第7回YOKOHAMAシーサイドマラソン 参戦記

 今回の会場の「横浜海の公園」は、横浜市内の中では、@警察などへの交通規制の依頼が不要(公園管理者への手続きはあると思います)、A公共交通機関によるアクセスが便利、B海を見ながら走ることが出来るので風光明媚などの特徴があります。私の場合、この会場にやってくるのは今回で3回目となりますが、全て主催者が異なっています。それだけ、マラソン大会の会場としては、適しているといえるのではないでしょうか。私の中では、好きな場所の一つです。
 
 さて大会の方ですが、久しぶりに10kmを超えるレースとなりました。10kmを超える距離を走るのは、平成30年11月の「佐田岬マラソン大会2018」でハーフの距離を走って以来、約4年半ぶりとなります。今回は10km+2kmという感覚なので、距離的な不安は解くにありませんでしたが、ペースが上がるかどうかの不安はありました。目標は「4分30秒/kmでとりあえず12kmを走りきること」と設定しましたが、序盤からこのペースが維持できず、目標を大幅に下回る結果となってしまいました。

 自分なりに分析してみましたが、どうも体の疲労感が抜けずシャキッとしなかったことが原因ではないかと思われます。この歳にもなってくると、練習による底上げよりも、まずは疲労を溜め込まないことの方がどうも大事のようです。今回も課題の残ったレースとなってしまいました。

●大会名 第7回YOKOHAMAシーサイドマラソン
●開催日 令和5年6月10日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
横浜海の公園発着(地図)(神奈川県横浜市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
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●天 候 くもり、24℃くらい
●参加賞 5本指ソックス、シーサイドスパ八景島入館料割引券、マッサージ割引券
●結 果 56分49秒(12km 総合 第21位、男子60歳代 第2位)
●表彰 賞状
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【6月10日(土)】
徒歩 マンション 7:50 本八幡駅 7:55
JR 本八幡 7:57 秋葉原 8:20 総武線
秋葉原 8:24 品川 8:41 京浜東北線
京浜急行 品川 8:49 金沢文庫 9:23
京急バス 金沢文庫駅 9:40 海の公園 9:52
( 9:48 )
徒歩 バス停 9:52 会場 9:57
【第7回YOKOHAMAシーサイドマラソン 12km 12:30スタート】
徒歩 会場 14:11 バス停 14:16
京急バス 海の公園 14:27 金沢文庫駅 14:33
( 14:24 ) ( 14:43 )
【日高屋・金沢文庫東口店/昼食】
京浜急行 金沢文庫 15:15 品川 15:53
JR 品川 16:04 東京 16:12 横須賀線快速
東京 16:15 市川 16:33 総武線快速
市川 16:38 本八幡 16:40 総武線
徒歩 本八幡駅 16:40 マンション 16:45
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,580円  
JR 812円 (本八幡〜品川/往復)
京浜急行 984円 (品川〜金沢文庫/往復)
京急バス 398円 (金沢文庫駅〜海の公園/往復)
合 計 6,774円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。12km 男子総合は第6位まで、60歳代は第3位まで (★は加藤が参加した部門
【42.195km−11時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
リレー 30組 TeenTeenAgers 2゚32'43"
【21.0975km−個人10時10分、リレー11:00スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子総合 466人 片瀬 祐樹 1゚14'35"
男子50歳代 79人 上野 剛 1゚25'42"
男子60歳代 31人 石井 邦典 1゚35'08"
男子70歳代 6人 岩渕 増江 2゚05'15"
男子80歳代 3人 古屋 清治 2゚15'56"
女子総合 111人 宮川 和江 1゚29'51"
女子50歳代 18人 佐藤 佳世子 1゚39'29"
女子60歳代 5人 小池 裕子 2゚10'24"
リレー 64組 ビバランチームM 1゚14'10"
【12km−12時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子総合 224人 1 神農 誠太 43'54"
2 鈴木 佑太朗 46'46"
3 杉山 時之 47'00"
4 岩本 健志 47'07"
5 小林勇太 48'58"
6 林 寛之 49'24"
21 加藤 一郎 56'49"
男子50歳代 39人 石原 浩 52'01"
★男子60歳代 26人 1 平山 秀樹 50'45"
2 加藤 一郎 56'49"
3 土屋 真二 59'13"
男子70歳代 12人 大道 武儀 1゚15'04"
男子80歳代 4人 中門 常夫 1゚15'12"
女子総合 66人 下井田 春佳 1゚04'49"
女子50歳代 14人 東條 美由紀 1゚12'37"
女子60歳代 8人 田中 京子 1゚07'42"
【3km−9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 37人 野村 奏太 11'47"
女子 19人 松浦 叶実 11'58"
男子親子ペア 51組 磯野 正樹/磯野 光希 12'43"
女子親子ペア 31組 飯田 健司/飯田 紬 13'49"
【400m−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子チャレンジラン 20人 三浦颯真 1'53"
女子チャレンジラン 9人 北本 彩栞 2'16"
総合計 − 人  

