第7回よこてシティハーフマラソン 参戦記

 4年ぶり2回目の参加となります。
 4年前は2種目参加プラス往復夜行バスという、今思うとかなりハードなスケジュールでの参加でした。今回は山形県村山市で「第6回最上川s-mileマラソン」の5マイル(約8km)の大会に出て、中1日での出場ですので、今回もハードといえばハードかもしれません。
 前回の出場が4年前ということもあり、横手の景色も大会会場や走るコースの景色も変わらず、走っていて何といいますか「安心感」というんですかね、がありました。天気もよかったせいもあるかもしれません。

 さて、レースの方ですが、中1日の出場ということで、疲労が残った状態が危惧されましたが、大会前日に山形県東根市でこの遠征で2回目のマッサージを行ったほか、チオビタドリンクを飲み、スポール絆を気になるところに片っ端から貼り、また、早めの就寝でとにかく疲労回復に努めました。そのせいもあってか、走る前、走っている途中も著しい疲労感を感じることもなくレースを乗り切ることが出来ました。一昨日のアベレージスピードがが4分35秒/kmでしたが、本日は4分27秒/kmと距離が伸びた割にはペースアップが出来、故障からの回復がはっきりしてきました。また、辛うじて年代別でも5位入賞。一昨日も6位入賞で、今回の東北遠征ではそれなりの収穫があったと感じています。12月には何とか10kmを42分くらいまでには戻したいと思います。

