2022成田POPラン大会 参戦記

 半年ぶりの千葉県内の大会です。
 10月までの東北地方をはじめとする遠征も一段落。単身赴任中になるべく関東地方から北の方の大会に参加しておこうという狙いもありますので、11月から3月までのマラソンシーズン中は、なるべく関東地方の近いに出る予定です。
 その中で今回参加をした成田POPラン大会ですが、単身赴任先の市川市から1時間もかからず行くことが出来る割に、これまで参加しておらず今回が初参加となります。大会名に「マラソン」とか「ロードレース」とか付かないのも珍しいですね(サブタイトルではロードレースとしてはいます)。

 さて、大会の方ですが、前日にコースの下見と試走を行ったこともあり、アップダウンの関係を掴むことが出来ました。当初は「平坦かなぁ・・・」と勝手に想像をしていましたが、成田市のニュータウンで開発されたところを走るでの小刻みなアップダウンが多いですね。前半はまずまずという感じで走っていましたが、後半はこの小刻みなアップダウンが脚に効いてきてペースダウンを余儀なくされました。ゴボウ抜かれのようなことはありませんでしたが、このコースを攻略するには、やはりアップダウンの練習が大切ではないかと感じた次第です。
 
 なお、大会の開催は今回で36回目だそうです。コースのレイアウトもなかなか面白いなと思ったほか、コースの途中の表示や曲がる方向の表示など、運営がしっかりとしていると感じました。ただし、参加賞らしきものが折りたたんだ「エコバッグ」一つというのはやや寂しいですね。また、プログラムもないし、記録証の発行もしないので、そういうことであれば、参加費用を下げてもいいようにも感じたところです。
 

●大会名 2022成田POPラン大会
●開催日 令和4年11月12日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
中台運動公園陸上競技場発着(地図)(千葉県成田市) 

大会要項 

プログラム
(なし)

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、22℃くらい
●参加賞 マックフライポテト(S)無料券、アルペングループ割引券(以上、事前送付)、エコバッグ(大会当日)、マスク、スポーツドリンク(ゴール後)
●結 果 44分27秒(10km 総合第76位、男子総合第75位、男子60歳以上 第4位)
●表彰 賞状、リユースマグカップ&スプーン(副賞)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【11月12日(日)】
徒歩 マンション 6:59 京成本八幡駅 7:05
京成電鉄 京成八幡 7:10 京成成田 7:54
徒歩 京成成田駅 7:54 会場 8:09
【2022成田POPラン大会 10km 9:50スタート】
徒歩 会場 11:19 京成成田駅 11:39
【日高屋・成田東口店/昼食】
京成電鉄 京成成田 12:05 京成八幡 12:45
徒歩 京成八幡駅 12:45 マンション 12:55
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,500円  
京成電鉄 1,216円 (京成八幡〜京成成田/往復)
合 計 4,716円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子60歳以上は第8位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子16〜39歳 137人 成毛 志優   千葉教員クラブ 1゚10'17"
男子40歳代 170人 小谷 徹也   ちばっくま 1゚16'15"
男子50歳代 220人 石倉 康範   ニッポンランナ 1゚23'09"
男子60歳以上 153人 川島 俊明   ウルトラ 1゚20'53"
女子16〜39歳 11人 上田 朱華   GGRC熊本 1゚43'37"
女子40歳以上 69人 磯田 麻実     1゚43'41"
成田男子16〜39歳 73人 中川 大 成田市 国際医療福祉大 1゚16'00"
成田男子40歳代 62人 田村 光生 成田市 成田国際高校 1゚18'32"
成田男子50歳代 39人 安達 高広 成田市 ニッポンランナ 1゚37'55"
成田男子60歳以上 30人 沢田 正利 成田市 成田ランハイ 1゚37'57"
成田女子16〜39歳 16人 南谷 美紗妃 成田市 NRTAS 1゚55'31"
成田女子40歳以上 14人 大山 幸代 成田市   1゚39'24"
【10km−9時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子16〜39歳 91人 草野 翔平 茨城県 日本製鉄 34'09"
男子40歳代 80人 能城 秀雄 千葉市   34'05"
男子50歳代 118人 影山 泰仁 神奈川県 ちーむわかみや 37'02"
★男子60歳以上 113人 1 江森 弘明 埼玉県 加須走友会 38'55"
2 鈴木 通弘 東京都 四季の会 41'53"
3 工藤 滝光 東金市 東基連 43'53"
4 加藤 一郎 市川市 名古屋市役所走友会 44'27"
5 増田 健 銚子市 銚子マリーナ 44'38"
6 宇井 純治 東京都 宇井工務店 45'32"
7 花澤 正明 千葉市   46'29"
8 斎藤 豊吉 銚子市   46'54"
女子16〜39歳 21人 佐久間 千尋 東京都 F-STYLE 46'58"
女子40歳以上 109人 浜崎 美鶴 茨城県 笠松走友会 43'37"
成田男子16〜39歳 55人 桃川 翔太 成田市   32'38"
成田男子40歳代 55人 森川 暁 成田市   38'37"
成田男子50歳代 77人 石田 修司 成田市   41'39"
成田男子60歳以上 56人 大内 弘 成田市   42'30"
成田女子16〜39歳 29人 大山 香里 成田市   48'59"
成田女子40歳以上 41人 湊 さやか 成田市   49'45"
【3km−10時00分及び10時05分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学男子 37人 大野 遼介 匝瑳市 ima 11'08"
中学男子 25人 高橋 佳汰 旭市 旭二中 9'33"
一般男子 48人 朝生 祐輔 佐倉市 佐倉市陸上協会 9'33"
小学女子 41人 向後 彩穂 香取市   11'34"
中学女子 8人 飯田 優里菜 多古町 多古中学校 11'30"
一般女子 25人 川尻 彩葉 富里市 富里高校 10'58"
オープン 22人 表彰なし
成田小学男子 110人 トゥムルチュドル ブヤントオリギル 成田市 成田ボンバーズ 12'03"
成田中学男子 20人 岩澤 慶史郎 成田市 成田中学校 10'05"
成田一般男子 36人 土屋 和馬 成田市 成田北高校 10'01"
成田小学女子 120人 山本 雅 成田市 スネーキーズ 12'27"
成田中学女子 7人 山口 萌歌 成田市 公津の杜中 12'47"
成田一般女子 31人 津守 久江 成田市   13'22"
成田オープン 75人 表彰なし
総合計 2,444人  

