第20回多摩川古市場マラソン 参戦記

 今月の初めに出場した「第30回幸手市さくらマラソン大会」で、思いのほか体の動きが悪かったので、急遽、この大会にエントリーしました。大会開催の3週間前にエントリーできる大会など少ないですが、関東は今回のような練習会のような大会が多く、急なエントリーに対応してもらえる大会が多くて助かります。

 この大会の参加は今回で2回目です。神奈川県川崎市の古市場トラック場というところがメイン会場ですが、雨が降るとなかなか大変な場所です。ただし、今回も雨が降ることもなく、私の「晴れ男」の威力を発揮した感じですが、主催者によるとここでの開催は今回が最後とのこと。次回からは丸子橋の方へ場所を移しての開催となります。
 理由については、会場の古市場トラック場まで、最寄り駅から遠いことと、やはり雨が降るとグランドがぐちゃぐちゃになったり、雨避けの場所がないようなことを言っていました。この大会の姉妹大会で、私が何度も出場している「季節の荒川ハーフマラソン」などは、メイン会場が船堀橋の下なので、雨が降っても橋の下が雨避けになるので都合がいいですね。

 さて、レースの方ですが、久しぶりの5km。10km部門と同時スタートでしたが、スタートしてからすぐにばらけてしまい、終始ほぼ単独走になってしまいました。折り返しが2箇所ありますが、最初の折り返しからは向かい風となってペースが落ちてしまい、その影響で苦しめられました。2つめの折り返しからはペースを上げる予定が上がらず、残り数百メートルで後続のランナーに抜かれる有様。かろうじて目標の21分台は達成しました。

 なお、今回、年代別で優勝したことと、スタンプカードのスタンプが3個たまったこともあり、この大会のグループ大会を含む2大会への無料招待が決まりました。1大会は考えていたものの、急に2大会の選定と言われても用意もなかったので、選定には少々苦労しました。

●大会名 第20回多摩川古市場マラソン
●開催日 令和5年4月23日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
古市場トラック場発着(地図)(神奈川県川崎市) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、14℃くらい
●参加賞 アクエリアス(ペットボトル)、リ・ソビーム
●結 果 21分59秒(5km 総合 第5位、60〜69歳男子 第1位)
●表彰 賞状、次回大会無料招待
●過去の戦績
第7回   R4.3.26   10km   44分58秒   総合第6位   年代別第2位   (59歳)
●交通手段等
【4月23日(日)】
徒歩 マンション 7:03 本八幡駅 7:10 途中で朝食購入
JR 本八幡 7:15 市川 7:17 総武線
市川 7:18 新川崎 8:03 総武線快速
徒歩 新川崎駅 8:03 会場 8:28
【第20回多摩川古市場マラソン 5km 10:10スタート】
徒歩 会場 11:22 日高屋 11:40
【日高屋鹿島田店/昼食】
徒歩 日高屋 12:10 新川崎駅 12:15
JR 新川崎 12:19 市川 12:58 横須賀線
市川 13:03 本八幡 13:05 総武線
徒歩 本八幡駅 13:05 マンション 13:10
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,000円  
JR 1,318円 (本八幡〜新川崎/往復)
合 計 3,318円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。 (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
10歳代男子 54人 田中 勇吾 1゚28'10"
20歳代男子 平井 稜真 1゚31'49"
30歳代男子 古野 勝久 1゚25'46"
40歳代男子 笠原 雅人 1゚24'40"
50歳代男子 瀬戸 秀文 1゚31'22"
60歳代男子 荒木 哲彦 1゚34'50"
30歳代女子 古野 晴香 1゚50'17"
40歳代女子 加藤 志保 1゚42'58"
50歳代女子 湊谷 桂子 1゚54'34"
60歳代女子 吉田 博子 1゚45'57"
【10km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
20歳代男子 26人 中村 祐介 1゚03'13"
30歳代男子 横山 恭太 53'58"
40歳代男子 木幡 帝珠 37'54"
50歳代男子 松本 学 44'40"
60歳代男子 小林 千昭 57'07"
10歳代女子 山本 絵美香 45'35"
20歳代女子 西原 未来子 1゚01'11"
30歳代女子 西山 留美 47'39"
40歳代女子 濱野 裕明子 47'06"
50歳代女子 小島 千春 1゚08'27"
60歳代女子 大見 三枝子 51'06"
【5km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
10歳代男子 26人 築茂 優斗 21'49"
20歳代男子 二階堂 元太 17'18"
30歳代男子 福田 直 17'57"
40歳代男子 直島 浩樹 24'50"
50歳代男子 加藤 千昭 37'29"
★60歳代男子 加藤 一郎 21'59"
70歳代男子 佐藤 修 32'33"
30歳代女子 三田 香奈枝 29'50"
40歳代女子 武田 憲子 26'19"
50歳代女子 前田 知子 30'25"
60歳代女子 山下 知恵 30'35"
【3km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者指名 記録
10歳未満男子 6人 直島 蓮 16'27"
10歳代男子 町田 匠 12'23"
【1km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子5歳以下  24人 永岡 浩晴 5'25"
男子6〜7歳 関口 大貴 4'09"
男子8〜9歳 深掘 陽希 4'41"
男子10歳以上 郷原 麟太郎 3'54"
女子5歳以下 岡本 琴葉 6'07"
女子6〜7歳 岡本 唯夏 4'56"
総合計 136人  

