第32回能楽の里池田マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース紹介(コースガイド)→こちらを参照して下さい。 通算100勝を達成! 早朝、会場に着いた頃には霧が出ていた。山あいの町・池田町らしいが、スタートをする少し前には霧も晴れ上がり、暑くもなく寒くもないコンディションになっていた。
9時40分。最前列から3列目からスタートする。 今年も集団の後方で構えて走る。スタート直後の集団は10人ほどであったが、1kmほど走ると先頭集団が7人になる。この中に、私と同じ年代(45歳以上男子)の選手は見渡す限りいない。私以外は「44歳以下男子」の選手だ。 最初の1kmの通過が3分36秒。今日は速いと感じなかったのでこのままのペースで走る。しかしながら、2kmほどでややきつくなってきたので、この集団から少し離れてペースを守ることにした。 4kmあたりで前方から一人遅れてきた選手をパスする。これで総合で6位にアップ。5kmの通過は18分27秒。予定よりも少々早いが、今日はこのペースで行くことにする。
またこの先は、今年から(昨年も?)コースが変更になったところ。7km地点を超えたところで左折し、田んぼの中の細い道路をくねくねと走るように変更された。往路はこの田んぼ道をくねくねしながら上り、復路はくねくねしながら下る。コースがクランク状に曲がるところもあるので、フラフラしているとコースアウトして田んぼに落ちてしまいかねない。 さてレースの方であるが、前方を見ると5人の集団がややばらけだし、2+2+1で走っている。上りが続くので走力の差が出だしたのであろう。 さて、自分の方はというと直角コーナーを曲がるときに後方の選手を確認するものの、後続の選手とは相当距離が離れている。さらに同じ年代を表すオレンジ色のナンバーカードの選手は、パッと見た限り視界に入らない。少し安心する。 しかし今日はここからが大変だった。 2年前にもここを走っているが、このコースの特徴は緩やかながら折り返し地点に近づけば近づくほど勾配が急になっていく。前半に余裕をもって走らないと後半がきつくなるのは自明である。 とわかってはいたが、今日は迂闊にも前半やや速めのペースで入ってしまったために、折り返しを待たずに脚が厳しくなってきた。前の選手は見えず、かといって後ろからの足音も聞こえない。完全に単独走だ。
こんにゃく道場を過ぎると折り返し地点があった。以前の折り返し地点に比べると200〜300mほど手前になった。田んぼの道ですこし距離を稼いだためだ。今日のように、ペース配分を誤った日にはありがたい(といっても距離が決して短くなっているわけではないが・・・)。 下りに入って、折り返し地点に向かってくる選手たちとすれ違う。 44歳以下の選手数人とすれ違い、その後に同年代の選手とようやくすれ違う。1分以上の差はあるようだ。 下りに入ったので、ピッチを回復し前方を走る総合5位の選手を目標に走る。微妙に差が縮まっていく感じはするものの、向こうも大きく崩れる感じもなくなかなかその差は縮まっていかない。 残り5kmからは下りの勾配も緩くなり、先ほどまでの軽快な足どりが重くなる。とはいえ残り5km。目標タイムに届くかどうかが微妙になってきた。明らかに一昨年の方がいい感じで走れている。前半が速かったのか?それとも2週連続のハーフマラソンで先週の疲れが取れていないのか?
残り4km付近で後続のランナーに一人抜かれる。非常に軽快な足どりだ。折り返し地点でも後続とはかなり離れていたがそこの選手の一人?まるでスタート時間を間違えて出走した力のある選手のように抜いていった選手はガンガン走っていく。これで私は総合7位に後退。 残り2kmくらいから前方に、ペースを明らかに落とした選手が一人いた。「ゴールまでこの選手を目標に走ろう」と思い頑張る。しかしながら、彼も苦しいだろうが、こちらも余力がない。微妙に差が縮まっていくが、ゴール前の最後の曲がり角まで追いつかなかった。そしてそのままゴール。 1時間19分43秒。目標の1時間18分台には残念ながら到達しなかった。2週連続のハーフマラソンということを考えればこのタイムでもまずまずかもしれない。 それよりも通算100勝に王手がかかっていたが、この大会で達成!一つの区切りが出来たのは良かったと思う。
「池田あきない市」と「渓流温泉 冠荘」 一昨年同様、大会会場のすぐそばで「池田あきない市」に行く。毎年、このマラソン大会と同日にこのマーケットが開催しているようだ。マラソン帰りの客も取り込もうという狙いかもしれない。 マーケットの規模としては小さいものであるが、一昨年と同様にイワナの炭火焼きは食欲をそそるものがあった。主食たるものを食べようと思ったところ、そば打ちを目の前で行っているそば屋のそばが食べたくなったので400万円を払いおろしそばをもらう。池田町の町内でもそば畑が目立つが、ここで打っているそばは、町内のそば粉を使っているのであろうか。
池田あきない市を少し冷やかしてから、町内唯一の温泉「渓流温泉 冠荘」で汗を流す。 今年も入浴料500円を払って利用させてもらったが、ツルツルしたナトリウム泉が気持ちいい。 また、天然温泉ではないものの、ここの露天風呂がいい。 一昨年同様、天気も良かったということもあるが、露天風呂から眺める景色がいい。湯温も熱くなく長めにはいることが出来る。露天風呂の横には小さな川が流れる。いいところに温泉を作ったなあと感じた次第である。
番外編 一昨年の出場時に続き、今年も写真入り完走証が10月21日(金)に届きました。ハーフマラソンの参加者だけの特典(往復コースで、スタートから6km地点での撮影のため)ですが、味わいがあっていいですね。大会事務局様、ありがとうございました。 本日の戦利品
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