成田山・新勝寺
 愛知県犬山市に「成田山」があります。もちろんこちらは、本家本元ではなく千葉県成田市にある成田山・新勝寺の分院。正式には、成田山・名古屋別院大聖寺というそうです。
 この犬山市にある成田山も、犬山の観光スポットの一つになっているので、訪れる人は結構多いです。わが中日ドラゴンズが、毎年キャンプ前の1月に、この犬山の成田山で必勝祈願に訪れることもあって、この地方でも成田山・名古屋別院の知名度は高いですね。

 今回、ここで紹介するのは本山である「成田山・新勝寺」の方。
 かいつまんで説明すると「成田山新勝寺(なりたさん しんしょうじ)は、千葉県成田市にある真言宗智山派の仏教寺院。同派の大本山の一つ。山号は成田山。山号を付して「成田山新勝寺」、あるいは山号のみで「成田山」と呼ばれることが多いのはご存じの通り。
 開山は平安時代中期の940年(天慶3年)と伝えられる。参詣者数において関東地方屈指の寺である。初詣の参拝客数は、2006年に約275万人、2007年に約290万人を数えており、社寺としては明治神宮に次ぐ全国第2位(千葉県内第1位)、寺院に限れば全国第1位の参拝客数である。」ということになります。

成田市へは年に数回程度来ることがありますが、実際にやってくるのは初めてです。こちらは「総門」になります。

総門から仁王門へ向かって歩いて行きますが、ここらでは出店がちらほらありますね。

重要文化財の仁王門から大本堂への階段はけっこうな急勾配。

大本堂の右手には三重塔、一切経堂(いっさいきょうどう)などがあります。

こちらが大本堂。大本堂の建立は意外にも新しく1968年(昭和43年)。大本堂は成田山で最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場だそうです。

 元々は、平将門の乱を鎮めるために成田山の開山の祖である「寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)」が関東に下り、成田山を開山しています。寛朝は格の高い僧侶で、のちに真言宗初めての大僧正に任じられています。
 源頼朝の祖父である源頼義が、成田山新勝寺の本堂を再建していることから、源氏と成田山の関係は深いものがあるほか、徳川光圀が房総地方を旅行した際の「甲寅紀行」には、光圀が成田山新勝寺を参詣したという記事もあります。また二宮尊徳は、成田山のお不動様を深く信仰したともいわれています。

