第18回横濱イヴニングラン・10Kレース 参戦記

 3回目のイヴニングランです。
 水曜日までお盆休みで8日ほど名古屋に帰省していました。この間は、30km走×2日、20km走×2日と久しぶりにまとまった練習が出来ました。その分、脚に残る疲労もそれなりのものがあります。そして、一ヶ月ぶりのレースが先月に引き続き横濱イヴニングランです。この大会は練習会の延長のような感じですので、無調整で気軽に参加出来ます。

 今回は、なぜかエントリー漏れがあって、事前にこの大会の常連さんの横浜市のKさんからメールが来ました。「加藤さんの名前がエントリーリストから漏れてますよ」と。多分、7月〜9月までの3回分の参加料をまとめて払ったので、主催者の方で忘れてしまったのでしょう。すぐに主催者へ連絡すると、リストに名前を加えたものが送られてきました。まあ、練習会みたいな大会ですので、こんな事くらいは愛嬌ですね。わざわざ連絡していただいた横浜市のKさんありがとうございました。

 さて、レースの方ですが、こちらも常連の横浜市のTさんが「今日はライバルが来ていますよ」と。4月から単身赴任で千葉県市原市に住んでいるので、まだまだ関東地方の大会はアウェーといったところ。「ライバルですよ」と言われてもピンと来ません。それよりもこの蒸し暑さで走る気にならないのを何とかしなければいけません。まあ、自分のことで精一杯というのが正しいかもしれません。

 3回目のこの大会ですが、序盤の入りが1回目、2回目と比べてまたさらに遅くなりました。スピード練習もしていないこともありますが、何といってもこの蒸し暑さが大敵。今日は一周ごとのラップは取るものの時計を見ずに走りました。この日はとにかく景色の移りかわりがゆっくりです。それでもなぜかスタートから7周目までは先頭を走っていました。
 「こんなペースで優勝?」と思っていたところ、残り300mくらいで後ろから、そのライバルさんが台風のごときペースで抜き去っていきます。一瞬の出来事で全く対応出来ず、そのままレースは終わってしまいました。死んでいたふりをしていたんでしょうね。今日のところは白旗です。もうちょっとキチンと練習してきたときは、お相手の方よろしくお願いいたします。

●大会名 第18回横濱イヴニングラン・10Kレース
●開催日 平成28年8月20日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
根岸森林公園内発着(地図)(神奈川県横浜市中区) 

大会要項 

プログラム
(プログラムはありませんが、事前に参加者名簿がメールで送られてきます)

コースマップ
コースガイドはこちら
(第15回大会と同じです。)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れのちくもり、28℃くらい
●参加賞 Tシャツ
●結 果 43分20秒(10km 総合 第2位、50歳以上男子 第2位)
●表彰 メダル
●過去の戦績
第17回 H28.7.23 10km 40分46秒 男子50歳以上 第1位 (54歳)
第15回   H28.5.21   10km    40分15秒    男子50歳以上 第1位   (54歳)
●交通手段等
【8月20日(土)】
徒歩 マンション 13:09 本八幡駅 13:45 (途中の昼食時間を含む。)
地下鉄 本八幡 13:46 岩本町 14:13 都営新宿線
徒歩 岩本町駅 14:13 秋葉原駅 14:23
JR 秋葉原 14:24 根岸 15:15 京浜東北線
徒歩 根岸駅 15:15 会場 15:36
【第18回横濱イヴニングラン・10Kレース 10km 17:00スタート】
徒歩 会場 18:40 根岸駅 19:00
JR 根岸 19:05 大船 19:24 京浜東北線
JR 大船 19:33 小田原 20:15 東海道本線
徒歩 小田原駅 20:15 ホテル 20:20
【ホテルクニミ小田原/泊】
【8月21日(日)】
徒歩 ホテル 7:15 小田原駅 7:20
箱根登山鉄道 小田原 7:27 箱根湯本 7:42
箱根登山バス 箱根湯本駅 8:00 箱根町 8:45
【箱根駅伝6区 芦ノ湖→小田原】
小田急電鉄 小田原 12:44 新宿 14:17 小田原線
地下鉄 新宿 14:29 船堀 14:58 都営新宿線
地下鉄 船堀 15:02 本八幡 15:09 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 15:09 マンション 15:19
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,500円  
地下鉄 216円 (新宿〜本八幡のみ。本八幡〜岩本町、小川町〜本八幡は定期券)
JR 637円 (秋葉原〜根岸)
972円 (根岸〜小田原)
箱根登山鉄道 310円 (小田原〜箱根湯本)
箱根登山バス 960円 (箱根湯本駅〜箱根町)
小田急電鉄 874円 (小田原〜新宿)
宿泊費 5,400円 (ホテルクニミ小田原)
宿泊補助 −5,000円 (職場福利厚生)
合 計 6,869円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 50歳以上男子は3位まで (★は加藤が参加した部門
【10km−17時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所または所属 記録
一般男子 6人 田村 彰啓 中野区沼袋 43’51”
★50歳以上男子 11人 平澤 哲   43’06”
加藤 一郎 名古屋市役所走友会 43’20”
高城 正 港南区 45’52”
女子 3人 宮川 典子 RUN☆TM 51’51”
総合計 20人  