●大会名 第7回よこてシティハーフマラソン
●開催日 令和4年9月25日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
横手体育館発着(地図)(秋田県横手市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
(第3回大会に同じ)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、23℃くらい
●参加賞 Tシャツ、あきたこまち(300g)、リ・ソビーム(試供品)
●結 果 44分16秒(10km 総合 第54位、男子総合第51位、男子60~69歳 第5位)
●表彰 賞状、副賞(ロシア産 冷凍鮭切り身)
●過去の戦績
H30.10.14   第3回   10km   41分23秒   男子50~59歳   第4位   (56歳)
H30.10.14   第3回    2km   7分24秒    男子一般高校    第5位   (56歳) 
●交通手段等
【9月22日(木)/1日目】
徒歩 マンション 6:54 本八幡駅 7:00
JR 本八幡 7:01 市川 7:04 総武線
市川 7:10 東京 7:29 総武線快速
高速バス 東京駅八重洲南口 8:00 仙台駅西口 13:21 東北急行バス
( 13:27 )
高速バス 仙台駅前 13:40 山形駅前 14:58 宮交バス
( 14:47 )
【山形駅前/昼食】
JR 山形 15:46 東根 16:25 奥羽本線
徒歩 東根駅 16:25 グイット東根店 16:45
【グイット東根店/16:50~17:50施術】
徒歩 マッサージ店 17:56 東根駅 18:14
JR 東根 18:28 村山 18:32 奥羽本線
徒歩 村山駅 18:32 ホテル 18:38
【村山西口ホテル/泊】
【9月23日(金・祝)/2日目】
徒歩 ホテル 6:37 村山駅 6:38
シャトルバス 村山駅 6:45 会場 6:55
【第6回最上川S-mileマラソン 5mile 9:20スタート】
  【クアハウス碁点/入浴】
  シャトルバス 会場 11:45 村山駅 11:53
JR 村山 12:12 山形 12:57 奥羽本線
徒歩 山形駅 12:57 ホテル 13:21
【ホテル荷物預け】
徒歩 ホテル 13:51 十日町角バス停 13:55
路線バス 十日街角 14:04 山形県庁前 14:10 山交バス
【山形県庁/写真撮影】
路線バス 山形県庁前 14:28 十日街角 14:34 山交バス
  【山形市内/観光】
水の町屋七日町御殿堰→文翔館(旧山形県庁舎)→山形美術館→霞城公園(山形城址)
【山形駅前/夕食】
  【アパホテル山形駅前大通り/泊】
【9月24日(土)/3日目】
徒歩 ホテル 8:16 山形駅 8:29
JR 山形 8:42 東根 9:16 奥羽本線
徒歩 東根駅 9:16 グイット東根店 9:36
【グイット東根店/9:50~10:50施術】
  【東根温泉付近/昼食】
徒歩 東根温泉 11:26 東根駅 11:40
  JR 東根 12:03 新庄 12:50 奥羽本線
新庄 13:36 横手 15:01 奥羽本線
徒歩 横手駅 15:01 ホテル 15:08
【コース下見・試走】
【横手ステーションホテル/泊】
【9月25日(日)/4日目】
徒歩 ホテル 7:20 会場 7:36
【第7回よこてシティハーフマラソン 10km 9:10スタート】
徒歩 会場 11:09 横手駅 11:28
路線バス 横手駅東口 11:50 秋田ふるさと村 12:05 羽後交通
【秋田ふるさと村/昼食ほか】
路線バス 秋田ふるさと村 14:35 かまくら館前 14:46 羽後交通
【横手市内/観光】
かまくら館→旧日新館→横手城址
  【横手駅前温泉ゆうゆうプラザ/入浴】
夜行バス 横手駅西口 22:20 バスタ新宿 6:52 JAMJAMライナー
( 6:30 )
【9月26日(月)/5日目】
地下鉄 新宿 7:07 本八幡 7:49 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 7:49 マンション 7:58
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,000円 (第6回最上川S-mileマラソン)
3,500円 (第7回よこてシティハーフマラソン)
JR 308円 (本八幡~東京)
420円 (山形~東根)
150円 (東根~村山)
510円 (村山~山形)
2,640円 (山形~横手)
地下鉄 377円 (新宿~本八幡) 
高速バス 3,300円 (東京駅八重洲南口~仙台駅西口/東北急行バス)
1,000円 (仙台駅前~山形駅前/宮交バス)