 さらに初代市川團十郎は、跡継ぎに恵まれず、成田山の当時の本堂である薬師堂で一心に子授けを祈願したところ、見事に待望の長男を授かったとか。初代市川團十郎が中村座で親子共演した「兵根元曽我」は、お不動さまへの祈願が成就して長男を得たことに感謝をあらわした舞台で、不動明王をテーマにした初めての歌舞伎。この舞台が大当たりしたことに感謝し、成田山に大神鏡を奉納しています。また、この共演を機に市川家は、「成田屋」の屋号を使うようになったということだそうです。
 成田山・新勝寺に関わりのある人物はいろいろ多いですね。参拝者数も恐ろしい数であり、成田山・新勝寺の参道が賑わっているのもうなずけるような気がします。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

定員を大きく割り込んで・・・
 この日のスタートは9時50分(10km)。
 日帰り参加ということもあり、本八幡の単身赴任先を7時少し前に出発。昨日、コースの下見と試走をしたので、会場には8時過ぎには着くくらいのスケジュールで行動する。

 今回の会場は、中台運動公園陸上競技場。JR成田駅からでも徒歩で10分ほどのところにある。私の場合は、JR、京成電鉄のどちらでも本八幡から行くことが出来るものの、成田へ行く場合には運賃がかなり安い京成電鉄を利用する。JR成田駅と京成成田駅はそれほど離れているわけではなく、今回は京成成田駅からJR成田駅の通路を経由して中台運動公園陸上競技場に向かうことにする。
 午前8時少し前に京成成田駅に着いた電車からは、マラソン大会に行くような格好をした人たちがどどっと降りてくる。そのまま、みな同じようにJR成田駅の方に向かっていく。

成田山への最寄駅の一つが京成成田駅。駅のホームにも成田山の提灯があります。

改札を出たところの京成成田駅。こちらにも提灯が目立ちますね。

京成成田駅からJR成田駅に向かう人々。信号待ちをしているのは大会に参加するランナーばかりのようです。

こちらは成田山のもう一つの最寄駅のJR成田駅。京成成田駅から会場の中台運動公園陸上競技場へ行くには、JR成田駅を通り抜けすることになります。

JR成田駅から西へ向かうのはランナーばかりです。

何やら配っています。私ももらいましたが・・・。

来年2月に開催される「波乗りハーフマラソン」のティッシュペーパーでした。大会要項ではないのは珍しいですね。

陸上競技場の第2コーナー付近にはハーフマラソンの受付ゲートがあります。「10kmは?」と尋ねると、競技場の反対側とのこと。

陸上競技場のフェンスに沿って、10kmの受付のある場所の方へ向かいます。

10kmの受付は、陸上競技場の第4コーナー付近にありました。体温の測定、健康チェックシートの提出をしてリストバンドをもらいました。

 私の場合は昨日も来ているので、スラスラと会場まで一直線に歩いて行くことが出来る。昨日と違うのは、会場には選手がいて、係員がいて賑わっていることだった。
 ただし、ランネットの大会レポを見ると今年は例年に比べると参加者が少ないようだ。今年のエントリー数の合計は2,444人(主催者に後日確認)。なるほど主催者側で設けていた定員が5,000人なので、エントリー数レベルで約50%。コロナ前の賑わいを知っている人からすると閑散としているように見えるかもしれない。ただし、地方の大会で参加者が1,000人にも満たない大会からすれば、エントリーだけで2,000人を超えているのであれば羨ましい限りだろう。

