川あおぞらマラソン
●開催日 令和4年1月23日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
神奈川県立スポーツセンター(地図)(神奈川県藤沢市) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、8℃くらい
●参加賞 タオル
●結 果 43分13秒(9.8km 総合 第3位、男子50〜59歳 第1位)
●表彰 賞状2枚、1年以内の大会出走権
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【1月23日(日)】
徒歩 マンション 8:50 本八幡駅 8:57
地下鉄 本八幡 9:03 九段下 9:37 都営新宿線
地下鉄・東急 九段下 9:48 中央林間 10:39 メトロ半蔵門線
小田急 中央林間 10:49 善行 11:12 江ノ島線
【善行駅前で昼食】
  徒歩 善行駅前 11:52 会場 11:57
【第1回神奈川あおぞらマラソン 9.8km 14:00〜15:00スタート】
徒歩 会場 15:06 善行駅 15:12
小田急 善行 15:16 大和 15:31 江ノ島線
大和 15:33 新宿 16:17 江ノ島線
地下鉄 新宿 16:40 本八幡 17:09 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 17:09 マンション 17:19
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,600円  
地下鉄・東急 712円 (本八幡〜中央林間)
小田急 251円 (中央林間〜善行)
597円 (善行〜新宿)
地下鉄 377円 (新宿〜本八幡)
合 計 5,537円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。9.8km 男子総合及び男子50〜59歳は3位まで (★は加藤が参加した部門
【42km−9時00分〜11時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 6人 飴本 義一 3゚25’44”
男子40〜49歳 不明 江草 高広 3゚46’35”
男子50〜59歳 不明 飴本 義一 3゚25’44”
男子60〜69歳 不明 藤原 雄一郎 4゚04’12”
女子総合 0人 該当なし
リレー 20組 SUCCESS 2゚12’24”
リレー一般 不明 I☆YAMATO 3゚09’20”
リレー職場 不明 CLUB CFP 2゚57’01”
リレーファミリー 不明 チームTKNT 4゚24’03”
【21km−12時00分〜13時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 14人 菅野 真也 1゚14’46”
男子39歳以下 不明 菅野 真也 1゚14’46”
男子40〜49歳 不明 小杉 智康 1゚47’19”
男子50〜59歳 不明 山本 敦 1゚27’31”
男子60〜69歳 不明 久野 篤 1゚48’49”
女子総合 1人 該当なし
リレー総合 12組 有馬ブランチライン 1゚19’19”
リレー一般 不明 ランベントA 1゚27’31”
リレー職場 不明 チーム小山 1゚31’34”
リレーファミリー 不明 ハッピーバースディ 1゚27’49”
【9.8km−14時00分〜15時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子総合 12人 内藤 誉 35’11”
二之宮 和博 36’00”
加藤 一郎 43’13”
男子39歳以下 不明 内藤 誉 35’11”
男子40〜49歳 不明 山加 茂樹 56’14”
★男子50〜59歳 不明 加藤 一郎 43’13”
大井 薫 48’15”
南谷 鉄二 52’55”
女子総合 6人 松田 陽子 43’54”
女子39歳以下 不明 佐竹 琉翔 48’31”
女子40〜49歳 不明 松田 陽子 43’54”
女子50〜59歳 不明 大橋 さら 52’20”
女子60〜69歳 不明 吉田 なおみ 57’30”
【1.4km−11時00分〜12時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
親子ラン(未就学児) 35組 加藤 正和・和季 6’43”
親子ラン(小学生) 36組 片桐 直樹・碧 5’18”
総合計 − 人  

中日ドラゴンズ・高橋周平の故郷「善行」
 藤沢市といえば、わが中日ドラゴンズのレジェンド・山本昌が、日大藤沢高校の出身ということは有名。元ヤクルトスワローズの投手・館山も日大藤沢の出身ですね。日大藤沢高校は、今回の会場である藤沢市の善行からさほど遠いところにあるわけではないが、今回の副次的な目的は、小田急・善行駅前にある「居酒屋・いちろう」に行くことだった。

 私と同じ名前だからこの店に行ってみようということではなく、中日ドラゴンズの現役選手・高橋周平が度々訪れる店屋であるらしいということ。昨年、名古屋のローカルの「サンデードラゴンズ(CBCテレビ 毎日曜日 午後0:54〜」で、選手の故郷を訪れるという企画で、小田急・善行駅前のこの「いちろう」が取材されていた。店内には、高橋周平が訪れた写真などが飾ってある・・・という放送だった。
本八幡からは九段下、中央林間で乗換。約2時間かけて到着。善行と書いて「ぜんぎょう」と読みます。隣の「六合日大前」が、日大藤沢高校の最寄駅のようです。
大会会場は、駅の西口の方ですが。最初の目的地の「居酒屋・いちろう」は東口。駅前はとても静かな感じでした。

こちらがその「いちろう」のお店。海鮮居酒屋というので、生きのいい海産物が仕入れられるようですね。

残念!