9,500円 (横手駅西口~バスタ新宿/JAMJAMライナー)
路線バス 540円 (十日町角~山形県庁前/往復/山交バス)
280円 (横手駅東口~秋田ふるさと村/羽後交通)
280円 (秋田ふるさと村~かまくら館/羽後交通)
宿泊料 4,000円 (村山西口ホテル)
4,320円 (アパホテル・山形駅前大通り)
3,100円 (横手ステーションホテル)
入浴料 0円 (クアハスス碁点/無料入浴券)
1,100円 (横手駅前温泉ゆうゆうプラザ)
マッサージ 7,200円 (グイット東根店(60分)×2回)
コインランドリー 300円 (アパホテル山形駅大通)
入館料 100円 (かまくら館ほか共通入館券)
合 計 44,925円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子60~69歳は6位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km-9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子29歳以下 28人 浅岡 祐希 横手市 厚木市 1゚07'05"
男子30~39歳 55人 山崎 好聡 秋田市 土崎陸友会 1゚10'55"
男子40~49歳 100人 伊藤 伸一 秋田市 土崎陸友会 1゚11'03"
男子50~59歳 98人 金沢 潔 秋田市 秋田市仁井田陸友会 1゚22'45"
男子60~69歳 60人 梶本 広康 鳥取県 由良育英クラブ 1゚22'57"
男子70歳以上 17人 茂木 博 湯沢市 秋田県走友会 1゚41'18"
女子29歳以下 6人 赤平 海咲 湯沢市   1゚31'51"
女子30~39歳 5人 芳賀 佳子 湯沢市   1゚52'12"
女子40~49歳 14人 佐藤 さやか 宮城県   1゚39'03"
女子50~59歳 20人 堤 佳子 宮城県 東北大学大学院 1゚29'21"
女子60~69歳 13人 秋田 秀子 にかほ市   1゚53'07"
女子70歳以上 1人 篠本 典子 神奈川県   2゚02'42"
【10km-9時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子29歳以下 22人 高井 大和 秋田市 ルートインジャパン(株) 33'08"
男子30~39歳 40人 清水 翔一郎 岩手県 啓愛会 健診センター 31'36"
男子40~49歳 77人 朝倉 敏典 岩手県 北上信用金庫 33'08"
男子50~59歳 65人 梅津 賢一 大仙市 エイブリック大仙 36'28"
★男子60~69歳 51人 1 佐野 伸幸 横手市 横手市陸協 36'38"
2 千葉 薫 湯沢市 湯沢雄勝陸協 40'10"
3 佐藤 信人 福島県   43'10"
4 佐々木 健 由利本荘市   43'26"
5 加藤 一郎 千葉県 名古屋市役所走友会 44'16"
6 稲垣 聖一 岩手県 44'34"
男子70歳以上 21人 富谷 俊信 横手市 大森町RC 43'41"
女子29歳以下 11人 助川 寛奈 横手市 横手市山走狂会 45'36"
女子30~39歳 10人 石塚 優 横手市   44'32"
女子40~49歳 16人 大瀧 あすか 岩手県   40'12"
女子50~59歳 16人 山本 尚子 横手市 41'58"
女子60~69歳 15人 進藤 郁子 大仙市   51'21"
女子70歳以上 2人 沖 なみ子 秋田市   1゚00'34"
【2km-ニコニコラン 11時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子小学1・2年 20人 佐藤 琉 横手市 旭小学生 8'53"
男子小学3・4年 28人 赤川 煌 横手市 横手北小学校 8'25"
男子小学5・6年 23人 佐藤 大仁 岩手県 滝沢中央小学校 7'17"
女子小学1・2年 3人 阿部 礼華 横手市 旭小学校 10'49"
女子小学3・4年 12人 高橋 璃月愛 秋田市 八橋小学校 7'33"
女子小学5・6年 17人 高橋 愛沙 秋田市 八橋小学校 7'02"
【2km-ワクワクラン 11時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子中学生 6人 小林 陽葵 横手市 田代中学校 6'49"
男子高校一般 20人 佐藤 琉生 横手市 横手市陸協 6'34"
女子中学生 6人 早野 夏渚 岩手県 KHAC(石鳥谷中学校) 7'37"
女子高校一般 14人 岡井 ゆかり 京都府   8'33"
男女共通ペアトリオ 77組 佐藤 浩一
/佐藤 快音
岩手県   7'50"
総合計 1,077人  