徒歩ルートガイド(JR根岸駅〜根岸森林公園) → こちらを参照してください。

コース紹介(コースガイド) →
 第15回大会と同じです。こちらを参照してください。

3回目のイヴニングラン
 今週の水曜日、深夜遅くに名古屋の自宅から単身赴任先の千葉県市川市に戻ってきた。お盆休みは8日間。この長期休暇を利用してすることといえば、今の自分には走り込みしかないだろう。
 単身赴任先の平日は、ほぼ一部練習。1時間程度のジョグがメイン練習なので、どうしても脚づくりが出来ない。週末に走り込みをすれば良いのであるが、今年は単身赴任元年。とりあえず、あまり行ったことのない関東地方の大会巡りに精を出す。こんなことばかりしているとその影響はすぐにレースに現れる。走り込み不足のため脚が出来ておらず、中盤から終盤失速することが多くなる。自業自得と言えばそれまでであるが、大事なレースの前はキチンと練習を積んでいく。涼しくなったら本格的な練習モードに入って行くことにしようと考えている。

 それはさておいて、この日は朝から雨が降ったり止んだりで、気温はさほど高くはなかったものの、蒸し暑く私の一番苦手な気候コンディションとなった。この日の参加者も7月と比べると減って全部で20人。いくらイヴニングランのスタートが夕方の5時とはいえ、関東地方の平地でこの暑さを回避するのは困難だ。暑くてあまり走る気がないこの日のレースはとても辛かった。

横濱イヴニングランの参加も3回目。JR根岸駅で降りるのもこれで3回目。徐々に馴染みの駅になってきました、

JR根岸駅から根岸森林公園までの徒歩での最短ルートも目をつぶっても歩けるくらいに覚えました。このあたりは日差しも少なく涼しいですね。

根岸森林公園に到着。午後3時半過ぎなのでまだまだ暑かったですね。

いつもと受付の雰囲気が少々違います。責任者の牧元さんがまだ到着してない様子。4時半頃から受付が始まりましたが、無事に5時スタートには間に合いました。

 3回目となるこの大会、今回は前回と違いやや早めに根岸森林公園に到着。ところが、責任者である牧元さんの到着が遅れ、受付が滞っていた。練習会のような大会なので、目くじら立てずにこのあたりのことは愛嬌と考えた方がいいだろう。
 1周約1.3kmのコースを2周ほど走って受付場所に戻ってくるが相変わらず牧元さんが現れない。
 受付場所の付近には「加藤さんの名前、エントリー漏れですよ」とメールで連絡していただいた横浜市のK藤さんがいたのでお礼をしておく。わざわざ連絡していただけるとは、何とも律儀な人だと思う。
 しばらくK藤さんと話し込んでいたところ、ようやく牧元さんが現れ受付が始まった。受付といってもナンバーカードとTシャツを受け取るだけ。選手としては、ナンバーカードをユニフォームに取り付けるだけのことだ。

 ここ2回ほど同じカテゴリーで走っている横浜市のT城さんからは「今日はライバルが来ていますよ」との情報。私にとっては、まだまだ関東地方はアウェー。どこにどんな選手がいるのか、1〜2年くらいかけて覚えていかなければならないだろう。「ライバルですよ」と言われてもピンとこない。毎度のことであるが自分の走りを心がけるだけしかない。それ以外に「ホームページ見てますよ」と声かけしていただいた方、ありがとうございました。

一面見渡す限り「緑」が目に入ってくる根岸森林公園。人口300万人を超える都市に、この巨大な公園が存在するというのは貴重な財産と思います。

この日は8月ということで嫌われているのか、午前中から雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気のせいかわかりませんが、公園内にはほとんど来園者がいなかった。

公園内のコースのうち、日陰の部分は2分の1〜3分の1くらい。この時期には、日陰が少なく練習に適しているとは少々言いがたいコースであります。

午前中に降った雨が乾ききっていない感じ。8月のこの時期ですと、こういう時は蒸し暑くなります。

この右に見える木の前がスタート場所。

この付近は比較的木が繁って涼しいところです。

午後4時30分頃受付が始まり出しました。いつもよりも少しばかり慌ただしい感じです。

蒸し暑かった3回目のイヴニングラン
 過去2回よりも少し遅れて、牧元さんが選手を集めてスタート位置に向かう。毎回親切に給水の事やら周回数のことなど教えていただけるのはありがたいが、常連さんも多いので、特段変更が無ければ常連さんだけはこの説明会は免除してもいいような気がする。