横浜海の公園
 今回の会場の「横浜海の公園」は、横浜市が管理する面積約47,000平方メートルの公園です。昭和63年に開園しています。横浜市内では、唯一の海水浴場を持つ公園で、長さ約1kmの砂浜があります。砂浜は、千葉県から運んだ砂で作られており、春先は潮干狩り、夏場は海水浴、また一年を通してビーチバレー、ウインドサーフィンなども楽しめるようです。
 公園内には、マリンレジャーの施設のほか、サッカーなどが楽しめる多目的グランド(芝生)やBBQもあり、マラソン大会が終わってからでも家族連れには一日を楽しめるような場所になっているかと思います。

今回も海の公園には、京浜急行でまずは金沢文庫までやってきます。

金沢文庫でバスに乗り換えます。

本数は少ないですが、金沢文庫駅から会場のすぐそばの海の公園バス停まで10分程度。

バス停で降りて、道路を渡るとすぐそこは海の公園です。高架になっているのは、横浜シーサイドライン。

9時40分からは、3km部門のレースが始まっています。メイン会場に行くまでにコースをいくつか横切っていきました。

メイン会場付近はすでに大勢の人で賑わっていました。横断幕はゴール地点になります。

こちらは受付場所。私の出場する12kmは10時30分からの受付開始です。

スケジュールが立て看板にも書かれていました。

この大会の主催者は運営がしっかりしています。更衣用のテントも毎回設置してもらっています。

ありがたいのが荷物預かりですね。札に自分のナンバーを書いて置くだけ。取り出すときにチェックを受けます。

こんな感じで、朝早くから会場は賑わっていました。

メイン会場からは八景島パラダイスが対岸に見えますが、今回のコースの北端から徒歩で数分のところにあるので、レース後の帰りに寄ることが可能ですね。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

疲労が抜けず苦戦
 この日のレースは12時30分スタート。メイン種目のハーフマラソンのスタートが10時10分なので、走者がなるべくかぶらないような配慮からこのスタート時間にしたのだと思うが、この時期にスタート時間が昼過ぎというのは、正直、少々辛い。

 スタート時間の少し前になっても、まだハーフマラソンを走っている選手入るし、11時ちょうどにスタートしたフルリレー、ハーフリレーの選手もそこそこいるので、12kmの部門は急遽、スタート場所の横の芝生からスタートをして、斜めにスタート地点に入る方式となった。スタート場所の幅が狭いのでやむを得ないかもしれないが、このあたりのやり方には少々課題が残ったように感じる。

 今回、先頭から10列目くらいのところからスタート。一列あたり約4人が横に並ぶというものであるが、記録証を見るとグロスタイムとネットタイムで8秒の差があった。終わってみれば、前のランナーとの差は8秒どころではないので、結果的には8秒程度はたいしたことはなかったことになる。

10時10分にスタートをするハーフマラソンの選手たち。600人近いエントリー数なので、縦長の行列になっています。

 さて、この日の目標は、1kmあたり4分30秒のペースで4周回を走りきること。1周が3kmなので、1周が13分30秒。2周で27分、4周なら54分という計算となる。あくまでも計算上のことであるが、実際走れるかどうか・・・。
 コース上には、ハーフマラソン、フルリレー、ハーフリレーの選手が混じっているので、自分の位置が旨く掴めないが、少し先を走っている人数をざっと勘定したところ15人ほどだった。今日は順位を競うつもりではなく、12kmを予定通りに走れるかどうかが目的なのでほとんど気にならない。

