第39回荒川smileマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 前回は雨の中でのレースであったが、今回は一転して晴れのいい天気。12月ではあるが、午後のスタートということもあり気温もそれなりに上昇してきた。走らず立っていてもさほど寒さは感じないくらいの気温であった。
今回も5kmのスタートはわずかに10人程度。スタートをするとすぐに選手はばらけてしまう。前回と違うのは、私の前を走っている選手が一人だったのが、今回は二人になったくらいか。 スタートから500m先の折り返しでUターンをすると、風は向かい風に変わってしまった。午前中はほぼ無風であったが、午後になって風が出てきたようだ。マラソン大会では、このようなことは珍しくはなく、地表面が暖められるために上昇気流が発生するのがその原因のようだと聞く。 以前に何度か出場した中日豊橋マラソンがその典型であった。 会場の豊橋市陸上競技場に午前8時くらいに到着すると、国旗掲揚塔の旗がパタリと垂れている。「おお、今日は無風の日か。この大会では珍しい」と喜ぶのもつかの間、午前9時くらいになると旗が少しずつ揺れ出し、午前10時くらいには旗がしっかりとたなびき、日の丸がしっかり見えるようになる。午前11時のスタート時間になると、みな記録は諦めムード。持ちタイムに余裕のない選手は、完走できるかどうか心配顔。 往路は豊橋から新城に向って走るので、どちらかといえばまだ追い風か。新城体育館を折り返して、折り返すと向かい風になる。極めつけは姫街道(35kmくらい?)あたりに戻って来ると、もう笑ってしまうくらいの強風が吹きまくる。突風が吹けば、道路の端から端まで押し流されるし、走っていると右足で左足を蹴ってしまう時もあるほどの恐ろしい風が吹く。私もいろんな大会に出場したが、この大会の狂ったような風の吹き方は、私の知る限り最右翼かもしれない。残念ながら、この大会もなくなって久しい。話の種にこの強風を味わおうという変人さんには残念であるが、今は体験できなくなってしまった。 話を戻す。 最初の折り返し地点から向かい風になったとはいえ、中日豊橋マラソンと比べれば、全然大したことはない。ただ、今日は前回よりもいいタイムで走ろうと思っていたので、さほど強くはないが向かい風にはいい気持ちがしない。 2kmを過ぎたところから荒川ロックゲート前後のアップダウンに入る。このコースは河川敷なので景色の変化が乏しいが、荒川ロックゲート付近だけはこのコースの中でもアップダウンなどがあって変化があってよい。 荒川ロックゲートのアップダウンを終えると、再び荒川の河川敷を走るコースに戻る。わずかにテニスコートがあるなど多少の景色の変化はあるものの相変わらず景色の変化に乏しい。 スタートから3kmで第2折り返しとなるが、その前に前を走る2人のランナーが折り返してくる。先頭と2番目もそこそこ離れていたが、2番目のランナーと私との差はそれ以上に開いている。 第2折り返しで後方を確認するが、私と4番目のランナーとの間もそこそこ開いていることがわかった。いずれにせよ、今日は単独走。このままペースを維持して走って行くしかない。 3km付近には給水所があるものの、今回は不要と判断。距離も5kmなのでこのまま給水なしでゴールに向う。 3kmからは向かい風になっているはずなのであるが、思ったほどペースが上がる感じがしない。やはり体調がイマイチなのだろう。 再び、荒川ロックゲート前後のアップダウンをやり過ごす。ここを下ればゴールまでほぼ一直線。前後のランナーの距離が大きく離れており、ゴールのかなり前から順位は確定済みだった。 ゴールタイムは21分43秒。前回よりはタイムは向上したものの、思っていたほど伸びなかった。体調の影響が大きかったかもしれない。 この大会は、参加料も安く比較的単身赴任先からも近いので、これから何回か出場することになるだろう。次回はもう少しタイムを伸ばしたいと思った次第。
本日の戦利品
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