 午後5時少し前にこの日はスタートした。時間通りにスタートするものだと思い込んでた私。スタート前にウインドスプリントをして、スタート地点に戻ってくる途中で、遠くの方で前述のK藤さんが「もうすぐスタートですよ〜!」と私の方に向かって声をかけてくれる。予告もなくスタート時間が変わったため、スタートに間に合わなかったことが一度ある。スタート時間に合わせて調整するので、スタート時間はきちっと守って欲しいところ。とはいえ、こういうことはたまにあるので注意しなければならない。今日はK藤さんにスタート前も助けられた。本当にありがたい人だと思う。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1周目 5’10” 5’10”
2周目 10’33” 5’23”
3周目 16’12” 5’39”
4周目 22’05” 5’53”
 5周目 27’55” 5’50”
 6周目 33’45” 5’50”
 7周目 押し忘れ
ゴール 43’20” 9’35”
 今日は蒸し暑さに気力も湧かず、スタート直後からスローペース。T城さんのいうライバルさんも様子見のせいか私よりも前に出ない。この日は1周目だけタイムを見たが5分10秒。第15回大会が4分59秒、第17回大会が5分02秒で入っているので、それよりかさらに遅い入り。気温はさほどでもないが、この蒸し暑さだけは何ともならない。レースでは久しぶりに走っていてこの蒸し暑さにうんざりするような気になった。

 3周目で給水をしようと、あらかじめ預けてあるマイボトルを取ろうとしたところ手が滑ってボトルを取り損ねる。戻って給水をするかどうか迷っていたところ、後方から誰かやってくるのが見えたのでこの周は給水を諦め次の周回で取ることにする。さすがにこの1周は給水無しで走るのは少々きつかった。
 その影響で急激にペースダウンをしたとは思わないが、体の内側から発する熱を抑えるのが辛くなり、ペースダウンを余儀なくされた。

 4周目では給水をしくじらないようにややペースを落としてボトルをキャッチ。口に一口二口と含む。急激な給水のせいではないだろうけど、この一周はなぜか苦しかった。このあたりから日が陰り、若干涼しくなってきたような感じがした。

 5周目、6周目と同様に給水もしたが、その他にボトルの中のスポーツドリンクを体にかけて暑さを凌ぐ。練習中だったら、スポーツドリンクを体にかけるなど、あとで体がベタベタするようなことはしないがレース中ならやむを得ない。今日は飲料用のドリンクと体の冷却用の水と二つ用意すべきだったと少々後悔する。

 ペースが上がらないまま、スタート地点の7周回を終える。残りは900mほど。前回より大幅にペースが遅いにもかかわらず、ここまで先頭を走り続けていた。背後に誰かが付いている雰囲気は感じない。「今日はこのペースで優勝?」と思った瞬間、台風のように横を過ぎ去る選手がいた。本当に一瞬の出来事であった。追いかける気力も失わせるほどの、強烈な抜き方だった。それも残り250mほどのところだろうか。
 終盤に抜かれる場合は概ねラストスパート。たいていは徐々に足音が近づいてきて、その気配を感じる。多少は、こちらも死んだふりをしながら、刺し返したりすることもあるが、この日はそんなことを微塵も感じることがないほどの凄いものだった。もちろん抜いていった主は、T城さんの教えてくれたライバルさんだった。野球で言えば、打たれた瞬間に「ああ、場外ホームラン」と、ピッチャーが打球を視線で追うこともなく、マウンドにしゃがみ込むようなそういう心境と言ってもいいかもしれない。完敗といってもいいだろう。
 いずれどこかで再び競うことになりそうなので、その時はよろしくお願いいたします。
ゴールに向かう選手たち。夕方とはいえ蒸し暑く、スピードを出して走るのは大変な日でした。 

最後は周回コースを外れ、緩やかに登っていきます。

ここがゴールです。みなさんお疲れ様でした。

競技終了後は恒例の表彰式 兼 閉会式。少人数の大会なのでほとんどの方が帰らずに残っています。

女子の優勝者の方のスピーチ。各部で優勝するとスピーチを依頼されます。

こちらは敢闘賞の女性。私と同じく千葉県市川市から来られた方でした。

18時40分頃でしょうか。夏至から2ヶ月が経過し、日が短くなってきました。帰る頃には照明に灯がともりました。

本日の戦利品

今回は最後に刺され、第2位

参加賞のTシャツと今回使用したナンバーカード。Tシャツのデザインも色も前回とは全く違ったもの。この大会のオリジナリティーというか手作りの良さを感じるところですね。今回はグレーのTシャツ。