NO.81のニュースへ |
ひとつは10月10日(日)のNews「地下鉄・名城線 新開通区間に乗ってきました」で、レポートした名古屋市営地下鉄・名城線(名古屋大学−新瑞橋)。もうひとつが第三セクターの名古屋臨海高速鉄道・西名古屋港線(通称「あおなみ線」)です。 たまたま今日朝から出張で、海部郡飛島村へ行く用事があったので、名古屋駅からこのあおなみ線を利用して金城埠頭駅まで初乗車しました。 地下鉄の場合は、トンネル内を走っていたのであまり実感がありませんでしたが、あおなみ線は全線高架で景色としては良かったのですが、高価な建築コストのため採算に苦労すると思われます。 さあ、それではまずあおなみ線の様子を写真入りでレポートしてみます。
今回も、かずたかの時と同様に、小学校で受付後、待機していた6年生が新入学予定児を健康診断に連れて行くというシステムです。 で、どんな6年生の子が連れて行ってくれるのかなと楽しみにしていたら(親が楽しみにしてどうする?)、その子は、かずたかの行っている同じ学童保育所の6年生の「はるか」ちゃんでした(写真右)。おとなしい子だけど、まあ顔もよく知っているので(ゆかこは知らないだろうけど・・・)安心して待っていました。
現在では、気象衛星からの情報をタイムリーに得ることによって台風の位置、今後の進路がある程度読めるようになってきたので、それなりの準備をすれば、最悪の事態を十分避けることが出来るようになってきました。2,3日後の天気予報であればそれなりの精度で当たっているといっていいでしょう。 ところが今から50年前の昭和29年、1200名弱の死者を出したあの有名な「洞爺丸台風(台風15号)」は、当時の気象レベルでは、台風の位置をタイムリーに正確に知ることは困難でした。洞爺丸の出航を待っていた船長は、台風が北進中、晴れ間が出たことから「台風はすでに通過してしまったようだ」という誤った判断で船を就航させたため、まだ通過していなかった台風の暴風雨により浸水、座礁、横転し結果的には大きな災害となってしまいました。当時はこんな状況でした。 さて次は地震です。新聞記事やテレビの番組で「天気予報」はあっても「地震予報」はありませんね。 「明日の愛知県西部において震度5以上の地震の起きる確率は午前20%、午後40%でしょう。」なんていう予報なんてないですよね。 ではなぜないのでしょうか? 結論からいえば、今の科学レベルは地震を予知(予報)するだけのレベルにないということです。 例えば、「今日の午前中の降水確率は30%、午後は80%でしょう」といわれれば傘を持っていきますが、仮に「今日の震度5以上の地震の起きる確率は0.01%でしょう」という予報が可能になったとして何か対策を取られますか?取りませんよね。 それだけ、地震の予測をするということは天気予報と比べればまだ手法が確立されていないとことなのです。 地震が起きるとわかっていれば、今回の新潟中越地震もこれぼどの死者や怪我人は出さなかったでしょう。いつどこで起きるかわからない地震。それだけに日本中、どこでも大震災が起きる可能性があるということです。 阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)や昨年の十勝地震も予報など無かったですよね。地震に関しては、メカニズムがわかりつつあるものの、まだ予知、予測、予報の出来る技術開発まで依然として、ほとんど進展がないということです。 それだけに、地震が起きた時のこと、地震後のことを考えて準備するのが各家庭で出来る最善策だといえるのでしょう。 地震についていろいろ調べてみたところ、「京都大学防災研究所附属 地震予知センターのHP」に「リアルタイム地震情報」というのがあり、最近30日間の近畿地方を中心とした地震の震央の分布図がありあました。15分ごとに自動更新されるものです。これを見て、これほど毎日あらゆるところで起きているとは私も知りませんでした。名古屋大学の「自動更新地震活動」も同じ内容で自動更新されています(京都大学の方が見やすいような気はしますが・・・)。 地震予知が可能であると思われている東海地震。本当に予知が出来るのか?気になる方は「公認『地震予知』を疑う(島村英紀、柏書房)」(写真右上)を読まれることをオススメいたします。