山形市から横手市へ移動

 9月23日(金・祝)の「第6回最上川S-mileマラソン」を終えてからは、一旦南下して山形市内に宿泊する。山形県には何度か来ているものの、山形市内はなかなか来る用事がこれまでもなかった。せっかくここまで来たら、山形市内の観光もしたい。
 JRで山形に戻ってからはホテルに荷物を預けて、山形県庁、水の町屋七日町御殿堰、文翔館(旧山形県庁舎)、山形美術館(外観だけ)、霞城公園(山形城址)と廻り、夕方にはホテルに戻ってきた。そして山形市内で一泊。

山形県庁。こちらは観光ではなく、単に興味本位で写真撮影をしただけです。

水の町屋七日町御殿堰。こちらは観光地化されきれいに整備されていました。

旧山形県庁舎の文翔館。山形市民のシンボルだそうです。無料で中も見ることが出来ます。

いきなり重厚な扉ですね。大正5年から現在の山形県庁舎が出来る昭和50年9月まで、この庁舎は使用されていたそうです。

階段も含め重厚な造りですね。建設費も相当かけているような気がします。

レンガ造りの建物は美しいですね。この場所で映画のロケもされたそうです。

こちらは山形美術館。時間がないので外観だけみました。

こちらは山形城の二の丸東大手門付近です。

こちらは山形城の城主の一人であった「最上義光」の像です。

こちらは本丸一文字門。この先に天守などがあったようですが、現在は何もありません。

 本来ならば、夜にでも山形市内のマッサージ店でマッサージをしてもらうつもりであったが、値段が高かったり満員だったりで、結局、この日のマッサージは諦める。
 また「よこてシティハーフマラソン」の参加のために前泊する横手市内でも探してみたが、宿泊するホテルの近くに手頃な店屋がなく、こちらも断念した。
 結局、9月22日(木)に一度利用させていただいた東根市内のマッサージ店について予約ができたので、2日ぶりに利用することにした。そのため山形→横手と移動する途中、一昨日と同様、東根駅で一旦下車をし、マッサージの施術を受けそれから横手に向うこととした。

一昨日に続き、東根で下車。

東根温泉の酒屋の一部を借りて営業している「グイット東根店」さん。今回の遠征では二度ほど利用。大変お世話になりました。

 山形~新庄は、1時間に1本程度の列車が走っているものの、新庄から先は列車の本数が激減するので、乗り遅れ・乗り間違えの無いようにマッサージの予約時間、東根駅からマッサージ店の往復時間など綿密に計算する必要があった。
 新庄までは山形新幹線を走らせるだけのことがあり乗客もそこそこいたが、新庄から先は列車の本数が格段に減っているにもかかわらず、乗客の数は少なかった。

再び東根から列車に乗って終点の新庄へ。山形新幹線の終着駅で有名になりました。

山形方面から横手へ向う場合は、線路幅も違うので必ず新庄で乗り換えしなければなりません。

新庄から横手までは列車の本数もかなり少ないですが、乗客はかなり少ないです。車窓も自然の中を走っているという感じのところが多かったです。

新庄から横手まで約1時間30分。定刻通りに15時01分に横手に到着。4年ぶり2回目の横手入りとなります。

 よこてシティハーフマラソンの大会前日の9月24日(土)15時過ぎ、4年ぶりに横手市にやってきた。駅前の景色はほとんど変わっていない。ホテルに荷物を預け、少しばかり練習にでかける。コースは変わっていないので、コースを思い出しながらレースの組み立てを考える。中1日でどれだけ走れるか楽しみだ。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。(第3回大会に同じ)

レース
 この日のレースは4年前と同じく10km。大会のコースマップを見ても、前日の一部コースの下見をしてもコースには変更がない感じであった。
 この大会の10kmコースの特徴としては、前半と終盤はほぼ平坦。中盤にアップダウンが少し待ち受けているので、これをいかに上手に乗り切るかで、うまく纏められるかどうかが決るといってよいだろう。
 このサイトの読者には繰り返しになるが、時間に余裕のある場合は、なるべくコースの試走を事前に行い高低差を確認した上で、レースプランを立てていかなければならないと思う。

この日はホテルから会場まで徒歩で移動。2回目の参加なので、近道を覚えました。

会場も準備万端のようです。

こちらは受付会場の横手市体育館。

私の番号が「2434」。一番違いで「2433」の方が当選していました。残念!

受付会場に入るまでに凄い行列です。

以前はこんなことはなかったと思いますが、健康チェックシートの提出、検温、参加賞の配布が各部門で一箇所しかなかったので、とても時間がかかってしまいました。改善の余地ありですね。

 さて、この日のスタートは9時10分。ハーフマラソンのスタートが9時ちょうどなのでその10分後である。ただしスタート場所が数百mほど離れており待機場所も異なるので、混み合うことはない。
 直前までウインドスプリントを繰り返し、9時5分頃にスタート場所付近に行くと歩道が長蛇の列になっていた。ハーフマラソンは、申告タイムのプラカードがあったものの、10kmに関してはそのようなものはない。先着順に並んでいるのであろう。ただし、最近は自分の走力をわきまえる選手が増えたせいか、ファンランの格好した選手が最前列に並ぶことは少なくなった。

