先週参加した「壬生町ゆうがおマラソン大会」の壬生町(みぶまち)が栃木県の南部に位置する町に対して、今回やってきた塩谷町は栃木県の北部に位置する人口1万人ほどの町です。
この町のウリは、名水百選にも選ばれている「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」。
ウイキペディアを見ると「環境省選定名水百選に選ばれた栃木県塩谷町と矢板市の境界付近の高原山(釈迦ケ岳)山麓標高590mの場所にある湧水である。日量65,000tにもなる豊富な湧水量を有し、水温も年間通じて11℃前後とほぼ一定している(中略)。水質は天然アルカリイオン水で、冷たく軟らかいのが特徴とされる。平成9年には全国37都道府県から集められたおいしい水の中で全国第一位の認定を受け、その後も常に上位に顔を出す常連である。」とあり、ただの名水ではなく、名水中の名水であることがわかります。参加賞の一つは、もちろんこの名水。
そして、もう一つのウリは、鈴木従道さんの出身地であるということ。
鈴木従道さんといえば、メキシコ五輪の10,000mの日本代表であったほか、ダイハツの監督時代に浅利純子(1993年シュツットガルト世界選手権マラソン金メダル)や小鴨由水(1992年バルセロナ五輪マラソン日本代表)を世界に送り出したことで有名です。この大会では、10kmの優勝者には鈴木従道杯が贈呈されることになっています。そのせいかどうかはわかりませんが、少人数の大会の割には、なかなかハイレベルの大会で、今回レースでは苦戦を強いられることになりました。
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