ちょうどその時間には自宅にいて、パソコンの前で作業をしているところでしたが、若干の揺れを感じることができました。テレビのテロップを見ると新潟で大きな地震が・・・。しばらくしてまた地震。ただごとではないことがその後のニュースでわかりました。 新潟といえば、今月の2日〜4日に村上国際トライアスロンに出かけたばかりです。村上市は、新潟県でも北部に位置し山形県との県境まであと30kmくらいのところで、今回の「新潟中越地震」の影響はほとんど無いところです。 しかしながら、村上から帰ってくるときに、日曜日の夜(10月3日)宿泊した寺泊の三松亭(さんしょうてい)は、新潟県の真ん中、新潟市よりやや西に位置したところにあるので、今回の新潟中越地震でも、震度4くらいが観測されているところで、その後のことが気にかかるところです。 さらに寺泊から名古屋に戻る途中(10月4日)に立ち寄った越後出雲崎天領の里や寺泊のアメ横、良寛と夕日の丘公園なども被災が気になるところです。 今朝の朝刊を見ても、北陸自動車道が柏崎IC〜三条燕ICが不通だそうです。「わずか3週間前はスイスイと通れたのになぁー」と思うと今回の地震が信じられません。我が社からも消防庁からの要請で防災ヘリが、本日未明、新潟県へ飛び立ちました。新潟県の皆さんの一日も早い復興をお祈りいたします。
ところで昨日、我が家に一通の手紙が届きました。差出人は本多ジェロさんです。本多ジェロさんのことをご存じのない方もいらっしゃるので少しばかり経歴をご紹介いたします。
「来年の部屋を飾るカレンダーにいいねー」と思われる方は、ぜひ一部どうぞ。限定550部のレアものです。 なお、申込方法は次の通りです。カレンダーはもらうものだと思っているあなた。いいカレンダーはお金を出して買うものですぞ。(今回の宣伝は、本多ジェロさんにご承諾の上、行っているものです。)
本人、照れくさそうにしていて、父である私にはモジモジしていいませんでしたが、ゆきこが替わりに教えてくれました。のんびり屋の兄ちゃん、ゆっくり進級してちょうだい。でも、明日は妹の進級テストだぞー!(夜遅くから大好きな「人生ゲーム」をやろうといって、「何時だと思ってるの!」と母に叱られて、本人はしょげていましたが・・・。)
初戦こそカチンコチンの状態で負けてしまいましたが、2戦目からは、シーズン中の中日らしさが徐々に出てきましたね。そして今日の第5戦。中日の守りの野球が完結!てな感じでしたね。 落合監督のインタビュー泣かせくれました。 「適地の球場に、これだけのお客さん(中日ファン)が来てくれて大変感謝してます。ありがとうございます。」深々と頭を下げる落合監督にジ〜ンと来ましたよね。自分が中日の選手だったら「よっしゃー!日本一になって監督を胴上げしてやるぜー!」という気持ちになりますよね。 あさっては再び名古屋に戻ってきて一気に決めてください!頑張れドラゴンズ!頑張れ落合監督!
私が五十肩になったという話ではありません。 先日、家に帰ってきて、ゆきこと話をしていたら「最近肩が痛い」というではありませんか。
ところで「五十肩」とは何でしょう? 先月発売となった「ランニング障害解決辞典(小嵐正治著、ランナーズ社)」(写真左)にどういうわけか障害の症例に”五十肩”が載っていました。正確には「肩関節周囲炎」というそうです。 この手の本として先輩格であるものに「スポーツ障害辞典 漫画でわかるランニング(横江清司著、ランナーズブック)」(写真右)があります。すでに15年以上前に出版されていますが、私が故障したときに何度もこの本を読んで治療したバイブル的な本です。今回の「ランニング障害解決辞典」は、ランナーズ社から内容をリニューアルして著者を変えて出版したものと思われます。 何はともあれその内容を紹介しますので、五十肩かな?と思われる方はご参考にしてください。