第20回大会で幕の多摩川古市場マラソン
 冒頭でも少し説明したが、今回でこの大会も幕を閉じる。係の方にも理由を聞いたところ、最寄りの駅から少々遠いことが理由だそうだ。つまり、そのせいで人が集まらないということだろうか。子どもの参加はまずまずだという。
 個人的には、そのあたりはあまり関係がないようないがする。全般的に多摩川河川敷で行われる大会は、参加者が少ないような気がする。理由はよくわからないが、荒川河川敷の方の大会の方が参加者は多いような気がする。

 私が以前から気になっていたのが、この大会は雨が降るとスタート・ゴールとなっている古市場トラック場はぐちゃぐちゃになってしまうほか、雨よけの場所がないことだ。クラブやNPO法人などの運営する大会は、このあたりのところが弱い。
 今回も雨が降る可能性は考えたものの、日程を優先したため、雨が降っても参加するつもりではあったものの、やはり雨は降らないに越したことはない。

 来月からは、会場を丸子橋の方に移して行われるとのこと。大会名も「ムサコ丸子橋リバーサイドマラソン」に変わる。今度は丸子橋の下が、雨避けになるので私の心配は少しは改善されることになるだろう。

この大会の最寄駅は、JR鹿島田駅。ただし、本八幡からは、市川で乗り換えてそのまま総武線快速で新川崎まで行った方が、乗り換え回数も少なく都合がいい。

新川崎で下車して、まずは駅の外へ。

駅前の交差点を渡ります。

車道に沿って狭い歩道を歩きます。

少し歩くとJR南武線の鹿島田駅に出ます。新川崎とは数百メートル程度の差。

昨年3月にこの大会に出るために歩いたときは、桜が三分咲き程度でしたが、今年は4月の下旬のため桜の季節は終わり、ツツジがあちこちできれいに咲いていました。

去年も見つけた銭湯。帰りに入ってもいいなと思いきや、営業時間は午後3時〜11時。残念!

この大会の地名となっている「古市場」交差点はそのまま越えていきます。

古市場小学校の横を抜けると、堤防が見えてきました。横断歩道を渡ります。

堤防に登ると、多摩川の河川敷が見えてきました。小さく見えるオレンジ色のテントが、受付場所ですね。

オレンジ色のテントは遠くからもよく見えるのでありがたいです。

スタート・ゴールは古市場トラック場。ここは無料で使えるのでしょうか、個人で利用している人もちらほら見かけました。

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。

単独走
 子どもたちの1km、3kmが9時30分スタートしたのを皮切りに、10時ちょうどにハーフマラソン。そして最後が10km、5kmが10時10分スタートというスケジュール。
 コースは、前回出場したときと同じで、古市場トラック場を時計回りに4分の1周ほど走った後に、河川敷の道路に出るというもの。スタートから約1kmで第1折り返しがありUターン、その後は多摩川の上流に向かって2.5kmほど走って第2折り返しをUターン。古市場トラック場が見えてきたところで左折し、トラックを3分1ほど時計回りに走るとゴール。トータルでこれで5kmとなる。10kmコースは、これを2周回することになる。

ハーフマラソン部門のスタート前。一番人気の種目ですが、こぢんまりとした人数。

10時ちょうどにハーフマラソンはスタート。

 5kmと10kmのエントリーは合わせても50人程度。スタート場所での過密な状態からはほど遠くスカスカな感じ。私といえばスタートの直前までウインドスプリントをするなどして、スタート後からすぐに体が動くように準備をする。
 10時10分ちょうどに、スタートの合図で動き出す。ポーンと飛び出していく選手は5人ほど。それ以外の選手はゆっくりスタートを切った感じだ。