リストバンドは受付の証明のようです。自分で装着してくれとのこと。

競技場に入ると協賛スポンサーさんの垂れ幕が目に入ります。

こちらは参加賞の引き換え場所。小さめのエコバッグが一つと、やや渋めの参加賞。経費節減ですかね。

みなさん思い思いの場所でスタートまで待ちます。朝露で芝生はやや濡れてたので、私はご遠慮させてもらいました。

結局、私は陸上競技場のスタンドの日陰の通路で陣取ることにしました。気温がやや高めの日だったので、日なたでは少々暑かったです。

会場はいろんなところで標識が整備されていたので、迷う方は少なかったと思います。

スタンドには「歓迎 成田POPラン大会」の横断幕があります。毎年掲げているかとは思いますが、遠方から参加のランナーには歓迎されている気分になるのでいいですね。

こちらは「ウエルカム トゥー ナリタ」と英語表記の横断幕が国旗掲揚塔のそばにありました。成田国際空港のある街らしいですね。

更衣室のほか、体育館では荷物の預かりがあります。

スタートの15分前くらいに荷物を預かってもらいました。こういうところがあると安心ですね。

 今年は、コロナ対策をして開催にこぎ着けている大会が多い。
 しかしながら、どの大会もエントリー数の伸び悩みが発生している。ランナーズでも紹介されていたが、エントリーの受付を始めてからから大会の開催を中止する大会が相次いだことで、エントリーを躊躇するランナーが増えているという。遠方の大会でこれをやられると確かにキツい。特に飛行機などは、経費節約で安いチケットを取るとキャンセル料100%と事実上キャンセルが出来ないものもあるので、こうなると確かに痛い。
 その他、フルマラソンの大会などはコロナ対策のこともあり、多くの大会が値上げをしているが、これも参加者離れの原因のようだ。この大会は、ハーフが3,600円、10kmが3,500円で参加料は最近の大会の中では安い方だ。この大会に関していえば、参加料は参加者減の理由にはあたらないだろう。
 いずれにせよ、しばらくは主催者も大会運営の氷河期を迎えるかもしれないが、ランナーが集まらないので大会の開催を止めるような方向には走らないで欲しいと願うばかりだ。

レース
 9時30分スタートのハーフマラソンのスタートを見送ってから荷物を預け、ウインドスプリントを数本こなしてスタート場所に向かう。参加者名簿がなかったので、ランナーの数はわからなかったが(後に主催者に確認したところエントリー数は845人、完走者数は723人と判明)、ざっと見た感じ500m人は超えている。ただしプラカードを係員に持たせ目標タイムごとに選手を並ばせているので、そうならば前の方に並ばせてもらうことにした。とはいえ、後からノコノコ来て最前列に並ぶほど厚かましくはない。コースの一番左側の前から3列目くらいに並ぶことにした。トラックの外側の芝生になるが、このあたりであればロスタイムはほぼないだろう。

 9時50分、カウントダウン後にピストルが鳴り一斉にスタートをする。
 陸上競技場のトラックの第2コーナーと第3コーナーの中間くらいがスタート位置なので、スタート後50mほどでコースは右に曲がっていく。そして第1コーナー付近から場外に出て行くので、ここらで少し前が詰まった感じがする。
 中台運動公園を出たところで一般公道にでる。陸上競技場においてはやや窮屈な感じであったが、さすがに片側3車線の道路となると開放感がある。ただしこの片側3車線の道路を走るのはわずかに400mほど。成田税務署前交差点まで。コースはこの交差点を右折する。
 このあたりに来ると、最初の混雑もなくなり選手も適度な間隔を保つような感じになってきた。

スタート場所に整列したハーフマラソンの選手たち。エントリー数は概ね1,000人なので、縦に長い行列となっています。

トラックの第1コーナー付近から競技場外へ出ていきます。

さらに中台運動公園から一般道に向かいます。まずは正面に見えるハローワーク成田の方に向かって走って行きます。

 コースは、ここまで平坦だったものの、この交差点を右折してからはしばらく下りとなる。向台小学校の前が1km地点。4分03秒で通過。まずまずのスタートであった。
 さすがに昨日下見をしているので、1.5kmくらいからコースは登りに転じていくのも承知している。今日は小刻みなアップダウンの繰り返しなので、ラップタイムよりも自分の感覚を大事にして走ることに徹することにしている。

 ちょうど、コースのボトム(谷)くらいのところで後方からやや小柄な女性ランナーに抜かれてしまう。ペースが合わないので、そのまま先に行ってもらう。赤坂公園の前付近で2km。ここは8分19秒で通過。この1kmは4分16秒。2kmから3kmに向かうところで登りが急になってくるが、昨日下見をしているのであまり気にせず登っていく。
 交差点の角に3km地点がある交差点の少し前で初めての給水が現れたので、いつものように「水」のコップ2つを取る。一つは飲料用、もう一つは体を冷やす用として使う。昨日の下見では給水場所まで確認していなかったので、摂れるところではきちんと摂っておかなければならない。
 
 3kmの通過は12分45秒。この1kmは4分26秒。ジリジリとペースが落ちている。
 この先、4kmで急な登りがあるものの、4km通過後は一転して急な下り坂、そして成田北高校の角にある交差点を左折すると登りが待ち構えている。このコースは、このあたりを大きくペースダウンをすることなく乗りきるのがポイントかもしれない。
 4kmの通過は17分12秒。この1kmは4分27秒で遅いながらもペースが落ち着いてきた感じになってきた。ちょうどこの頃からペースが同じくらいのブルーのシャツを着たランナーと並走するようになる。ペースを合わせるのにちょうど良かったのでしばらくは並走していたが、5kmの手前の登りでこのランナーが遅れだしたので置いていくことにする。また、私よりかなり若い蛍光オレンジのシャツを着たランナーも同じようなペースで走っていたが、こちらも遅れだしてきたので前に出て走ることとした。