毎年10月となれば、鉄人世界一を決める”ハワイ アイアンマン”が開催されます。正式には、「IRONMAN TRIATHLON WORLD CHAMPIONSHIPS」といいます。 オリンピックのトライアスロンが、「オリンピック・ディスタンス(Swim1.5km、Bike40km、Run10km)」による競技対して、ハワイ アイアンマンは、「アイアンマン・ディスタンス(Swim3.9km、Bike180.2km、Run42.2km)」による競技でトップの男子でも8時間程度はかかります。 今年のハワイ アイアンマンは10月16日(土)にハワイ島コナで開催されました。 男子は、ノーマン・スタドーラー(ドイツ)が8時間33分29秒で、女子はニナ・クラフト(ドイツ)9時間33分25秒で共に初優勝でした。 私も’94にハワイに出場したのを区切りに、主戦場をアイアンマンディスタンスからオリンピックディスタンスに移してきているので、アイアンマンディスタンスの業界地図には疎くなっていますので結果だけをお知らせします。(詳細はこちら→ 2004リザルト) 今年の特徴は、「プロ」と「エイジグループ」のスタート時間が15分分けられたことで、プロは午前6時44分、エイジグループは午前7時01分にスタートしたようです。 アイアンマンに参戦しなくても、アイアンマンの気分を味わいたい人には、「アイアンマン ストア」という通販がありますので、こちらでショッピングするのも楽しいのではないでしょうか。なお、アメリカのことなのですべて英語です。州税や通関での税金を取られるので、まとめ買いがお得です。
翻って日本では、中日が5シーズンぶりに優勝したものの、野球の話題でいえばどの放送局でも大リーグの試合の方が先です。国内スポーツである日本のプロ野球の取り扱いの方が低いことがわかります。 日本のプロ野球の公式戦もセリーグの3試合を残すのみで、まあ、ほとんど終わったといってよいでしょう。 最近の話題といえば、ダイエーの産業再生機構に支援要請や西武グループの会長で西武ライオンズのオーナー堤義明氏の辞任により、パリーグの強豪チームの来年の行く先がかなり不透明になっています。 そこに来季からプロ野球の新規参入を申請しているインターネット関連企業のライブドア(堀江貴文社長)と楽天(三木谷浩史社長)に対する日本プロ野球組織(NPB)の2回目のヒアリングが14日、東京都内で行われました。 この2人の社長。生い立ちが全く違うので、最終的な結末がどうなるかというところは結構見物なのですが、客観的に見れば、日本興業銀行出身(でしたよね)で財界人と人脈の深い繋がりのある楽天の三木谷社長の方が有利なような気がします。まあ、いわゆる根回しが上手な人で、従来の日本的なやり方で年配の方にはウケのいい手法で自分の堀を固める作戦に出ています。 それに対するライブドアの堀江社長。東大在学中に、ライブドアの前身の会社を起業し、大学を中退した強者。これまでになかったことを開拓していくという部分では、非常に若者ウケがいい人物であると思う反面、その手法が故に年配の方にはウケが悪いような感じがします。 日本プロ野球機構という古い体質の団体では、これらのことを考えれば当然のことながら”楽天”の方がかなり有利です。しかしながら、昨日の第2回目の公開ヒアリングの内容を聞いてがっかりしました。 といのもライブドアに対するネット上のアダルトサイトに関する質問が延々と行われたことについては閉口してしまいました。 ライブドアには掲示板でわいせつな無修正画像が見られることもあったり、アダルト用ゲームソフトを販売して毎月、約1000万円の売り上げがあることなどに対し、青少年の健全育成という観点から質問が相次いだようです。どうも球団のとして企業経営が成り立つかどうかというような部分、これからのプロ野球のあり方の考えなどについて重点的に聞くべきであると思いました。こんな議論では古い体質の相撲界と同じです。「スポーツ選手」 = 「聖人君主」ではありません。 いかにプロ野球を盛り上げていてくれる企業かどうか。ということを重点的に審査していかなければなりません。 今日のヒアリングの結果を来て個人的には”楽天”の方が好きでしたが、今日の報道を聞いて少しばかり、ライブドアの肩を持ちたくなってしまいました。