 スタート直後に、コースは右にカーブし、さらに50mほどで河川敷道路に出る。さきほど飛び出していった5人が5km部門なのか、10km部門なのかはわからないが、河川敷道路に出たところで私と似たようなペースで走る選手は見当たらない。参加人数も少ないので、早々と単独走になったようだった。

古市場トラック場から河川敷道路に出るところ。足元はやや凸凹があり要注意。

ゴルフ場の横も走るので、コースの一部には防球ネットがあります。

第二京浜の多摩川大橋の手前が第1折り返し。マンホールの上に目印が置かれています。

第1折り返し後は、古市場トラック場を右に見ながら通過。さらにこのガス橋の下をそのまま直進します。

ここが第2折り返し。近くに大きな木があるくらいで、目印らしきものはありません。

再び、河川敷コースから左斜め前歩に曲がり、古市場トラック場に入っていきます。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4'11" 4'11"
2km 8'32" 4'21"
3km 13'00" 4'28"
4km 17'31" 4'31"
ゴール 21'59" 4'28"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果5.02kmでした。
 コースは平坦であるが、ゴルフ場の横を走るところでは、河川敷道路の上に防球ネットが張られるなど珍しい光景も見られる。一部、舗装路が途切れるところもあるが、走る分には支障はない。
 スタートから1kmほど走ったところで第1折り返し。第二京浜の多摩川大橋の手前のマンホールにUターンの標識が載っている。昨年出場したときと同じ光景だった。

 折り返してからは、少々向かい風になったのでペースが落ち気味となる。なお、このコースは1kmごとの距離表示がないので、ペースはガーミンに頼るしかない。
 以降、ずっと単独走のまま走ることになり、そして第2折り返しをUターンする。Uターンするときにある程度離れた後方には、5km部門のランナーがいることはわかったものの、ゴールまでは抜かれないような距離だった。ところが、残り500mほどで追いつかれ、さらに古市場トラック場に入ってからはさらに離されてしまい、抜き返すこともなくゴールとなった。

周回を繰り返す選手たち。古市場トラック場にて。

ゴールする選手。一番インコースがゴール場所になっています。

 ゴールタイムは21分59秒。目標は21分30秒、最悪でも21分台というところであったが、かろうじて最低の目標はクリアした。ただし、5kmも10kmもペースがほとんど変わらず、今回も課題を残した結果となった。
 4月はこの大会で終了。来月以降は、5kmが主戦場となる。5kmの基本スピードが上がれば自ずと10kmも速くなってくることは、これまでの経験でわかっていること。気温も徐々に高くなってくるので、量を少し落として、ペースを上げる練習にシフトしていこうと思う。

スタンプ3個たまりました

この主催者が配布しているスタンプカード。今回参加で3個たまりました。口頭で7月30日の北千住の大会を申告してきました。
 今回は4月上旬に急遽エントリー。この大会は「季節の荒川ハーフマラソン」などを主催する団体の運営なので、スタンプカードを持って行くとスタンプを押してもらえる。3個スタンプがたまると、次回の大会を自由に選ぶことが出来、無料で参加できるというシステム。
 大会にたくさん参加していると、Tシャツやタオルなどがどんどんたまってしまうので、こういう形で参加料を免除してもらえるのはありがたい。

 ただし、スタンプを押してもらった場合、帰るまでにその参加希望の大会を申告しなければならないというルールがある。今回は、年代別で優勝して、こちらも次回大会の無料招待が得られたので、いきなり2大会を帰るまでに決めなければならないというのは予想外だった。

 レーススケジュールは7月末までかなり立て込んでいるので、隙間を探すようにして、結果、2大会を申告してきた。無料で招待してもらえるのはありがたいものの、急に2つの大会を選ぶとなるとすぐに決めるのはなかなか大変。
 こういうことはそうそうあるわけではないだろうけど、少し構えていた方がよかったかもしれない。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左上)、参加賞のリ・ソビーム(左下)、アクエリアス(ペットボトル)(中)、記録証(右上)と年代別優勝したので、次回無料招待券(右下)。

賞状と本日の記録証は、帰ってからネットからダウンロードしました。