10kmコースでは、6km付近から8km付近の間で、イチョウの紅葉を楽しむことが出来ました。

このあたりは成田のニュータウンで開発されたところのようですが、当時植樹されたものが大きく育ったのでしょうか。

特にこのあたりでは風でイチョウの落葉が凄く、イチョウの葉が舞い散る中でのランニングを楽しむことが出来ました。

写真撮影をしたSTKさんから写真を購入しました。こういうところを走るのは初めてでした。

 5kmの通過は21分36秒。単純に2倍で43分12秒。後半もなかなか厳しいコースなので、43分台で収まればと思いながら走る。
 5kmを過ぎてからは左折を2回ほど繰り返し、後半戦に入る。6kmは26分04秒。この1kmは4分28秒と遅いながらもペースは安定している。この後も左折を数回繰り返し、コースは車道から歩行者や自転車の走る専用道に入る。当然であるが、コース幅はぐっと狭くなるが、選手は既にばらけているので走るには支障がないだろう。
 7km付近からは美しいイチョウ並木があり、ちょうど落葉の時期でもあり、イチョウの葉の舞い散る中を楽しんで走ることが出来た。4月は桜吹雪の中を走ることが出来たが、今回はイチョウの黄色の葉。これはこれでなかなかいい感じだ。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
1km 4'03" 4'03" 21'36"
2km 8'19" 4'16"
3km 12'45" 4'26"
4km 17'12" 4'27"
5km 21'36" 4'24"
6km 26'04" 4'28" 22'51"
7km 30'40" 4'36"
8km 35'25" 4'45"
9km 40'02" 4'37"
ゴール 44'27" 4'25"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果10.11kmでした。
 7kmを過ぎたところでこのコースの2回目の給水があった。おそらく最後の給水になるだろうからしっかり2杯分をもらう。このあたりで、5km手前で置いてきた蛍光オレンジのシャツを着た若いランナーが息を吹き返し私を抜いていく。原因はどうも私のペースが落ちたためのようだ。すぐに巻き返していくだけの余裕はない。

 8km付近くらいに戻ってくると、左側に往路走ってきた道路が見えてくる。往路は坂を下ってきたところなので、今度は概ね坂を登りながらゴールを目指さなければならない。
 9kmの通過は40分02秒。このままだと43分台は絶望的な感じになってきた。
 9km過ぎにはもう一つ橋があり、そこを超えると一気に下り、下りきればあとはゴール前であはフラットなコース。このあたりが最後の粘りになるだろうか。先ほどの蛍光オレンジのシャツとのランナーの差は徐々に開いていく。
 中台運動公園の野球場あたりからは応援が徐々に増えてくる。ペースを上げたいものの、今日はなかなか上がってこない。野球場をぐるっとまわって一旦公園外に出る。50mほど公道を走るかと思いきや、ここは歩道走行。

中台運動公園の野球場から陸上競技場へ向かうところのみ、わずかな距離ですが歩道を走行します。

すぐ向こうにはゴールの陸上競技場が見えてきます。

さすがに応援が多くなってきました。

残りは300mほどでしょうか。

ゴールはスタンドのほぼ正面くらいです。

ゴールした選手たち。お疲れ様でした。

ゴール後はシューズに装着したチップの回収があります。

そしてゴール後には、マスクとスポーツドリンクをいただきました。

 陸上競技場のトラックに入ってから最後にペースを上げる。ホームストレートに入って遠くにタイマーが見えてきたが、既に44分を超える表示になっていた。ゴールタイムは44分27秒。今回も44分台とタイムが足踏み状態。やはりトップスピードが落ちているので、アベレージスピードも落ちているのかなと感じる。持久力よりも筋力の低下を解決する方が優先順位が高いのかと思った次第。

本日の戦利品

事前に送られてきたナンバーカード(左上)と協賛企業からの支給品でアルペン・スポーツデポでんぼ割引券(右上)、マクドナルドのフライドポテト(S)の無料券。フライドポテトについては、成田駅前のマクドナルドに行ったところ、意外にも空いていてすぐに交換してもらえました。

JR成田駅前にあるマクドナルドの成田駅前店。会場から一番近いマクドナルドなので選手がわんさかいるかと思いきや全くそんなこともなく、すんなりと引き換えが出来ました。

お昼ご飯には出来ないので、とりあえず持ち帰りにしました。

こちらが会場でいただいた参加賞のエコバッグ(左上)、ゴール後にいただいたスポーツドリンク(右)とマスク(左下)

本日のいただいた賞状と副賞のリユース・マグカップとスプーンのセット。

会場での記録証の発行はなく、各自でダウンロードしてくださいとのこと。最近はこういう大会が増えましたね。