0歳から保育園に通い出し、今年”年長さん”になったゆかこにとっては、これが保育園最後の運動会です(青字は、ゆかこの参加した種目)。親としては、毎年その成長がみれるのが楽しみですが、当然のことながら親以上に張り切っていたのは、当の本人のゆかこでした。 保育園児とはいえ、”年長さん”は一番大きいわけですから、その演技は0歳児や1歳児よりもずっと迫力があります。一年を締めくくるトリの番組に「レコード大賞」や「紅白歌合戦」があるように、保育園の運動会の事実上トリになっているのが”年長さん”による「リレー」です(赤字の種目)。 「のほほん」としている兄と違って、ゆかこのこのリレーにかける意気込みは並々ならぬものでした。 というのも、ゆかこはこのリレーのアンカーを任されています。アンカー以外の子は、保育園の運動場を1周(50mくらいかな)走るのですが、アンカーだけは1周半走ります。練習の時から、対抗するもう1チームに勝ったり負けたりで、負けたときには悔しくて保育園で泣いたりしていたようです(根性あるなー)。 ところでそのリレーチームの構成ですが、年長のあお組を2分してチームを作りました。 担任の”いとう先生”の天性のカンで、ほぼ平等な脚力に分けられました。練習時の成績がほぼ五分五分であることからチームの戦力としてはほぼ互角です。素晴らしい分け方です。 さあ〜いよいよリレーの始まりです(パンパカパーンとファンファーレはありませんでしたが)。 スターして前半は、赤チームがリード。白チームも大きく遅れずについて行っています。中盤からは抜きつ抜かれつ、そしてアンカーの手前では白チームが約1.5mほどリードしています(写真左下)。 ほぼ一周しかけた直線区間で、見ていた大人たちが思わず「オー!」と歓声をあげたように、わずかなスキをついて猛ダッシュで追い越しました。ホント大人顔負けの技&スピードです。だれもこんなテクニック教えていません。天性の動きです。 残り半周で見事に逆転!リハーサルを含めて互角の勝負に決着をつけました(写真右上)。 アンカー勝負での逆転に赤チームの子供たちは大騒ぎ!保育園内も騒然となりました。 親である自分もこんなにうまく走ってくれるとは思っていなかったので、こちらも久々興奮してしまいました。アスリートの娘のデビュー戦としては、華々しい活躍で自ら幕を開けてくれました。親としては、ちょっと鼻高々の一日でした。
名城線は、大江戸線と同じ環状線なのですが、環状”運転”をしているのは日本の地下鉄ではここだけと、名古屋市交通局さんもかなり無理をして売名探しをしたようです。 まあ、一乗客としては便利であればそれに越したことはなく、早速、この新開通区間を乗車することにしました。 とはいえ、あてもなく乗るのもいやなので、今回の目的地は、この新開通区間の途中にある「瑞穂プール」にしました。プールなら家の近くの千種プールや東プールのがずっと近いのですが、地下鉄1本で行けるなら・・・ということで決まりました。 新線が開業したにもかかわらず、多額の赤字解消のため運転間隔が長くなってしまい、休日の昼間は10分間隔です。「自由ヶ丘」から乗車したときは、結構大勢の乗客で、イスにはほとんどお客さんが座っているような感じで乗車率は100%近かったと思われました。 「本山」では東山線との乗り換えで多くの人が今までは降りていたのですが、今日は座ったままの人も多く、その次の「名古屋大学」、その次の「八事日赤」でもまあまあの人が下車。その次の鶴舞線との乗り換えの「八事」では多くの人が下車していきました。 しかしながら、そのあとの「総合リハビリセンター」、自分たちが下車した「瑞穂運動場東」(写真左)での下車した乗客はわずかだったようです。 でわが家族は、瑞穂プールまで少々歩き、大いに汗を流し、帰りは桜通線「瑞穂運動場西」で乗車し新瑞橋へ。新瑞橋から再び自由ヶ丘へと帰ってきました。 「環状運転の効果はある」と、名古屋市交通局さんは言っておられましたが、少なくとも今日の乗車した感じでは私が当初イメージしていたよりも乗客が多かったような気がします。今後継続して様子を見ないと何ともいえませんが、環状効果はありそうな気がします。 私も出張で出かける際に「金山」をよく利用しますので、帰りは右回りで市役所駅(職場の最寄り駅)を経由せず、左回りで八事経由で帰ってきたいと思います。瑞穂プールもこれから利用機会が増えることでしょう。
