ランニングフェスタin国営昭和記念公園2022 参戦記

 昨年9月18日に開催予定であった「立川コスモスマラソン2021」が中止となり、主催者から振替え希望があったのでこの大会を希望しました。中止から約4ヶ月後になりますね。

 また、ちょうど一週間前の土曜日(1月22日)の練習中に左足の踵を痛めてしまいました。翌日の1月23日(日)には、「第1回神奈川あおぞらマラソンに出場。しかし大会後には、歩行困難で歩くのも一苦労。そういうこともあって、今週の月曜日から水曜日まで思い切って練習を休みました。そのせいか、歩行には支障がなくなりました。走るときには多少の痛みが残るものの、何とか走れるまでに回復してきたので、今回は出場することに。

 会場の国営昭和記念公園にやってくるのは初めてです。かつては、トライアスロンのオリンピックディスタンス(51.5km)の半分の距離の大会をここで開催しており、出場も検討したことがありました。最近では箱根駅伝の予選会の会場(2021年は、立川駐屯地のみ)で、テレビで中継されるようになり知られるようになりましたね。
 走ってみると、なかなか小刻みにアップダウンのある1周5.02kmのコースです。コースマップを見る限りでは、長方形のようなコースのため、高低差が無いようなコースに感じてしまいます。

 レースの方ですが、スタートしてすぐに選手がばらけてしまいました。ただし、走っている間は、先にスタートした30km、ハーフ、10kmの選手たちと混じって走ることになり、コース上は賑わっていました。走る前にバンテリンを塗ったこともあり、左足の踵の痛みも出ずに快適に走ることが出来ました。2月中旬まではレース続き。故障には要注意ですね。
 

●大会名 ランニングフェスタin国営昭和記念公園2022
●開催日 令和4年1月29日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
国営昭和記念公園うんどう広場横内発着(地図)(東京都昭島市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、8℃くらい
●参加賞 結ばない靴ひも(COOL KNOT)
●結 果 21分47秒(5km 総合 第5位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【1月29日(土)】
徒歩 マンション 8:22 本八幡駅 8:25
JR 本八幡 8:26 御茶ノ水 8:51 総武線
御茶ノ水 8:58 西立川 9:39 中央線・青梅線
徒歩 西立川駅 9:39 会場 10:00
【ランニングフェスタin国営昭和記念公園2022 5km 12:35スタート】
徒歩 会場 13:23 西立川駅 13:37
JR 西立川 13:51 御茶ノ水 14:30 青梅線・中央線
御茶ノ水 14:31 本八幡 14:55 総武線
徒歩 本八幡 14:55 マンション 15:00
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,580円  
JR 1,870円 (本八幡〜西立川/往復)
合 計 6,450円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km男子総合は3位まで。 (★は加藤が参加した部門
【30km−10時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 290人 田山 俊希 1゚50’21”
男子50〜59歳 119人 小川 宏行 1゚55’22”
男子60〜69歳 32人 今野 政孝 2゚16’47”
男子70〜79歳 7人 中島 敏夫 2゚29’45”
女子総合 53人 中川 美晴 2゚15’34”
女子50〜59歳 24人 竹原 康江 2゚23’20”
女子60〜69歳 7人 杉本 由美子 2゚33’11”
【21.0975km−10時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 399人 安藤 貴信 1゚08’49”
男子50〜59歳 100人 駒場 貴裕 1゚20’00”
男子60〜69歳 47人 増永 康行 1゚22’45”
男子70〜79歳 13人 武重 豊 1゚49’02”
女子総合 98人 笛田 実果子 1゚27’16”
女子50〜59歳 31人 近藤 美樹 1゚38’25”
女子60〜69歳 7人 東 はるみ 1゚46’12”
女子70〜79歳 4人 大塚 正子 1゚52’50”
【10km−12時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 109人 小谷野 学 35’37”
男子50〜59歳 34人 上田 宏則 36’31”
男子60〜69歳 11人 佐々木 亮 46’22”
男子70〜79歳 5人 該当なし
女子総合 40人 松田 久美子 40’40”
女子50〜59歳 15人 吉田 句理子 51’06”
女子60〜69歳 2人 嶋田 芳子 47’51”
女子70〜79歳 2人 杉本 洋子 1゚07’37”
【5km−12時35分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子総合     40人 大村 直也 18’23”
和田 靖 18’34”
西羅 文徳 19’16”
加藤 一郎 21’47”
女子総合 17人 中野 咲桜 22’56”
【2km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
親子ペアマラソン男子 53組 山岸 努
/山岸 洸晴
8’01”
親子ペアマラソン女子 33組 由利 佳朗
/由利 茉歩乃
7’13”
ミニマラソン男子 64人 中郷 和真 6’48”
ミニマラソン女子 44人 伊東 優衣 7’22”
総合計 1,326人  

国営昭和記念公園
 国営昭和記念公園は、「昭和天皇御在位50年記念事業」の一環として、戦後米軍が旧立川飛行場を接収した立川市と昭島市の両市にまたがる立川基地跡地のうち、180haを記念公園として建設することが閣議決定され、昭和53年度より国土交通省の手で施設整備が進められ、昭和58年10月、昭和天皇臨席のもとに約70haで開園。現在は165.3haで営業している。
 園内は、みどりの文化ゾーン、展示施設ゾーン、水のゾーン、広場ゾーン、森のゾーンに分かれているが今回の大会は広場ゾーンの「うんどう広場」をメイン会場としている。
 昨年は使用されなかったが、近年は箱根駅伝の予選会でも、国営昭和記念公園を使用することが増えている。また、水のゾーンには「レインボープール」もあり、このプールを利用したトライアスロンの大会も開かれることがあり、多用途でスポーツイベントが多く開かれるのもこの公園の特徴の一つかもしれない。

