第34回白岡新春マラソン大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白岡市 白岡市は、埼玉県の中東部に位置する人口約52,000人の都市。昭和29年に篠津村・日勝村および大山村の一部が合併し、南埼玉郡白岡町となる。平成21年に人口が5万人を突破し、平成24年10月に白岡町が市制施行し白岡市となっている。 東京都心から約40kmで、ベッドタウン的な要素もある町。ただし、市内には田畑、果樹園なども多く残っており、田園風景が多く残っている。また、市内の最高地点の標高は16mで、市内全体が平坦な地形となっている。 梨の生産が盛んな土地柄で、埼玉県では有数の産地。「白岡美人」という品種の梨を特産品として位置づけしている。なお白岡市のゆるキャラは「シラオ仮面」。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 前日、白岡市内で雪が降ったようです 今回、大会前日にコースの下見とコースガイド作成のために、大会会場を訪れます。コースも一通り把握しましたが、フラットなコースという印象。ただし、風が吹くと遮るものがほとんど無いので、向かい風がある場合には苦しむことになるだろうと・・・。もちろんこの時点では積雪は一切ありませんでした。
ところが、関東地方では夕方、天候が一変します。 私の単身赴任先の市川市本八幡付近でも空が急に暗くなり、雷鳴がとどろき、急激な降水もありました。ただし、降水は短時間であがりましたが、場所によっては雪が降ったということで、翌日のこの大会の開催が気になりました。 白岡駅から会場に向かう途中の舗装路には積雪はほとんどありませんでしたが、田畑には雪が残っているのが歩いていてもわかります。舗装路も雪はないものの、日陰では凍結しているところが散見され、走る場合にも転倒しないように注意せねばと思った次第です。
会場に到着すると、昨日は見かけなかった出店のたくさん設置され、大会の盛り上がりを演出しています。 昨日の下見では、メイン会場の陸上競技場に陣取ろうと思っていましたが、芝生の上は積雪が残り簡易テントを張るには適しません。ぐるぐる回って陣取った場所は、意外にも本部テントのあるところの近くの土の上。1.5m四方の場所を確保し、ようやく簡易テントの設営をしました。 さてコースの状況は、どうなているのでしょうか。日陰の場所の凍結の有無が気になります・・・。 当初の目標は23分だったが・・・ この日エントリーをした5km種目のスタートは午前9時50分。昨年12月に痛めた左足のかかと付近を十分温めるべく、ウォーミングアップについては長めに行った。着替えをして、スタート位置に着いたのがスタート1分半ほど前。整列に際しては、タイム順の整理などされていないので、後方から前の方に並ばせてもらう。前方から5列目くらいであろうか。
9時50分の5秒前からカウントダウン(フライングをする輩がいるので、これはやめて欲しいが・・・)。ピストルの合図とともに、前方の列は一気に動き出す。最近の大会の中では珍しく、前方の選手がもたつくことなくスムースにスタートをしていく。あとで知ったのであるが、この白岡にはランニングクラブがあるようで、今大会の上位者にこの白岡RCのメンバーが多くいる。私は、アウエーでの参加であるが、前方に並ぶ人たちは顔見知りで、それなりの走力があるので、スタートも自然な流れであったのであろうか。 今大会は、コースの変化が実に多い。走るにはなかなか楽しいが、今回のように積雪のあった翌日となると、日陰での凍結がとても気になる。通常時以上に、転倒に関しては注意しなければならない。陸上競技場のトラックを200mほど走って競技場外へ出るところがコースが少し狭くなり、さらにその先で左折し、白岡市立南中学校の南側の道路へでるところは、変化が激しく転倒に巻き込まれやすいので、このあたりは足下に注意して、またインコースで逃げ場がないところを避けながら走った。 この南中学校の南側の道路を西進し突き当たったところで10kmコースは右折、5kmコースは左折しコースは南下する。このあたりで道も広くなり、選手もばらけて走りやすくなってきた。以降は、小刻みに右折左折を繰り返すコースとなる。 白岡パークラインに出てすぐに最初の給水所がある。スタートからは700mほどであろうか。これはもちろん5kmコース用ではなく10kmコース用の給水施設。白岡パークラインに出たところで、10kmコースの概ね後半部分を5kmコースは兼用となるのでここに給水所があるようだ。10kmコースでいえば5.7km付近ということだろうか。
さすがに今回は5kmでも400人近いエントリーがあるので、同じくらいのペースで走る選手の数は多い。 走り出してから500mほどで、おなじくらいのペースで走る女性の選手が少し前にいたので、この日はこの選手をペースメーカーにして走ることにした。ところが2km地点を過ぎてから少しずつであるが離され始める。どうやら私のペースが少しずつであるが落ちているのが原因の模様。とはいえ、着いていくだけの余裕はない。逆に同走していた同年代らしきランナーは、少しずつ引き離していったような格好になる。 3kmの通過は12分48秒。当初想定していたよりも速いペースになっていたが、このままゴールまで行けそうなので、このペースで押し通すことにする。 3kmを過ぎて川沿いを走る区間があるが、このあたりで単独走になってしまう。後方から若年層の選手に2人ほど抜かれるが、ゴールまでは残り1km少々と自分に言い聞かせ頑張ることにする。
相変わらずコーナーの多いコースを走りながら、白岡市総合運動公園に戻ってきた。この公園の入口が5kmコースの4km地点。つまりゴールまで残り1km。ここで左折を二度ほど繰り返すが、その際に後方の確認を合わせて行った。ざっと見た感じ、少なくとも50mくらいの間にはランナーはいない感じだった。こちらも少々へばってきているので、最後の競り合いになった場合には余力を出さねばならないので、少し備えることにする。 それにしても最後の1kmは思いのほかつらかった。 陸上競技場の入口で再度後方を確認するものの、相当程度距離が開いていたので、今回はラストスパートをすることもなくゴール。23分程度で帰ってくることを今回の設定タイムとしていたが、終わってみれば21分30秒と少々予想外のタイムであった。
今回は、タイム云々よりも、故障の再発がないように走りきるのが目的だったので、そういう意味でいえば目的は達することができたといえるのではないか。 次週は石垣島で今回の2倍の距離の10km。気候的には暖かくなるので、本州よりかは故障箇所の負担は減ると思うが、当分の間は気を使いながら走る必要があるようだ。 本日の戦利品
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