10月2日(土)は早朝7時に家を出て、よく3日のトライアスロンの大会に参加するために中央自動車道、長野自動車道などを経由して新潟に向かっていました。北陸自動車道に出て最初のサービスエリア米山SAで軽い昼食を摂ろうというときにこのサービスエリアでちょうどBSで生中継をしていました。 すでに257安打は打っていって3回の第2打席です。「スコーン」と258本目はクリーンヒット!思わずサービスエリアにいる人たちの歓声と拍手。彼の大記録がいろんな人に喜びを与えたものだと客観的に感じました。同じ日本人としてホント光栄ですよね。 現役ばりばりの大リーガーですから今後もまだまだ活躍が続くと思いますが、彼がどういう思いで、黙々と練習に取り組んでいるのか。その心境を聞かせて欲しいですね。 似たようなタイプの選手としては室伏広治がいます。彼も、なかなか一喜一憂しません。その精神構造がどうして作られたのか2人に是非とも一度お会いして聞いてみたいですね。同じ名前の”いちろー”からのメッセージです。 さて私のトライアスロンの成績といえば、対照的にただいま絶不調です。まあ、長いことやっていればいろんな時期があるのでこのようなスランプをあまり深刻には考えませんが、その原因を単に老化とかいうことで片付けたくないので、不調の分析はこれから行っていきたいと思います。まあ、あまり気の進まない「村上・笹川流れ国際トライアスロン」の参戦記。明日アップの予定です。
8月から9月にかけてゲーム差がどんどん開いていったので、優勝も時間の問題と思っていましたが、本当にその瞬間が来ると嬉しいですね。 今年の優勝。やはり監督抜きでは語れないですね。監督は、「野球をしているのは選手だから選手を褒めてやってください」といっているけれど、言えばいうほど監督のポイントが高くなりますね。落合監督のすごさについては、9月19日のコラムでお話ししたとおりです。 監督として、選手から尊敬され、それであって兄貴的に話しやすい環境を作っていくうまさ。やはり、管理職としての能力が高いことがうなずけます。 「名選手、名監督にならず」は落合監督には当てはまらない言葉ですね。日本シリーズも期待しましょう!
トライアスロン伊良湖大会といえば、風光明媚な伊良湖岬を中心に行われているトライアスロン大会で、私も過去6回出場しています。昨今の不景気で人集めに苦労しているトライアスロン大会の中では上位にランクされる人気大会です。 なぜ人気があるかというと、ここからは個人的な主観ですが、大会の前後に未だにパーティが催されていること、ダイジェストですがテレビで放送があることなどではないかと思います(バイクコースだけは、お世辞にもいいコースとはいえない)。 伊良湖岬という半島の先端、同じ愛知県内でも名古屋からでも車でゆうに2時間以上かかるところに人を集めるのは大変なことです。観光と農業以外に目立った産業のない渥美町にとって観光資源がなくなるのは死活問題です。 この「トライアスロン伊良湖大会」は、以前から金がかかるのでなくなるという噂があったのですが、プレス記事としてはおそらく初めてその裏事情が掲載されたのではないでしょうか。 日本ではスポーツというより村おこしとしてあちこちで開催されているトライアスロン大会。存続のために積極的に参加しましょう。
その開催費用、約3,300万円。
田原市の製造品出荷額は1兆9,000億円(2003年度)。豊田、名古屋市に次ぎ、県内3位を誇る。田原市と渥美町の合併は、トヨタ自動車田原工場からの税収という大きな財源を持つ豊かな田原市が、財政難の渥美町を救う形となっている。 田原市側には、将来渥美町が破たんした場合、その時点で合併を余儀なくされても抱えきれない、との危機感がある。両市町は半島内の自治体同士。住民には「将来は一体に」という気持ちも強い。どうせ合併するなら、約150億円とされる合併特例債が使える来年3月までに筋道を、というわけだ。白井は言う。 「10年後、20年後に半島の住民が合併して良かったと感じてくれればいい」 ただし、救済の条件として田原市が突きつけたハードルは、高かった。 半島内では、旧田原町と旧赤羽根町、渥美町が以前、対等合併を目指したが、新市名と議員数で折り合いがつかず合併協議を破たんさせている。「轍(てつ)は踏みたくない」。合併を受け入れる以上、条件面で有無は言わせない。