最寄はJR西立川駅です。

駅から北へ少し歩くとすぐに入園口があります。園の外にもマラソン大会のインフォメーションが作られていました。

こちらが昭和記念公園の入口になります。

参加者には先にチケットが配布されています。参加料には入園料も込みとなっているということですね。

園内にも案内があちこちに出ているので迷うことはありません。

池にボートも見えました。

会場に向う選手が多いですね。

こちらは受付。多くの人が並んでいます。

両側はイチョウの木です。秋の紅葉の時期には多くの人がやってくるそうです。

お馴染みM高史さん。MCのほかコースの案内もしていました。

エアアーチがあるとマラソン大会らしくなりますね。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 この日のレースも最終の12時35分スタート。会場には10時に入ったので、コースの試走のほか準備も十分に゚をかけることが出来た。心配なのは、左足の踵だけ。少なくともレースが終わるまでは痛みが出てこないを祈るばかりだ。

 スタート場所に行ったところ、集まっているのは30〜40人程度。先にスタートしていった30kmやハーフマラソンに比べると、5kmは不人気のようだ。
 スタート地点では、MCの「M高史」さんが、コースの説明や注意を一生懸命説明している。この主催者の大会のMCとして、「M高史」さんはお馴染みになったと思う。

12時35分スタートの5kmの部。黄色のシャツを着ているのが私。今回は写真屋さんからこのスタート時の写真を購入しました。

コースは思いのほかアップダウンがあります。ペース配分に注意が必要ですね。

コースの数カ所で、写真屋さんが撮影を行っていました。

コースは概ね広いですが、この付近が一番狭いところになるでしょうか。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’08” 4’08”
2km 8’31” 4’23”
3km 12’51” 4’20”
4km 17’20” 4’29”
ゴール 21’47” 4’27”
 スタート時間直前になっても、最前列は女性ランナーが一人。みんな遠慮がちに後方に待機しているようだ。ならば遠慮無く最前列に並ばせてもらう。
 今回も地域陸協の方によるピストルの号砲でスタートしていく。この主催者の大会は、地域陸協の方がいつもきていることもあり、スタート前は「オンユアマーク」のコールがかかる。距離も事前に細かく計測しているような感じで、走った後にはそこそこ納得できるようなタイムとなっている。

 さて、スタートをしてすぐに右に曲がり、メインの周回コースに入るが、すぐさま後方から3人ほどに抜かれる。また300mほど走っているうちにさらに2人に抜かれる。抜かれたのは以上の人数であるが、コース上には先にスタートした30km、ハーフ、10kmのランナーがごっちゃになって走っている。最近多い単独走ではないが、今回はランナーが多すぎて目標物がない展開となった。

公園内を走るコースなので大がかりな交通規制は必要ないですね。なお、左側の道はサイクリングコースになります。

左右はイチョウの木の並木。紅葉の秋に走ると、また違った雰囲気になっていたことでしょう。

 コースは試走をしたのでおおよそのペース配分はわかったが、今回の一番のヤマは4km過ぎのアップダウンである。4kmまでもアップはダウンはあるものの、どちらかというとなだらかなアップダウンで大きくスピードの変化があるわけではない。しかしながら、4km過ぎのアップダウンは、短い距離の中で急激なアップダウンを繰り返すので、少々手こずることになるのではないか。
 最初の1kmは4分08秒で通過。以下2kmを8分31秒(ラップは4分23秒)、3kmを12分51秒(同4分20秒)、4kmを17分20秒(同4分29秒)と何とか大幅にペースを落すことなく4kmまで走ってきた。今日は、脚の調子が不安な状態での参加なので、目標タイムは低めに23分と設定していたが、何とか22分切りが見えてきた。目標となるランナーはいないものの、自分に「踏ん張れ!」と言い聞かせながら走る。

ペースメーカーも数人いました。どうしてもペースメーカーに付いて走る人が多くなりますね。

周回するランナー。

こちらはゴールするランナー

ゴール後は記録証が交付されます。

こちらでは給水の他に、温かいコンソメスープが振る舞われていました。私も一杯いただきました。

 最後のアップダウンを終えて、やや路面の悪い狭い舗装路を抜け、「かたらいのイチョウ並木」に戻るとゴールはもうすぐだった。前に2人ほど他部門の選手が走っている。抜けそうな距離でもなく、最後はやや流すような感じでのゴールだった。タイムは21分47秒。3日間の練習休みでのぶっつけ本番、故障箇所が万全でない中ではまずまずではなかっただろうか。
 5月には60歳になり、今と同じように連戦が続いていくことになるだろう。おそらく、毎回、体調が万全な状態で臨めることはないと思うが、多少の痛みがあってもケアを続けることによって、それなりの状態では走ることが出来るだろうと思う。あと、3ヶ月少々。実践の時は近づいている。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左上)、記録証(左下)と参加賞のクールノット。この主催者の大会には度々参加するので、このクールノットが溜まってきました。