 スタートの2分ほどまでに歩道から車道へ選手の誘導が始まる。
 今大会のゲストランナーは野口みずきさん。アテネオリンピックの女子マラソンの金メダリストだ。もともと小柄なので、こういう人の集まったところでは声は聞こえど姿は見えずだったが、スタート前に「みんなで今日は頑張りましょう!」と声をかけている。最前列の中央に野口さんは並ばされてインタビューで「今日はどのくらいのペースで行きますか?」と声をかけられ「(キロ)3分10秒くらいですかね~」と冗談交じりに答えると、周りからは「え~そんな速いの~」とか「1kmもついてけな~い」とかボソボソと話し声が聞こえてくる。現役ではないので、真に受けることもなかろうと思うが・・・。

こちらはハーフマラソンのスタート地点。

さらにその奥の方が10kmのスタート地点となります。

 9時10分、号砲一発で一斉に隊列が動き出す。
 ピストルが鳴る直前に進行方向の右端が空いていたので、私はそこからスタート。今回もロスタイムはゼロだった。スタート直後は沿道の応援も多い。「野口さ~ん」とか「みずきさ~ん」という声が沿道から時々聞こえてくる。何と私のすぐそばを野口みずきさんが走っているではないか。私のペースにあわせてくれたわけではなかろう(笑)。偶然にも同じくらいのペースなので、野口みずきさんへの声援がほぼほぼ全部聞こえてくる。さすがにオリンピックの金メダリストは知名度が高い。野口みずきさんも「はーい!」といいながら手を振ったりして応えている。私にはそんな余裕はない。

 気がつけば1km地点に来ていたが、相変わらず野口みずきさんは私の近くを走っている。1kmの通過が4分08秒。中1日で走っている割には、いいペースではないか。途中から疲労がドバッと出てペースがガクンと落ちるかもしれないが、入りとしてはまずまずだった。
 1km過ぎると田園風景が広がり歩道もなくなる。急激に沿道の応援もなくなってしまった。

 このあたりから私は集団から少しずつ遅れだす。同じようなペースの選手がいないかと探しながら走るものの、なかなか都合のいいような選手はいなかった。2kmあたりまで来ると、私のやや後方を走っていた野口みずきさんの声が聞こえなくなっていた。前の方には黄緑色のシャツを着た女性ランナーがいたがペースが鈍っている感じだったので抜いていく。

 3km手前から上り坂が始まる。4年前も走っているのでここからアップダウンの始まりであることは承知している。ただし、私も上りでペースが落ちだしたせいか、後方から女性ランナーに抜かれてしまう。青いランシャツを着た女性ランナーで、背中には確か「秋田LSD」と書いてあった。LSDとありながら、私を抜いていくのでとてもLSDというようなペースではない。
 まだ先は長いので無抵抗で過ごし、女性ランナーを追うことはしなかった。

ゴールを目指して走る選手たち。

ゲストランナーの野口みずきさんも、ランナーに声かけをしています。

 コースは上り坂から下り坂へ変わり、交差点を左折することとなる。
 左折するとこのコースでの最初の給水所が待っている。今日の給水は大きめの紙コップで取りやすく飲みやすいもので助かった。紙コップを2つ取り、一つは口に含み、もう一つは肩から背中へかけて冷却するために使用した。
 この給水所を過ぎたところが4km地点。ほぼこのあたりからだらだらと上り坂が始まる。このあたりで後方から2人ほどの選手に抜かれるが、そのうちの一人が2kmあたりで抜いてきた黄緑色のシャツを着た女性ランナーだった。もしかしたら今日はこの女性ランナーと抜きつ抜かれつになるかもしれない。また、前方からも白いシャツを着た女性ランナーがずるずると後退してきた。
 上り勾配がやや緩くなったところで5kmとなる。21分54秒と辛うじて22分を切るペース。上手に走れば今日は43分台の可能性も出てきた。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’08” 4’08”
2km 8’31” 4’23”
 3km 12’56” 4’25”
4km 17’23” 4’27”
5km 21’54” 4’31”
6km 26’23” 4’29”
7km 30’42” 4’19”
8km 35’17” 4’35”
9km 39’46” 4’29”
ゴール 44’16” 4’30”
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果9.95kmでした。
 ほぼ登り切ろうかというところで交差点が現れ左折する。左折してすぐにはくだらないものの、もうすぐ上り坂が終わろうとしていた。
 少し下り始めると6km地点が現れる。前方を走るランナーが数人ポツリポツリと近づいてきたので、一人ずつを抜いていくことを目標に下っていくことにする。