今回、白井の決意は固かった。 「話し合いは形式的になると思いますが・・・」。第1回法定協の場でも、白井はきっぱり言い放った。合併方式は編入、新市名は「田原市」、渥美町の議員数は18人から4人に減少。合併協は、田原市の示す条件を渥美町がひたすら追認する″土下座外交″の場となった。 トライアスロンは、わずかに残った渥美町の意地。18回目のトライアスロン伊良湖大会は今年も9月に盛大に開催され、約900人が参加した。 父親は声援を送る家族に格好いい姿を見せた。若者は息を切らせながら記録を狙った。選手たちの笑顔を、渥美町は何とか守りきった。次々回。20回目の記念大会には、主催者が「渥美町」から「田原市」に変わる。(敬称略)
会場は、岐阜市の金(こがね)公園というところ。JR岐阜駅若しくは名鉄新岐阜駅から徒歩でも10分以内のところ。我が家も、かつては電車で会場に向かっていましたが、ここ数年はアフターレースも楽しもうということで車で行きます。車で行ってもこの金公園には地下駐車場があるのでここに駐車すればOKです(30分150円)。 コース(右図)は金公園西側から岐阜市内を反時計回りに1周の3kmコース。県庁所在地の繁華街を走るのですからこれはなかなかすごいことです。もちろん高低差は全然ありません。 さて、問題のレースですが、ゆきこが例年になく頑張ったのですが、入賞ラインの20位には及ばず25位。主催者の岐阜信用金庫の提供する参加賞「ムーミンの貯金箱」だけに終わってしまいました。 まあ、抽選会だけ待っていてもしょうがないということで、次の予定地、大野温泉に早速向かいました。 大野温泉(写真下)は、岐阜市の北東約14kmの大野町にある比較的新しい温泉です。いままで何度と訪れましたが、ここの温泉の良さは500円で温泉プールと温泉の入浴の両方が楽しめるということです。もちろん今回も水着持参で来ましたので両方を楽しむことができました。 そして最後に寄ったのが各務原市のフットワークです(写真右)。 フットワークは、マラソン大会に行くとあちこちでブースを開いているランニング・グッズのショップです。確か、場所が各務原にあるということで、どんな店屋か一度行ってみようということでわざわざ遠回りをして寄ってきました。事前に詳細な位地を調べていなかったので、電話帳で住所を調べたり、近くで道を尋ねたりしながら店を探しました。不思議なことに近所の人も知りません。 やや疑問に思いながら、そのあたりをぐるっと回っていると見つけました。想像していたショップではありません。見かけはユニークな民家。中は完全な倉庫でした。 通販と出店が主で、店頭販売に力を入れていないという雰囲気がありありと出ていました。店屋のおばちゃんも愛想良く応対してくれました。倉庫の中の掘り出し物を探し今回は、サングラス(2800円)、サンダル(2400円)、ソックス(2足で1000円)を買って帰路につきました。私的には、とっても満足な一日でした。
小学校2年生になって、カレンダーの見方もよくわかってきている長男”かずたか”に「9月のゴールデンウィーク(?)どこかに遊びに行こう!」とせがまれてしまいました。土曜日は、兄妹で公文、昼からは妹”ゆかこ”がスイミングでお出かけはできません。日曜日は床屋に出かけ、帰りにプールに寄ってきたくらいでした。そして最終日・・・。 母は、朝から一向に出かける気なし。子どもたちもややあきらめムードの中で父ちゃんは探しましたぞ!その名も”明石公園”(兵庫県の明石じゃないよ)。碧南市の明石町にあるので明石公園です。 ここは、碧南市の外郭団体「碧南市都市施設管理協会」の運営、平たくいえば「役所の経営している公園遊園地」です。横は何度か通りますが来たのははじめてでした。 明石公園の中は、大きく2つに分かれています。一つはアスレチック関係(こちらは無料)。もう一つは有料施設です。有料施設は、今どきびっくり!すべて100円ですぞー!家族4人で1000円の回数券2枚で十分乗り物を満喫できるところでした。我が家からですと、名古屋高速(四谷〜大高)、知多半島道路(大高〜阿久比)そして衣浦大橋を渡り右折して数キロの(我が家から片道48km、所要時間約55分)ところです。安く過ごすにはいいところですぞ!
