3 過去問10年分の問題を入手をしよう

ここまでで受験する意志が固まったので、次に実際の準備に移っていく。

受験に際して必要なものは、参考書と問題集である。これは、高校受験でも大学受験でも全く同じである。
高圧ガスの場合は、「参考図書 高圧ガス製造保安責任者試験 受験対策用」でも書いてあるように、
(1) 法令 → 「高圧ガス保安法規集」
(2)
学識・保安管理技術 →「甲種化学・機械講習テキスト 高圧ガス保安技術」(甲種受験の場合)
→「乙種化学・機械講習テキスト 高圧ガス保安技術」(乙種受験の場合)
が参考書として最低必要なもの。
また問題集は
(3) 「甲種化学・機械試験問題集」(甲種受験の場合)
「乙種化学・機械試験問題集」(乙種受験の場合)
が必須となる。

ここで、この問題集であるが、掲載しているのがここ4〜5年分の過去の国家試験、検定試験問題である。これは、傾向を調べればすぐわかるのであるが、案外過去5年よりも古いところからも出題されることがあるつまり過去5年分程度の情報量では少ないということである。

できたら過去10年分くらいの問題を取りそろえ準備するのが好ましい。情報は多ければ多い方がいいが、頭の中に整理して詰め込むとなると最低8〜10年分の問題を取りそろえるのがいい。
過去、社内で受験した人がいる場合はその人から、いなければ高圧ガス保安協会の図書室に頼んで有償で過去問を購入するのがベストである。