東口には開いているお店がなかったので、西口に廻って横浜家系ラーメンのお店で昼食にしました。

こってりですね。720円。午前中の種目を終えたランナーやその家族が来店していました。

 ただしこのお店は居酒屋。平日はランチの営業はしているが、日曜日のお昼は食べログ情報では開いていない模様。それでも「とりあえず行ってみるか」。運頼みで行ってみたところ不安は的中。やはりお店はお休みだった。
 ただし、元々休みだったのか、それともまん延防止等措置が出たからお休みとなったのかは定かではないが、とにかく開いていなかったことには変わりなかった。なかなかピンポイントで、こういうところに出かけることはこれからもないだろうから、店屋がお休みだったのは少々残念だった。

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。

レース
 さてこの日のレースは14時から。コースの試走(といっても1.4kmの周回なので、歩いてもすぐ終わる)もしたいので、いつものように早めに会場入り。ただし、この主催者の受付は遅く、スタート時間の30分前なので、ナンバーカードの支給までは少々待たされることになる。

主催者の案内の地図を見ながら会場に向います。歩行者はこの階段を登っていきます。

階段を登ったところで、左側が補助陸上競技場、右側には藤沢翔陵高校の校舎が見えてきました。

ようやくメイン会場の、陸上競技場が現れます。右側は藤沢翔陵高校のグランド。

やや変わった作りの競技場です。

受付場所の案内はわかりやすいです。

スロープを下ったところで、検温と健康チェックシートの確認をするようです。

こちらがその場所。検温をしたところ、私は36.4℃でした。

そしてこちらは受付。スタート時間の30分前まで受付をしないというのは少々遅いですね。

 この大会も種目としては個人種目よりも、リレーの方が賑わっている。9時からスタートのフルマラソン(個人、リレー)、12時からのハーフマラソン(個人、リレー)の選手も、9.8km(1.4km×7周)のスタートする14時までにはほぼ全員ゴールしていた。トータルで400人にも満たない状況で、なぜこれほどに分散させるのか。新しいスタイルの大会といっても、ここまで時間を分ける必要性もないような感じだった。

 14時少し前にスタート地点付近に行くものも、一斉スタートではないので選手らしき人は三々五々どころか、パラパラとしか集まってこない。私も少し様子見をしながら、5〜6番目にスタートをしていく。タイムはスタート地点を通過してからの計測となるので、今回の9.8km部門は14時〜15時の間にスタートすればよいことになる。
 私よりも早めにスタートしていった選手は、女性の選手が多かったが、私よりも年配の男性の選手もいた。ほぼ1kmくらいの間に先にスタートしていった選手を追い抜いたものの、1周目が終わる少し前に後方から男子の2人の選手にも抜かれる。現在の私のレベルは、10kmで43分程度。後方から追い抜いていった選手のスピードからすると10kmで35分程度であろうか。おそらく1周で1分ほどの違いがあるので、7周するうちにもう一度抜かれるかもしれないと感じる。

レーンは水色の全天候型の競技場です。最近は珍しくなりましたが、水色というのは爽やかでいいですね。

競技場のスタンドは屋根も小さく、収容人数も少なめ。補助陸上競技場もあるので、こう見えても第二種公認の陸上競技場です。

 最初の1周目が5分54秒。6分/周で7周すれば42分。9.8kmなので今日は6分/周なら現在の実力のペースであろう。しかしながら、1周の間に急な減速を迫られるところが数カ所あり、ペースの上げ下げが思いのほか多い。2周目は6分13秒、3周目は6分17秒とペースがどんどん落ちていく。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1周目 1.4km 5’54” 5’54”
2周目 2.8km 12’07” 6’13”
3周目 4.2km 18’24” 6’17”
4周目 5.6km 24’38” 6’14”
5周目 7.0km 30’51” 6’13”
6周目 8.4km 37’03” 6’12”
ゴール  9.8km 43’13” 6’10”
 今日は最初から単独走となっていたが、周回を繰り返していくうちに、150mほど後方を走る女性の選手が、似たようなペースであることに気がついた。見た目は速そうに見えなかったが、女性としてはまずまず速いではないか。
 周回コースの中で1箇所折り返し地点があるので、そこでこの女性との距離を少しずつ距離を開けていくことを目標にペースアップすることにした。こういう目標設定をすることは珍しい。

 この目標設定が功を奏したのか、4周目からは少しずつペースが上がっていった。6周目の終盤には、1周目に抜かれた男子の2人の選手に再び抜かれることになったが、最終周もわずかにペースアップしてゴール。目標の42分からは1分以上遅れたが、現時点ではまずまずではなかったか。

競技場のスタンドから西側を臨んだところ。写真ではわかりにくいですが、箱根方面の山々が見えます。神奈川県でも藤沢市まで来ると、高層の建築物はほとんど見当たりません。中央付近に見えるのは補助競技場。

 しかしながら、昨日の練習中に痛めた左足の踵がレース後は再び痛み出し、帰る頃には歩行困難とまでは行かないもの、かなり歩くのが辛い状態になってしまった。現在、原因調査と治療をしているところであるが、回復が遅れる場合は、次回大会は欠場となるかもしれない。

今回は、主催者の依頼した撮影業者の方から無料でダウンロード。さっそく使わせていただきました。

こちらはゴール後すぐの写真。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左)と参加賞のタオル(右)。この大会(この主催者)の難点の一つとして、参加料の割に参加賞がショボいことがある。200円程度の安タオルなので、参加賞なしでいいので参加料を下げて欲しいと思うのは私だけだろうか。

この主催者の記録証はネットからダウンロード。クリックすると拡大します。

賞状もネットからダウンロード。こちらは総合の表彰。クリックすると拡大します。

こちらは年代別の表彰。クリックすると拡大します。

後日大会事務局から郵送で手紙が送られてきました。クリックすると拡大します。

事務局が主催する1年以内の大会に無料参加できるとのことです。無料がありがたいです。クリックすると拡大します。