さて、今年のドラゴンズ。9/16(木)現在、2位の巨人に対して6.5ゲーム差の独走状態にもかかわらず、ナゴヤドームはなかなか満員御礼になりません。今年のドラゴンズ、勝には勝っていますが何で勝ってるの?といったような勝ち方です。その秘密は、監督である落合の野球哲学にあると思われます。 たまたま昨日、本屋さんで「コーチング 言葉と信念の魔術(写真右)」という本を見つけました。これは落合が書いた本です。初版からすでに3年経っている本ですが、落合の考えがぎっしり詰まっていました。読んでみると「うーん、なるほど!」と思わず唸ってしまうことばかりです。一言で言えば、「選手を適材適所で使うのが監督の仕事。選手は自分の技術を磨くことに徹すべし!」といったところでしょう。つまり、現有戦力を監督就任時に分析し、使い方では十分優勝できると彼は判断したわけです。 その勝ち方も巨人などと比べれば空中戦がない分だけ派手さがありません。それだけに、ホームランを期待している人からすれば物足りなさがあるのでしょう。 ここで、少し考えなければいけないのは「プロ野球」(もしくは「中日」でもいいです)に何を期待するかです。ホームランをポコスカ打つ空中戦を期待するのか、それとも地味でもプロらしきファインプレーを期待するかです。 おそらく、多くのファンは、落合野球のような基本に忠実な地味な野球よりも、パフォーマンスあふれた星野のような野球を望んでいるのでしょう。こうなれば、やはり野球はスポーツではなく興業です。 野球もサッカーもバスケットボールもルール上では、一点でも多く点数を稼いだチームが勝ちです。「1対0」でも「19対18」でも勝ちは勝ちです。「優勝」にこだわるのであれば、当然落合流の野球、つまり、いかにビジネス的に野球をするかということにつながっていくのでしょう。 プロ野球が興業に徹してか、スポーツに徹していくか。これもファン次第。アマチュアスポーツが盛んでない日本にとってはやはり野球は興業でしょうか。
●単位のウンチク(その5)から 1(kgf/cm2)=98,066.5(Pa)・・・・・・・・・・(1) ●単位のウンチク(その6)から 1(psi)=6,894.757593(Pa)・・・・・・・・・・(2) ●単位のウンチク(その8)から 1 (気圧)=760 (mmHg)・・・・・・・・・・(3) 1 (Torr)=1/760 (気圧)・・・・・・・・・・(4) 1 (bar)=105 (Pa)・・・・・・・・・・(5) これからの単位の主流がSI単位になっていくことを考慮して、まずSI単位の(Pa)を軸に、他の単位をあわせていきましょう。 (1)(2)(5)はOKですね。 (3)と(4)が、まだ(Pa)にあわせてありません。 では、(3)をあわせてみましょう。少し計算が必要です。 まず、単位のウンチク(その7)で1気圧の定義を水銀柱を使って次のようにしていましたよね。 「13,595.10kg/m3の密度をもつ0.76mの高さの液柱が、加速度9.80665m/s2の重力の下において底面に及ぼす圧力」・・・・・・・・・・(A) これを水で考えてみましょう。 水は水銀と比べると密度が約13.5分の1であるので(水銀は13,595.10kg/m3)、トリチェリの真空の実験と同じようなことを水ですると、試験管内部の質量を同じにしなければいけないため、液柱は約13.5倍の高さになってしまいます。 大気圧での水の柱つまり「水柱」はいくらになるでしょう。
以上から水柱 χ(m)は次のように導き出されます。 χ=0.76×13,595.1/1,000 =10.332276(m)・・・・・・・・・・(B) 水ですと10mもの高さの柱ができることになるわけです。 仮に、この試験管の底面積を1(m2)とすると、この試験管内部の体積V(m3)は V=10.332276(m)×1(m2) =10.332276(m3)・・・・・・・・・・(C) さらに密度をかけて試験管内部の質量M(kg)を求めると M=10.332276(m3)×1,000(kg/m3) =10,332.276(kg)・・・・・・・・・・(D) となります。 ここで「単位のウンチク(その5)」で1(kgf)を次のように定義しています。 「1kgの質量の物体に働くとき、加速度の大きさが9.80665m/s2の加速度を与える力の大きさ」・・・・・・・・・・(E) とすれば、水柱の底面1(m2)にはどれだけの荷重P1(kgf)がかかっているかというと P1=10,332.276(kgf)・・・・・・・・・・(F) となるわけです。