 7km地点の手前にこのコース2回目の給水所が現れる。気温も思ったほど上がらず走りやすいコンディションであったが、この給水所でもコップを2つ取って給水を行う。口に含ませる量は少なくしたものの、残った水は全て背中の方にかけることとした。
 ちょうどこのあたりで、4kmを過ぎてから抜かれた黄緑色のシャツの女性ランナーに再び追いつく。しばらく並走したものの息がやや荒そうで、先に行くこととした。

 田園風景が広がる中、8km地点を35分17秒で通過。ガーミンが1km毎に距離を知らせてくれるが、主催者の立てた距離表示の看板と、ほぼ距離に関しては遜色がなかった。
 残り2kmで43分台で走ろうとするのであれば、1kmを4分20秒程度のペースで走らねばならない。最後にペースアップをするにしても、少々厳しい感じとなってきた。

 8kmを過ぎてからは、民家が徐々に増えてくる。前を走るランナーも少しずつ拾って順位を上げていく。9km少し前からは、コース上を全面交通規制をしていないので、カラーコーンで仕切られた内側を走って行く。その外側は自動車がそろそろと私たちを追い抜いていく。
 細い路地を走っていると、9km地点が現れる。39分46秒。残りを4分少々で走らなければ43分台は厳しい。かなり厳しい状況に追い込まれてきたのであった。

ゴールは目の前。

お疲れ様でした。

 セブンイレブンの先を右折すると、先ほどスタートした場所が現れる。ゴールまで残り300~400mほどであろうか。このあたりまで来ると前後の間隔が空いてしまい、抜くことも抜かれることもなくなった。44分16秒でゴール。43分台は出なかったものの、2週間前の状況を考えれば十分なタイムだったかもしれない。

 記録証をもらいに行くと、年代別第5位と書かれている。今回の東北遠征の一つの目標であった2大会とも入賞は達成できた。
 ただし、後で貼り出された結果を見たが、60歳代男子の優勝者のタイムは36分台。第2位が40分台である。第2位の40分台はこれからの練習次第では見えてくるかもしれないが、36分台は私の50歳代前半の頃のタイムなので、なかなかここに到達するのは難しいかもしれない。
 とはいえ、少しずつ頂上らしきものが見えてきたので、目標タイムの設定を徐々にあげていくことが出来ればよいと思えるようになった。当面は12月までに42分台。一旦故障すると戻すのに非常に時間がかかるので、これからも故障には十分気をつけていかなければならないと思った次第。

ゴール後にシューズに装着したチップを外して回収しなければなりません。

その後、導線にしたがって移動。記録証を発行してもらいます。

各年代ごとに6位まで表彰されました。写真は10km70歳以上男子のみなさんです。

親が出場するので、一緒に会場に来たのでしょう。こどもにせがまれアイスクリームを買っているようです。わが家も昔はこんな感じでした。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左上)。その下が参加賞の「あきたこまち(300g)」、その右が「リ・ソビーム(試供品)」。一番右も参加賞のTシャツ。秋田も山形も米どころなので、一昨日の大会でもお米が参加賞の一つでした。

こちらは本日のメインの戦利品。左から賞状、完走証、入賞の副賞、ゴール後にいただいたポカリスエットです。入賞の副賞が気になりますね。

開けてみたところ、ロシア産の冷凍の紅鮭でした。横手とどういう関係かわかりませんが、ありがたくいただきます。