 横浜シーサイドラインの八景島駅を過ぎてから1km地点が現れる。4分32秒で通過。スタートのロスがあったにせよ、思った以上に時間がかかっている。1.2km付近に給水所があるが、初回はパスして先に進む。
 他の大会では、ストリートバスケットのコート横の激坂を登るコース設定であるが、この大会はストリートバスケットと多目的広場(なぎさ広場)の間を走るおとなしいコースになっている。コースは海の公園柴口駅の方に向かい下り坂。駅前に出たところで左折。しばらくは右手に横浜シーサイドラインを見ながら走るコースになる。そして、朝方、バス停から会場に向かい歩いてきたところに出くわす。ここでこのコースの距離を3kmに調整するための折り返しがある。
 そして、折り返した後に2km地点が現れるが、ここを9分07秒で通過。この1kmh4分35秒と1kmの通過タイムより悪くなっている。余裕を持って走っているつもりであるが、どうも波に乗れてこない。

MCのM高史さんも手を振っての応援です。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 周回
1km 4'32" 4'32" 13'39"
2km 9'07" 4'35"
3km 13'39" 4'32"
4km 18'24" 4'45" 14'15"
5km 23'14" 4'50"
6km 27'54" 4'40"
7km 32'40" 4'46" 14'27"
8km 37'32" 4'52"
9km 42'21" 4'49"
10km 47'11" 4'50" 14'28"
11km 52'10" 4'59"
ゴール 56'49" 4'39"
※ この日のガーミンでのトータルの距離の測定結果11.92kmでした。
 海の公園南口駅前を通過し、磯浜駐車場の手前をぐるっと廻ってスタート場所の方へ向かう。2.8kmあたりに、このコース2つめの給水所がある。水道の関係であろう、珍しくコースの右側に給水所がある。1周目としては初めてここで給水を摂る。コースの左側から右側へ、給水後は左の方へとこのあたりは蛇行することになる。

 1周回ってちょうど3km。通過タイムは13分39秒(主催者の記録では13分40秒)。最初の1周目から約10秒遅れ。残りの3周が不安になる。

 2周目になると若干の選手の出入りがあり、一人に抜かれ二人を抜いていくような感じとなる。順位は今日のポイントではないので、とにかくペースの維持と完走をきちんとすることと自分に言い聞かせるが、走り出して2周目になると暑さが気になりだし、ペースの維持が辛くなってきた。給水所の度に給水だけはきちんと摂るようにしていたので脱水の心配はなかったが、ペースも上がらず相変わらず辛さだけが残る。2周目の通過は27分54秒。この1周は14分15秒(主催者の記録は14分14秒)と、目標タイムから大幅に遅れ出す。

 3周目は14分27秒(主催者の記録は14分28秒)、4周目は14分28秒(主催者の記録は14分27秒)かかりゴール。目標の54分00秒からは大きく遅れ、56分49秒でのゴールとなった。

 MCのM高史さんからは、熱中症の心配で「夏場の大会はペースを抑えて走ってください」と呼びかけがあったが、4周回のうちの最初の方はさほど暑さを感じることもなかった。周回数が増えるに従って若干、暑さは気になることはあったものの、大きくペースを落とさなければ走れないようなものではなかった。

 自分なりに原因を考えてみると、序盤から脚の動きが悪く、抑えて走ったもののペースを上げることもなく撃沈してしまった感じである。どうも疲労の抜け具合が悪いような気がする。練習過多という意味ではなく、年齢的なものなのか、生活習慣の問題なのかはよくわからないが、このあたりの分析と対策が必要であろう。今回も大きく課題が残ったレースとなってしまった。

この先は、このコース唯一の折り返し地点のあるところです。

その唯一の折り返し批点をUターンする選手たち。

2箇所のうちの2つ目の給水所では、シャワー状にして水の噴霧をしていました。気持ちがよかったですね。

2箇所目の給水所で給水をする選手たち。

周回をする選手たち。1周3kmですから12kmで4周回、ハーフマラソンで7周回となります。

こちらはゴールする選手たち。親子ペアのようですね。

ゴール後の給水は待ち遠しいですね。

記録証も速報ベースですぐに交付されるのはありがたいですね。

本日の戦利品

この日使用したナンバーカード(左)と参加賞の五本指ソックス(中)、右の上下は八景島シーパラダイスでの各種割引券です。

左は年代別で何とか2位だったので賞状が出ました。右は記録証。