また1(N)とは同様に 「1(kg)の物体に、1メートル毎秒毎秒(m/s2)の加速度を与える力 」・・・・・・・・・・(G) と定義しているわけですから、水柱の底面1(m2)にかかる力P2を単位ニュートン(N)で表すと P2=10,332.276×9.80665 =101,325.01(N)・・・・・・・・・(H) 最後に圧力P3ををパスカル(Pa)で表すと(Pa)=(N/m2)より P3=101,325.01(N)/1(m2) =101,325.01(Pa) =1013.2501(hPa)・・・・・・・・・・(I) となり、大気圧(1気圧)をSI単位で表すと、天気予報でよく使われている1,013(hPa)となるわけです。 最後にようやくたどり着きました換算表です。赤字は、今回の単位のウンチクの中で定義若しくは導き出した関係です。関数電卓が手元に戻り次第残りの穴を埋めたいと思います。
気圧を表す”atm”とは、英語の”atomosphere(「大気」とか「雰囲気」の意)”の頭3文字をとったものです。計量法の旧定義では「13,595.10kg/m3の密度をもつ0.76mの高さの液柱が、加速度9.80665m/s2の重力の下において底面に及ぼす圧力」とされています(面白くない話ですが我慢して聞きましょう)。この、”13,595.10kg/m3の密度をもつ0.76mの高さの液柱”とはまさしく水銀柱のことです。 ここに出てくる水銀柱に話をするときには、避けて通れないのが「トリチェリの真空」(左図)です。 高校の物理の教科書でも出てきたトリチェリ(1608〜1647)は、イタリアの物理学者です。 トリチェリは、一端を閉じたガラス管に水銀を満たして水銀だまりにの中に倒立させる実験を行いました。このとき、このガラス管の上部にできた真空の空間、これが「トリチェリの真空」です。トリチェリは、「ガラス管の中の水銀が下に落ちないように支えているのは大気圧がかかっているからである」と説明しました(私はその現場を見ていないので、正確にいえば”説明した”そうです)。 もう少し解説すると、水銀の入っている入れ物の表面を大気圧で押しているから、試験管のような入れ物から水銀がたれてこないのです。つまり、大気圧と水銀柱の液面上での圧力が釣り合っているということです。 さらにわかりやすくいえば、この試験管内部の圧力は、上の図の右側の通りです。 試験管の上部は真空になっているので圧力は0気圧です(0パスカルでも0mmHgでもいいでしょう)。で、だんだん水銀自体の重さがかかってきますので液面内部でも圧力が加わっていきます。で、水銀の液面では大気圧がかかっているので同圧になるというわけです。液面から下は、さらに水銀の自重が加わるのでさらに圧力は高くなります。 で、さらにこれをホント?としたのがあのパスカルです。 パスカルは、「これがホントなら、山の頂上に行けば麓に比べて水銀柱の高さが低くなるはずだ」と義弟のペリエに頼んだといわれています。そのペリエは、この水銀のセットを持って山に登っていったのでしょう。そしてやはり予想通り、山の頂上では麓に比べて水銀の高さが低くなっていたようです。 こうして大気圧の存在が確認され、この水銀柱0.76mの高さの時の大気圧が1気圧(=atm)となったわけです。 水銀柱は、0.76mつまり760mmで1気圧なので、微少な圧力変化を計るのに都合がいいです。現在でも血圧の測定などでは、まだこの水銀柱を用いた単位「mmHg」を用いています。「Hg」は、もちろん水銀の原子記号のことです。水銀柱を用いた単位「mmHg」と気圧の関係は 1 気圧=760 mmHg となります。 また、「Torr」はトリチェリ(Torricelli)にちなんだ記号です。Torrは微少圧を表すのに用ります。 1 Torr=1/760 気圧 という定義になっています。 人名を単位に用いた記号の頭文字は、大文字で表すというのは、単位のウンチク(その2)で説明したとおりです。 「bar」はもともと、「1 m2につき100,000Nの力が作用する圧力」と定義されています。 「Pa」が「1 m2につき1 Nの力が作用する圧力」なので 1 bar=105 Pa の関係になります。barはSI単位ではないので、大気圧の単位に従来はmb(ミリバール)が使われていましたが、1992年12月1日から気象ではhPa(ヘクトパスカル)に単位が移行してきました。 連載してきた単位のウンチクも、次回で最終回。お待ちかねの単位の換算です。 |
NO.60のニュースへ |